8月に花友のKさんと行った富士山麓の茅場の山へ再び花探索に行った
メンバーはいつもの花友二人と、東京からNさんも加わって総勢4人
Kさんの運転する車に乗せてもらって圏央道で富士山麓へ出発
10月1日日曜日、待ち合わせ場所に行ったら、時間より早く車が来ていた
何と一番若いNさんが山ガールスタイル「誰かと思ったよ」と冗談を言い
「今日が山ガールデビュー?」と聞くと「そうなんです」とニコニコ。。
こんな若い娘と山に行けるのは「爺冥利」に尽きるというものである。
出がけにロキソニンを飲んできたけれど、参加してよかった(笑)
茅場の山につくと、4台ほどしか止められない駐車場はすでに満車
前回地元の人に聞いて、駐車していいと言われたスペースに止めてすぐ出発
8月に私と来た以外に、花友のKさんは単独でも来ている
それほどまでに見たい花が有った
それゆえに、私はその花の実物を確かめに福島に行って来た。
ヒナノキンチャクと呼ばれるその花は、環境省の絶滅危惧種ⅠB類、山梨県の
絶滅危惧種ⅠA類に指定されている「ヒメハギ科の植物で1年草」である。
高さは数センチから10センチくらいの小さな植物で、果実が巾着のような
形に似ていることから「御姫様の巾着」という意味で名付けられたという
結論から言うと、実物を見てきた甲斐があって、ついにヒナノキンチャクに
出逢えたのである。
(この種の貴重な植物は、盗掘される危険があるので、具体的な場所を明らかに
しないのが暗黙の了解のようになっているようなので、私もそれにならって
記載しない。植物写真家の故新井和也さんのように、公開して保護するという
活動に私は大賛成だし、そうしたいと思っているが、盗掘があとを絶たない
現状ではそうせざるを得ないのが残念だ。)
一番見たいと言っていた花友のKさんに敬意を表して、Kさんが撮影した
ヒナノキンチャクの写真を掲載します。
Kさん撮影のヒナノキンチャク、花は下から咲きあがるので、下の方は
巾着型の果実、本来花期は8月中旬なので、花が残っていたのは奇跡に近い
福島の花と比べても小さかったのは、梅雨時に雨が少なかったせいかな
成長が遅かった分、私たちは奇跡的に巡り合えたのである。。。
花友が撮影したヒナノキンチャク、葉っぱの形を一緒に写してあるね
いずれもパナソニックのコンデジで撮影している。
小さすぎて「ピントが合わない、ピントが合わない」と何度もチャレンジ
していたKさんである
この時に不思議なことがまた起きた
撮影中にこの場に来合わせたご夫婦らしい方に、ヒナノキンチャクの事を教えて
話をするうちに、花友が二人で三ッ峠に行った時に、あまり知られていない
花の場所を教えてくださった方たちであったことである
「エーッ、あの時の」と言って、偶然の再開に双方が驚いたのだった。
この花を数年間探していたというので、少しは恩返しできたかなと、二人が
去った後、花友と言い合ったものである。
オマケと言って、Kさんが単独で来た時に写したという「ユウスゲ」の咲いている
写真も送られてきたので、それも公開します
おそらく花探索隊の隊長Kさんからの、福島まで見に行ってきた私への
ねぎらいの意味なのであろう。
ありがたく掲載いたしまする(笑) 探索隊 隊員mino記
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お知らせ、筑波山の桜川市側の車道・林道がほとんど通行止め
たぶん平日だけと思われますが、筑波山の真壁側の車道および林道が
車両通行止めとなっていました。
通行できるのは国民宿舎の脇から入る仙郷林道のみとなっていました
薬王院と鬼ケ作林道を結ぶ酒寄新田線も工事で通行止め
真壁から登る裏筑波観光道路も車両通行止めでした。
走れる仙郷林道も、砂利を敷き詰めてありますが、大雨の影響で
土が流されて溝ができていますし、落石が落ちていますので、通行には
充分ご注意下さい。
日曜日に貼ったと思われる「休工中」の張り紙にだまされて、酒寄新田線に
出たら、工事中で重機が来ていました。(泣)
観光協会のHPにも出ていないなんて、ひどすぎないか、周知して欲しい
裏筑波観光道路は味楽庵の先から車両通行止め
裏筑波観光道路の上部、仙郷林道と鬼ヶ作林道の接続部の通行止め
標示
鬼ヶ作林道の出口、酒寄新田線に出ている通行止め
休工中の張り紙が有ったが、下の方では工事していて通れず