花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

本日の霞ヶ浦のダイヤモンド富士山予測図

2019年11月30日 11時52分00秒 | 自然観察
昨日の検査で低血圧を起こして、途中でダウンしてしまったので、掲載が遅くなって
しまったのですが、参考になればと本日のダイヤモンド富士山の予測図を掲載します

場所は先日掲載したかすみがうら市有河から200メートルほど南の志戸崎です。


かすみがうら市志戸崎の位置図、志戸崎に3つのポイントを作って予想してみましたが
志戸崎3というポイントが、太陽の中心が山頂に来る位置でした。
ここから有河にかけては、多少のずれはありますが、ダイヤモンド富士の撮影ができそうです


志戸崎3ポイントの本日(30日)のダイヤモンド富士の太陽の軌跡
太陽の中心が山頂の真ん中付近を通過しています。

太陽が富士山に接触する時刻は、16時17分22秒の予想です。
まぶしくて富士山がよく見えなくても、この時間が始まりと考えてください。

参考に太陽が半分隠れた予想図も掲載します。


志戸崎3のダイヤモンド富士の、太陽が半分沈んだ状態の予測図、16時18分55秒で
作成しています。

カシミールのカシバードの設定で、レンズは300ミリにしていますので、撮影には
望遠が必須と思われます。
作成したポイントは、現地を確かめていませんので、障害物で撮影できない場合も
有るかも知れません。
有河の橋の両側には駐車できるスペースがありますし、障害物もありませんので
ここをベースにして歩かれてください。
まだ頭がボーットしてますので、間違いがあるかも知れませんが、参考になればと
掲載しました。





つつじヶ丘P手前の紅葉

2019年11月27日 04時35分01秒 | 自然観察
26日、朝からの雨が上がったので、日が差すのを期待して、つつじヶ丘駐車場の方へ
車を走らせると、風返し峠からつつじヶ丘までの車道が、美しい紅葉に彩られて
いました。
ちょうど、つつじヶ丘駐車場の手前 左側にあるスペースに車を止めると、その脇が
彩りの美しい紅葉です。
惜しいことに、期待した日が差さず残念でしたが、記録に残しておこうと撮影して
来ました。


駐車スペースから撮影した紅葉、手前が赤い紅葉、奥が黄葉でした


同じ場所を縦構図で撮影


車道から赤と黄色の境目


黄葉の部分、日が差していたらキラキラと輝く事でしょう

先日、雨の中 四季の道へ紅葉の下見に行ったら、最奥のもみじ谷はまだ青葉が
ほとんど、途中の駐車場の車止め先を 左に下った場所の紅葉が、5割くらいの
紅葉でグラデーションが綺麗でした。
しかし、この場所に下る道が、どうしようも無いほどぬかるみで、長靴が無いと
歩けない状態でした。しかも滑ります
四季の道は、途中まで倒木が片付けられ、草刈りもされてましたが、草ボウボウの
所もあります。
長靴とストックを持参した方が無難です。

筑波山の車道の途中に、軽自動車の事故車が1台、放置されてますので、十分注意して
通行されてください。
原因は分かりませんが、左前部が破損しているように見えました。
スマホ運転で事故らないようにね。


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私を励まそうとポチしてくださる読者の皆様に感謝を込めて

 病(やまい)得し 吾を励ます 花友と 山に行きたし ガン(雁)の帰る頃
 花咲く春に 北に帰る雁が音にかけて 帯になったり たすきになったりして
 賑やかに歩く日を夢見て 

 




朝食抜きで、またも検査

2019年11月25日 20時50分59秒 | 日記
本日も朝食抜きで超音波検査とCTスキャンを受けた。
超音波検査は、胃のあたりから下腹部までヌルヌルした液体を塗られて
パンツをギリギリまで下げさせられた。

続けてCTスキャンの検査を受けたら、造影剤の注射をされて、一瞬にして
体中が熱くなった。「身体が熱くなりますが、大丈夫ですから」と医師は言う
それは注射を打つ前に言ってくれよ。打ってから言うんだもの。

頭がボウッとするほど熱くなり、意識を失うのは嫌だな と思ったが
1分もしないで熱は収まった。

MRIは「息を吸って、吐いて、止めて」だったが、CTスキャンは「息を吸って
止めて」で、息を吸ったまま止めさせられる。
肺でもないのに、なんで呼吸を吸ったり止めたりするのか理解できなかったが
文句をつける筋合いは無い。
とにかく何か食べたかったから、検査と診察は短くて良い。

