花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山の林道に咲く花

2018年03月31日 21時34分02秒 | スポーツ・トレッキング

訂正 ツクバキンモンソウでした


ハルトラノオ


ハクモクレン


ニリンソウ、下に蕾


ミヤマキケマン、訂正、最初キケマンと書きましたが山地に咲くのはミヤマキケマン
との指摘がありましたので訂正します
尚、キケマンは海岸と低地に生えるとの事です。失礼いたしました。


ミヤマキケマンのアップ


クキザキイチゲ


羽根の痛んだ蝶


白花カタクリを見た日に登山道に咲いていたアズマイチゲ



筑波山麓花めぐり・その2 燧ケ池の桜

2018年03月31日 07時18分15秒 | スポーツ・トレッキング

燧ケ池の桜と筑波山 撮影は29日夕方

燧ケ池は、大榎(おおえのき)と彼岸花で有名な池だが、土手の桜も見事で
以前の山と渓谷の茨城県の山の表紙写真にも載っていたこともある




対岸に咲く桜と逆さ筑波山


対岸の右に咲く2本の桜

最近、この池にオオバンが泳いでいる。
黒い体と、おしろいを塗ったような真っ白な顔が特徴で愉快だ
警戒心が強くて、土手に登ると対岸に逃げていく
その波紋が線となって逆さ筑波山を揺らめかす。


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宮山の山頂に咲く山桜


桜山のクサボケ


同じくエイザンスミレ

梅林の桜と山桜もきれいだったが、四季の道の入口のヤマブキも咲いていた
自宅近くの桜並木は早くも散り始めた
四季の移ろいは早い、花との出会いはまさに一期一会だ
さあ歌でも歌って出かけましょう

希望という名の~ あなたを探して~ 、、、、、、


筑波山に咲く白花カタクリ

2018年03月30日 19時48分20秒 | スポーツ・トレッキング

ここ数年、毎年のように咲く筑波山の白花カタクリ


私がカメラと三脚をもってカタクリ園に入って行ったら
すれ違った婦人から、白花カタクリが咲いてますよ と
教えていただいた。
実は、私もそれの下見に行ったのだが、こんなに早く咲くとは
思っていなかった。

白花カタクリは、4万株~5万株に一本咲くとか言われている
珍しい花である


普通のカタクリと比べると、花びらの色が色抜けして白いのはもちろんだが
雄しべなどの色や、茎などの色も違う
かの子模様と呼ばれる葉っぱの斑もうっすらとしかついていない。

下に比較のために、普通のカタクリの写真も掲載する


カタクリは、昆虫が来て花粉を運んでくれる典型的な虫媒花で
通常、1本の花茎に1つの花を咲かせます。
花被片(花びら)は、外に3枚、内に3枚の合計6枚があります
1本の雌しべの先端は、わずかに3裂し、長短各3本ずつ6本の
雄しべが、下向きの花の奥からぶら下がります。
花の奥には、緑色の子房があり、基部に蜜腺が発達し、多くの
虫たちが、この蜜を吸いに来ます
花びらの内側についているW型の模様は、虫たちに蜜のありかを
教える印で「蜜標」とか「ハニーガイド」とか呼ばれています

白花カタクリの写真を拡大してみたら、この蜜標も薄くて
判りづらいものとなっています。





筑波山麓花めぐり、その1神郡

2018年03月30日 08時13分17秒 | スポーツ・トレッキング
六所大仏の有る神郡の駐車場に止めて、逆川の土手の花桃を見に行った
撮影は昨日の午後、日が少し西に傾いて筑波山も春霞である















今週末には満開となって、筑波山麓を桃源郷に変えるかもね

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桜川の禊橋の土手の桜と筑波山


同上


同上




満開直前の福岡堰の桜

2018年03月29日 12時41分01秒 | スポーツ・トレッキング
朝の6時過ぎに小貝川の福岡堰の桜を見にいったら、朝霧が出ていたらしく
すでに何人ものカメラマンが来ていた。

