花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

カシバードで遊ぶ

2019年02月28日 18時20分41秒 | スポーツ・トレッキング
朝から雨で、タネまきもできず、カシミールのカシバードで、栃木市の
大平山神社からのダイヤモンド筑波山が見える日を調べていたら
次回は11月12日の06時22分である事がわかった。


大平山神社からのダイヤモンド筑波山の予想図、11月12日06時22分の図

これではあまりにも間が長いので、筑西市の母子島遊水地のダイヤモンド
筑波山の予想図を作って遊んでいたら、ちょっと面白い事がわかった。

富士山頂に満月が重なるのを「パール富士」と呼ばれているが、満月では
ないが、筑波山頂に月齢29.2の月が重なる日が有った。

ダイヤモンドに比べて、月の光が柔らかいので、真珠の輝きにたとえて
パール富士と呼ばれるのだが、確率が非常に低い為、ダイヤモンドより
撮影が難しいと言われいる現象だ。

満月と言う条件には当たらないので、パールとは呼べないが、まあ「疑似
パール筑波」とでも呼ぼう。


疑似パール筑波(笑) 2019年3月6日 午前6時31分17秒の図
この図を見るとわかるが、同時刻に太陽も出ているので、より一層
撮影は困難かもしれない。

尚、母子島遊水地のダイヤモンド筑波山も14日に終わっている。
これについては、筑西市の観光協会のHPに載っているので、そちらを
ご覧ください





Jupiter(ジュピター、木星)風の陽が登る

2019年02月27日 09時17分26秒 | スポーツ・トレッキング
天気予報では、曇りのち雨であったが、東の空に金星が見えていた。
こんな時に朝焼けを撮りに行くなんて普通はしないのだけれど、このところ
空き地を耕して花の種をまいたりしているので、気分転換に行ってみた。

湖岸に着くと、すでに一台の車が止まっていて、数十羽のカモメが乱舞している
誰かがエサをまいているなと思ったら、案の定三脚を据えて一人のカメラマンが
脇の袋からエサを投げては写真を撮っていた。
先日は白鳥が来ていたが、今日はカモメである。

それを横目に私は少し離れた場所に行って、太陽の出る対岸を見ると、真っ赤な
太陽の破片が、雲間に見えている。
慌てて撮ったので水平のバランスが崩れたが、やがて雲間に顔を出した太陽は
雲と霧の装いをまとって、まるでジュピター(木星)のような模様を浮かべていた

さて今日も帰ったらた花のタネを植えなければ、花友からセツブンソウ撮影の
連絡がきたので、それまでには終わらせないと。雑草が一杯で疲れるわ。



木星のような模様を浮かべて太陽が昇る


雲間からのぞく太陽の破片、以下はその後の変化を時間の経過とともに

























追記、木星を検索すると、NASAの最新画像が見られますので、興味まある方は
検索してご覧ください。





ブログの訪問者に感謝を込めて

2019年02月24日 22時58分00秒 | スポーツ・トレッキング
今日はブログを休むつもりでしたが、ブログを開いたら23日の訪問者が
400人を超えていたので、書いている私もびっくり、正直何で?という感じです。

最近は、病院に診察に行ったり、森づくりのボランティアに参加したり
空き地の整備と花畑の手入れなどをやっているので、夜はダウン
ブログをサボり気味、ごめんなさいね。

今日は筑波山の東山に野草探しに行って、東山からとぼとぼ降りていたら
軽トラがやってきて、ビービーと鳴らすので誰かと思ったら、いつも葛城
フォレスターでご一緒しているAKさんでした。

AKさんとは変なところで良く会います(笑)
(山新で草花を買っているときもばったり会った)
「こんな所で何やってんだよ」というので、東山に来たわけを説明して
「AKさんは今日はどこへ」と言うと、県の仕事で白雲橋コースの某所で
森林整備の仕事に来たらしい。

自宅に帰った後は、空き地を耕して腐葉土や培養土を入れて草花のタネを
ようやく蒔いた。
という事で、あまり写真も撮っていないのですが、訪問してくださった方に
感謝を込めて、八郷の丘の写真と、霞ヶ浦の朝焼けの写真を掲載します。


