花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山に水あふれて

2017年10月30日 21時33分22秒 | スポーツ・トレッキング

筑波山梅林の真ん中を流れる小川が、台風続きで増水、激流になっていた
梅林の真ん中の遊歩道入口の脇で撮影


これはその少し上流の展望台を兼ねた橋の下


見返り縁台(工事中)の前にある「サンシュユ・(ミズキ科の落葉小高木)」の赤い実
中国からの導入種だが、各地に栽培されている。
黄色い花の色から「ハルコガネバナ」という別名がある。
また、楕円形の赤い実をつけることから「アキサンゴ」とも呼ばれるという。
写真を撮った木は、台風のせいか、一番下側の枝にしか実がついていなかった。


一旦無くなったと思った場所に、ヤマラッキョウが復活していた


この様子だと来年も咲いてくれるかな


昨夜は8時ごろから土砂降りになり、BSの放送が見られなくなったので
山女日記が見れないのではと心配したが、意外と早くピークが過ぎたと見えて
無事に山女日記を見る事が出来た。
しかしにっぽん百名山に出てくる萩原編集長が出てくるとは思わなかったよ(笑)

寝ようかなと思ったら茨城県に洪水警報が出てスマホの警音が鳴った
見ると利根川の洪水警報である
今朝の6時過ぎになって、ようやく警報が解除された。
流域の人は大変だったろうなー

今夜の百名山スペシャルは、まだ見てない。
チャンネルを占領されたので、録画している。

日本の男性の平均寿命は、たしか81歳だったと思うが、この前肺炎で亡くなられた
平尾昌晃さんは79歳だったらしい。。
私が運よく平均寿命まで生きたとしても、あと6年の寿命である
それにしても、心臓病を患いながら、よく生きてこられたと思うよ我ながら








今夜は「山女日記」を見るぞ

2017年10月29日 12時16分56秒 | スポーツ・トレッキング
NHK・BS-プレミアムで、昨年放送された「山女日記」の続編が、今夜放送されます
実践にっぽん百名山の案内役を務めている女優の工藤夕貴さんが、このドラマでは
登山ガイドとして出演しています。

放送は今夜(29日)夜10時からBSプレミアムで放送されます
詳しくは番組のホームページをご覧ください

2週連続放送で常念岳から燕岳(つばくろだけ)までの25キロの縦走が描かれます
原作者の湊かなえさんも撮影に同行したそうですので、ひょっとすると何かの
形で登場するかも。

番組ホームページには、「スタッフブログ」も出ていますので、それも一緒に
読んでください。
スタッフと言っても、日本山岳ガイド協会副会長である降籏義道(ふるはたよしみち) 
さんが書いているのですから、これはもう凄いですよね

縦走の途中から、風速20メートルの風が吹いてやまず、降籏さんも心配したという
縦走路、さてドラマではどんな風に描かれているのでしょうか

ドラマと同時に山岳の絶景が楽しみです。

=======================================================================

先日、中津川渓谷を歩いた後、時間が有ったので裏磐梯の「裏磐梯サイトスーテション」に
寄り、窓口で「雄国沼周辺トレッキングマップ」50円、と「磐梯朝日国立公園トレッキング
マップ」100円を買った
すると窓口に出た人が「歩く予定ですか?」と聞くので「歩くつもりです」と答えると
「今は曽原湖が良いので、皆さん曽原湖に行きますよ」という。
時間を尋ねると、10分もあれば行けますし、何なら車でも行けますよ」と行き方を説明
してくれた。

そこでサイトステーションに車を止めて、曽原湖まで歩いて行った。
昨年も五色沼の知人の民宿に泊まって歩いた時は、リンドウを見つけたので、今年もと
道脇を眺めながら歩いたが、今年は残念ながら見つけることができなかった