桜は、満開直前と言った感じで、今日も暖かくなったら、満開になるだろう
犬の散歩や、ジョギングしている10代の姉妹が、桜のトンネルの土手道を
気持ちよさそうに通り過ぎる

鶯がしきりにさえずり、時折ギリギリと鳴く声は、シギなのだろうか
私は下流の大駐車場に車を止めてのんびりと土手を歩いていたが

中流に架かる木橋の向こう岸で、ドローンを飛ばしている人がいた・
小型のドローンが、川面(かわも)をなめるように飛んでいく。

以下、福岡堰とその周辺で撮影した写真










河原に降りて、ハンノキを額縁がわりにして土手の桜を撮影


これで額縁ふう(笑)




枝垂桜もあるが、まだ植えて数年なので主役になれないので、ポイントとして
後ろの桜と撮った








老木の力強さを強調するため。上の桜はあまり入れずに






駐車場の土手の草に朝露がついて


つくしとスギナの親子共演




田んぼに流すため、堰が閉められ、水が溜まりだした福岡堰を望む
満水になるとボード遊びする若者が集う


菜の花ロードが続く小貝川の土手道を走って帰ってきた







過ぎ去りし 幾年月の春よりも ただ懐かしき 君の微笑み






筑波山の春をお届け

2018年03月26日 20時39分41秒 | スポーツ・トレッキング
午前中は病院で検査と診察でつぶれたので、午後からふらりと筑波山へ
一週間前と比べると、花の数もグーンと増えています。

気温も4月並みの暖かさで、ユリワサビの白い花が土手一杯に咲いています
林の中には、私の大好きな青色のキクザキイチゲが並び、カタクリや
ニリンソウも咲き始めてました。

以下、詳しい説明抜きで、花の写真のみ掲載します。
筑波山の春の花をお届けします。



























































河原に咲くアマナとヒメアマナ

2018年03月25日 19時58分16秒 | スポーツ・トレッキング
午前中は自治会の総会に出席して、午後から河原に咲く「アマナ」と「ヒメアマナ」の
撮影に行った。

先客が何人か来ていて、自生地の中を自由に歩いている。
最近はこんなカメラマンがやたらと多い。

野草の保護などという意識はみじんもないらしい
ただひたすらインスタ映えする写真が撮れればいいのかな

この河原も、大勢の人たちが野焼きしているからアマナも生えてくるのに
そんなことは、しょせん他人ごとなのだろう

踏みつけられてアマナが生えなくなって、立ち入り禁止になったら
また別な場所に行くのかな。

自分が野焼きに参加しているからと、偉そうなことをいう訳ではない
ほんのちょっとした野草への思いやりが欲しいと思うだけだ


鶯が鳴き、蝶が飛ぶ花日和の河原で、アマナの咲く日だった


アマナのマクロ、オリンパスTG-3で撮影
雌しべは1個、雄しべは6個だが、3個ずつ形が違うのはなぜかな
花被片は6枚と言われるが、牧野晩成さんの「野山の植物」には
萼片と花弁は各3枚と書かれていた。外に3枚、内側に3枚


野焼きの跡とアマナ


草むらに隠れるように咲いているアマナ


太陽に透かして見ると紫色の筋がきれいな模様を描く


お忍び(笑)


アマナ(甘菜)、ユリ科アマナ属、別名ムギグワイ、地中の丸い鱗茎が食用になり
甘味があることが名前の由来だという
別名は、鱗茎の形がクワイに似ているので
花は普通1個つき、日が当たると開き、それ以外の日は閉じている
花のすぐ下に苞と呼ばれる小さな葉が2枚付き、茎の下側に細長い葉が2枚
向き合ってつく。