大好きだった北海道の富良野の丘には及びませんが、雰囲気が似ている
八郷の丘の風景、八郷の下林付近で撮影


八郷の麦畑の丘と筑波山頂


同上


丘の近くの桑畑(たぶん) 光と影


途中で見たヤドリギ


目的地まで行けず、前景がうるさいが茜空が水面にも


同上


同上

目的地に着いたら、もう日が昇っていた。







筑波山麓観察会で飯名神社から梅林をめぐる

2019年02月17日 23時03分26秒 | スポーツ・トレッキング
本日は、つくば環境フォーラム内の筑波山ファンクラブの定例観察会で
筑波山麓を歩いて、春の気配と歴史を探る旅です。

前年は、東山を中心とした山麓観察会でしたが、今回は西山を中心とした
コースです。

つくば道の観光の家、鮎川邸の駐車場に集合して出発、歴史の古い
飯名神社、月水石神社、を巡り大駐車場から梅林に抜け、帰りは
車道を歩いて大御堂前に行き、そこからつくば道を下って鮎川邸の
駐車場に戻りました。

帰るコースのつくば道を下っている時、神郡方向で火事になっているのを
遠望したり、会員の家でなっている八朔を一人数個ずつお土産にもらいました。(^^♪

私個人として、最もうれしかったのは、ある野草の群生地を教わった事。
今日の観察会に参加してよかった。!(^^)!


つくば道を下るときに見たジョウビタキ、ボケ写真だが見たという証拠に


火事の煙


歴史の古い飯名神社の拝殿


飯名神社の由来


飯名神社の本殿の彫刻、鞘堂の中なので隙間から撮影


同じく本殿の彫刻


月水石神社の拝殿


月水石神社前にある、石の割れ目に生えているヒサカキ
木は小さいが年輪は相当あるかもしれないという。


大駐車場に抜ける近道にある古墳の石室と思われるもの


梅まつりの始まった梅林で、最もきれいで大きい紅梅を
小川に降りてつくば石とともに撮影した


梅林での一コマ、観光大使かな


紅梅のトンネル


満開の緑萼梅と紅梅林


工事中の大御堂の前で、完成は2年後


観察会の途中で見た見事な白梅の大木


一見すると獣の死骸のような枯れ木


つくば道を下る






セツブンソウの下見に栃木市へ

2019年02月16日 21時16分27秒 | スポーツ・トレッキング
栃木市観光協会のセツブンソウの開花情報を見ると、花之江の郷、星野の四季の森
みかも山公園でセツブンソウなどの開花が始まっていると出ていたので、とりあえず
花之江の郷と星野へ下見に行ってみた。

北関東道で上三川から都賀まで走ったら、都賀ICのETC出口が閉鎖されていて
一般出口でカードを抜いて見せる羽目に、なかなかカードが抜けないでいると
係り員が出てきて、抜いてくれた。私が押し釦を間違えて押していたらしい。(´;ω;`)
入り口は大丈夫ですか?と聞いたら「入り口は大丈夫ですよ」にこやかに答えた。

花之江の郷は、野草を植栽した野草園で有料であるが、今の時期は花が少ないので
入園料も安く一人200円である。
入り口の段ボールの箱に200円を入れて入る

何人かのカメラマンが、満開の福寿草の前でカメラを構えている。
私の狙いはセツブンソウと梅花黄連の花なので、福寿草には目もくれず
中に入っていった。



梅花黄連の花1


梅花黄連と花アブ


梅花黄連と花アブ2


梅花黄連の群落と花アブ


セツブンソウ


花弁のように見える白い萼片が広いセツブンソウ
本当の花弁は、シベの外側に先端が分かれて黄色い密栓をもった物が花弁で
昆虫がその蜜を吸いに来て受粉を助ける


池の周りのコースには、リュウキンカが咲いていた


赤花マンサクも咲き始めていた

アズマイチゲと思われる小さな小さな蕾が一つだけバイカオウレンのそばにあった
話をしたご夫婦は、長野の軽井沢からセツブンソウを見るために来たと言っていた

昼近くになったら、車の客がたくさん来るのでなんだろうと思ったら、どうやら
バイキング目当ての食事客のようである。

採石場が多くて、星野に向かう道路は、いつも白い砂ぼこりが舞っている
散水車が走っていたが、あっという間に乾いて、気の毒というほかない
都会なら粉塵公害とでも言われそうだが、この辺では地場産業なので仕方がないのかも


