花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

満開のシロヤシオと石楠花を求めて那須の山その2

2016年05月31日 21時38分09秒 | スポーツ・トレッキング

今回、私たちが歩いた中の大倉尾根コースの軌跡図、2万5千分の一の地図を
50パーセントに縮小して、全体が判るようにした。
(注意、地名などの標高は、ソフトが自動で読み取っているので、正確ではない)


北湯・清水平分岐の、中の大倉尾根登山口からしばらくは 樹林帯の
登山道が続く(マウントジーンズのパンフでは、この分岐をスキー場
分岐と書いてある。)


ツマトリソウの姉妹、足下にはツマトリソウやマイズルソウが沢山
咲いていた。


ピークを過ぎたツクバネソウも残っていた。


時折 鮮やかな紫色のムラサキヤシオが登山道に彩りを添える
花友はこの花の写真に夢中だった。


ピーク過ぎのツクバネソウ群落


イワカガミも目立つようになると、樹林帯を抜けて笹原の続く
登山道になり、一気に日差しが強くなる。
タケシマランは花が終わり、小さな実をつけ始めていた。


花友のKさんが「あった」というので覗くと、花のフチにうっすらと
ピンクの色がついているツマトリソウの花があった。
まさしく正真正銘の褄取り草である。
私は昨年湯ノ丸高原の池ノ平で、花の中まで赤いツマトリソウを
何株も見つけて、驚喜した事を思い出した。
(昨年の6月20日のブログ
赤い縁取りのあるツマトリソウついに発見」をご覧下さい )


ムラサキヤシオの向こうに朝日岳


ツマトリソウ群落


今度はツマトリソウの3姉妹


イワカガミの群落


コンパクトデジカメで近接撮影したイワカガミ


笹原の向こうに那須連山が見え始めると、花と絶景の登山道に
変わってくる。
しかし、私は昨日の草刈りの時、摂りすぎた水分で体調が不良に
なっていて、足がやたらと重く、汗が全身から噴き出していた。

那須に来る途中の車の中で、年寄りがいるんだから、ペースを考えて
歩いてくれよなーと念を押していたので、私が遅れると時々立ち止まって
待っていてくれたが、我ながら情けない事おびただしい。

続く










満開のシロヤシオと石楠花を求めて那須の山その1

2016年05月30日 19時16分15秒 | スポーツ・トレッキング

シロヤシオと茶臼岳、マウントジーンズのゴンドラ山頂駅のある中の大倉尾根
の茶臼展望台付近で撮影、29日午前


同じくシロヤシオと朝日岳(奥の山)と手前は鬼面山


前景に紅更紗ドウダン(左)とシロヤシオを入れて
茶臼岳、鬼面山、朝日岳を見る


ボリュウム感のあるシロヤシオを入れて茶臼岳


3日ほど前に満開を迎えて、かろうじて間に合った那須のシロヤシオ
今年は当たり年と見えて、花数が多い。

29日朝、花友とゲストのNさんを入れて那須の中の大倉尾根に
シロヤシオと石楠花の花を見に行った。
前の日に猛暑の中で通学路の草刈りをやって、水やコーラを飲み
過ぎて、どうもお腹の調子が、、、、。不安を抱えての山登り。

マウントジーンズのゴンドラは、JAFの会員証を見せると割引に
なるということで、花友のKさんが会員証を見せて、全員が割引の
恩恵にあずかった。Kさん毎回ありがとうね。

朝は見通しが悪いほど霧が立ちこめていたが、那須についたら
少し晴れ上がり、何とか山が見えるようになった。
おそらくシロヤシオを見られる最後の日曜日ということで、駐車
場は混んでいた。

山頂駅に着いて、真っ先に向かったのは茶臼展望台の付近の
シロヤシオ群生地、花と山のコラボが目的なので、展望台には
登らず、それぞれ好みの場所で撮影。
紅更紗ドウダンが見事に咲いていたが、時間が遅かったので
逆光気味で残念だ。

