花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山に咲いた春の妖精

2016年03月31日 21時51分42秒 | スポーツ・トレッキング

カタクリ1


カタクリ2


カタクリ3


カタクリのハニーライン


キクザキイチゲ


キクザキイチゲの青紫色の花、筑波山に多い色


キクザキイチゲ・ブラザース


咲きはじめのニリンソウ


ユリワサビに囲まれてニリンソウ


ハルトラノオが渓流の岸に咲いていた
県北から福島県にはアブクマトラノオという新種がある


東国サバノオ、実の形が鯖の尻尾に似ているので名付けられた花


本来なら権現堂の桜堤か水戸市の六地蔵寺のしだれ桜に行きたかったが
家庭の事情で昼近くに出かける事になったので、筑波山のキャンプ場
周辺を歩いてみた。
サンサンと降り注ぐ太陽の下で、春の妖精たちが花開いていた。
私の最もお気に入りは、青紫色のキクザキイチゲである。
外の山では、白色系の花が多い中で、筑波山では白から青紫色まで
多彩な濃淡で彩られる。

キャンプ場では、数人のグループが何組か来ていて、スミレの花の
撮影に夢中だ。
中段のテラスでは、コンロで料理している若い二人連れが楽しそうだ。
途中で立ち話した年配の男性が、昨年緑ニリンソウの写真を撮りに行ったら
盗掘されて穴ばかりだったと憤慨している。
場所を聞くと、昨年私も撮影に行った場所だった。
私が行った時は、ちゃんと咲いてましたよと言ったが、穴しか無かったという

そして盗掘されない場所が一カ所あると言って教えてくれたが
コースから外れる場所だったので、そこには行けないでしょうと言ったら
写真を撮るときぐらいは許されるのだという。
今では許された道だけ歩いていたら、花なんか見られないよと怒っていた。

筑波山の自然保護は、もっと大勢の登山者や愛好家の意見を反映される
システムが必要なのではないか。
ここのままでは、建前と本音が乖離して、結局は自然破壊の道へ
いきそうな気がする。
最も悪質な盗掘を防がないと、見るべき花も無くなるおそれがある。

那珂川町のカタクリ山への行き方

2016年03月31日 08時24分07秒 | スポーツ・トレッキング

常陸大宮市下檜沢のイワウチワ、2012年4月15日撮影

このところ栃木県那珂川町のかたくり山のブログを見に来る方が
多いので、かたくり山へのカーナビでの行き方を紹介します。

かたくり山の入口に「三和神社」が有ります。
その神社の前が かたくり山の駐車場になっていますので
三和神社の住所を目標に設定します

三和神社
栃木県那須郡那珂川町三輪726

尚、カタクリの開花期は、駐車場は有料となりますので、現地の
係員の指示に従ってください。
駐車場にはトイレが有ります。

(ここが満車の時は、奥の臨時駐車場に行くように指示されます)









今年最初の花見は竜ヶ崎市の般若院

2016年03月29日 20時24分51秒 | スポーツ・トレッキング

まだ満開では無いが、竜ヶ崎市の般若院のしだれ桜を見に行った。
ここのエドヒガン系のしだれ桜は、茨城県で最も早く開花する場所で
水戸市の六地蔵寺のしだれ桜と共に、茨城の花見の幕開けを告げる
場所である。

昨日、竜ヶ崎市のHPを見たら、五分咲き~七分咲きと出ていたので
アマチュア無線クラブの会費を振り込んだ後、昼近くに出かけていった。
例年のごとく、市役所の駐車場に車を置いて、テクテク般若院まで
歩いて行った。
日差しはカンカンで、暑いくらいだ。
般若院についたら、車は5、6台しかなく、駐車場が空いていた。

寺の後ろに回って、しだれ桜を見ると、アレー、花の数が少ない。
満開では無いからなのかなと思ったが、説明板の横に樹勢回復のため
手当を施しましたと出ている。

見ると枝が分かれる下の幹に、ウロを埋めたような跡が有った。


縦に大きな埋めた跡があり、焦茶色に着色されている樹幹
推定400年といわれる古木なので、こういった手当は必要であろう

400年前に植えた桜を、こうして見られる事はうれしいことだ。








竜ヶ崎市のホームページ
受付で般若院の場所を尋ねると、案内地図をもらえます。
但し土、日は閉庁日なので、中に入れませんから平日にどうぞ。
土曜日に行って「アレードアが開かない?」なんてアホがここにおります(笑)