ヒメアマナの咲く場所に移動したら、こちらには誰もいなかった


ヒメアマナの花、アマナと名前はついているが、アマナとは別属でキバナノアマナ属に
分類される。
同属なのでキバナノアマナとはよく似ているが、次の点で区別される
花は3~4個付く
花は小さく花被片は7~9mm。
根出葉は1個で巾2mm程度である
対して
キバナノアマナは
花は4~10個つける
花被片の長さは1.2~1.5cm
根出葉は巾5~7mmでやや厚い、花茎よりも長くなるが、夏に枯れる

ヒメアマナは、湿地に多いが茨城県内では生育地が少なく、この河原で保護されている
貴重な植物である


ヒメアマナの咲いている様子


ヒメアマナの全身


花は数個がつく


ヒメアマナのアップ


TG-3のマクロで撮影したが、マイナス補正を忘れて色飛びした

尚、曇りの日に下見に来た時も、ヒメアマナは開いていたが、アマナは閉じていた
同じアマナの名前を持ちながらも、属の違いがこんなところにも表れるようだ。











訪問してくださった方に感謝

2018年03月23日 23時12分54秒 | スポーツ・トレッキング
体調不良で2日間ほどblogをお休みしていたのですが、どうしてなのか22日は
訪問してくださった方が300名を超えました。
それは嬉しいのですが、うかうか休んでもいられないような、私にはプレッシャー

訪問して頂いた方へのお礼に、先日のブログで紹介した河津桜の咲く道で撮影した
雪の筑波山の写真を掲載します


撮影は2016年3月15日09時12分、雪に輝く筑波山とふれあいの里のちかくの
河津桜

東京は桜が満開との事ですが、私は明日は森づくりのボランティアに午前中
参加して、午後は予約しておいたオイル交換でスタンドへ


小石川後楽園の枝垂桜が満開だそうですね。以前撮影に行って、なかなか綺麗
だったのが印象にあります。



雨に咲くコブシの花

2018年03月20日 23時23分57秒 | スポーツ・トレッキング

雨の中で咲くコブシの花、つくば万博駅の近くに行ったので、ついでに様子を
見に行ったら、やはりコブシが満開で咲いていた
青空なら良かったのだが、明日も天気が悪いというので、掲載する

都市開発が進み、今まで姿が見られなかった花々が、周りの林が無くなり
姿が見えるようになったのは皮肉かもしれないが、木に責任があるわけではない。


先日掲載した庭のヤマシャクヤクの芽だし、いつの間にやら4本全部に
蕾が出来ていた。
ただ庭の木を切ったので、木陰がなくなった
夏の日差しを遮るものを考えないといけないかも

キエビネから多数の芽が元気に出ているのに、切っちゃいけない古い株の
葉っぱを家族が切ってしまった。
「誰だ 切ったのは」と怒ったら、「枯れていたから切ったのよ」とのたまう
エビネは、枯れようが痛もうが、葉っぱを切ってはいけないのだが、まったく
余計な事をしてくれる。
エビネ君、それでもちゃんと伸びてくれよな

お詫び、最初、筑波山のヤマルリソウの記事を書いていたのですが、私の
勘違いで、ヤマルリソウではありませんでしたので、削除いたしました
ご覧になられた方々にはお詫び申し上げます。







花冷えの湿地に咲くハナネコノメ

2018年03月19日 20時42分23秒 | スポーツ・トレッキング

先週の暖かさで咲き始めたハナネコノメだったが、少し咲き揃うのを待って
撮影しに行った。
咲き始めなので、花粉も出ていなくて、きれいな葯が見える


ハナネコノメのアップ
葉は対生し扇状円形で5~8個の鋸歯がある、葉柄には長毛が生える
花の後、走出枝が発達し、葉には白い軟毛が生える
福島県南部を北限とする植物である
 (鈴木 昌友著 茨城の野草から引用)