曽原湖の紅葉、盆栽のような小島が点景となり、周りの山の紅葉が美しい


曽原湖の紅葉2


山の紅葉のアップ

一旦、サイトステーションの車に戻り、エネルギーを補給して、トレッキングマップに
載っていた、最短の「レンゲ沼・中瀬沼探勝路」を歩いてみた。

最初のレンゲ沼は、サイトステーションのすぐ近くで、脇の芝生広場には学校で来たのか
大勢の子供たちが昼休み中で、家族連れやグループも食事の最中だった

レンゲ沼は紅葉も少なかったので、次の姫沼に向かって木道を歩いた
それは名前の通り、可愛らしい小さな沼であったが、紅葉した木が湖面に写り、秋の
情景を醸し出していた。


姫沼の紅葉の映り込み

先に来ていたご夫婦らしい年配の二人が、私に場所を開けて下さった
その心遣いが嬉しくて、私は丁寧に御礼を言った。

写真に夢中だった主人を、奥様が袖を引いて後ろに下がらせたのだった
その姿がほほえましくて、私の心も和んだ
手早く数枚撮影して、私は場所を明け渡した。

ところどころに散見する紅葉を眺めながらコースを歩くと、やがて緩やかな
上り坂になり、上り詰めた所に阿妻屋があり、中瀬沼の展望台だった


はるかに磐梯山を望む中瀬沼の展望
裏磐梯の生みの親の磐梯山と湖沼群の一つである中瀬沼、いわば親子の
競演である。


レンゲ沼・中瀬沼探勝路の案内図


周回路の帰りに見たレンゲ沼の近くの紅葉


中瀬沼からの帰りに見た紅葉







晴れて筑波山のリンドウ開花

2017年10月27日 23時34分38秒 | スポーツ・トレッキング

ようやく晴れて筑波山のリンドウも開花した

先日の選挙の開票速報、始まったとたんに、当選確実がずらり、これじゃ
まるで茶番を見ているようでガックリ、見る気もしなくなった。。

憲法改正を支持する与党が圧勝で、改正に必要な議席を大きく上回った
18歳の選挙権が認められての初選挙でこれなんだから、若者もいざと言うとき
戦争に参加する決意があるのだろうね

戦争に参加するということは、大量の殺人をするという事なんだけれど
できるのか若者たち。。


裏磐梯の中津川渓谷を歩いたら、お猿一家と遭遇して威嚇された




木の上にいるボスを見上げる子猿




中津川渓谷は、雨の後なので水が多く、渓谷の脇のトレイルもぬかるみであった


秋の日が差し込む渓谷のトレイルは癒しの道






黄葉したもみじの巨木が見事







にっぽん百名山スペシャル「秋のきらめき見つけた」が放送予定

2017年10月24日 21時53分05秒 | スポーツ・トレッキング
10月30日月曜日、BS-プレミアムで夜7時30分から、にっぽん百名山スペシャルとして
登ろう!絶景の秋山をテーマにして「秋のきらめき 見つけた」が放送されます

私のふるさとでもある岩手も舞台になっています
安比高原から岩手山までの絶景紅葉ルートを縦走する山旅も入っています

詳しくは、こちらの番組ホームページをご覧ください

夜7時30分から9時までの90分番組です。


==================================================================

古い写真を公開します


2008年10月12日撮影の那須のひょうたん池の紅葉


2010年10月27日の前白根山から五色沼と樹氷


2009年1月3日 郡山市の浄土松公園にて記念撮影 通称きのこ岩の前にて
私が小さく見えるほど大きい


天然記念物ですよ、フフフ

昨日の記事で紹介した空き地に植えた花


ピンクのダイモンジソウ


岩手産のリンドウ 銀河ブルー
宮沢賢治の銀河鉄道にあやかっているのかな


これも産直で購入した「アサマリンドウ」なので園芸種かな


避難情報がすべて解除・つくば市

2017年10月23日 23時53分41秒 | スポーツ・トレッキング
台風がつくば市の上を通りすぎたのに、昼頃になって洪水警報が発令された
おそらく上流側で降った雨が集まって来たのだろう。