それからトイレに寄って、いよいよ登山開始。
右回りで中の大倉山のゴヨウツツジ展望台の前を過ぎると
シロヤシオのトンネルの中を歩く。
今年は、熊除けのためにコースの側にラジオが置かれていて、鳴り
放しになっている。
空には、ヘリコプターが旋回して、登山者と観光客の安全のために
注意して登山するように呼びかけていた。
このところ、山での滑落遭難が相次いでいるので、防災ヘリの出番
となったのであろう。


ひときわ目を引くシロヤシオ、皇室の愛子様のお印にふさわしい
花である。


中の大倉尾根の登山口まで、なだらかに花のトンネルを歩く


青い空、深緑、薄緑、そして白、この絶妙なバランス
静かに風がながれ、ウグイスとツツドリの声が聞こえてくる


シロヤシオの葉は見事な自然のデザイン、ゴヨウツツジと呼ばれる
ように五枚の菱形の葉が集まってつく。

続く



筑波山の東山に出来た駐車場は1日200円

2016年05月27日 12時35分48秒 | スポーツ・トレッキング

つくば市筑波の東山地区に出来た駐車場の位置、大鳥居の前から風返し峠に向かう
県道42号線の、ホテル一望やつくば湯の手前50メートルほどの所に、今年に
入ってから出来た未舗装の駐車場。地図上には東山と表示されているが、これは
町名ではなく字名(あざめい)なので、住所的にはつくば市筑波となる。


駐車場の入口付近の様子、大鳥居前から右の風返し峠に向かうと
右カーブの先にあるので、判りづらい。
しかも未舗装の空き地風なので、初めて利用するときはためらうかも
私も今回初めて利用した。


駐車場内から見た、料金箱の様子。駐車料金は1日200円
車のナンバーを記載する専用の小袋に入れて、ポストに入れる。


駐車場の反対側は、東山地区への登り坂の車道がある。
登った突き当たりの丁字路を左に行けば、筑波山神社と白雲橋コースの
登山口がある。
また丁字路から右に行けば、筑波六井と呼ばれる名水の湧く場所の
一つ「香の井」に行ける


香の井の現在の様子、さぞかし古風なたたずまいと思っていたら
今はこんな事になっていた。風情(ふぜい)がなさ過ぎ。
しかも飲用は個人の自己責任で、出来るだけ煮沸するように
書かれている。


東山地区の丁字路に設置されている案内柱、右50メートル香の井
左400メートル筑波山神社と表示されている。


案内柱から左の筑波山神社に向かう道の様子、つくタクと呼ばれる
バスの乗り場もある車道である。
(つくタクというのは、つくば市独自の制度で、定期バスではない。
事前に電話予約して来て貰う方法で、いわばタクシーの様な方式)


上の車道を行くと、右にカーブした先が二股に分かれていて、初めての
人には判りづらい場所がある。
そこの右側に、こんな案内柱が立っているので、見逃さないでください。


案内柱の部分を拡大した写真
ということで、白雲橋コースの登山口に行く場合は、二股分岐の
右に向かいます。


すると、またまた分岐があって、左が筑波山神社方面、右が白雲橋コース
に向かう道。


右の坂の上に、白雲橋コース入口の鳥居が見える。


白雲橋(しらくもばし)コース入口の様子、右のコンクリートの壁際に
早くもホタルブクロが蕾をつけていた。


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筑波山の某林道から入った場所に一輪のみ開いていたムヨウラン
このランは名前の通り、葉っぱがない。
しかし、この場所だけはなぜか早い、外の場所は蕾も出来かかったばかり











茨城県の絶滅危惧種マイヅルテンナンショウ

2016年05月23日 21時16分32秒 | スポーツ・トレッキング

マイヅルテンナンショウの花、よく見ると苞の合わせ目が色つきで
おしゃれ。 サトイモ科テンナンショウ属 茨城県の絶滅危惧種に指定されている
付属体はS字状に曲がって上に伸びる。苞の中にある付属体の下部に
多数の花をつける。


葉は1個で鳥足状、花柄は葉より高い、仏炎苞は普通緑色で舷部の
先は尾状にのびる
この尾状にのびた仏炎苞の先端を鶴のくちばしに見立て、小葉の形を
広げた羽根に見立てて舞鶴テンナンショウの名前がついたと言われる。