以前のブログで、元キャンデーズのスーちゃんこと、田中好子さんが、ガンと
闘病中に、ニュージーランドのトレイルを歩くトレッキング番組を紹介したが
後に彼女が亡くなったのは、絶食して体力を失ったため、ガンが悪化して亡く
なったと書いた。

2014年5月2日のブログ「癌と闘いながら歩いた田中好子さんの涙

そのことが頭にあったので、食事抜きの体力低下は怖いのである。


筑波山ケーブルカー山麓駅前のもみじをアーチを額縁に見立てて撮影


筑波山神社の駐車場に久しぶりに止めたら、1時間以内は無料だった




霞ヶ浦・奇跡の夕焼け再び、その2

2019年11月23日 09時25分15秒 | 自然観察
先日ダイヤモンドオンラインで、「桜を見る会」を巡る疑惑で一部マスコミが騒ぐ中
沢尻エリカ容疑者が薬物所持で逮捕された事が、「国民の目をそらすために芸能人を逮捕した」
という陰謀論がネットで流れていると伝え、その中で、もと首相経験者の鳩山由紀夫氏が
SNSでこの陰謀を事実であると認めた と報じているのには驚いたね
沢尻エリカ事件を、テレビが毎日取り上げて大々的に報道しているのを見ると、陰謀論も
信憑性を帯びてくる。
最もテレビには視聴率という足かせが有るうえ、スポンサーの意向も反映するので
政治問題に鋭く切り込む報道を期待するのは無理なのかもしれないから、視聴者も
テレビを見る目が必要な時代である。

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霞ヶ浦・奇跡の夕焼け再び、その2


21日16時25分31秒 この時はまだ湖面の色が変わってない


21日16時26分10秒 またもや筑波山にカメラを向ける
この時は気が付かなかったが、湖面の色が少し変わり始めていたのである


21日16時26分19秒 湖面の色が変わり始めたのがわかる


21日16時26分53秒 撮影場所を示す証拠を撮ろうと水門の許可証を撮影
こんな事をしている間に、湖面は劇的に変化していたのだから笑える


21日16時27分28秒


21日16時27分46秒


21日16時28分02秒


21日16時30分03秒


21日16時37分52秒


21日16時39分09秒 この時間になると、すっかり明るさを失ったが
湖面が二色になっているのがはっきりわかる


私が撮影していた場所、波消しブロックとコンクリートの土手の下に平地がある
奥の左手に筑波山が見える


上の写真の土手の反対側、土手下に農道が続く、何か所かに土手に登る車道がある
この農道は駐車場所として利用できそうである(農閑期のみ)
なお、この土手の上の一番北側に、2台ほと止められる未舗装のスペースが有る

まだ空には赤みが残っていたが、22日は検査があるので、早々に帰ってきた。
矢祭山には行けなかったが、災い転じて福となす で奇跡の夕焼けを見た

訪問してくださった方に、お礼として霞ヶ浦のダイヤモンド富士山の予想図を掲載
します。
当分、天気が悪いので、無理かもしれませんが、参考にされてください。


板門より西にある荒宿のダイヤモンド予想図、24日16時19分14秒の図です。


こちらはかすみがうら市有河のダイヤモンド富士の予想図、29日の予想図です


同じく有河の30日の予想図、軌跡は連続して描いていますので、好みの位置を
探してください
この図は、川が霞ヶ浦にそそぐ河口脇で描いています。

太陽は、一般に冬至と夏至を境にして南北に移動します、正確には太陽が動くのではなく
地球の公転と自転で移動しているように見えるのですが。

夏至から冬至に向かっては、南に移動して冬至には一番南からの日の出と日の入りになり
逆に冬至から夏至に向かっては、北に移動して夏至には一番北の日の出日の入りとなります
なのでダイヤモンド富士は、年に2回見るチャンスがあります。

今年の冬至は12月22日なので、それまでは太陽は南に移動していきます
それで富士山に太陽が沈むダイヤモンドを見るには、撮影場所を北に移動するのです
(太陽と富士山を直線で結んだ延長線でしかダイヤモンド富士は見えません。なので
太陽が南に移動したら、撮影地は北に移動するのです。)

ただし富士山が見える場所なら、どこでもダイヤモンド富士が見えるわけではありません
例えば筑波山梅林は富士山が見えますが、ダイヤモンド富士山は見られません。
カシミールには、ダイヤモンド富士山が見える場所を特定する機能がついてますが
面倒なので省略