しかも青空が広がって太陽も出ているのだから、妙な気分である。。
昨日出された避難準備情報は解除されて、洪水警報が出たのは下流域である

近所の芝畑も、水が田んぼのようにたまっていた。
風が相変わらず強く、林の青い葉っぱが枯れ葉のように空に舞っている

空き地のコスモスとホウズキは倒れたので、すべて抜いて捨てた
ホウズキは、昨年のこぼれ種から生えたもので、何十本も赤い実をつけていた

最近、産直の「あれこれ」さんで買ったピンクの大文字草を植えたら、花が
沢山咲いて、綺麗なんだが園芸種である。

岩手産のリンドウも一株購入して植えてみた、色がブルーで濃いので咲くのが
楽しみだ。もちろん園芸種で草丈も低い

夜の8時過ぎ、つくば市に出されていた洪水警報が解除された。
昨日から、スマホの災害警報がやたらとなるので、疲れたよ。


花が少なくなり、一つの花に沢山の昆虫が来ている


キッコウハグマが咲きだした


ヤマラッキョウも咲きだしたが、近寄れないので望遠で撮影


トリミングで拡大したヤマラッキョウの花
中心に見える緑色が雌蕊の柱頭の根本、周りに6本の雄蕊が有る
花弁は6枚 


ヤマラッキョウのの花の横顔


ヤマラッキョウの花の後ろ姿
以前はユリ科に分類されていたが、現在はネギ科ネギ属に分類されている


フユノハナワラビの全身


フユノハナワラビの胞子葉、花のように見える胞子葉が名前の由来とか


ツルリンドウの赤い実、筒型の花弁に包まれて、柄が伸びてだんだん
外に出てくる。
先端に花柱が残っている


柄が伸びて外に飛び出した果実、液果







つくば市避難準備発令

2017年10月22日 22時17分22秒 | 日記
筑波山の麓を流れる桜川が氾濫の危険があるため、つくば市と土浦市の
流域の一部に、避難準備が発令されました。。

つくば市は、次の区域が対象です
臼井、国松、山口、小和田、沼田、神郡、筑波、平沢

水があふれてからでは逃げられないので、直ちに行動しましょう
指定された避難場所に行きましょうね

外の地区から様子を見に行ったりしないでくださいね


==============================================================

懐かしい写真を発見したので掲載


尾瀬の山の鼻の研究見本園で撮影した斑入り水芭蕉 2011年6月13日


同じく斑入り水芭蕉は沢山あった。ビジターセンターでも原因不明との事


同じ日に撮影した見本園の水芭蕉、山の陰で開花が尾瀬ヶ原より遅いので
この時期でも見られた


同じくリュウキンカと水芭蕉、元々あった湿原に尾瀬中の植物を集めて
植栽しているので、ほとんど自生と変わらないのでお勧めだ



同じに日に写した下の大堀川から至仏山

元の職場の先輩と同僚の二組のご夫婦と歩いた尾瀬




コウヤボウキが満開

2017年10月19日 23時47分02秒 | スポーツ・トレッキング

林道を走っていたら、コウヤボウキが満開だった



コウヤボウキ(高野箒) 別名タマボウキ キク科コウヤボウキ属
関東地方以西、四国、九州 中国に分布 
花期は9~10月、新枝の先に頭花を1個つける。
頭花は多数の筒状花が集まったもので、花びらの先は反り返り
花柱が突き出る。葉は卵形で、縁にはまばらな鋸歯がある


高野山で、この枝を集めてほうきにしたことが名前のゆらい
京都の造り酒屋では、このほうきを使って酒桶の濁りの泡を
ふきとるのに使ったという


ジャコウソウが数輪咲き残っていた。


18日、病院で治療を受けて、午後から筑波山のリンドウの様子を
見に行った。
ところが久しぶりの天気のせいか、どこに行ってもキノコ採りの人たちが
沢山来ていて、リンドウの場所には近づけない。
(咲いている場所を余り人に知られたくないので)

仕方なしに新田酒寄線から鬼ヶ作林道に抜けようとしたら、未だに工事中で
薬王院側からは通行止めで入れない。

薬王院側の連絡路の入口に通行止めの柵が立っていた

仕方がないのでつくし湖の方から真壁に廻り、裏筑波観光道路を
登っていった。
この前は味楽庵の前から通行止めだったが、通行止めの柵が無く
ようやく車が通れるようになっていた。

