花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

未掲載の写真から、その2

2015年05月31日 21時43分37秒 | アウトドアー

ホタルブクロ、大藪蜂巣林道にて撮影


同上


キショウブ、ヨーロッパ原産の外来種、大藪蜂巣林道の湿地で撮影


キショウブの上に張り出した枝に穂状の蕾が上向きで並ぶ
何の花かわからないが、咲いたら面白そう


マイズルテンナンショウ、サトイモ科テンナンショウ属
川沿いの草地に生える50~100センチの多年草
偽茎は円柱形、葉は1枚で鳥足状複葉、仏炎苞は緑色でやや紫色を帯びる
肉穂上部の付属体は緑色のむちのような形で、筒内から高くでて直立する
和名は舞鶴天南星で、小葉の形が羽根を広げた鶴のように見えるのでいう。
以上「日本の野草」から引用
茨城県では小貝川の流域にのみ生育する。


逆光でわかりにくいが、葉が一枚出て、その先で小葉が鳥足状に出る
葉の数は20枚前後

これは丁字草を撮影に行って、たまたま撮影したものだが、そのときは
名前がわからなかったが、「茨城の野草」という図鑑を見てようやくわかった。


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お知らせ 明日6月1日 BSプレミアムで筑波山が放送されます

詳しくは、こちらのNHKの番組案内をご覧ください
ガイドは 太田昭彦さん 3月の梅の時期と4月のヤマザクラの
時期に登った様子が紹介されます。

再放送の予定が出ているから、都合の悪い方は そちらで見てね。
















杉の巨木に抱かれて・セッコクが満開

2015年05月30日 21時09分51秒 | アウトドアー







杉の巨木に着生しているセッコクが、遙か頭上に輝く

佐竹氏の開運の山と言われる山に杉の巨木が立ち並ぶ。
その杉の巨木に着生しているセッコクが、丁度満開であった。

ただ10メートル以上の高さに着生しているので、撮影は難しい
しっかり構えたつもりだったが、拡大するとボケばかりだった。
しかも昼過ぎの逆光では尚更だ
様子がわかったので、今度くるときは重い三脚を持参しよう。

私の様子を見ていたらしい地元の人が、心配して様子を見に来た。
その人に聞くと、幅百メートル、長さ150メートルの範囲の
杉の巨木にしか着生していないという。
「凄いですね。こんな着生は初めて見ました。」というと
「そうでしょう、まるで雪が積もったように白く見えるでしょう
とうれしそうに言う

ただ着生された杉の枝は、枯れてしまうので、杉にとっては
迷惑な話だろうと笑う。

でも最近は貴重な花ほど盗掘が多いから大変ですねと言うと
そうなんだよね。ここに来れば見られるのだから、大切に
残したいよねと言う。

私はその方にお礼を言って、近くの滝を見に行った。

(最初、山名を入れましたが、盗掘が多いと言うことで削除
いたしました。ご了承くださいますように。)






つくば市の天然記念物ホシザキユキノシタ

2015年05月28日 17時35分05秒 | アウトドアー

ホシザキユキノシタ、ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草
ユキノシタの変種で、筑波山固有の花、筑波山にだけ生育する
普通のユキノシタは下の2枚の花弁が長いが、ホシザキユキノシタは
その下の花弁が短くなり、おしべと同じぐらいの長さのため
花の形が星形に見える。

この花は昭和の初期に筑波山で発見され、その採集品を基に
牧野富太郎博士が命名した。
花弁は5枚で、上の花弁3枚に赤色班があり、とても可愛らしい花である
おしべは10本で、めしべは1本で先端の柱頭は二つに分岐している




時々先祖返りして、下の花弁が長いものも出てくる。





撮影の帰りに車道の脇でイチヤクソウの花を見つけたが
すでにピークを過ぎて、変色しかかっていた。


別な場所では、まだ蕾だというのに、そちらに期待しよう。

筑波山がタイプのクモキリソウも花芽をつけ始めていた
今年は早いのかな、予想が難しい。






かろうじて撮影・丁字草

2015年05月27日 07時26分38秒 | アウトドアー

チョウジソウ、キョウチクトウ科チョウジソウ属 22日撮影


花の名前の由来に二つの説がある。江戸時代にオランダから輸入された
フトモモ科のチョウジの花に似ているのでチョウジソウになったという説と
花を横から眺めると、丁字の形をしているのでチョウジソウになったという
説である。
フトモモ科のチョウジは、香料として使われたといいます。