オマケ、カシミールのツールには、一発判定という機能があり、それで撮影場所と富士山の
山頂までの直線距離がわかります
橋門から富士山山頂までは、直線距離で172.745Kmとなります




霞ヶ浦・奇跡の夕焼け再び

2019年11月22日 23時27分10秒 | 自然観察
今日は、大腸以外に悪いところが無いかを調べるために、昼飯抜きで午後から
MRIの検査を受けた。
造影剤を注射しながらの撮影だったので、内心造影剤の副作用が怖かった。
ずいぶん前にも受けた事はあるが、今回は体力が落ちて抵抗力が落ちている
だろうから、心配だったのである。
防音用のヘッドフォンをはめられたが、それでもピーピーガラガラうるさい。
その上、難聴気味になっているので、「息を吸って、吐いて、そこで止めて」と
何度も医師に指示されたが、「吐いて」がよく聞き取れず、息を吸ったまま止めたり
したので、うまく撮れなかったのか、途中で休んだ後、短い撮り直しがあった。
といっても、撮り直しと医師に言われた訳ではなく、私の直感である。
検査結果は来週に言い渡されるが、その前に別な部位のCTスキャンも予定されている

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昨日(21日)に撮影した「霞ヶ浦の奇跡の夕焼け」再び


2019年11月21日16時27分28秒、行方市橋門の揚水機場水門脇で撮影

2017年1月26日に霞ヶ浦奇跡の夕焼けで紹介した、霞ヶ浦の湖面が赤と白に
分かれるという不思議な現象を再び撮影することができた。
霞ヶ浦は、湖なので潮の流れは無いという、原因は不明である

一度だけなら奇跡だろうが、再び見られたのだから、もう奇跡ではない(笑)
白く見える部分は、どちらかと言えば銀色に近い色である。

21日朝、家内が矢祭山の紅葉が良いらしいよという
どうやらテレビで見たらしい。
私は花友のIさんから、そのことはメールで知らされていた。
ということで、急遽矢祭山へ紅葉を見に行く準備をして、家内を車に乗せた

ところがである、その前に買い物をしたいと言うので、カスミに寄ったり
銀行に寄ったりしていたら、もう12時に近い。
何の事は無い、買い物に乗せてほしい家内が、矢祭山の紅葉をダシに使った
だけであった。

矢祭山の紅葉が見られなくなった私は腹が立ったが、今日は一日快晴の予報である
それならばと、午後から出かけられるプランを考えた。
一つは八郷のフラワーパークのイルミネーションである。
昨年よりパワーアップして、規模が拡大したらしい。
しかし入園料が800円で少々お高い。

もう一つは霞ヶ浦の富士山の夕焼けである。
先日のブログで、霞ヶ浦のダイヤモンド富士山の予想図を載せたが、今日あたりは
それより西寄りの橋門あたりが候補地であろうと予測できた。

それまでの時間つぶしに、古い自作パソコンを分解して、CPUと冷却ファンの間の
冷却用グリスを塗り替えようと、冷却ファンを取り外したら、取り付けピンの一つが
折れて万事窮す。

そんなこんなで出発時間が遅れ、現地に着いたら午後の4時過ぎだった。
日がサンサンと降り注ぐ湖岸には、予想に反してカメラマンは一人もいなかった。

後で考えると、ダイヤモンド富士の予想図を作って行くべきだったのだが、矢祭山の
後遺症で、それをしないで出かけてしまった。
太陽が沈みかけていたが、まぶしくて富士山がまるで見えない。

筑波山や牛久大仏の写真を撮って遊んでいたら、気がついたら太陽が富士山の左に
消えようとしていた。なんてこったい。


橋門での最初の一枚、21日16時17分29秒に撮影、まぶしくて富士は見えず


21日16時18分02秒 夕暮れの筑波山遠望


21日16時18分24秒の夕日、依然として富士山は見えず


21日16時19分06秒 望遠で牛久大仏撮影


21日16時23分00秒 牛久大仏を撮った望遠のまま、落日方向に
向けたら、すでに太陽は富士山の影に
慌てて撮ったのでピントはボケ気味である


21日16時23分43秒 太陽が沈むのは早い、みるみる沈んでいった


21日16時23分53秒 富士山の影に隠れる寸前

ここまではただの夕暮れの写真であるが、太陽が完全に沈んだ後
湖面が劇的に変化していったのである。
その写真は後日に載せるが、撮影地の橋門の位置図を載せる


今回の撮影地行方市橋門の揚水機場水門の位置図
この地図の一番下が天王崎公園である。
橋門は干拓でできたらしく、コンクリートの護岸が一直線に続いて
その上に舗装された車道と、縁石で縁取られた歩道かサイクリング用の道路がある
護岸の右には水田があり、土手の下に農道があり、この農道に駐車できる
私は揚水機場の建物まえの農道に駐車した。