しかし、その荒れようはすごいもので、車道には倒木の片づけたものや
小枝が無数に散らばって、車道を狭くしている。
倒木が電柱に直撃したのか、電柱がポッキリ折れていたり

折れた電柱


倒木が電線に倒れかかっている


こちらでも電線に倒れかかっていた


倒木がつるでぶら下がっていたりと、松枯れの被害が広がっていた
こうなることは、以前から予想出来ていたことで、私は何度かブログで
筑波山の松枯れについて記事に書いている
行政の対応が遅れている以上、登山者は、自力で自己防衛するしかない
車を駐車するとき、周りに枯れ松が無いか、確認して止めてほしい。


男の川の下、鬼ケ作林道の入口に立つ通行止めの柵

奥日光は、紅葉の最盛期に雪が降り、雪と紅葉の絶景だという
ああ行きたいなー



葛城の森のセンブリ開花

2017年10月17日 22時22分21秒 | スポーツ・トレッキング
家内を市内まで送るついでに、葛城の森のセンブリの様子を見に行った
小雨煙る天気だったが、センブリが開花して花をたくさんつけていた。

11日に様子を見に行った時には、開き始めの花が一輪しかなかったが
やはり花の時期を迎えて、雨にも負けずに咲いたものと思う。

センブリ リンドウ科センブリ属 和名の千振は、生薬として振り出しを
行うとき、千回振り出しをしても苦味成分がとれないことから名前がある

振り出しとは、生薬を作るため、乾燥させたセンブリを目の粗い布袋に入れ
沸かしたお湯に浸して、布袋を振ると、薬の成分が出る。
この動作を薬の振り出しという。

センブリは、日本各地の日当たりのよい山野に自生する1年草または越年草
高さは10~20センチ、8月~10月に茎の上部に円錐状に花をつけ、花は
白色の5弁花で、花弁には紫色のスジが入る
全草に苦味成分を含む。生薬は「当薬(とうやく)」と呼び、センブリの別名
ともなっている。

仲間にはチシマセンブリ、ムラサキセンブリ、ソナレセンブリ、タカネセンブリ
ヒメセンブリ イヌセンブリ などがある


開花した葛城の森のセンブリ


センブリの見本のような5弁花


中には4弁花もある。花弁の数と雄蕊の数が同じのが多い
センブリは離弁花のように見えるが、基部はつながっている合弁花である


数多い花の中には、こんな丸みを帯びたセンブリもある


雄蕊が花柱に近寄っているセンブリ


こちらは雄蕊が完全に花柱にくっついていた

(小雨が降っていたので、防水性能の高いオリンパスのアウトドア用のコンデジ
TG-3 で、すべて撮影しました)


==============================================================

こぼれ話

花には、昼間は開き、夜になると閉じる花が有る
どうして開いたり閉じたりの動きができるのか、不思議に思っていたが、何気なく読んでいた
草花の育て方という本の中に、チューリップの花の、開いたり閉じたりする動きの解説が有った

それによると、気温が高いと、花の内側が外側よりも早く成長するため花が開き、気温が低いと
その逆になるため、閉じるのだそうである。

ここからは私の推論だが、これは花が成長している段階の話で、成長が止まれば開閉運動も
しなくなるという事であろう。
カタクリも同じ原理で動いているかどうかは、知らないが、開閉がとまると花は散るのを
まつだけである。

故藤圭子さんの歌に、花は夜開くという歌が有った

 ~ 15、16、17と私の人生 暗かったー~ (歌ってる場合か!(笑))

実際に夜開く花に南アメリカ原産の「オシロイバナ」というのが有る

なぜオシロイバナと呼ばれるかと言えば、果実の中に真っ白いでんぷんの粉が入っていて
これがお化粧に使う「おしろい」に似ているからだそうである。

オシロイバナは、夕方から開き始めるので、昆虫での受粉に頼れないので、開花と同時に
雄蕊や雌蕊が動き出し、雄蕊はくるりと曲がって雌蕊を取り囲んで受粉するのだそうである