水戸市六地蔵寺の情報はこちら
トップページに開花情報が有ります。








クチナシグサの成長観察訂正

2016年03月28日 23時59分26秒 | スポーツ・トレッキング

クチナシグサの一株目の茎


先日の観察で蕾かなと思ったのですが、拡大して見ると、花芽の萼片では
ないかと思われます。
もう少し大きくなれば、判るのですが現段階では、それしかいえません。


手入れした保健保安林は、タチツボスミレが大群落をつくっていた。


タチツボスミレ


西洋タンポポに小さな訪問者


先日登った鍋足山で、面白い木を見たので掲載します。
場所は、途中にある大岩の付近


二本の巨樹が途中でつながっているのですが、何となく「チュウしている」ように
見えませんか。 名付けて「チュウしている木」
すいませんおじゃましました。
二人の恋路をじゃまするやつは~(都々逸かよ)。

栃木県那珂川町のカタクリとイワウチワ情報

2016年03月27日 12時56分35秒 | スポーツ・トレッキング

(昨年行った高萩市土岳のイワウチワ)

このところ、連日のように那珂川町のカタクリとイワウチワの記事を書いた
1昨年の私のブログを見に来る方が大勢いらっしゃいます。

なので、今年の開花情報が那珂川町の観光情報に発表されましたので
お知らせしたいと思います。

那珂川町観光協会オフイシャルサイト
こちらに、3月26日現在の開花情報が掲載されています。

カタクリは 一分~二分咲き
イワウチワは 三分~四分咲きだそうです。

今月末から来月初めにかけてが 見頃になりそうですね。

追加情報
冨山のイワウチワをカーナビで案内させる方法
番地の表示される地図で冨山の群生地に一番近い番地を捜して入れます
私は那珂川町冨山の200番だいを入れてます。
具体的な数字は、その番地の所有者の個人情報保護のため書きませんので
ご自身でお調べ下さいね。
現地の駐車場に着いたら、忘れずにカーナビに登録しておきましょう
これで来年からは、一発で行けますよ。


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筑波山に有る四国88ヶ所霊場


小屋の中に四国88ヶ所の霊場を祭ってある。
四国まで行けない人々のために、ここでお参りすれば88ヶ所の霊場を
お参りしたと同じご利益が有ると言われる。
筑波山麓の不思議空間である。


同所に飾ってある小屋を改築したときの寄付者氏名

尚、弘法大師 空海の名前の由来は、以前のブログで少しふれている
魔女の瞳に魅せられて一切経山




常陸太田市・鍋足山の花巡り

2016年03月26日 21時53分54秒 | スポーツ・トレッキング

美しいモデルのスハマソウ


スハマソウ群落 太平洋側のスハマソウは白色が多いということで
ここのスハマソウは白色系である。


スハマソウ2


スハマソウ3


スハマソウ4


スハマソウ5


スハマソウ6


シュンラン1


シュンラン2


シュンラン3


シュンラン4

昨日、鍋足山の花が先週開花したらしいよとメールしたら、いきなり
明日行きましょうと返事が来た。

うーう これは困った、26日は森ボラの日で、参加を予定していたから
しかし この所一人ボランティアでだいぶ草刈りもしたので、何とか
許してもらえるだろうと勝手に判断して、oKを出した。

天気予報は、曇り時々晴れの予報だったが、常陸太田についたら青空が
広がり、絶好の登山びよりだった。

鍋足山は、端的に言えば岩山である。
たかだか五百数十メートルの山並みながら、滑りやすい岩の急登が連続する
三角点の有る555メートルの山が最高峰で、鍋足山の本峰は529メートル
である。
いろんな人が踏み跡をつけているため、案内の有るコースから外れると
断崖絶壁に出たりするので、初めての人は、案内コースを確実に歩いた方が
無難だ。
けものみち風の踏み跡は、要注意である。

登山記は外の人が沢山書いているので、私は省略する。
スハマソウは踏み荒らしで減少しているとの事なので、群生地の中まで
踏み込まないように注意しましょうね。

明日は自治会の総会なので、本日のブログはここまで

追加情報で、国道349号線ぞいの「里見生産物直売所」は250円の
ジェラードが美味しいぞ。
おすすめは里見名産の豆を入れたジェラード「大黒豆」入りだよ。
トイレ休憩に寄ったら食べようね。

里見生産物直売所 常陸太田市大中町866-1
電話 0294-82-3883

そうそう、この直売所の外に面白い番付表が貼ってある


鍋足山は西の大関である。
もうごめんというタイトルが笑える。











もうすぐ春の妖精に会えます・筑波山

2016年03月25日 23時41分25秒 | スポーツ・トレッキング

青紫色のキクザキイチゲの蕾、まだ小さく開花までもう少し


カタクリは数輪のみ開花、ほとんどが蕾で、見頃は4月になりそう


エンレイソウの花も小さい


エンレイソウ群落


林道に多いのがキブシ


キブシの花をのぞいてみた。雌雄異株と言うのだが、この花はどっち
両性花?