つづく



花友Kさんの秋の習慣高尾山の花・総集編2

2019年11月21日 07時35分12秒 | 自然観察
前回の総集編で終わりかと思ったら、花友Kさんから秋の高尾山の花の総集編の
続編が届きました。
普通、総集編で終わりだろうが(^_^)
鬼女ランの鬼女も残っているから、総集編の続きはまだ有りそうだな(; ;)ホロホロ

習慣(週刊)と言った手前、何が何でも高尾山かな、大怖(^0^)


高尾山のキッコウハグマ1


高尾山のキッコウハグマ2
高尾山の秋の花、最後を飾るキッコウハグマ…小っさ!
高さ5㎝位の株で花も直径1㎝弱が多かった!
これなら葉っぱも一緒に撮れる!と思ったのですが、写らん!(笑)
と花友のコメントあり。


高尾山のキッコウハグマ3


高尾山のキッコウハグマ4


高尾山のキッコウハグマ5
(柱頭が二つに分かれているのが判る写真)


高尾山のキッコウハグマ6


槍になる前の千本槍1


槍になる前の千本槍2


槍になる前の千本槍3、綿毛でフカフカの状態だったそうです。
「冬になると千本槍にしか見えなくなるセンボンヤリ。
こんな綿毛を経て槍になるとは!」と花友のコメント



狂い咲きのエイザンスミレ、花の後、葉っぱが大きくなるのは知られてますが
その大きい葉っぱの状態で咲いていたそうです。
「謎が深まる高尾山の秋。
エイザンスミレの狂い咲き。
花後の葉っぱで咲くと別人に見える…。(笑)」
と花友のコメントつき


花友が 鬼女になりしか 高尾山 恋しき花の 実を結ぶまで
mino爺詠める狂歌





巡り会った季節の一瞬

2019年11月21日 00時47分56秒 | 自然観察
毎年同じように見えても、全く同じ景色には出会えない。
このところ、入院前の検査が何度となく予定されたので、今のうちにと
時間を見つけては近場へ写真撮影に出かけている。
先日、群馬県の桐生市で「白い虹」が出たと、天気情報サイトに写真が掲載
されていた。
そんな珍しい写真はなかなか撮れないけれど、季節のうつろいの一瞬を求めて
歩く楽しさは、なにものにも替えがたい。


霞ヶ浦の日の出の時、17日土浦市総合公園の風車展望台から撮影


笠間市城山のもみじ、19日撮影


同じく城山の銀杏ともみじ、19日撮影


笠間市の菊まつり、かさま歴史交流館井筒屋の菊の展示、19日撮影


同じく歴史交流館の菊の装飾展示、建物の窓に菊の装飾を施してある
笠間の菊まつりは日本最古の歴史があり、今年で112回目

同じ日に笠間の飯田ダムの遊歩道を少し歩いて、リンドウの花を見た


笠間湖(飯田ダム)の遊歩道案内板、ここは初めて行った


ダム湖の一部の湖面、紅葉が進めば絶景かも知れない


ダム湖に注ぐ川の橋から見下ろして


ダムの周りを車でも回れる道があるが、岸辺の遊歩道を歩いた


遊歩道に咲いていたリンドウ


遊歩道の柵の下に咲いていたリンドウ


赤い実をつけたツルリンドウ


水郷桜イルミネーション、土浦市総合公園にて20日撮影


同じく水郷桜イルミネーション




霞ヶ浦のダイヤモンド富士山予想図

2019年11月17日 12時19分24秒 | 自然観察
そろそろ朝焼け、夕焼けの美しい季節になってきたので、霞ヶ浦のダイヤモンド富士の
予想図を作ってみた

第一回は、2017年1月26日に「奇跡の夕焼け」を撮影した行方市田幸の、本日(17日)の
予想図


2019年11月17日の田幸のダイヤモンド富士予想図、(カシミールのカシバードで作成)
予想図を作ってみたら、太陽が南にずれていた。(Sは太陽の頭文字、後の数字は
その位置の時刻、この図では16時23分27秒を示している)
なんとドンピシャの真上は、昨日だったのだ。