茨城の野草という鈴木昌友先生の本を何気なく見ていたら
チョウジソウの写真が出ていた。
しまった今年は撮り忘れたぞと思ったが、あきらめきれず
時間を見つけて飛んでいった。

群生地に行ったが見つからない。
終わってしまったのかとあきらめかけた時、奥の日陰の部分に
数輪の花を見つけた。
大抵は落下して花柄だけが残っている。
時間も昼に近いので、風が吹き荒れて花の撮影には最悪だ
それでも何とか今年も撮影出来た。やれやれ。

近くでグループで来ていたカメラマンの一人が言う
「一週間前がちょうど盛りで良かったよ。」
毎年見ないと落ち着かなくてと言ったら「病気だよね、お互い
でも良い病気だよね。」と笑っている。

そう私は病気もちである。
昨日も今日も病院に通っている、正真正銘の病気持ちなのである。(笑)


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栃木百名山の山名由来という
本を紹介します。

手塚晴夫著、発行は随想社、定価1800円+税
2015年4月1日発行

栃木県の山に登ると、山頂には栃木百名山○○座 山名と標高が
記載された山名板がかけられている。
先日登った半月山は栃木百名山の34座と記載されていた。
これは下野新聞社が公募して4百数座の山から選んだ栃木百名山
なのだそうである。
その百名山の一つ一つにスポットを当て、山名の由来や山の歴史
地域の文化を丹念に調べたもので、単なるピークハンターではない
山登りの楽しみを広げる本である。

随想社のホームページはこちらです

私が栃木の山に登るときに参考にしていた「栃木の山140」
という本も、ここの出版社が出したもの。
最も最近それの最新刊が出て、「栃木の山150」になったが


ところで、明日28日は、なでしこジャパンの強化試合、日本対イタリアの
試合がある。
放送はTBSテレビである
ワールドカップ直前の最後の強化試合、楽しみである。




移りゆく季節の中で見た風景

2015年05月24日 10時51分49秒 | アウトドアー

日の出直前の筑波山が写る


黒子橋から入った小貝川の土手から


母子島橋を渡った土手道から朝霧にかすむ筑波山


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奥日光の点描


中禅寺湖の朝、歌ヶ浜の駐車場から
中央奥が日光白根山、釣り舟がいいアクセントになった。


同じく男体山


白根山をアップで


左奥の社山から大日崎と続く半島の緑


半月山の車道途中の駐車スペースから、中禅寺湖と白根山


半月山展望台から湯滝を遠望、中央白い筋が湯滝


茶の木平の高山植物園跡地付近に咲く孤高のシロヤシオ


茶の木平のアズマシャクナゲを木漏れ日で


竜頭滝中流


同じく








クチナシグサのその後

2015年05月22日 05時12分04秒 | アウトドアー

4月26日のブログで書いた「クチナシグサ」のその後
もっと途中の様子を見るべきだったが、機会が無くて遅きに失した
感も有るが、果実になりタネの様子も見る事が出来た
























これらの様子を見ると、種子の散布は殻が烈開してはじき飛ばす
わけではなさそうだ。
前夜に大雨が降ったから言う訳ではないが、もしかすると雨で
流す散布なのかもしれない。
2枚目の写真を見ると、タネは萼の中の殻の中にだけにあるのが
わかる。
それが雨に流されたのか、殻と萼の間にもこぼれているのが有る
ただし実際の現場を見たわけでは無いので、あくまでも私の個人的
な想像である。

番外編の写真、参考のために






これは果実の大きさを示すために定規を当てたもの

実は失敗だったのだが、クチナシグサの名前の由来が、この
開く前の果実の形が「クチナシ」の果実に似ている事を失念
して、撮り忘れた事である。
クチナシの実で検索すると膨大な写真がネットで見られるので
見比べて欲しい。
この定規を当てた果実によく似ていることがわかる。
お粗末様でした。(笑)