葉のつき方、白っぽく見えるのが花茎、一枚の葉をつけ、鳥足状の
小葉は約20枚つける。


麦畑の穂並みの先に筑波山


筑波山の薬王院付近はスダジイの木が多く、今の時期は
遠目でもそれと判る。


裏筑波の林道には、甘い誘惑が多い。


自生のエビネ

2016年05月21日 02時24分53秒 | スポーツ・トレッキング

自生のエビネ、

最近ブログに公開した野草が盗掘されたり、折られたりするので
公開するかどうか悩んだのですか、花も終わったようなので公開
することにしました。
本当は皆さんに見て貰いたいと思っていますが、残念です。


霧の朝の筑波山と早苗田


霧の筑波山と金堀塚


茂みの中に逃げた野鳥、とっさに標準ズームで撮影して拡大したもの
ピンボケだが、飛び方が下手なので、幼鳥なのかな、迷惑そうな顔。


明日、水芭蕉を見に駒止湿原に行こうと思ったら、昨年の集中豪雨で
すべてのルートが通行止め、参ったなー。
南会津町観光情報


サッカ-U-23日本代表のテレビ放送予定・トゥ-ロン国際大会

2016年05月19日 20時53分17秒 | スポーツ・トレッキング
フランスのトゥ-ロンで行われる第44回トゥ-ロン国際大会に出場する
U-23日本代表のグループステ-ジ全試合の放送予定が決まりました。
今回はNHK総合で全国中継されます。

詳しくはNHKのこちらのホームページをご覧下さい。
NHKスポーツオンライン

いずれも真夜中の放送ですね。
またもや寝不足が続きそうです。
しかし、パラグアイ、ポルトガル、ギニア、イングランドが相手とは
凄い組み合わせのグループに入りましたね。
オリンピック出場が決まった日本にとっては、実力向上のチャンス
ここで勝って弾みをつけたいものですね。

また女子代表の「なでしこ」がアメリカ女子代表との対戦もテレビ
放送が決まりました。

6月3日 10時25分からBSフジで放送予定です。

第二試合は放送が未定ですが、第一試合の放送される3日までには
判る事でしょう

沼ッ原を基点に那須の山を歩く

2016年05月17日 20時44分10秒 | スポーツ・トレッキング

5月15日(日)、朝焼けの筑波山を眺めながら早朝の294号線を走って
矢板から高速に乗り、板室ICで降りて牧場の横を走れば、低い朝日に白い
ロールベールが輝いて見える。

牧場の牧草ロール(ロールベール)

昔は牧草をサイロに入れて、乳酸発酵させていたが今はラップを巻いて
乳酸発酵させているという。
乳酸発酵させると腐敗菌がつかず長期保存が出来る上に、牛の食欲も増す
のだとか。
(ちなみにラップに巻いて乳酸発酵させた牧草ロールをロールベールサイ
レージという。)
窓を開けると、朝の冷たい風が吹き込んで、暑さ対策で軽装にした事が
間違いだったかと思うほどだった。
やがて木の俣を超えて板室温泉に入ると、右に大きく曲がって266号線
を走る。
昨年はその先の「乙女の滝」に寄ったが、今回はパスすることに、駐車
場に1台車が止まっていた。

沼ッ原に行く道に曲がると、ゴルフ場との間の林がツツジで赤く染まって
いた。

数本、シロヤシオが咲いていたので、白笹山でも見られるかもと期待した
のであったが、、、、、。

この林間の道路は、皇室の皇族が来るというので舗装されたという事だが
なぜか一部分未舗装の砂利道がある。
それでも以前は未舗装だった駐車場付近の道路が、奇麗に舗装されて、よう
やく土埃に悩まされずにすむようになった。


舗装された駐車場脇の道路、以前は砂利道で砂ぼこりが凄かった

ところでこの写真の謎に気づいた人がいるかな。
駐車場は右側である。すなわち右は西にあたる。
それでは木の陰はどっちに向いているかな。
そう、実はこの写真、朝ではなく帰りに撮ったものなので、西日が
差しているのだ。