この動きの働きは、何によって動いているのか興味がわいてきますね


=====================================================================

14日にドライブした奥日光の紅葉から


川俣ダムの瀬戸合峡の「渡らっしゃい吊橋」


瀬戸合峡の近くの山の紅葉


山王林道の途中で見た紅葉


山王林道の途中で見た紅葉


山王林道の光徳牧場ちかくの紅葉

14日は、日光方面だけ雨が降らない予報だったので、下見のつもりで
ドライブして回った。
ところが、遅く出かけたので、鹿沼のあたりから大渋滞の放送があり
急遽都賀で高速から降りて、一般道で霧降高原へ廻った。

霧降は、天気予報通りの濃霧で撮影ができず、川俣ダムに向かい瀬戸合峡
で一休み、川俣温泉から山王林道を延々と走り光徳牧場に抜けて帰ってきた

竜頭の滝は寄らなかったが、あたりは真っ赤な紅葉だった
晴れたら出かけるつもりだったが、雨が続くのであきらめた
なので下見の写真を掲載します。











赤面山のセンブリ

2017年10月11日 21時16分15秒 | スポーツ・トレッキング
赤面山の登山道は、昔のゲレンデの跡地を登っていく、その登山道にセンブリが
点々と咲いている


環境が厳しいのか、ここのセンブリはあまり大きくならないみたいで
小ぶりなものが多い。


センブリの花冠は5深裂すると書かれているが、ここでは4深裂の
ものが多かった。


センブリは、日が当たると開き、暗くなると閉じると言われている



これはまだつぼみと見えて、一輪も開いていなかった。


この花は、5深裂と4深裂が混在している


リンドウ科センブリ属の2年草と言われているので、どんな形で
年を越すのか興味がある。
(私は発芽して年を越しているセンブリを見たことが無い)

同じセンブリ属ながら、ムラサキセンブリは多年草なので、同じ
根から毎年芽が出てくる。


種からの発芽でのみ増えるセンブリ、発芽できなければ種は終わる
厳しい環境を生き抜いた証である。


紫黒色というのか、茎も葉も色の濃いセンブリが有った


濃色のセンブリが数株固まっていた。花が開いていないのではっきりしないが
花の色は、普通の色のように思える。


植生復元の看板が立っている


トリミングで拡大した看板、荒廃したゲレンデ跡地の植生復元をしているようだ

ネットで検索してみると、NHKの「ふるさとツアーズ2 ~第4回 西郷村」という
ページに、「赤面山の自然を守る会」の事務局長の方の活動紹介記事が出ていた
それによると、養分の少ない荒れた土地でも成長する樹木、ヤシャブシ、ヤマハンノキ
や、ミズナラ、ブナの苗を育てて、荒廃したゲレンデに植林しているという

ここからが凄いところで、周辺の森林との調和を考慮して、苗木は、植物の遺伝子
攪乱を避けるため、赤面山やその周辺から採取したタネを育てて、植林している
のだそうである。
それには時間と人手がかかるので、苗木を育てる人や、苗木と培養土を運びあげる
協力者を増やしたいという。

いつの日にか、緑に覆われた赤面山になるように、登山者も踏み荒らししないように
協力していきましょうね

訪問してくださった読者の方へのお礼に、オマケ写真(笑)