ロウバイが咲いている四季の森


節分草の保護を訴える看板には、キバナノアマナ、ヒメアマナなども咲くと書かれている


星野のセツブンソウ、まだまだ数が少なくて、つぼみが多い

この写真を撮っていたら、「まだ早いね」と声をかけてきた男性がいた
一緒に歩きながら話を聞くと、この近くで植木屋をしているという造園業の方だった

おかげで「ロウバイは4種類ほどあって、これは原種に近いタイプだよ」とか
教えていただいた。

その方によると、今年はズーッと雨が降ってないので、セツブンソウも生育が
遅くて、雨が降れば一斉に出てくるのだという。
先日、雪が降ったので、少しは期待してきたのだという。

その方と別れて、私は星野遺跡のある方の山に向かった
途中で橋の袂から左の駐車場に行き、トイレに寄った

星野遺跡を左に見ながら登ると

昔、レストランを営業していた「五差路」の店の前は、いつの間にか広い駐車場ができていた
営業しているころ、店長の方に「庭に黄花セツブンソウがあるから見ていけ」と勧められて
黄花セツブンソウの花の写真も撮ったことがある

今は五差路は廃業して入れないので、黄花がどうなったかわからない。

五差路の右を直進した右側の路肩の空き地に駐車して、カタクリの群生地を目指す
カタクリの群生地の山の入り口の沢にザゼンソウが咲いている。

ここを管理している方の庭の中を通って入るのだが、ちょうど管理している家のご婦人が
家から出てきたので、「ザゼンソウ咲いていますか?」と尋ねると「咲いてますよ」という
山の入り口の右にある募金箱に100円を入れて登っていく。
後ろで「ありがとう」というご婦人の声がした。

私が谷で三脚をセットしていると、先ほどのご婦人が登ってきて、「わかりました?」と
聞いて「そこと切り株の向こうに咲いてますよ」という。
「惜しいことに落ち葉に隠れてますね」と言うと、石伝いに谷にはいり落ち葉をよけて
くれたのだった。

なんでも猪が掘り返して、ザゼンソウも全滅しかけたことが有ったという。
カタクリもシカにやられて減ったという
去年、上のキャンプ場でオリにイノシシがつかまっていて、オリに体当たりしてましたよ
というと「あれは猪が多いので自治体のほうで設置したもので、つかまると体当たり
するんですよね」という
そんなこんなで、しばらく花に関するよもやま話をしていた。




座禅草


大きいが後ろ向きの座禅草、
毎年この向きで咲くんですかと聞いたら「そうね、確かこの向きですよ」という


ザゼンソウも水芭蕉と同じく、中の棒状のものが花の集まりで、悪臭を放つと
言われている。そういう悪臭を好む昆虫もいるのだろう。

別名ダルマソウと言われるのは、花の形からだ
そもそも座禅を組んだ達磨大師がダルマの所以なので??というかんじである。


まだ開ききっていない座禅草、色が薄緑色なので開花したときの色が楽しみだ

ご婦人の家の脇に、ネコヤナギの赤花が咲いている
赤花が珍しいので、どなたかに分けてもらって植えたらしい。

明日は筑波山の山麓を歩く観察会に参加するので、本日はここまで
誤字、脱字はひらにお許しください。




赤滝探索と梅林の朝景色

2019年02月14日 10時57分08秒 | スポーツ・トレッキング

赤滝と桜元地蔵尊の案内がある入り口


入り口から林道に入るとすぐ右側にある桜元地蔵尊、肝心の桜は枯死している

八郷の十三塚果樹園の上にあるという赤滝を探して、桜元地蔵尊の入り口から
林道に入り、最初は右奥の沢沿いのヤブ道を探して登りましたが、途中で
沢を渡れず、断念して引き返してくると、二股分岐の下の沢が大きく崖のように
なっている様子がわかりました。

二股分岐から少し下ると、右に細いふみ跡が沢に下っています。
少しふみ跡に入り、沢の方を見下ろすと、滝のように水か落ちています。
結局、くの字に曲がった細道が滝の下まで続いてました。

ここには赤滝の表示がどこにも出ていませんが、おそらくこれが赤滝なのだろうと
推定して撮影してきました。


推定赤滝


同上


ふみ跡の樹林帯から眺める推定赤滝

入り口には赤滝の案内を出していながら、肝心の場所には何にもないという
不思議な滝です。

帰りに桜元地蔵尊に寄り、親の暴力で死んだあまりにも可哀そうな子供のために
魂の平穏を祈りました。
先日登った宝篋山でも、下浅間神社で祈りましたが、犬畜生にも劣るような親の
しつけという暴力に抵抗できない幼い子供を思うと、祈らずにはいられないのです。