ということは、少し北に移動すれば、真上に来る位置になるはずです。


行方市田幸の位置図、霞ヶ浦の景勝地「天王崎公園」から少し北に移動した
船だまりの近くです。
北の島並下の方へ移動して敵地を見つけてください。

参考として、田幸の北にポイントを作り、そこでの予想図を作ってみました
ただし、現地を確かめていませんので、そこに車を止められるか、障害物が
有無は分かりません。


田幸から北に移動したポイントのダイヤモンド富士


撮影ポイントのおよその位置


昨日から土浦市の霞ヶ浦総合公園で、イルミネーションも始まりましたので
ダイヤモンドがだめなら、そちらに回る手も有ります。
ただし、湖の脇なので朝晩は寒いです。防寒対策と風邪のウイルス対策をしてね。

有料ですが、八郷のフラワーパークでもイネミネーションが始まりました
昨年よりかなりバージョンアップしたLEDが見られるとのこと。

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本日のオマケ画像


空き地の花畑に現れたバッタ あれ!!(^_^)

人の恋路を邪魔するやつは、窓の月さえ憎らしい で言うじゃ有りませんか
なに 違う?




それでも又日は昇る

2019年11月16日 20時57分53秒 | 詩・俳句・短歌

曙の空が、オレンジに染まり朝焼けを期待したが、それもつかの間で
あっという間に薄れて、小貝川の霧が流れていく


小貝川の福岡堰付近から見る左筑波山、右宝篋山

川霧に包まれていく福岡堰


川霧たつ小貝川と残月


濃霧に包まれて朝日が出た


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夢懐かしくふるさとの山

 桜 釣山 坂道を 
 登れば西に須川岳(栗駒山)
 二人で仰いだ雪の山

 言葉すくなにうつむいた
 君のうなじに散る桜

 あれから過ぎし幾星霜
 頭は白く変われども
 変わらぬあの日を夢に見る

 変わらぬあの日の思い出を


(私を励まそうとポチしてくださった皆さんに感謝を込めて)

注釈 釣山(つりやま) 岩手県一関市の田村藩の城山で桜の名所で
   現在は釣山公園と呼ばれる
   田村藩は、伊達政宗の正室が福島の三春の戦国大名田村氏の娘(愛姫)であった
   事から、三春の田村氏の改易を嘆き、愛姫と伊達政宗との間に生まれた
   2代忠宗に、忠宗の三男の宗良に田村氏を継がせる様に頼んだという。

   愛姫が亡くなった年に、忠宗は宗良に岩沼3万石を与えて田村藩としたが
   最初の一関藩主伊達宗勝が伊達騒動で土佐に配流された後に滅亡したので、岩沼
   3万石から一関3万石へ宗良の子、田村建顕を移した。これは幕府の意向を受けた
   ものだと言われている。伊達の一分藩に過ぎない田村藩であったが、将軍綱吉の
   奥詰として側近をしていたので(建顕の時代)、大名扱いで江戸に上屋敷があった。
   その上屋敷で、赤穂事件の浅野長矩が切腹したのは知られている。
   なので田村家の菩提寺祥雲寺には、浅野長矩の供養塔がある。



       
   



BSプレミアムで20日に安達太良山の紅葉が放送されます

2019年11月14日 18時54分41秒 | 日記

安達太良山の黒鐘小屋付近の紅葉、2010年10月17日撮影

私のブログでも紹介した事がある安達太良山の紅葉の絶景が、11月20日
BSプレミアムで、夜9時から放送されます。

番組案内はこちらをご覧ください

にっぽんトレッキング100

昨夜は「乗鞍岳」の紅葉が紹介されてましたが、一日の入山者を制限して
自然保護をしているという五色ヶ原コースが紹介されてましたね。
入り口のゲートが施錠されていて、ガイドが同行しないと開けられない
というまるでニュージーランドのトレイルのようでした

大黒岳コースのハイマツ帯を登る途中で雷鳥に会いましたね
ここは私も歩きたかったが、横を通り抜けただけでした

日本では特別天然記念物に指定されているライチョウ、世界の中でも人を
恐れないのは日本だけだそうです。
天然記念物に指定されているからかと思っていたら、日本では昔から
高い山の上の奥に住むライチョウは、山の神としてあがめられていたので
人を恐れなくなったのだそうです。
他の国では、狩猟の対象になっているため、飛んで逃げるのだとか。