ゲレンデ上部の登山道から、はるかに風力発電の林立する山が見えた


ゲレンデから登山道に入ると、樹林帯となり、木漏れ日の紅葉が美しい


こんなに真っ赤な紅葉もあった


樹林帯から抜けて、ドウダンと笹の灌木帯にになると、やがて左に
朝日岳などの見えるふみ跡がある
この時までは、日が差していて、朝日岳の真っ赤な紅葉が確認できた


こんな岩ゴロの道もあるので、よそ見すると危ない






望遠で覗いた紅葉が凄いぞ

2017年10月10日 20時19分33秒 | スポーツ・トレッキング

逆光なのでフレアが出てしまいましたが、望遠で覗いた山の紅葉です
さてこの山の名前をわかる方いますかね


雲の影で暗いのですが、もう少し広い範囲は。こんなです

ヒント
この山と、読み方はおなじですが、漢字では全く別な書き方の山です


そう那須に行かれた方なら、だれでもご存じの山「旭岳」です

同じ「あさひだけ」と読みますが、最初の写真の山は「朝日岳」でした
それではどこから撮影したのかと言うと


この山から見る「スダレ山」方面の紅葉、もうお判りですね
那須と言っても、福島県にある赤面山(あかづらやま)です

山と渓谷の福島県の山では、名前の由来が不明と書かれている山です。
俗説で「紅葉で山が紅くなるから」赤面山になったと言われていますが
真実のほどはわかりません。


赤面山の山頂から撮影した茶臼岳、朝日岳、緑の笹と紅葉の中の大倉尾根


上の写真に対応する展望図


赤面山から旭岳の展望図


同じく赤植山までの展望図です

赤面山の登山口、白河スキー場跡地から旧ゲレンデを登ると、途中にセンブリの
花が点々と咲いていました。
花を見たら無視できない性格ですから、それで時間を費やして、山頂につくころには
雲が出てきて、風もビュービュー、まあ風は那須の名物ですから仕方がありません

とりあえず赤面山で撮影した紅葉の写真から紹介します
流れる雲に合わせて、光が移動していくので、その光の当たった所を狙って撮るので
あっちを見たり、こっちを見たり、最初は三脚を使っていたのですが、途中から
手持ち撮影で対応しました。





















元来、私は那須の笹の緑と紅葉の景色が大好きで、何度も撮影していますが
今回もやっぱり見とれてしまいました。







知人・MSさん撮影の尾瀬の写真を掲載します

2017年10月07日 07時15分26秒 | スポーツ・トレッキング
葛城の森の観察会で知り合ったMSさんから、尾瀬の写真がメールで届き
ましたので、掲載します。

説明は、メールを引用しますが、氏名の部分は変えました


9月26日・27日に友人と二人で尾瀬に行ってきました。

紅葉より草紅葉を見ようとの思いからこの時期を選びました。私は過去に5~6回
尾瀬に行っているのですが、この時期に行くのは四十数年前に一度行っただけです。

尾瀬御池から歩き始め三条ノ滝を経由して尾瀬ケ原の北東にある見晴で一泊し
翌日は東側に進み尾瀬沼の北側を通り尾瀬沼山峠にでます。
尾瀬沼山峠からは路線バスを利用して尾瀬御池に戻りました。

尾瀬ケ原手前までの山間部ではミヤマアキノキリンソウ(写真1)が咲いており、
ハウチワカエデ(写真2)等のモミジの仲間やウルシの仲間の紅葉が見られました。
尾瀬ケ原ではウメバチソウ(写真3)、オゼミズギク(写真4)、アケボノソウ(写真5)等の
秋の花々が咲いていました。

二日目も天気が良く、白砂湿地(写真6)や沼尻平(写真7)の草紅葉が青空に映えて美しかったです。
湿地帯ではオヤマリンドウ(写真8)やエゾリンドウ(写真9)の花が咲いていました。
山間部ではシラタマノキ(写真10)が白い実を付けていました。

三条ノ滝周辺はやや険しいですが、それ以外の所は急坂のところもなく楽しく歩くことができました。



写真1.ミヤマアキノキリンソウ


写真2.ハウチワカエデの紅葉


写真3.ウメバチソウ


写真4.尾瀬水菊


写真5.アケボノソウ


写真6.白砂湿原の草紅葉


写真7.沼尻平の草紅葉


写真8.オヤマリンドウ


写真9.エゾリンドウ


写真10.シラタマノキの実

奇しくも私が尾瀬ヶ原に行った26日に、桧枝岐の御池から歩かれたようです。
写真を送ってくださったMSさんに感謝、ありがとうこざいます。

筑波山に咲くサラシナショウマ

2017年10月06日 23時26分55秒 | スポーツ・トレッキング

開花を始めたばかりのサラシナショウマ


開花した先端部の写真


サラシナショウマは早落性と言われる萼片が、開花した花から
開花直後に落ちてしまう
咲いた2個の花から萼片が落ちかかっている。
特に左の花は、落ちた萼が蜘蛛の糸でぶら下がっている
矢印で示した部分が落ちかけた萼片