祈った後、地蔵尊の背後に何か年代が書いてあるか確かめに近寄って行ったら
5メートルほど上の笹藪が、いきなりガサガサ揺れたのでびっくり仰天、猪か
思わず「ウオ-」と大声をあげて猪を追い払う威嚇をしてました。
こんなことでイノシシが逃げる筈もないのですが、恐怖に駆られてアホをやりました

桜元地蔵尊前に止めた車に戻って振り返ると、同じ藪のあたりでまだガサガサ
やっています
それでやっとわかったのですが、どうやらイノシシ用のワナにかかった猪のようです


林道に下がっていたイノシシ用のワナを設置した表示札、名前はボカシました


藪の陰で見えにくいのですが、車のそばから望遠で撮った猪


同上

さすがに近くによって撮影はできませんでした。
以前は宝篋山の林道で、ワナにかかって死んでいる猪を撮りましたが、生きてワナに
かかっている猪は初めて見ました。



先日は栃木の大平山でオリにかかった猪を見ましたし、ファンクラブの観察会で
筑波山の東山でやはりオリにかかった猪をみんなで見ました
私は午年生まれなのに、なんで猪にこんなに会うんだろう

帰りに筑波山梅林によって、真ん中の歩道を登っていくと、最も撮りたかった花の
トンネルを撮れる場所に、どこかのテレビ局の撮影クルーがいたので、花のトンネル
はあきらめて、梅林の朝景色を撮影して帰りました。

筑波山梅林の梅まつりは16日から始まるので、そのための撮影かもしれません。


朝の梅林風景 午前8時前後 花に朝日が当たり最もきれいに見える時間


同上 見返り縁台付近から山頂を入れて撮影


同上 真ん中の遊歩道登り口の左の梅林と青空


撮影クルーがいた付近の紅梅が最もきれいだったので、ここで撮影したかった
別な場所から望遠で撮影した画像




天気晴朗なれど宝篋山は風寒し

2019年02月12日 22時41分56秒 | スポーツ・トレッキング
このところ寒さが続くので、あまり山にもいかなかったのですが、セツブンソウが
咲き始めたというので、足ならしをしなければと、宝篋山に登ることにしました。

最新のマップを貰う為に、小田の休憩所に寄り、マップをゲット
やっぱり叉々コースが一部変更されてました。
山口2コースが山口1コースの途中から分岐して歩くコースになってました。

今回は足慣らしなので、小田の休憩所Pから常願寺コースを歩き、尖浅間、野鳥の森
桜の森、宝篋山山頂を経由して、帰りは小田城コースを下り、下浅間神社に寄り
七曲、堂平(昔ここに大師堂があった跡地で平坦な場所がある)、富岡山分岐から
中世城の道に入り、要害展望所、大師堂前を抜けて小田休憩所に戻ってきた
歩いた距離はおよそ7キロである


今回歩いたコース外観、反時計回りに歩いている (地図画像を入れ替えました)


コースの軌跡とポイントをカシミールで上空1000メートルから見下ろした図

山頂付近には残雪もあり、吹く風は冷たかったが、下山するまで空は晴れていた
ちょっと疲れたので、写真は後日ここに掲載する予定、ゴメン。


残雪のある宝篋山山頂付近


山名の由来にもなった石造宝篋印塔(鎌倉時代中期のもので茨城県指定文化財)
一度盗難にあったというが、こんな重いものを盗む奴がいたとはね


山名表示板 宝篋山 標高461メートル (地元では通称小田山と呼ぶ)


山頂から日光連山方面の展望 春霞でかすんでいたが男体山などは
はっきりとわかった


赤城山方面の展望


左奥にうっすらと雪の浅間山が見えていた。
近くの人が三角でまるで富士山のようだね と言ったが肝心の
富士山は厚い雲で全く見えなかった。


小田の駐車場と登山コース案内図、小田からのコースのみで山口コースなどは
書かれていない。


登山コース案内図をトリミングで拡大した。
私は、登りは一番右の常願寺コースを歩き、下りは一番左側の小田城コースから
中世城の道を歩いて駐車場に戻った。

常願寺コース4.0Km 登り2時間10分と説明に出ている
小田城コースは3.2Km 下り1時間20分と説明されている
しかしまあ私は、そんな平均タイムなんか気にしないでマイペースでのんびり歩いた。