そんなライチョウですが、地球温暖化の影響で、生活する場所がだんだん
狭くなっているそうです。

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宝篋山上空の朝焼け、125号線バイパスから、2015年12月10日撮影



2011年7月6日、流石山の大峠からの登山口付近に有ったショウキラン
帰りにマクロで撮ろうと思ったら、盗掘されてなかった
今でも思い出すと腹が立つ。



内視鏡検査再び

2019年11月11日 20時46分22秒 | 日記
今週の水曜日に、再び大腸の内視鏡検査をすることになり、今日から制限食が
始まりました。

今日は消化の悪いキノコ類とかトマト、コンニャク、白菜、ネギとタネある
果物「スイカ、キウイなど」が禁止され、私の大好きな鍋物のこんにゃくが
食べられません。

明日は病院指定の食事「エマニクリン」をそれぞれ朝用、昼用、夜用と指定
された食事をとります。
救いは間食用のエマニクリンが有ること。

何しろ検査当日は、朝7時から食事なしで、下剤を溶いた水を2リットルを
2時間かけて飲み干し、検査までに大腸内に何も残ってない状態にしなければ
なりません。
これは結構きついです。
飲んでる最中からトイレに行きたくなり、出たり入ったり忙しいこと。

でもこれで手術のやり方が決まるので、仕方がありません。
内視鏡手術で全部摂れれば楽なのですがね。

月末25日にも別な部位の精密検査があるので、出歩けないかも知れません。
これが私には一番つらい。
唐沢山に、もみじでも見に行きたいのだが。


7日早朝、霞ヶ浦の夜明けで、水鳥が杭に止まっていた。
水鳥のくせに足がだ冷たいのかな、(^_^)
遠くに漁り火が瞬いていた。

今日は朝から雨だったので、先日、予約録画しておいたBS・TBSの古賀政男特番と
島倉千代子の歌人生の特番を見た。
「良い詩に出会うと作曲意欲がわく」とい古賀政男
明大を出たものの就職先が無く、絶望してカミソリで自殺を図るなどをしたという
そんな中で作曲した「影をしたいて」を聞くと、今までとは別な感慨を覚える。
島倉千代子は、最初に教わった作曲家、万城目正に「歌がヘタだね」と言われたという
そして注意されたのが「詩の内容を理解して詩の中に入り込め」だったらしい
詩の中に入り込むため、何度も何度も詩を朗読して、それから歌を歌ったという。
詩の中に入り込み、歌でそれを表現したからこそ、人々の心を打ったのである。


空き地に植えたササリンドウのシロバナが開花して風に揺れる


これも空き地に植えたヒメシャクナゲの紅葉が始まった


これも空き地に植えた(訂正))サフランがいつの間にか咲いていた。
長ーいシベが目立つ
(花の名前の間違いを、つくばねさんが、コメントで間違いを指摘してくださいました。感謝)


空き地でカマキリがシジミチョウを狙っている


これは困った、庭に植えたヤマシャクヤクが芽を出していた。
この冬を越せるのだろうか。


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空き地に植えてあるフジバカマの花から頭花を一つ切り取ったもの
フジバカマは、すべて筒状花からできていて、花から飛び出しているのは
雌しべの柱頭(2本ある)


雄しべが見えないので一つの筒状花の花びらを少し広げると中に細い
雄しべがあった。
柱頭は、この雄しべをくぐり抜けて出てくるらしい。





花友Kさん撮影の秋の週刊高尾山の花・総集編その2

2019年11月10日 23時57分28秒 | 自然観察
花友Kさんの高尾山の花の続き
 

クルマアザミ、キク科アザミ属のノハラアザミの一形態
ノハラアザミのうち、頭花の下の苞葉が車輪状に輪生するものを言う
茎葉は少なく、花時にも根生葉は残っている。


クルマアザミ
この名前は、高尾山関係の図鑑には載ってないので、ネットで調べると
以前はノハラアザミの変種扱いされていたが、近年はノハラアザミの
一形態として扱っているらしい。


ノササゲ、マメ科ノササゲ属 
kさんのメールには、ノササゲの黄色い花から紫の実までと書いてあった。


ノササゲ、ノササゲの若い実


ノササゲ、ノササゲの熟しかけた紫色の実


マルバノホロシ、ナス科ナス属
実の色づきが始まった


ナギナタコウジュ、シソ科ナギナタコウジュ属
Kさんのメールには、フトボナギナタコウジュのようなと書かれていたが
見分けるポイントがはっきり写っていなかったので、ナギナタコウジュとした