写真追加

茎の様子を写した写真からトリミングで切り出した果実の写真
こちら向きの果実がじゃまだが定規よりもましでしょう。


昨夜は疲れすぎて、気がついたら服のままベットに寝ていた。
で今朝はこんな早くからブログを書いている。
大丈夫か俺。

ところで、那須の続編はどうしたんだ という声が聞こえて来そうだが
自分の時間が細切れでしか取れないので、なかなか書けない
そのうち写真だけでも載せてごまかすか オイ!!(笑)
いや申し訳ない、そのうちね。そのうち。

お詫びに以前に書いた那須方面のブログ記事を紹介します

那須方面の以前のブログ

強風名物の那須の紅葉を歩く

紅葉の那須に救助隊出動

7月上旬の隠居倉の花


那須放浪で見た花と風景

梅雨の晴れ間に那須放浪

那須の沼ッ原から鬼が面山

古いブログの「山と花を友として」の記事
那須・姥が平の軌跡の紅葉

那須のエゾリンドウとイワインチン

8月10日の那須の花

那須の黒尾谷岳に登る

那須山麓クロクモソウのみだれ咲き

那須の花巡り登山

探せばもっと有るかもしれませんが、毎回同じような事を書いてますね

上の記事を見る場合湖、リンクを右クリックして、新しいウインドウで
開くを選択すれば、別ウインドウで記事を読めますよ。
読み終わって消せば、又ここのページに戻ります。








里山と野の花に惹かれて

2015年05月21日 19時02分46秒 | アウトドアー

庭石菖(ニワゼキショウ)、アヤメ科ニワゼキショウ属
北米原産、明治中期に渡来した植物
この花、花だけなら見慣れすぎて撮る気にもならないが
この時期は、丸い実がついて可愛いのである。
色のバリエーションも有るので、じっくり見てみよう。


こちらは白色系の花








おしゃれな青色系の花、左の茶色は境界の杭、クイが残る写真 なんちゃって(笑)
(NHKの気象予報士南さん風のオヤジギャグでした。)


ミヤコグサ、と言いたい所だが、葉の表面に毛が
有るか無いか調べてないので、セイヨウミヤコグサの
可能性もある。下に写っているのは別な植物の葉


半寄生植物のカナビキソウかなと思って撮ったのだが
これも自信なし

草刈りを始めたら、疲れすぎて調べる気力がない。
本日も手抜きのブログでごめんなさい。



沼ッ原から那須周回トレッキング・その2

2015年05月20日 21時44分36秒 | アウトドアー

展望デッキから引き返し、湿原の中の木道に入ると
やっぱり出迎えてくれるのがハルリンドウの鮮やかな青色である。


傍らには立ち枯れのそばにミネザクラが咲いている
枯れ木に花を咲かせましょうの図である。
俺は花さかじいさんかい(笑) 爺さんには違いないが。


今や沼ッ原の象徴のような立ち枯れの木とベンチ
背景に見える山は西ボッチ

ここから、北に向かって進む木道は、クロサンショウウオの卵のうと
ハルリンドウの花のオンパレードだった。


クロサンショウウオの卵のう







ところが、水の中にこんな生き物が


エッ もしかしてクロサンショウウオ?
でもこんな時期に水中にいるものなの


後から来た男性も写真を撮っていたので聞いてみた
男性も「よく知らないがイモリではないか」という
通りかかったご夫婦に聞いてもわからないという
ただ奥さんの方は、月山でイモリを見たというのだ。