小田の駐車場から見上げる宝篋山、電波塔の立っている所が山頂


小田の駐車場の前を右に進んで開けた場所の分岐から眺める宝篋山は
邪魔なものがなくすっきり見える


同じ場所から常願寺コースの最初のピーク尖浅間(とがりせんげん)を
眺める。(黄色の矢印の上が尖浅間)


何故か「新池」には水が無く干上がっていた。ため池の筈なんだが


新池の先で極楽寺コース方向を眺めると、棚田のようになった土手が見え
なかなか良い雰囲気である


周りが野焼きされて黒くなった農道を歩く


突き当りの農道を左に行くと


最後の民家が右に見え、周りの畑は猪除けの電気柵がある


土手にはカマキリの卵か産みつけられている


林道らしい道になると、左の草むらの中に小さな石塔がひっそりとたたずみ


廃屋のような小屋を過ぎて杉林を抜けると、今は草むしてわからないが
以前は梵字のような赤い文字が書かれていた大石がある


一つ目の沢の小道の分岐、右に沢沿いに歩く小道があり、先で合流する
ので、どちらを歩いてもかまわないが、今回はパス


二つ目の沢の小道分岐、天狗岩に行きたい人はどうぞ
私はここもパス


やがて杉林の中の道になり、だんだん登りがきつくなる


ヤブツバキの花が落ちていた

落ちてなお 心和(なご)ます ヤブツバキ (駄句進呈)


ほぼ中間地点


近くに「くずしろの滝」がある


純平歩道分岐、ここからはいよいよ尖浅間のきつい登りが始まる
純平歩道は、小田城コース、極楽寺コース、常願寺コースを結ぶ連絡道で
あまり歩く人もいない静かな道だが、展望もないので寂しい道でもある


滑りやすいつづら折りの道を登ると「ハリギリ」の名札のついた木がある
知り合いのFさんが整備作業をしていたころに付けたもので、だいぶ古い


滑りやすい急坂なので、滑り止めのついた道


見上げると光の中で赤い藪椿が見えた


道脇にこんな案内があったのでドキッ、よく見ると尖浅間経由で山頂までと
書いてある。
尖浅間まで1.4キロもあるのかと思ったわ(笑)


ほどなく尖り浅間の山頂に着いた、岩だらけの山頂である。
先客が一人、ベンチで休んでいた。わずかに雪が残っていた
私もここで一休みして、コーヒーを飲んだ

ベンチの横から左に下って野鳥の森に向かう
途中で追い越された中高年の3人の男性グループが休んでいたので
「低くても山は山ですね。雪が残ってますね」と言うと大声で笑っている


野鳥の森にある「合体の木」傍らにそう書いた案内板が立っていた
私は以前「夫婦和合の木」と観察会で登った時に言ったことがある


合体の木の説明版には、「こなら」と「桜」の合体と出ている

ここから桜の森に向かう坂道の凍結が解けたのか、ぬかるみになって
長靴でもまるっきり踏ん張りがきかないのだ。
やむなく脇の落ち葉の上を恐る恐る歩いて下った。

こんな時はストックがあれば助かるのだが、車の中に置いて来てしまった
私は写真に夢中になると、ストックの事なぞ忘れてしまい、何本も紛失した経験がある
なので花友は「粗大ごみを山に捨てている」と批判するのだが。

捨てたわけではないが、結果としてはゴミになるかもしれないので返す言葉なし(´;ω;`)
ある年、小田代ヶ原の柵に立てかけて忘れたゴミ(笑)、翌年まで残っていたことがある
ゴミ回収成功!!


山桜の森に向かう道をなだらかに登る


山桜の森、ここにはベンチがたくさんあるので、おむすびタイムにした


ベンチに設置されていた温度計は日当たりで12度以上もある


山桜の森から山頂に向かうと、昔の山城の名残で土塁や空堀がある
空堀の跡の案内板、甲冑をつけた侍が駆け上がれないように、空堀を掘った土で
土塁を作って急勾配にしたらしい。


山頂に向かう道の右側の山に、山城の跡があるが、以前に見たときには
石が転がっているだけで、よくわからない城跡だった
城跡のある山は残雪で白い、この場所から入っていける


山頂直下にあるバイオ・トイレ、今は2棟に増設された
オガクズを回転させて発酵分解させているらしい。
使った方は、中の募金箱に100円のカンパをお願いします(維持費)
管理者に成り代わりお願いいたします。これは尾瀬でも同じだよね。