これが今回歩いたコースのGPSの軌跡図、歩いた総距離13キロ
所要時間8時間55分、そのうち休んだ時間は3時間あまり
休み休み歩かないと体力が持たなくなったので仕方がない。
この図は2万5千図を縮小して全体を判るようにしている。
周回は時計回りで歩いている。

注、この図には駐車場から白笹山に向かうと「ふれあいの森分岐」と表示
されたポイントがあるが、実際の場所には何の案内も無いので
注意が必要です。
この分岐から白笹山に向かって左に 踏み跡を藪こぎしてはいると、奥に
沼ッ原調整池を掘った時に、その残土を捨てた場所があり、平坦で
広大な草原状の原っぱがあります。
正式な名前は「JAふれあいの森」と呼びますが、最近は手入れされず
看板も倒れている状態です。


駐車場から東に白笹山が見える、丁度朝日が白笹山の左上から
差していて、逆光である。


駐車場の奥が園地になっていて、東国三ツ葉つつじが盛りだった


駐車場の西脇が沼ッ原調整池で、電力不足を補うために昭和48年に
完成した人工池で、この水を落として発電を行っている。
上で書いたJAふれあいの森は、この池を掘って出た残土を捨てた場所

地下鉄漫才じゃ無いけれど、この水は下からポンプでくみ上げて
電力不足の時に落として発電するという。
くみ上げる電力と発電する電力、ブラスマイナスどっち?
なーんて考えてはいけないのだ。(笑)


この園地からは、男鹿山塊がよく見えるが、説明版には最高峰の
大佐飛山しか書かれていないので、下にカシミールの展望図を
掲載します。


とここまで書いたが、睡魔に襲われたのでひとまず終了

そうそう書き忘れた、尾瀬の水芭蕉は連休の時がピークだったらしい
連休後半に尾瀬に行った人から聞きました。
6月には巨大な葉しか見られないかもしれないと。
筆者も出遅れたよー残念。









あなたのスマホがウイルスに感染しましたの偽サイトに怒り

2016年05月12日 08時10分12秒 | スポーツ・トレッキング

丁字草 5日に小貝川で撮影

昨日のU-23のサッカーの報道をスマホで調べていたら、いきなり
スマホの画面に「あなたのスマホがウイルスに感染しました」と
表示され、システムの検査が必要ですとあるサイトに誘導する
リンクが表示されました。

私はウイルスバスターとスマートフォンセキュリティを入れて
いますので、最初はそこが警告を出したのかと思いましたが
そのソフト名の表示が出て無いので、コレはおかしいぞと思い
その表示しているサイトを閉じようとしましたが、何度閉じる
を行っても再表示されます。

そこで、その画面はそのままに、ホーム画面に戻り、入れている
セキュリティソフトでウイルススキャン、二つのソフトで検査
してもウイルスは見つかりませんでした。
念のため、システムもスキャンしましたが感染無しでした。

ネットで「あなたのスマホがウイルスに感染しました」の語句で
検索すると、今スマホでこのような表示を出して、偽サイトに
誘導する事例が急増している事が判りました。

ちなみに、セキュリティ専門のソフトを出している会社の対策方法
を紹介します。(私は別なソフトを使ってますが)

NortonBlog

せっかくサッカーを楽しんでいたのに、時間を無駄にしてしまった。
腹立たしいサイトである。
しかしどこかで、間違ってタップしたのかなー。
セキュリティソフトを入れておいて良かったー。


愛宕山山麓にある滝入不動尊の境内で撮影した苔むした石像
歴史の流れを感じる静寂の場所だった。


加波山で撮影したハンショウズル、どうした訳か今年は
花が一個しか無く、その花も虫に食われて傷んでいた。
近年、加波山で山火事が有り、近くまで燃えてしまったので
その影響なのか、もしかするとこれで見納めになるか心配だ。


雨でタネを散布するのかフデリンドウ

2016年05月11日 19時39分10秒 | スポーツ・トレッキング

時間ができたので、小雨の筑波山に行ったら、フデリンドウの果穂が
開いていた。

以前、尾瀬の笠ヶ岳に行ったとき、にわか雨があり、タテヤマリンドウの
果穂が口を開けているのを見たことがある。
初めて見たときは、何か突然変異の花かと思い、尾瀬の図鑑を
片っ端から調べて、やっと正体が果穂だと知ったのだった。