セキヤノアキチョウジ、シソ科ヤマハッカ属
これの名前の由来がややこしい、産地が箱根の関所の近くだったので、関所の
役人が住む建物「関屋」がつけられたという。いわば産地を表す言葉だ
花が秋咲きで丁子ににているので「関屋の秋丁子」になったという。


セキヤノアキチョウジ、シソ科ヤマハッカ属
この花の分布は、関東と中部で、箱根だけでは無い。
Kさんはいつ見てもけったいな花と書いてよこした。


ツルグミ、グミ科グミ属
常緑低木、花期は10月~11月、林縁や林内に生え高さは1~2メートル
枝はつる状に伸びる。枝先はとげにならず下を向く。葉の下面は赤褐色


ツルグミのアップ、地味だけどけっこう咲いていたという


ヤマホオズキ、ナス科ホオズキ属
分布 関東地方南部以西、四国、九州
すでに花が終わり、萼が袋状になり、中には液果ができつつあると思われる
液果は熟するとホオズキにそっくりな黄燈色の球形になる
「実がなって気付いたヤマホオズキ」とKさんのメールに書いてあった


ナンバンギセル、ハマウツボ科ナンバンギセル属
これは何度も取り上げているので、今更説明するまでも無いが
ススキ、ショウガなどに寄生する1年生の植物、特徴は萼の先がとがる
花冠の裂片は全縁。
Kさんのメールには、「咲かないと見つけられないナンバンギセル。
今年の高尾山はナンバンギセルの当たり年なのか?
3週に渡って楽しめました。」と書いてあった。


テイカカズラ、キョウチクトウ科テイカカズラ属
常緑のつる性木本、花は白色で芳香がある。
袋果は2個ついて細長い。


サネカズラ、マツブサ科サネカズラ属、別名ビナンカズラ
常緑のつる性木本、雌雄異株、葉は楕円形、集合果は球状で
11月頃赤色に熟す
別名のビナンカズラは、つるを切ると粘液が出る、それを江戸時代に男性の
鬢付け油(びんつけあぶら)の代用によく使われたので「美男葛」
女性も使ったらしいが、男性ほどでは無かったのか「美女葛」にはならなかった
花の特徴も面白い、夏に雄花は淡黄の花の中に、赤い苺状の雄しべがあり
雌花は、緑色の粒が球状についた花が咲く。赤が雄、緑が雌と覚えよう(^0^)


センブリ、リンドウ科センブリ属
越年草、民間の胃腸薬として知られ、乾燥させたものを目の粗い布の袋に入れて
お湯に浸し、布袋を振ると薬の成分が出てくる。これを振り出しという。
その振り出しを千回行っても苦み成分が出るので「千振り」の名前になったという
まあ、あまり苦いので顔を千回振ったという笑い話もあるという。


センブリ
花の基部に緑色に見える蜜腺が2個ずつついていて、周りに長い毛がある
花びらは5弁花の様に見えるが、基部がつながった合弁花である。









花友Kさん撮影の秋の週刊高尾山の花・総集編

2019年11月09日 22時33分19秒 | 自然観察
筑波山のキッコウハグマの花の写真に続いて、花友Kさんから「秋の週刊高尾山の花
総集編」と銘打って、とどっと写真が届きましたので掲載します。


ナガホハナタデ、タデ科イヌタデ属、高尾山で写真を撮っている人から聞いたとかで
ナガボノハナタデと書いてあり、高尾山で見つかった花だそうですと書いてあった。

だがこれは菱山忠三郎氏が書いた「高尾山 花と木の図鑑」によれば、花の名前は
ナガホハナタデ」とあり、1913年、中井猛之進博士が高尾山で気づかれ発表されたものと書かれていた。

ネットで調べると、大抵「ナガボハナタデ」と書いているものが多いのだが、私の
手持ちの図鑑には載っていないので、どれが正しいか分からない。

なので高尾山の植物に詳しい菱山忠三郎さんの説を採用してある。
それには「ハナタデに比べ、穂の花が隔たってまばらにつく」と説明されている
ちなみに菱山さんは、「ぶらタモリ」の高尾山編で、案内と解説をされたお一人です


ナガホハナタデ 参考までに文一総合出版から出ている「高尾山全植物」という
図鑑には、索引には「ナガホハナタデ」と「ナガボハナタデ」の両方の名前が
出ているのだが、ページと写真と説明は掲載されていない。何じゃこれ、謎だ!!