クロサンショウウオも冬眠はするらしいが、生態がよくわからない
とにかく面白い生き物に出会えて良かった。


何ガエルかはわからないが、オタマジャクシがびっしりと
集まっていた。


木道から見る大倉山、流石山の展望


山座同定ようの展望図


上記展望図用に造った地名入りの地図、ピークの標高を
地名代わりとした。
この展望図で見ると三倉山は見えないようだ。


ズミの蕾を見ながら出来たばかりの木道を進むと
ミツバオウレンがわずかに咲き、コバイケイソウの葉が伸びている
やがて木道は右に直角に曲がり、美しい唐松の林を通る。


途中で三斗小屋宿跡から大峠方面に抜ける分岐を過ぎて
唐松の林を進むと


前方に休憩所の東屋が見えるあたりが三斗小屋温泉と姥ヶ平への
分岐である。


姥ヶ平方面への分岐、ここからは林の中の本格的な登山道となる






沼ッ原から那須周回トレッキングその1

2015年05月19日 23時09分57秒 | アウトドアー

沼ッ原湿原はハルリンドウの花盛り


ハルリンドウ


沼ッ原駐車場と白笹山の朝、17日朝撮影

沼ッ原駐車場に着いたら7時を過ぎていた。
寄り道した乙女の滝には6時30分頃着いていたから
予定通りといえるだろう。
すでに先客の車が10台前後止まっていた。

ゆっくり準備して、軽く朝食を食べた。
少し早起きして寝不足気味だったので、体調の不安が少し
有ったから、荷物も点検してザックに入れ直した。

他の登山者は寒さよけにレインウェアを着ている人もいた。
周りの高い山には残雪も有るので、肌寒いくらいの気温だ
森永の甘酒を乾燥させたものをあけて、ボトルのお湯で溶かした。
ぷーんと言う甘い香りと共に、暖かさが腹に染み渡る。
よーし行くかと自分に気合いを入れて出発。


沼ッ原園地から西ボッチの山


沼ッ原園地から大倉山方面


沼ッ原園地から大佐飛山方面 (手前は発電用の調整池)


沼ッ原園地から大佐飛山方面の展望図(カシミールで作成)
上の写真では、鬼が面山の山頂は写っていません。
写っているのはその右側の方だけです。


沼ッ原湿原への入り口、熊注意の看板がある


オオカメノキが散り始めていた。


最初は歩きやすい道だが、やがて階段を下りていく道になる


湿原の入り口に有る説明板


そこの角には伝説の子守石がある


子守石の説明板


説明文の拡大、読めるかな?
のぞくなと言われると のぞきたくなるのは男の本性か(苦笑)
子供に両目玉をあげて盲目になった女性、これが最初に寄った
乙女の滝の盲目の女性ではないかと考える説もある。

ここに出てくる暮れ六つ(むつ)とか明け六つとか言う時間は、現在の
時刻とは違うので面白いですよ。
江戸時代には、鐘を鳴らして時刻を知らせたので、明け方に6回
ならすのを明け六つと呼んだ。
この時代には電気が無かったので、明るい昼間だけが働く時間だった
そこで日の出の時刻から日の入りの時刻までが働く時間であったから
当然季節によって時刻が変わってくる。(不定時法と呼ばれる)
長くなるので詳しくはネットで検索してね。
鐘を鳴らす起源が語られる伝説も面白いですね。(伝説ですよ伝説)


