コマクサ、
コマクサ
ミヤマハンショウヅル
スズラン
梅雨のさなか突然湯ノ丸に出かける事になったのは、前夜に「明日出かけても
良いよ」と言われたので、この時期に行きたい所で天気の良さそうな場所を
調べて決定した。
が常磐、外環、関越と高速を乗り継いで走っても、湯ノ丸は遠い、ましてや
私の車は軽である。
3時間余りかけてようやく湯ノ丸峠にたどり着いた。
21日の湯ノ丸は、レンゲツツジのツツジ祭りが有る場所なので、20日の
今日も、ツツジを見に来たのであろう車が、すでに一杯であった。
それを尻目に見て、私は「湯ノ丸自然学習センター」の前を右折して池ノ平湿原の
駐車場を目指した。(初めて来る人は、この学習センターの電話番号を入れてナビ
させるとわかりやすい)
この湯ノ丸高峯林道は、池ノ平湿原から高峯温泉まで続いている林道なのだが
時間と時期によってマイカー規制が有るので、東御市のHPなどで調べると良い
池ノ平の駐車場についたら、以外と車は少なくて、楽に止めることが出来た
入口の係員に500円の協力金を払って駐車する。
池ノ平湿原は、尾瀬ヶ原や戦場ヶ原が標高1400メートルなのに対して
2000メートルの高地に有るので、雨具の準備は必携である。
どうもすぐそばまで車で来ると、人はそこが2千メートルの山である事を忘れて
しまう。
歩いて2千メートルの山に登るとなると、それなりの装備をするものだが。
駐車場のすぐ上に、自然保護指導員詰所の小屋が建っている。
駐車場から階段を上ると、その小屋の脇にハクサンイチゲとハクサン千鳥が
咲いているのだが、ロープが張ってあるので近づくことが出来ない。
今日はコマクサとスズランが目的だったので、小屋の前から右の見晴岳を目指して
登り、見晴コマクサ園と三方ヶ峰コマクサ園の二つのコマクサ自生地を回る。
この登山口で思わぬ発見があった。
縁取りのあるツマトリソウが咲いていたのである。
それもシロバナヘビイチゴの花を撮ろうと思ってしゃがんだら、何か赤い花がある
周りを調べたら、点々とさいているではないか。
後はもう夢中である。草姿を調べもせず次から次へと写真を撮った。
後で、いつもの花友にメールで写真を送ったら、褄というには広すぎないと返事が来た
確かに縁取りというよりも、花の中心まで色がついている赤花風である。
確かにツマトリソウだよなと疑問もわいてくるが今となっては確かめようもない。
わずかに登ると、早速スズランの朝露に濡れた花が出てきた。
岩鏡も無数に咲いていたが、すでにピークが過ぎて散っているのも有った。
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グレートトラバース第二弾は2百名山一筆書き
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