蕾は萼に覆われていて、この株ではピンク色でかわいい
また短くても花茎が有るのが判ります


この花は、開花しても萼が残ったものが多い

後ろ髪 引いて散りゆくサラシナの
     紅(べに)にこめたる 吾の初恋 (mino駄作)(笑)

自然研究路の大文字草満開と葛城のサワフタギ

2017年10月05日 00時24分18秒 | スポーツ・トレッキング

筑波山の男体山を一周する自然研究路の岩場は、大文字草が満開だ






葉っぱも入れて

3日から御幸ヶ原のケーブルカー山頂駅で自然展が始まったので、取り立ての
アケビの実を20個以上ビニールに詰めて行ってみたら、Nさんが一人で受付にいた
「お土産に持ってきたよ」とNさんに渡したら、中をのぞいて「すごいじゃん」と
喜んでいる。
見に来ていた人もいたので、誤解されないように「筑波山は国定公園だから
取ったりできないから、自宅の近くでとった採りたてだよ」とわざとらしく言った
「採ったばかりなんだ」と言って、Nさんは、その場に来ていた女性にアケビを
あげていた。

家内を迎えに行く時間までに帰らなければならないので、私はすぐに男体山一周
コースに飛び出した。
男体山の周りは、笹薮が枯れて倒れ、明るくなったが花は少なかった
アキノキリンソウがまとまって咲く山頂から、裏に廻ると木の上に大きなアケビが
口を開けて紫色だった
誰かが採ろうとした痕跡が有った。
(神社の真後ろで採ろうとするなんてバチあたりなやつめ)
岩場の下りを慎重に降りて、大岩の下に行くと、岩肌に沢山の大文字草が咲いていた
そこへ見知らぬ女性が何かをののしりながら登ってきた
聞いてみると、大石かさねに行って、男体山の神社に御朱印をもらいに行くのに
どう行けばいいか年配の男性に聞いたら、こっちから行けばすぐだよと教わって
廻ってきたらしいが、ぬかるは、スペルは、階段は斜めだし死ぬ思いだったと
年配の男性をののしるのだった。
見ると靴は山用とは言えず、重そうな靴だったから大変そうである
「でも、ここまで来てしまったら、引き返せないでしょう。これから先にも
岩場が有るから、そこは注意していって」と私が言うと、岩場が有るんですかと
またまたののしりを始めるのだった「簡単に行けるというから来たのに、、、、」
女性は、足を引きずるようにして坂道を登って行った。
私に言われてもなーと私は苦笑するしかなかった
そのあとは誰にも会わない静かな山道だった
そういえば、真壁側の車道は、ほとんど通行止めなので、登山者が少ないのかも
 
===================================================================

葛城の森に、センブリの様子を見に行った
小さな蕾を沢山つけていた。
ナンバンギセルもまだ残っていて、あちらこちらの草むらに顔を隠している

観察会の時に見た、サワフタギの様子が気になって行ってみると、あの鈴なりの
実が、藍色を帯びて日を浴びていた
サワフタギの実は、真ん丸ではなく、少しいびつなところがあるが、美しい藍色を
帯びて、私の好きな実の一つである。
もう少しすれば、もっと見事な色になるであろうが、独り占めしたような気分で
私は何枚も写真を撮った

その少し前に、筑波山の林道に行ったら、サラシナショウマが満開で、アウケボノソウ
も、もう少しで見頃になりそうだったが、今日の一番は、何といってもサワフタギである


鈴なりの藍色の実をつけたサワフタギ


















富士山麓の茅場の山に花探索再び

2017年10月03日 06時24分06秒 | スポーツ・トレッキング
8月に花友のKさんと行った富士山麓の茅場の山へ再び花探索に行った
メンバーはいつもの花友二人と、東京からNさんも加わって総勢4人
Kさんの運転する車に乗せてもらって圏央道で富士山麓へ出発