そして果穂は、天気の良い日は閉じていて、雨の日は口を開き
雨でタネを散布するのだという。


中をのぞくと、水とタネが一杯詰まっていた。
タネは極小である。


黄色が鮮やかなジャケツイバラ(蛇結茨)が咲いていた。
別名をカワラフジと呼ばれるそうだ。マメ科ジャケツイバラ属
つる性で、マメ科なのに蝶形花ではなく、花びら5枚の左右
相称花なのが特徴という。
ただし実は豆果で秋に熟すと割れて実を落とす


ジャケツイバラの花アップ


山のヒトデ? ではありません


正体はコレ、ツチグリと呼ばれるキノコの一種だが食べられない
外皮は7~10片に裂ける。その外皮は乾くと内側に巻き込み
湿ると開くので、上の写真は雨で湿ってひらいたものと思う


難台山・長沢登山口からすずらん群生地へ写真説明

2016年05月09日 22時54分14秒 | スポーツ・トレッキング
昨日、袈裟丸山に行った花友から、袈裟丸山のアカヤシオが良かったよ
とメールがきた。
私も誘われたのだが、心身ともに疲れ果てて、参加出来なかった。

昨日は里山さんぽも初めて欠席して、リフレッシュに当てた。
少し体調も回復したので、今日からは近所の草刈りを始めた。

これで疲れたら、何も考えず眠れるからだ。
それで永久に目が覚めなかったら楽勝なのだが(笑)、そうは行かないのが
人間の業というものだろう。
目が覚めると、あれやこれやと悩みがつきない。

前置きはこのくらいにして、最近何度か歩いた難台山の写真付きコース
案内を書こうと思います。
最初は、すずらんの開花が始まった長沢登山口からのすずらん群生地を
経由するコース案内です。

国道355号線は、石岡と笠間の間で何度も二つに分かれて合流を繰り
返すので、説明が面倒だ。
難台山の長沢登山口に行くには、岩間駅の近くを通る国道355号線を
利用して、上郷交差点から県道280号線(南指原岩間停車場線)入る。
(停車場なんていう呼び方が懐かしいが)


280号線に入ってすぐの場所から見る「愛宕山と難台山」
下に同所付近のカシミールによる展望図を掲載します。


笠間市下郷付近から見る愛宕山と難台山、愛宕山は山頂が
見えないので山名が表示されないため、三角点のある尾根を
表示させている。
展望図の難台山を見れば、幾筋もの尾根と谷があることに
気づくであろう。

県道280号線は、最初は田んぼの中の直線道路で、田植えの
始まった水田が美しい水鏡を作っている。
やがて右に曲がって山麓を走るようになると、その左側はほとんど
石岡ゴルフクラブの敷地と言っても良いほどなのだが、入口が
長沢寄りにあるので、その広さを感じないであろう。

採石場を右に見ながら、坂道を尚も登ってゆくと、左側に長沢登山口の
大きな案内板が見えてくる。


長沢登山口の案内板、この案内板の左の舗装された林道を登る


案内板のある所の県道には、右側に駐車出来るスペースがあった。
但しその右脇は、竹林の崖なので、枯れ竹には注意が必要かも。
ここに止める場合は、右側駐車にならない様に、Uターンしてね。