ヤブコウジ、山の作業道に残っていた赤い実がかわいい


あっ、こっちにもあった ヤブコウジはヤブコウジ科ヤブコウジ属の小低木で
同属のマンリョウなどと共に、お正月の飾りに使われる果実だという
花の季節は7~8月、果実が熟するのは10~11月 丈は10~20cm
葉っぱに細かい鋸歯があるのが特徴とか
分布が北海道の奥尻島と本州、四国、九州、朝鮮半島や中国、台湾にもある
という。 


林道に咲いていた東国サバノオ、名前の由来は、花後の実が鯖の尻尾に
似ている事による

先日、真壁のみかげスポーツ公園に車を止めて、林道端上線を歩いて途中まで
登った。
青空には、きのこ山周辺から飛び立ったハングライダーが、気持ちよさそうに
何台も舞っていた。




ここは、雨で土砂が流れ、深くえぐられた車道が延々と続き、昨年から通行止めに
なったままだ゛
林道のいたるところに、キブシの花がぶら下がっている。
覗いてみると、ほとんどが両性花か雌花と思われる花ばかりだった。


花粉の出ている雄しべが8本と真ん中に柱頭が有るのでたぶん両性花


これは真ん中の柱頭が大きく、周りの雄しべが退化して矮小化しているので
たぶん雌花、

雄花は、先に咲くというので、もう終わってしまったのだろうか
雄花には9個の雄しべが有ると書かれていたが、キブシの花はわからん オイ(笑)

昨日は、亡くなった義妹の彼岸に行ったら、どこもかしこも渋滞、渋滞疲れで
今日は花植え作業でのんびり
実験的に桔梗のタネをまいてみた。
空き地に植えた桔梗にタネが出来たので採取しておいたものだが、キキョウは
実生の場合、花が咲くまで2年かかるという。そこまで生きていられるかな俺(笑)

筑波実験植物園のユキワリイチゲ

2018年03月15日 19時33分02秒 | スポーツ・トレッキング
先日尋ねたときは、まだ開いていなかった筑波実験植物園のユキワリイチゲ
連日の暖かさで、満開に咲き誇っていた。


満開のユキワリイチゲの群落


ユキワリイチゲ、(別名ルリイチゲとも呼ぶ) キンポウゲ科イチリンソウ属
分布は、本州西部、四国 九州 なので関東には自生しない

根生葉は、表面が濃緑色で白い斑が有る。裏面は紫色。
茎葉は3枚が輪生する。
3月ごろ、15~30cmの花茎の先に淡紫色の花を一個つける


花弁状の萼片は10~20個あり、ふつうは淡紅紫色だが、白花もある
雄しべと雌しべは多数ある


根生葉は秋に地上に出てきて冬を超すので、汚れたような淡褐色を
していることが多い


筑波実験植物園のユキワリイチゲは、その色合いが美しい


このユキワリイチゲのすぐ隣に、白いミスミソウの花が有る


これは先日掲載したミスミソウとは別で、ユキワリイチゲのすぐ隣に
植えてあるので、間違われやすいかも


白いミスミソウ

落葉樹林帯に行くと、早くもカタクリが咲いていた


樹林帯の中に、ロープを張って通路が作られていたので、そこから
撮影したカタクリ





落葉樹林帯の中で巨木のオオシマザクラが咲いていた

しかし巨木なので、花を望遠で撮ってもこんなものである


つくば市内の草原植物の自生地から保護のために移植したという
一角があり、そこに咲いていたミチノクフクジュソウだが、保護されているのは
この花ではな、キキョウやオミナエシなどの様である

高山植物の植生地に行くと、ガンコウランが植えてあった


どうも花らしいのがついているようだが、悲しいかな老眼ではよくわからず
TG-3のマクロで撮影した写真でも、どれが花? 状態である ゴメン


















筑波山でオニシバリ撮影

2018年03月14日 20時31分38秒 | スポーツ・トレッキング

筑波山で私が知っているオニシバリ(別名ナツボウズ)の場所では、いまだに
花が咲かない。
その事をブログに書いたら、別な場所で咲いてますよとメールで教えていただいた。
会員のSさんに感謝!!