クチナシグサの成長観察・蕾が出現

2016年03月24日 07時22分22秒 | スポーツ・トレッキング

観察している一株目の全身、四方に茎を伸ばしているが、それぞれ成長が
違う。
時期をずらして、生存の確率を増やしているのかは不明だが、当然開花の
時期は早い物から遅い物まで、期間が長くなる。
左下に伸びた一番長い茎には、葉腋から蕾状のものが出ていた。


クチナシグサの中心部の様子、成長した茎は、緑色の葉を出し始めている
これで光合成を行うのだろう。
画面右上に伸びている茎は、昨年の芽だし時期に、緑色の葉を茂らせていた
茎の残骸、葉は枯れてついていない。
私は、それによって光合成をして 芽出しの養分を補給していると想像したが
学術的裏付けは無い。疑問の一つである。


長い茎の長さは、中心部からおよそ8センチほどになっていた。
先端の葉腋から蕾状の物ができはじめていた


観察している二株目の様子、こちらは一株目の半分程度の大きさ
三株目も同程度の大きさだったので省略。
しかし、こちらの株は茎がほとんど緑なのはなぜなのか?
素人観察人には疑問が一杯、先の楽しみにしておこう。

今回は時間的余裕が無かったので、蕾状のマクロ写真を撮れなかったので
近日中に再チャレンジしたい。

お知らせ
3月22日のフォトチャンネルに、春の神郡の花桃満開の写真を追加しました



フォトチャンネル・本物のツマトリソウに出会えた

2016年03月23日 07時31分03秒 | スポーツ・トレッキング
本物のツマトリソウに出会えた


ツマトリソウの名前の由来になったという縁取りのある
ツマトリソウにやっと出会えた。
それも一株では無かった
このとき私は外の花のことは忘れていた。
本物のツマトリソウに出会えた幸せでいっぱいだった・

2015年6月20日、湯ノ丸高原にスズランとコマクサを
見に行ったのだったが、この花に出会えて後はどうでも良い気分だった。



暖かさに誘われて咲くアマナとヒメアマナ

2016年03月23日 07時04分35秒 | スポーツ・トレッキング
日が差して気温が上がったので、おなじみの川原にアマナを見に行った。
花が沢山咲いていたが、風が強くて撮影に難儀した。ボケの撮る写真はボケる(笑)


ユリ科アマナ属のアマナ、花茎の上に1花をつける
花茎は高さ15~20センチ、花は3月~5月に日光を受けて開く
花被片は6個、白色で暗紫色の脈がある。雄蕊は6個で花被片より短い
外皮鱗茎は広卵形で長さ3~4センチ。
葉は線形で2個が花茎の下部につくが、それ以下が地中に有るので
一見根出葉に見える 


名前の由来は、地下の鱗茎に甘みが有って食用になるので
名付けられたという。


日に透かしてみる花被片の模様は、美しいデザイン


アマナに訪れた訪問者

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気を良くして、ヒメアマナの咲く場所に行ってみた。
咲き始めたノウルシの原に、小さな黄色い花が点々と咲いていた。
ヒメアマナの花茎は誠に細く、風に倒れて咲く物が多い。
(ヒメアマナは、アマナ属とは別属のキバナノアマナ属に分類されている)


ユリ科キバナノアマナ属ヒメアマナ、花は3~4個つく。花はキバナのアマナより
小さく、花被片は7~9ミリ。根出葉は1個で幅は2ミリほどである
鱗茎は黒褐色となる。一般には湿地に多いが、県内では河原にまれに
生育する珍しい植物である。
和名は姫甘菜で、アマナに似ているが全体が小型で有るためにつけられた
名前である。(鈴木昌友監修「茨城の野草」から引用)


総苞は1~3個、雄蕊は6個、花糸は糸状で基部はやや広い。
葯は円形または楕円形。子房は上位で3室、各室に多数の胚珠が有る















黄色の同色で判りづらいかもしれないが、上で書いたように
葯が円形と楕円形が判る花



ヒメアマナの訪問者1



ヒメアマナの訪問者2
風に揺れるヒメアマナに必死でしがみついていた。

参考までにユリ科のアマナ類の分類属を記す。

キバナノアマナ属
 1.キバナノアマナ
 2.ヒメアマナ
 3.エゾヒメアマナ

チシマアマナ属
 1.チシマアマナ
 2.ホソバノアマナ

アマナ属
 1.アマナ
 2.ヒロハノアマナ
 
(以上日本の野生植物から引用)