尚、県道280号線は、ここから200メートルほど進んだ
ところで舗装は終わり、この先通行不能の巨大な看板が出ている。

車で行けるのはここまで。


登山口から入ると、すぐこの案内板が立っている。


山の入口付近に立っている看板は、経年劣化で文字が読めない
どうやら動植物の採取を禁止する自然保護のようなのだが。


登山道を兼ねた舗装された林道は、途中に小スペースがある。


またしても距離の読めないすずらん群生地の案内がある


そのすぐ先で、植林した檜や杉の針葉樹林帯の中に入る。


まもなく林道の舗装は終わり、その先は針葉樹林帯の中を
登っていく石ゴロの道になる。


石のゴロゴロする林道を登る。


この石ゴロ道で、タチガシワと思われる花を見つけた
ただ、この花は以前見たことのあるタチガシワの花色とは
違い緑色なのだ。


ただ何株かある花を見てみると、少し茶褐色に近い花も
咲いているので、タチガシワと思う。


念のため葉っぱの付き方を見てみると対生なので大丈夫かな


やがてすずらん群生地まで100メートルの案内版が立っている


案内板の先を大きく左に曲がると、すずらん群生地が見えた


群生地入口の説明版


群生地を見上げて、周囲を猪除けの電気柵で囲まれた群生地


群生地下部には、道案内が立っていて、群生地から横に抜ける
道は、行き止まりの表示になっていた。
地図には長沢に行ける道が書かれていたので、歩くつもりだったが


すずらんの花、日本在来のすずらんは、葉っぱの陰に咲く
控えめで清楚な花である。

中段のベンチに腰掛けて、フランクフルトやゴロッとミックスを食べて
いたら、目の前の低木の葉っぱに花がついていた。


葉っぱに花がつくハナイカダだった。
この花の別名が何とも気になる別名で、「ママッコ」とか「ヨメノナミダ」
と呼ばれるらしい。
私は、その別名の由来が知りたい。


ハナイカダは雌雄異株と言われ、雄花は普通複数個の花がつき
雌花は普通1個つくと言われているそうだ。
それから言えば、この花は雄花かな。


これは雌花と思われる花をコンデジのマクロで撮影したもの
雌花は、花柱の先が3~4裂するというので、たぶん雌花で
間違いないと思う。ハナイカダの雌花にはおしべは無い
コンデジのマクロなので、花柱の下の丸い膨らみが同色系で
はっきり写らない。


ピンボケだが、丸い膨らみが少し判るので掲載する

ハナイカダのピークは過ぎていて、花が散り始めていた。
ハナイカダの雌花は、難台山ハイキングコースの長沢分岐
から下る途中にたくさんあった。
8月から10月にかけて、黒色の丸い実をつけるという。
それは花以上に可愛らしいと樹木図鑑に書いてある。

花はもう散ったかもしれないが。

続編を書くつもりだったが、体調がイマイチなので、この項は
これで一旦終了 ゴメン。

先日、今年の誕生日で運転免許の更新なのだが、その前に高齢者
講習を受けないと、更新が出来ないというので、免許証の高齢者講習を
受けてきた。
これが実に面倒で、講習は自動車教習所に自分で電話して予約する。
4月に申し込んだが、予約が一杯とかで、5月の予約になってしまったのだ。
5600円の費用を払って、講義と検査と実技で3時間あまり缶詰
疲れた体には堪える。いつも軽に乗っているので、普通車のオートマの
実技ではS字のクランクと車庫入れにはとまどった。

反射神経や視野角はますまずなのだが、動体視力が衰えていてがっかり
帰りに貰ったオレンジマークをつけたら、すぐはがれる。
車もいやがってますけど。(笑)



長沢登山口からすずらん群生地へ

2016年05月06日 21時40分18秒 | スポーツ・トレッキング
長沢登山口まで車で入り、長沢登山口からすずらん群生地を経て難台山の
ハイキングコースのすずらん群生地入口に登り、そこから道祖神峠の方に
向かって、次の長沢分岐から長沢林道コースに下り、長沢登山口に帰りました。
一周およそ4キロぐらいで、疲れていても何とか歩けました。


青い線が今回歩いた一周コースです。
長沢分岐案内と書いた所には、至長沢と簡単な案内板があるだけですし
下った先の林道の分岐には、何の案内もありません。
おそらく作業用の道だと思いますが、エスケープルートとしては使えます。

長沢登山口まで車で入るには、岩間駅側から県道280号線を走ります
途中に石岡ゴルフクラブがありますので、それを仮目標にしても良いかも
登山口を過ぎた先の車止めと書かれたところで舗装は終わり、それ以上は
車で入れません。
私は登山口前の県道のスペースに止めました。
また登山口からすずらん群生地に向かって、舗装終わりと書いた所までは
舗装された林道です。
車で行けないことはありませんが、駐車スペースは少ないです。
登山口からすずらん群生地までは1キロちょいですので歩きましょう。

