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カタクリ1
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カタクリ2
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カタクリ3
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カタクリのハニーライン
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キクザキイチゲ
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キクザキイチゲの青紫色の花、筑波山に多い色
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キクザキイチゲ・ブラザース
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咲きはじめのニリンソウ
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ユリワサビに囲まれてニリンソウ
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ハルトラノオが渓流の岸に咲いていた
県北から福島県にはアブクマトラノオという新種がある
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東国サバノオ、実の形が鯖の尻尾に似ているので名付けられた花
本来なら権現堂の桜堤か水戸市の六地蔵寺のしだれ桜に行きたかったが
家庭の事情で昼近くに出かける事になったので、筑波山のキャンプ場
周辺を歩いてみた。
サンサンと降り注ぐ太陽の下で、春の妖精たちが花開いていた。
私の最もお気に入りは、青紫色のキクザキイチゲである。
外の山では、白色系の花が多い中で、筑波山では白から青紫色まで
多彩な濃淡で彩られる。
キャンプ場では、数人のグループが何組か来ていて、スミレの花の
撮影に夢中だ。
中段のテラスでは、コンロで料理している若い二人連れが楽しそうだ。
途中で立ち話した年配の男性が、昨年緑ニリンソウの写真を撮りに行ったら
盗掘されて穴ばかりだったと憤慨している。
場所を聞くと、昨年私も撮影に行った場所だった。
私が行った時は、ちゃんと咲いてましたよと言ったが、穴しか無かったという
そして盗掘されない場所が一カ所あると言って教えてくれたが
コースから外れる場所だったので、そこには行けないでしょうと言ったら
写真を撮るときぐらいは許されるのだという。
今では許された道だけ歩いていたら、花なんか見られないよと怒っていた。
筑波山の自然保護は、もっと大勢の登山者や愛好家の意見を反映される
システムが必要なのではないか。
ここのままでは、建前と本音が乖離して、結局は自然破壊の道へ
いきそうな気がする。
最も悪質な盗掘を防がないと、見るべき花も無くなるおそれがある。