バイオトイレ前から登ると、すぐに山頂が見えてくる。
山頂の様子は、最初に書いたので省略

帰りの様子は後日ここに載せます、とりあえず終了









平成31年記念に平沢官衙の芝焼き文字

2019年02月10日 12時09分07秒 | スポーツ・トレッキング

つくば市の平沢官衙遺跡で毎年行われる芝焼きの跡に、今年は「平成31」の文字が
デザインされて焼き残されている。
平成も今年の春で終わるので、平成の記念としては丁度良い。
折よく背景には雪をかぶった筑波山が見えていた。


神郡にある茅葺屋根も数年を経て風景になじんできた



私の定番の125号バイパス下の緑の田んぼからの筑波山


今日は、どこもかしこも凍結して道路はガチガチツルツル、残っていた融雪剤を
早朝にまいていたら、手も足も冷えすぎて氷のようになった。、
足りない融雪剤を山新に買いに行ったら、25Kgkの一袋が1980円だった。
痛いなー(´;ω;`)

雪が降る

2019年02月09日 17時28分35秒 | 日記
昨日の予報では、雪が降るのは8時ごろからと聞いていたのだが、6時ごろに
外に出たら、空き地にはうっすらと雪が積もっていてる。

幸い道路には積もっていなかったが、相変わらず雪が降り続いている>
自治会から依頼されている場所に、融雪剤をまいた。

もしも降り続いて、道路にも積もったら、再び融雪剤をまかなければならない
私の家の前は、子供たちの通学路になっているので、スリップ事故は防ぎたい


花の咲き始めたマンサクに雪が積もった 筑波山梅林にて


同上



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 牧野富太郎の生涯を描いたNHK「歴史秘話ヒストリア 私は植物の精である 

先日、NHKで放送された「歴史秘話ヒストリア 私は植物の精である」という
植物学者牧野富太郎博士の生涯を描いた番組をご覧になりましたか。

まだ見ていない方は、NHKオンデマンドで見ることができます。
単品で見ると税込み216円で見ることができますので、見逃した方はぜひどうぞ

NHKオンデマンド
この画面の中で、購入から3日とあるのは、私がオンデマンドで購入してから3日と
言う意味ですので、誤解しないようにね
この番組の最終購入期限は、2020年の2月4日までとなっています

土佐の高知県で生まれた富太郎は、誰に導かれたわけでもないのに、一人で山に入り
毎日のように植物を眺めているのが好きな少年でした。
12歳で小学校に入ったものの、学校の授業に飽き足らず、1年で中退します
その後は横倉山という4億5千年前に隆起した山に入り、コオロギランやヨコグラノキなどの
発見につながっていくのです

そして高知の全植物を調査しようと決意して、調査旅行で足摺岬まで行くのですが
そこは亜熱帯の植物もある場所だったのです。
番組中ではそこのツチトリモチなども紹介されます。

やがて一大決心をした富太郎は、東京に上京して東京大学の植物研究室を尋ねます
高知で調べた植物のスケッチと目録を見せて、研究させてくれと頼むと、あまりにも
緻密なスケッチを見て、入学したわけでもない富太郎を、研究室の出入り自由という
許可をくれたのです。

その研究室に通う途中で、和菓子屋で働く15歳のスエを見染め富太郎は26歳で結婚します
両親は早くに亡くしましたが、裕福な造り酒屋で祖母に育てられた富太郎は、一流好みでしたが
お金には無頓着で、この妻スエの無限の愛がなければ、植物研究もできなかったでしょう

外で研究のとき、偶然見つけた藻が、そののち「ムジナモ」と呼ばれる食虫植物である
事がわかり、その研究に没頭し、今でも完璧と呼ばれるムジナモの植物絵を完成させます。
それが研究室でやっかみをかい、研究室の出入りを禁止されてしまいます。

落ち込む富太郎を励まし、研究を続けさせたのは妻スエでした。
高利貸しからも借金して払えず、夜逃げするような状態でも、スエは明るく振舞い
富太郎が全国から送ってくる生の植物を乾かし、標本を作る作業を子供とともに
行ったのもスエでした。
そのスエが、54歳の年で病没したのは、長年の苦労のせいだったかもしれませんね

日本全国のすべての植物の調査をするといっても、一人では限界があります。
それを助けたのは、全国にいる植物を愛する仲間たちでした

首都大学の牧野富太郎の標本を保管している場所には、16万点の標本がありますが
その半数近くが、全国の植物を愛する仲間が送ってきたものだと言います。
その中には、かの有名な「南方熊楠」の標本もあるのです

