標高461メートルの宝篋山・山頂の宝篋印塔の廻りはツルボの
花に覆われていた。
ツルボの花
「ネイチャーガイド筑波山の自然図鑑」前田信二著・メイツ出版の
ツルボの説明には、この宝篋山山頂のツルボが取り上げられている。
ユリ科ツルボ属、ツルボ属の仲間はない。1属1種
別名「参内傘」は、公家が宮中に参内するときに
従者が柄の長い傘をさしかける。これを参内傘と言う。
参内傘をつぼめた形とツルボの細長い花穂が似ているところから
別名に参内傘とつけられた。
「野草の名前」の高橋勝雄さんは、別名の一つ「スルボ」から
スルボとは食用になる鱗茎全般をさす言葉で、ツルボ専用では
ないが、鱗茎の薄皮をむくと、つるりとした坊主頭のようになる。
そこで複数名称の「スルボ」から単独名称の「ツルボウズ」に
なり、略して「ツルボ」になったと解説している。
うーん、なんとなくこじつけのような(笑)
ツルボとツユクサの花。
ワレモコウ群落
草むらのツリガネニンジン
朝日に当たるツルボ
宝篋山の記念写真の定番はここ、背景は筑波山
残念ながら日光連山などの山はかすんで見えず。
花の少ない時期なので仲良く共存
ミヤマウズラの仲良し、この花を撮影していたら、ご婦人が一人
登って来たので、場所を譲ると山頂直下のアキノギンリョウソウが
咲いている場所を教えて下さった。
だが私は下山途中だったので、再び登り返す気力が無かった。
せっかく教えて下ったのにごめんなさい。
蔓リンドウとミヤマウズラ、小田城コースにて撮影
お化けーとやっているようなミヤマウズラ、よせよ
いくら夏でも怪談は嫌いだよ。
ゲンノショウコと蝶
久しぶりにおみざらしの様子を見に行ってきた。
おみざらしに行く分岐、ここから右の沢に下る
おみざらしの様子
最初に登った頃は、覆い屋根のある小さな池が有ったが、現在は
水の湧く泥地のようになっている。
おみざらしの由来は不明で、ご存じの方はお教え下さい。
私は最初、信仰の山なので、御身晒しで身を清める禊(みそ)ぎの場所
かと思っていた。
お知らせ
不動峠が道路損壊で通行止めの案内が出てました。
平沢から不動峠に行こうとしたら、上記の案内が出ていてダメでした。