沼ッ原湿原の入り口標柱、私は、すぐに左への深山湖への
ルートに入っていった。


湿原の入り口に多い黄色い花、何かと思ったらコキンバイという
花だと図鑑(沼ッ原湿原植物ガイドブック)に出ていた。
隣は咲き終わったザゼンソウ。


ミネザクラが木道の腋で咲いていた。


手持ちで撮影したらボケたがミネザクラのアップ


クロサンショウウオの卵のう


ハルリンドウ、植物ガイドブックにはハルリンドウと出ていたので
ハルリンドウとした。
何とかロゼット状の葉を確認しようとしたが、離れていてよくわからない。


唐松の新芽


展望デッキから大倉山方面の眺め


深山湖への案内板で引き返した。


引き返す途中で出会ったヒキガエル、危なく踏みつけるところだった。

写真追加


展望デッキから白笹山方面の展望


上の写真で見えている場所を知るために展望図を作成した。
あらかじめ下のような地名を臨時につけて、どこが見えているか
確認した。

これからすると、日の出平と白笹山の間に見えるのは、南月山から
白笹山に続く尾根で有ることがわかった。




















乙女の滝で癒される

2015年05月18日 06時47分48秒 | アウトドアー

乙女の滝


滝を横から見る


私が心惹かれた、コケと草つきの石に朝の光が差し込み
緑がいっそう輝く瞬間だ


緑の輝きは心が癒される時間

乙女の滝や沼原湿原に行く前に、那須塩原市のホームページから
観光情報を手に入れよう。
特にお勧めしたいのが「沼ッ原湿原植物ガイドブック」を千円で領布して
いるので、沼ッ原湿原周辺の植物を知りたい方にうってつけだ。
それには簡単ながら、沼ッ原周辺の地形、気候、動植物、歴史などの
解説も載っている。
私は、那須塩原市の環境管理課に電話して、現金書留で千円を送ったら
二日後には本が届いた。さすがに観光に力を入れているだけに対応が早い
(振り替えで送れるなら便利なのだが、現在は現金書留だけなのが面倒だが)

近くの人や、何かで那須塩原に行く人は、直接販売で買う方が楽だ
詳しくはホームページの観光情報の沼ッ原湿原を開くとPDFで出ている。


ストレスがたまったから、山に行かせてくれと言ったらOKがでた。
日光に行くか那須に行くか迷ったが、那須の三斗小屋道で見た
サンカヨウの大群落を思い出した。
よーし那須に行こう、久しぶりに沼ッ原を起点にして歩いてみよう。
体力的に無理そうなら、途中でルートを変更すればいい。

夜明け前に自宅を飛び出し、294号線を北上して行く、昨日の低気圧の
名残か、灰色の雲が低くたれ込め、右の筑波山も雲に覆われて見えない。
下妻の道の駅を過ぎる頃、ようやくうっすらと筑波山の輪郭が見えてきた。

矢板の街に入ったら、車が混んできたので、東北道に乗って黒磯板室ICで
降りた。
出口のすぐ前に、小さな駐車場があるので、そこで一休み
(当たり前だが、出るときは高速の出口の方には戻れないので注意ね)

嘘のように晴れ渡った空に、山並みと水田の緑が美しい。
カーナビに板室703番地乙女の滝を入れて板室を目指す。

牧場などの間を抜けて、県道369号線の板室街道を走ると、いかにも
開拓で開かれた町らしく、緑の多いのびやかな風景が続き、朝日がまぶしい
やがて那珂川の支流の木の股川にある木の股園地を過ぎると、左に深山湖に
続く入り口案内が有る。
県道369号線は、その深山湖へと続く道で、深山湖入り口を過ぎると県道
266号線になる。
茨城を流れる那珂川の源流が那須の山である事を実感する場所だ。
ちなみに茶臼岳の御沢から流れ出た水は、下流で湯川となって深山湖に注ぎ
深山湖から放流された水は、那珂川となる。

266号線で板室温泉に着くと、そこでユーターンするように右に曲がる
いよいよ山の中を走る道で、真っ赤な山ツツジが咲いていたりする
やがて「乙女の滝」の駐車場案内が右に見えてくる。

乙女の滝駐車場


駐車場のトイレ


このお店は現在休業中なのかな


乙女の滝に降りていく途中にあるカフェ

乙女の滝から沼ッ原湿原に向かうには、那須ハイランドGCをカーナビに
入れてくれば、その反対側に沼ッ原湿原への林道の入り口があると
那須塩原市が送ってくれたパンフレットの付箋に書いてあった。
もっとも私はすでに何度も沼ッ原にはきているので、駐車場も登録済み
なのだが、担当者の心配りがうれしいではないか。











日の出平のミネザクラは当たり年で満開

2015年05月17日 23時17分37秒 | アウトドアー

名物の強風にミネザクラが激しく揺れていたが、委細かまわず撮影


ミネザクラはチラホラと咲く印象だったが、今年は印象が一変
花の数も密度も濃くて、近年にない当たり年だった。


みんなニコニコしながら「風が、風が」と言っているが
ここは強風の名所だから仕方がない、


牛ヶ首方面を見下ろすとミネザクラが軒並み咲いて


日の出平に登る登山道も花のトンネル






南月山に向かう途中にもミネザクラが続く、こんな所にも有ったっけ?