私の知っている場所では、雄花しかなかったが、別な場所には雌花と思われる
花も見ることができた

オニシバリ(鬼縛り) ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉小低木で、和名の
由来は、樹皮が丈夫で鬼さえも縛りつけることができるという意味でつけられた

ナツボウズの由来は、夏に落葉して木が裸になることからつけられたという。
葉は秋に芽吹いて翌年の夏に落葉する特徴がある

花は2月~4月にかけて葉の脇に黄緑色の小さな花を数個咲かせる
花びらに見えるのは、萼筒が4裂した萼片です
雌雄異株で雄花と雌花が有る


これは雄花と雄花の萼筒の色に注目


雄花の萼筒はおよそ10ミリほどあるようだ


雄花をアップで見ると葯から花粉がこぼれている


雌花と雌花の萼筒の色に注目


雌花は、雄花に比べて萼筒も約6ミリほどと短く、花も小さい


雌花のアップ、雌花にも雄しべが有るらしいが
あまり花粉は出さないのかもしれません
花が小さいので、私のカメラでは、筒内の柱頭を撮影できなかった
マクロ写真の一部は、オリンパスTG-3で、数倍の大きさに拡大して撮影
していますので、実際の大きさとは異なります。


雌花、これが確実に雌株なら6月に果実ができるらしいので、その頃
確認すれば、雌花と断定できるだろう 但し有毒らしいので注意
何しろ初めて見たので、他の方の記録を参考して判断したので確実性は
保障できません。悪しからず。


山道を歩くと、いろいろな昆虫に出会うようになってきた
これはたぶん ビロウドツリアブかな


筑波山の林道を走ると、枯れた松の木が「白骨林」のように立ちにらんでいる


怖いのは林道の脇にも無数にあり、台風や暴風が有ればあっという間に
倒れるであろう
真壁側の観光道路では、いまだに電線に倒れかかった木が放置されている

車で筑波山に行く方は、スペースなどに駐車する場合、倒木の恐れがないか
充分確かめてから駐車してほしいと思います


大柿のアズマイチゲと筑波山のキクザキイチゲ開花

2018年03月13日 23時55分44秒 | スポーツ・トレッキング
昨日の昼過ぎに大柿に行き、日が当たり始めて咲きだしたアズマイチゲを
撮影してきた。
現地にいた人たちに聞いたら、まだあまり開いていないよと言われたのだったが
心当たりのところに行くと、日当たりの場所で見事に花開いていた。






後ろ姿も美しい


下にはカタクリの葉も出ている


日当たりに咲くアズマイチゲ群落


早春に咲く草花を「春の妖精」などと呼ぶが、筑波山でも日当たりのよい場所で
春の妖精が開き始めた。

オニシバリの花が咲いている場所を会員の方がメールで教えてくれたので、その場所に
撮影に行き、その道の先まで少し歩いたら、予想もしていなかったキクザキイチゲの
青紫色の花が咲いていたのである。