そうした仲間の協力もあり、やがて日本人による日本の植物誌、牧野日本植物図鑑が
完成するのです。

元ニューヨーク植物園主席研究官を務めた小山鐡夫さんが言います
植物というものは、その国のリソース、つまり財産だから、財産はきちんと調べて
その正体 植物の正体ですね アイデンティティーをちゃんと記録しておく事は
必要で、それをやるのがフローラ(植物誌)である。

番組冒頭で、沖縄の西表島で行われている全植物調査の責任者をしているのが
この小山鐡夫さんなのです。
それは日本の全植物を調べるという牧野博士の意思をついで、行われているのです
小山さんも牧野博士からハガキをもらった一人だったのです。

それは少年だった小山さんが標本を送ったので牧野博士がハガキをくれたのでした
それには「植物は実地の研究が一番大切」という言葉か書いてあったそうで、小山さんが
今でも大切にしている宝物だそうです。


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雪降る梅林

















薬王院の雛飾りは舟に乗るおひな様

2019年02月08日 10時52分42秒 | スポーツ・トレッキング
桜川市のひな祭りは、全国的にも知られていて、期間中の土日は交通渋滞を
引き起こすほどだ。

なので私は、知人のSKさんから教えていただいた薬王院の舟に乗るおひな様
だけを撮りに行っている。
ひな祭りの中心地から少し離れているので、渋滞に無縁だし、専用の駐車場もある

昼頃に行ったら、青空がなくなり生憎の曇り空であったが、風がほとんどなかった
先客のカメラマンが数人いるだけで、静かである。

昨年は、舟が一艘であったが、今年は二艘に増えていた



弁財天を祭る社の横には内裏雛と三人官女が飾られ、池には舟遊びする
ひな人形が乗っている。


岸上のひな人形


内裏雛


二艘の舟のひな人形


官女を乗せてご機嫌なひな人形


薬王院の本堂の右奥には、墓地に行く階段道があるが、その入り口に
杉の木様と呼ばれる大杉がある



名付けたのは石工の要一さんと呼ばれる人らしく、本堂に登る左のみちに
石工要一さんの碑があり、それに杉の木様のいわれが書かれていた


石工 要一の碑


杉の木様のいわれの書かれた碑文をトリミングで拡大した
昭和13年 17歳の石工要一が見た杉の木は、7寸丸くらいの太さで、虫に食われて
いつもヤニを流しているような可哀そうな杉の木だったが、今では見事な大杉なり
子供のころに見た杉の木を思うと、「杉の木様」と呼びたくなると言うわけである


要一の碑の裏面には、馬車に乗せて七曲や不動を越えて原石を運んで、すべて
手造りで作ったという彩色絵と文が書かれていて面白い
八九四と書いて「やくし」とフリガナがあるのが愉快だ
八九三は嫌いだけれどね(笑)

冗談はさておき、筑波山の林道情報を少々

鬼ケ作林道は、通行可能になってました

ただ鬼ケ作林道から酒寄線(ミカン園と薬王院を結ぶ林道)に抜ける林道に
事故死した猪の死骸が転がっていて、カラスなどに食われたのか、頭と
骨だけが血だらけでした

むごいので写真はぼかしました。

もう一つ、筑波山梅林の梅まつりが開かれますが、その期間は「沼田新田酒寄線」は
通行止めの規制があります



期間は2月16日~3月21日までの毎日、午前9時から午後4時までは車両通行止めです

オマケ写真はこれ


薬王院の山門前の石段をよく見ると、椎の木から落ちたと思われる雨だれで
うがかれた穴ができている。
薬王院の歴史の長さを証明する証拠だ

誰だ○○で穴を穿つなんて言うことわざを言いたがる奴は えーオレか(笑)








八郷の雲海と山頂の雲の鳥

2019年02月07日 09時49分14秒 | スポーツ・トレッキング
昨夜のNHKの天気予報で、雨の後の湿気で明日は霧が出る可能性があると
報じられていたので、早起きするつもりだったが、体調がイマイチで起きられず

目が覚めたら5時半を過ぎていた。
八郷の雲海撮影の場所まで行ったら6時40分過ぎで、すでに朝日が差していた
虹色の雲海は撮れなかったが、四方を山に囲まれた八郷盆地は霧に覆われ
まだ雲海状の景色が残っていた。