ナガホハナタデ 1913年に気づかれたものが、「日本の野草」にも
「日本の野生植物」にも「原色日本植物図鑑」にも載っていない
最も私の持っているものが古いので載っていないのかもしれないが


ツルニンジン、花友の二人が、ジイとかバアとか言っていたら
通りすがりの人が「ジイ」と言ったというツルニンジンと書かれていた
「ジイ」なら私だが(笑) 「バア」は誰かな(^0^)


ツルニンジン
Kさんのメールには、ツルニンジンもリンドウと同じように
雄性期とかが有るのかと書かれていたが、それは自分で調べてくれー。


ツルニンジン


ツルニンジン、花が落ちて萼と子房が残っているツルニンジン


ツリフネソウ、前回は満開だったツリフネソウが沈没船になっていたという


ツリフネソウも沈没する船の墓場、、、日影沢トライアングル?(笑)と
書かれていたが、トライアングルとはバーミューダ海域の三角地帯は
船や航空機が、謎の沈没や遭難が相次いで、魔の三角地帯、トライアングルと
呼ばれていた事にちなむのではないかと思う。
でもこんな事を書くとKさん歳がばれるよ(^0^)


クサボタン、キンポウゲ科センニンソウ属 雌雄異株 和名は葉が
ボタンに似ている事による。
葉は1回3出複葉で、長い柄が有る。


クサボタン、kさんは、よく見るとウリノキの花に似たクサボタン
と書いて、しべの感じはシキンカラマツ?とも書いてある。
しべと言われてもナー


クルマアザミ、キク科アザミ属、ノハラアザミの一形態で、頭花の下に
苞葉が車輪状に数枚つくので クルマアザミと呼ばれる


クルマアザミ

高尾山で最初に発見され、発表されたものが60数種有るという
植物の宝庫の高尾山、写真はまだ続くが、明日は自治会の草刈り
なので、本日はここまで。








花友Kさん撮影の筑波山のキッコウハグマ

2019年11月08日 23時56分47秒 | 自然観察
11月2日、花友と筑波山の秋の花を見に行ったが、そのとき撮影した
キッコウハグマの写真を、花友のKさんから届いたので掲載します。

キッコウハグマ、キク科モミジハグマ属
地際にロセット状つく葉が、亀の甲羅の形に似ているので亀甲の名がつき
花が白く細長いので「白熊(はぐま)」と呼ばれるヤクの尻尾の毛ににているので
亀甲白熊の名前になったという。
花は3個の筒状花の集まりで、一見すると15弁花に見えるが、深く5裂した
3個の小花からできている。
小花の中に淡紅紫色に見えるのが柱頭で、熟すと先端が2裂するが、この
柱頭を撮るのがなかなか難しく、花友のKさんも難儀したらしい。
私がマクロレンズを壊してしまい、細部が撮れないと言っていたので
気を利かせてたくさん送ってくれたのだ思う。
この花は、すべてが開花する訳では無く、穂状につく花の大半は、閉鎖花
なるものが多い。
実は痩果となり、蜜毛があり、7ミリほどの冠毛がつく

















Kさんありがとうね。

この花は、名前の元になった根元の葉を入れて撮らないと亀甲の
由来が分からないと言ったものだから、葉っぱを入れた全体像を
撮ろうと頑張ったらしいが、難しいと言ってきた。(^0^)




筑波山のリンドウの花

2019年11月04日 19時27分24秒 | 自然観察
先日、花友が筑波山のキッコウハグマやヤマラッキョウを見たいと言うので
倒木や土砂崩れで走れない林道を避けて、花の咲いている場所へ案内した

そのときに見た、リンドウの花を紹介します。


開花して雄しべが先に熟する雄性期のリンドウの花は、雄しべが
中心に集まっている。


これは雄性期から雌性期に移行中と思われる花、柱頭の先端が開いていないが
雄しべが中心から離れつつある。


これは雌性期と思われる花、柱頭の先端が開き受粉できる状態になっている



疑問なのはこれ、同じ茎についている花なのだが片方は雄性期
もう片方は雌性期と思われる。
これで同じ茎の花同士が受粉しないのだろうか。
(自家受粉を防ぐための雄しべ先熟なのに)

植物の素人の私には、まだまだ謎が多い