まだ咲き始めで草丈も低かったし、花も小さいが私の大好きな青紫色である。
背丈が低いので、雨の跳ね返りで花に土がついていたが、よくぞ咲いていてくれました





ここで咲いているなら、あの場所ではどうかなと別な場所に移動して探した
最初は全然見つからなかったが、ただ一か所、芽だし状態のキクザキイチゲの
蕾が数株出ていた


葉っぱもまだ開いていない

さあ春の妖精の宴の始まりです。
あなたは明日どこへ行きますか




河津桜の咲く道で

2018年03月11日 20時27分05秒 | スポーツ・トレッキング

筑波山のふれあいの里に行く道で、河津桜が満開で午後の日差を浴びていた


丁度ピークで満開だった

昨日、オニシバリ(別名ナツボウズ)の花が咲いているか、見に行ったら
まだ咲いていなかった。

クラブの昨年2月の観察会では、花が咲いていたのに、今年の観察会では
花が一つもなかった。
もう咲いたかなと通って、今回で3回目だった。

ふれあいの里の駐車場に止めたとき、私の三脚とカメラを見たのか、一人の
カメラを抱えた男性に話しかけられた。

ふれあいの里の直前の道に、河津桜が満開で咲いていた。

それを撮影に来たが、曇り空で背景の筑波山に青空が見えないので、晴れる
のを待っているという牛久から来た人であった

それから互いに知っている撮影地の話題で話し込んだ。
成田公園の紅葉が素晴らしいと教えてくれたので、私は栃木の大平山や
唐沢山の他より遅い時期に行ッてみたモミジの紅葉の美しさを話した

もちろん四季の道の紅葉も、筑波山神社の随神門の脇にある銀杏の落ち葉の
美しさも話した。
晴れるのを待つというその人と別れて、私はオニシバリの咲く場所に歩いて
行った。

そして今日、昼過ぎに晴れたので、またもやふれあいの里に行き、河津桜の
写真を撮って帰ってきた
帰りに梅林の前を通ったら、車道は登りも下りも渋滞だったが、梅林に入る
車が渋滞の原因だった
梅林前を過ぎると、下りはスムーズに流れた

オニシバリがダメだったので、私はその後、つくば実験植物園に、ユキワリイチゲ
の写真を撮りに行った
ユキワリイチゲは、関東には自生しない花なので、以前は東京の練馬にある
牧野富太郎博士の記念館まで撮影に行ったことが有った
それがつくば実験植物園でも見られるようになったので、最近はもっぱらこちらの
植物園に通っている。
しかも65歳以上は無料なので、これほど助かる事はない。

ところがである
このところの寒さで、ユキワリイチゲも咲きそうな花が一杯あったが、開いている
花は一輪も無かったのである。なんてこったい。
まあ人生にはこんな時もあるさ。
2~3日したら暖かい日が続くという、その頃には満開に咲くであろう


ユキワリイチゲの群生


もう少しで開きそうなユキワリイチゲ


オオミスミソウの花


オオミスミソウの葉


ミスミソウの花


ミスミソウの葉


ミスミソウの説明版に、NHKで放送されましたとわざわざカードがついていた(笑)


チョウジソウの植栽地に、ツチグリが3個も開いていた
星形の外皮は、乾くと縮まって内側に巻き込み、湿ると開くという性質を
持った変なキノコの仲間である。キノコの仲間と言っても食べるのには適さない
球形の部分は、成熟すると中央に穴が開き、胞子を飛ばすというので、これは成熟したものだろう


ミツガシワの池に、アオサギと思われる大型のサギが飛んできた

もう少し園内を回ろうと思ったら、家内からお迎えコールがかかってきた


3.11の朝のヤマシャクヤクの芽だし

2018年03月11日 09時45分05秒 | 日記
朝からTVは3.11の特集番組、東北出身の私は、正直見るのがつらい
三陸海岸の宮古や釜石や陸前高田は、兄弟や家族で遊びに行った場所だし
宮城の気仙沼には、叔父が住んでいた。

叔父は震災前に亡くなり、その娘も震災前に引っ越ししていて無事だったが
あの燃え盛る気仙沼の業火を見るたび涙が止まらない

地獄は、悪行を行った人が死後に行く世界だと思っていたのに、生きながら
焼かれる地獄がこの世であるとは、想像するだけでも恐ろしい

何もできない私は、ただ祈るだけである

数年前に庭に植えたヤマシャクヤクの芽だしが、このところの暖かさで
一気に伸びていた
東北の一日も早い復興を願って、ヤマシャクヤクの芽だしの写真掲載します


一株を植えたのが、いつの間にか増えて


芽だしのマクロ、葉の葉脈もわかるようになった