10月1日日曜日、待ち合わせ場所に行ったら、時間より早く車が来ていた
何と一番若いNさんが山ガールスタイル「誰かと思ったよ」と冗談を言い
「今日が山ガールデビュー?」と聞くと「そうなんです」とニコニコ。。
こんな若い娘と山に行けるのは「爺冥利」に尽きるというものである。
出がけにロキソニンを飲んできたけれど、参加してよかった(笑)

茅場の山につくと、4台ほどしか止められない駐車場はすでに満車
前回地元の人に聞いて、駐車していいと言われたスペースに止めてすぐ出発

8月に私と来た以外に、花友のKさんは単独でも来ている
それほどまでに見たい花が有った
それゆえに、私はその花の実物を確かめに福島に行って来た。
ヒナノキンチャクと呼ばれるその花は、環境省の絶滅危惧種ⅠB類、山梨県の
絶滅危惧種ⅠA類に指定されている「ヒメハギ科の植物で1年草」である。
高さは数センチから10センチくらいの小さな植物で、果実が巾着のような
形に似ていることから「御姫様の巾着」という意味で名付けられたという

結論から言うと、実物を見てきた甲斐があって、ついにヒナノキンチャクに
出逢えたのである。

(この種の貴重な植物は、盗掘される危険があるので、具体的な場所を明らかに
しないのが暗黙の了解のようになっているようなので、私もそれにならって
記載しない。植物写真家の故新井和也さんのように、公開して保護するという
活動に私は大賛成だし、そうしたいと思っているが、盗掘があとを絶たない
現状ではそうせざるを得ないのが残念だ。)

一番見たいと言っていた花友のKさんに敬意を表して、Kさんが撮影した
ヒナノキンチャクの写真を掲載します。


Kさん撮影のヒナノキンチャク、花は下から咲きあがるので、下の方は
巾着型の果実、本来花期は8月中旬なので、花が残っていたのは奇跡に近い
福島の花と比べても小さかったのは、梅雨時に雨が少なかったせいかな
成長が遅かった分、私たちは奇跡的に巡り合えたのである。。。


花友が撮影したヒナノキンチャク、葉っぱの形を一緒に写してあるね

いずれもパナソニックのコンデジで撮影している。
小さすぎて「ピントが合わない、ピントが合わない」と何度もチャレンジ
していたKさんである

この時に不思議なことがまた起きた

撮影中にこの場に来合わせたご夫婦らしい方に、ヒナノキンチャクの事を教えて
話をするうちに、花友が二人で三ッ峠に行った時に、あまり知られていない
花の場所を教えてくださった方たちであったことである

「エーッ、あの時の」と言って、偶然の再開に双方が驚いたのだった。
この花を数年間探していたというので、少しは恩返しできたかなと、二人が
去った後、花友と言い合ったものである。

オマケと言って、Kさんが単独で来た時に写したという「ユウスゲ」の咲いている
写真も送られてきたので、それも公開します





おそらく花探索隊の隊長Kさんからの、福島まで見に行ってきた私への
ねぎらいの意味なのであろう。
ありがたく掲載いたしまする(笑) 探索隊 隊員mino記


=========================================================

お知らせ、筑波山の桜川市側の車道・林道がほとんど通行止め
たぶん平日だけと思われますが、筑波山の真壁側の車道および林道が
車両通行止めとなっていました。
通行できるのは国民宿舎の脇から入る仙郷林道のみとなっていました
薬王院と鬼ケ作林道を結ぶ酒寄新田線も工事で通行止め
真壁から登る裏筑波観光道路も車両通行止めでした。

走れる仙郷林道も、砂利を敷き詰めてありますが、大雨の影響で
土が流されて溝ができていますし、落石が落ちていますので、通行には
充分ご注意下さい。
日曜日に貼ったと思われる「休工中」の張り紙にだまされて、酒寄新田線に
出たら、工事中で重機が来ていました。(泣)

観光協会のHPにも出ていないなんて、ひどすぎないか、周知して欲しい


裏筑波観光道路は味楽庵の先から車両通行止め


裏筑波観光道路の上部、仙郷林道と鬼ヶ作林道の接続部の通行止め
標示


鬼ヶ作林道の出口、酒寄新田線に出ている通行止め
休工中の張り紙が有ったが、下の方では工事していて通れず