フォトチャンネル・筑波山の花と風景に癒されて

2016年03月21日 23時11分46秒 | スポーツ・トレッキング
筑波山の花と風景に癒されて


新緑のブナ平は、体が緑に染まるような道である。
石と岩の急登が続く筑波山で、平坦なこの場所は、心を癒してくれる場所でもある。

人は悲しいものである。寂しいものである。
生きることは辛いものである。
喜びはひととき、信じられる人がいれば幸いだ。

ひとりぼっちの時は山に来るが良い。
花や風景や 語りかける風が、貴方の心を癒すだろう
筑波山にはそれがある。



フォトチャンネル・名残の雪の筑波山を巡る

2016年03月21日 08時55分13秒 | スポーツ・トレッキング
名残の雪の筑波山を巡る


筑波山に雪が降り、女体山が樹氷になった日と、御幸ヶ原にも雪が
つもった日の写真が混在しています。
とりあえず写真のみ公開。
時間のあるときに説明を付け加えます。
スライドショウで見るときは
画面右下に操作用のアイコンが有りますので、表示時間を変更したり
フルスクリーンにしたり出来ます。
フルスクリーンを辞めるときはEscキー(エスケープキー)を押してください



古河市の桃まつりを尋ねて

2016年03月20日 16時02分07秒 | スポーツ・トレッキング

古河市の古河総合公園で昨日から始まった「桃まつり」
昨日は雨でイベントも中止になったらしいので、好天の今日は大盛況

私が帰る12時頃は、国道354号線の車が渋滞で動けないほど、何しろ
公園の入口から国道まで、渋滞して動かない車の列が続くので、交差点で
信号が青でも動けないのです。

たまたま354号線を通りかかったドライバーにとっては、災難だった
事でしょう。
桃まつりの期間中は、特に連休中は、避けた方が無難かも。


桃の里風景1 園内には5種類の花桃が有るという


桃の里風景2 桃のトンネル


桃まつりの花形、桃娘 写真を撮っても良いですかと聞いたら
微笑んでくれた。
頼むと一緒に記念撮影に応じてもらえる。


ステージでは、女の子たちがダンスをしていた。


広い園内を散策すると、小川のほとりには菜の花が咲き蝶が来ていた
蝶蝶、蝶蝶 菜の花にとまれ~なんて歌が出るね。


ロープで結んだ熱気球が上がった、池に写る姿も入れて撮影。
バルーンは大人が千円で乗れるので、上から桃の里を撮影出来るかも


場所を変えてまたもやバルーン。
毎年同じような写真じゃつまらないでしょうから、趣向を変えて見ました。(笑)


古河市に行く途中で見た満開の花、まさに春爛漫とはこのこと。(坂東市の旧猿島のあたり)










大柿のアズマイチゲ開花

2016年03月16日 07時21分06秒 | スポーツ・トレッキング
筑波山の雪景色を撮った後、気温が上がったので大柿まで東一華を
撮影に行った。
ただ筑波山から下山するとき、滑らないように慎重に下ったので
大柿に着いたら午後の2時近かった。
そんな訳で、ついたときには風が吹き始めていて、花撮りには最悪の
コンデションだった。
まあしかし私は多少のブレは毎度のこと、気にしない ってオイ!(笑)

帰りにたんぼ道を走っていたら昨日掲載したキジにも出会ったから
得した気分だった。 キジの記事(キジ)も書けたしって、またダジャレ(笑)


花弁状の萼の一枚が緑色をしているアズマイチゲ


カタクリの葉とアズマイチゲ


東一華1


東一華2


東一華3


東一華4


東一華群落


梅の木の広場、この裏の斜面が東一華の群生地

ところで、この東一華群落の上がカタクリの群生地になっているが
現在は入れないので注意。カタクリが咲いたら入れると思う
入口は網格子で閉鎖されているので無理に入らないこと。
地元の保存団体が保護のため管理しています。

また東一華の群落も柵で囲まれているので、中には入らないでね。
以前、中年の女性グループが柵を越えてマクロ撮影していた事があった。
一人が見張り役をしていたから、悪いと自覚はしていたのだろうけれど

私も人に説教出来る立場では無いが、花を撮影する一人として。
オマケで昨日掲載したキジの写真をトリミングして拡大した写真を掲載します


にらんでるね。