筑波山頂には、猛禽が獲物をめがけて飛翔するような雲がかかっていた

遠くから見たとき、円弧を描いて、まるで山頂がパラシュートにぶら下がって
いるように見えたが、通勤ラッシュの道で駐車できなかったのが惜しまれる


左の山は八郷富士、右奥は採石場で分断された竜神山






筑波山頂にかかる鳥の飛翔するような雲 八郷から撮影



途中の農道で車のライトをつけたまま撮影した朝霧の風景

もしかしたら、栃木県の大平山で「陸の松島」と呼ばれる雲海の
風景が見られたかもしれない。
うーん朝寝坊は三文の損である(笑)

以前、大平山で撮影したという雲海の上に浮かぶ筑波山の写真も
ネットで見たことがある。


冬枯れの 山肌包む 朝霧に 墨絵のごとき つくばねのみち
     一字変更「朝霧の」から「朝霧に」に変えました
 


今朝の一枚

2019年02月04日 08時02分54秒 | 日記

夜明けの小貝川の土手から、明りのともるビニールハウス 午前5時55分撮影
残念ながら曇り空で明るさが足りず、背景の左上の圏央道や、右側の県道の
様子がわからない画像となった。(左後ろは某宗教団体の建物)
ハウス内で何を栽培しているがわからないが、夜明けに見るとなかなか
幻想的だったので、撮りに行ったのだが。

先日、産直の店に行ったら翁草のポット苗が有ったので白と紫の色の2株を
買って、昨日、大納言の根元ちかくに植えた。一株216円である







ついでに沈丁花のポット苗も買ってきて、これは東側のフェンスそばに植えた
別に沈丁花が欲しいわけでは無かったが、半日蔭を好む野草が増えたので
日蔭を作るために植えたのである。





しかし日蔭を作るまでに何年かかるやら、気の長い話である(笑)
それまでは沈丁花の花と香りを楽しむかな。

同じく日蔭を作るために以前に植えた「伊勢のヒカゲツツジ」と「霧島つつじ」が
定着したので、今年はつつじの花も楽しめるかもかもしれないが、これも
日蔭を作る高さにはなっていない。

去年、大きな花を咲かせたキエビネが、たくさん新芽を出しているが
株分けしたくても、日陰がない。
小さいヨシズで日蔭を作るか悩んでいる。


庭の福寿草も次々開花


5ミリ前後のまことに小さいハナアブが来ていた。
写真を撮ろうとカメラを持ち出したら、もういなかった。
こんな早春でも吸蜜にくる昆虫がいるんだね。


筑波山の車道の残雪

2019年02月02日 22時36分50秒 | スポーツ・トレッキング

風返峠から湯袋までの県道42号線の残雪状況
つくば市側の入り口から風返峠までは、ほとんど残雪はありませんが、日陰になった
所には凍結があります。


湯袋峠に出ている通行止めのバリケード
真壁側の民家のそばから湯袋峠までは通行止めです


上曽峠から湯袋峠に抜ける林道も通行止め。
最も湯袋峠に抜けても通行止めで走れないから当たり前か
上曽峠は走れますが、所々に残雪と凍結があります。


つくし湖の上のミカン園から筑波山梅林に抜ける林道「沼田新田酒寄線」は
ほとんど残雪がありません。
しかしミカン園側には残雪がありますのでご注意ください。


沼田新田酒寄線を走っていたら、上空をグライダーが滑空してました


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サッカーアジアカップ決勝、日本対カタール、良い試合でしたね。
結果は負けてしまいましたが、カタールの実力は本物でしたね。

日本のコーナーキックの時、ほとんどがヘッドではじき返されましたが
はじき返したボールの落下点には、必ずと言っていいくらいカタールの
選手がいました。
計算つくされた経験ではないかと思います。

そのため日本は素早い二次攻撃がさせてもらえず、それどころか逆に
カウンター攻撃の守備に戻らざるを得ませんでしたね。

その中で目立ったのが南野、本来トップ下の南野がDFのラインまで駆け戻り
相手の攻撃を止めていましたね。
思わず私は背番号の9番がどこにいるか追いかけていましたよ。

試合には負けて悔しいのですが、これを糧にして更なる成長を期待したい
ものです
今夏のコパ・アメリカに招待された日本とカタール、どんな活躍をするのか
今から楽しみですね。


庭の福寿草の開花が進んでいます。
今日は暖かいので、隣の空き地に花を植える土づくりと倒木の片付けで
汗を流しました
木につるした野鳥のエサ台に、最近スズメしか来ないので面白くない