今回歩いたコースは、沼原駐車場から沼原湿原、姥ヶ平、牛ヶ首
日の出平、南月山、白笹山と周回するコースを歩いた
歩いた距離13.4Km 最後は足にきてヘロヘロだった。
沼原に行く前に、乙女の滝にも寄って写真を撮った

今日のおまけ写真はこれ、姥ヶ平のひょうたん池が雪で半分
埋まっていた。

雪の上を歩ける


ひょうたん池から朝日岳方面


雪のひょうたん池から那須岳


疲れたので詳しくは後日ね




筑波山のヒイラギソウが満開に

2015年05月14日 21時53分43秒 | アウトドアー

ガマ石の下にあるヒイラギソウが満開になった。
元はロープ際に有ったのだが、土砂崩れで下に広がっている。


撮影していたら何人もの人から名前を聞かれたので
ヒイラギの葉に似ている葉の形から「ヒイラギソウ」と
呼ばれる花ですと説明すると「あっ確かにヒイラギの葉に
似ているわ」と観察している。


山頂から弁慶茶屋跡に向かって下ると、北斗岩の先に比較的
平坦な道があり、両側にブナの巨木が立ち並ぶ。
私たちが通称「ブナ平」と呼ぶお気に入りの場所だ


今日のような夏日には木陰を造ってくれ、体が緑に染まりそうな
気持ちにさせられる。


ツツドリの声が聞こえ、涼やかな風も吹き抜けるブナ平


弁慶茶屋跡から筑波山の山頂を眺めると、山頂に立つ人の影が
はっきりと見える


裏面大黒(りめんだいこく)の前の登山道に咲く山ツツジ
登山者の疲れを癒してくれる場所だ。


ピンク色のオドリコソウ


オドノコソウの蕾、形がほほえましい


最近、女体山の周辺に多い笹の花、この花が咲くと竹は枯れる
自然研究路を歩くと枯れた竹がやたらと目につく


筑波山神社の石垣にホシザキユキノシタが芽を出していたが
早いものは花を咲かせていた。





フォトチャンネル・秋・絶景の燧ヶ岳を登る

2015年05月12日 19時17分27秒 | アウトドアー
秋・絶景の燧ヶ岳を登る


2007年の10月に登った尾瀬の燧ヶ岳の写真をフォトチャンネルに
登録しました。
右下に表示時間と、画面を拡大するアイコンが有ります
それぞれ調節してスライドジョーでご覧ください。
拡大した画面を戻すときは「Esc」(エスケープキー)を押してください


サギゴケとムラサキサギゴケ

2015年05月12日 13時09分01秒 | アウトドアー

サギゴケ、ゴマノハグサ科サギゴケ属 (ムラサキサギゴケの1品種)
本来は、ムラサキサギゴケが標準花なのだが、この花が先に見つかって
サギゴケと命名されたので、標準花のムラサキサギゴケが変種のような
名前になったという曰くのある花である。
サギソウの唇弁に似ていて、小さいのでコケがついてサギゴケと呼ばれる
ようになったと「野草の名前」の高橋さんが書いている。
しかし、白いからサギになったので、ムラサキだったらサギと名前が
ついたかどうか怪しいものだ。
そういう意味では、白い花が先に見つかって、良かったのではないか。








黄色の斑紋が二筋隆起して、毛が生えている。
似ているというトキワハゼには毛がないので、見分けの
ポイントでもある。


こちらがムラサキサギゴケの花、名前の通り紫色をしている
唇弁にはやはり毛が生えている。

余談だが似たものの「トキワハゼ」は、花が春から秋まで咲き
続けるので「常磐ハゼ」と名前がついたという。


ノアザミ、キク科アザミ属 花は管状花だけで舌状花は無い
総包片は紫ががりさわるとねばねばする。
このねばつくのが見分けのポイントでもある。


筑波山も夏模様に変わり、緑色のグラデーションが美しい季節になった。