すずらんは咲き始めてました。


すずらん


すずらん


すずらん


すずらん


最近の未掲載写真から

2016年05月05日 22時51分51秒 | スポーツ・トレッキング

ヒメザゼンソウの前年の果実、根元の緑色の固まり。
6月頃に熟すので、その頃咲く花と同時に見られる。
葉は春に広げて6月頃枯れる。大子町で3日撮影


イカリソウの花、廻りにつきだしているのは距で4本ある
補足説明、雄しべの廻りを4枚の花弁が取り囲んでいる。
その花弁の先が距となり、中に蜜がある。花弁の背後にあるのは萼


イカリソウの花


林道の脇に咲くイカリソウ、大子町で3日撮影


ヤマブキソウとホウチャクソウの大群落


ヤマブキソウとホウチャクソウ、大子町で3日撮影


取手の緑地運動公園でポピーと小堀の渡し、2日撮影


同じく取手緑地運動公園で駐車場脇でキジ撮影、2日


自宅近くの林でキジを撮影、3日朝撮影

今日は筑波山ファンクラブの加波山観察会だったが、連日の
過密スケジュールで寝不足と疲労で動けず。
写真だけの公開です。







大子町の天然記念物に指定された自生のサクラソウを見に行く

2016年05月04日 14時51分24秒 | スポーツ・トレッキング
奥久慈大子町には、町の天然記念物に指定された自生の野草が二つある
一つは自生のサクラソウと、もう一つはヒメザセンソウである。

その一つ、サクラソウが開花したと大子町の観光協会のHPに載った。
昨日、家内を水戸まで車で送る用事があったので、昼から大子町まで
ついでに回って見に行った。

118号線は、途中の何とか言う道の駅は大渋滞で参ったが、外は比較的
流れが良くて、2時少し前に現地に着いた。

運が良かったのは、現地に着いたとき、地元の婦人が仕事で出ていて
自生のサクラソウの場所を尋ねたら、親切に教えてくれただけでは無く
車を自宅の空き地に止めさせて貰ったことである。

そこから橋を渡って右手の農道を50メートルほど歩くと、左手に物置小屋
が立っていて、その右から左手の土手に登る道を歩くと、すぐに自生地であった。


自生地に立っている案内板


廻りの草が伸びて、少し煩わしいが、これほど近くで見られるとは思って
いなかったので、私はうれしくて何枚も撮影した。






特に自生地の左のネット際は、花の密度も高く、望遠が無くても撮影
出来そうだった。








サクラソウの咲く土手はこんな感じである。
昔は上の土手にも咲いていたが、土が流されて無くなったそうである
帰りにお礼を言いに行ったら、みんなに教えてねと言われた。


農道から自生地に登る道、この道の入口左に物置小屋がある。
この入口から少し奥の農道の右手に民家が建っていて、自生地に
人が来ると、飼い犬が盛んにほえている。
内心、盗掘防止には役に立つなーと思ったりした。


農道の入口から自生地方向を見た写真、農道は左にカーブしている
ので、自生地の入口は見えないが、飼い犬のいる民家は見えている。

詳しい事は、大子町観光協会のホームページをご覧下さい。

また大子町の文化遺産については、大子町文化遺産のホームページを
ご覧下さい。
今回は、リンクを張りませんので、ご自身でお調べ下さいね。

尚、もう一つのヒメザゼンソウの場所に回って、下見してきた。
ここでも親切な現地の人に、自生場所まで案内していただき、花は5月
中旬から下旬頃に咲くだろうとの事でした。
その上、ヒメザゼンソウの特徴である昨年の果実が残っているのを
株の根元の草をよけて見せてくれた。
この果実は、越年して翌年の6月頃に熟すので、花時には花と果実が
同時に見られるという。
果実は緑色をして草に埋まっていた。

その上、仮目標とした神社に着いたとき、神社の廻りがヤマブキソウと
ホウチャクソウの大群落に覆われていたので唖然として眺めていた。
近くの畑仕事をしていたおばあちゃんに聞いたら、昔はもっと凄かった
という。
近くの山の林道に迂回すると、ピーク過ぎのイカリソウが普通に
咲いていたのである。