免許を返納したので、筑波山に自転車と電車とバスで行った。
自宅から万博公園駅までは自転車で、万博公園駅からつくば駅までは
電車で、つくば駅からは関東鉄道のシャトルバスの「筑波山行き」に乗って
筑波山口のバスターミナルまで1時間も掛けていった
バスは片道400円であった。
今までは自家用車でしか行ったことが無かったので、バスで行ったのは
初めてである
何の下調べもしないで、電車とバスの旅である。
そもそも筑波山行きのバスは、つくば駅からしか出ていないので、イヤでも
つくば駅まで行かなくてはならない。
直接 筑波山に自転車で行けない事も無いのだが、20数キロを走るのは
爺の身にこたえるのだ。(;。;)
今後の事を考えると、一度経験をしておこうと言う訳である。
筑波山口から梅林までは曲がりくねった坂道をトコトコ歩いて登って行った
梅林から入った「四季の道」の林道を歩こうという訳である
つくば環境フォーラムの一員なので、筑波山の観察会には度々参加している
四季の道に行ったのは、見たい花があったからなのだが、「遅かりし安兵衛殿」
で、花は終わって実をつけていた。
キツネノカミソリは、ヒガンバナの仲間なので、あまり実をつけないはずなのに
実をつけた株が結構あった
ちょっとがっかりしたけれど、久しぶりの山歩きなので、調子に乗って奥まで
歩き、そこから上の酒寄新田線まで階段道を上がって行った
すっかり緑に覆われた坂道は、そよ風が吹くたびに草の香りがした。
ただここは、イノシシのすみかがあるので、竹の棒でバサバサ草を払いながら
登って行った
梅林にもバス停があるはずだが、ままよとばかり筑波山口まで歩いて下った
この道は、歩行者用の道が一部にしか無い。
ジオパークと宣伝しているけれど、その前に歩行者用の道を作ってほしい
登ってくる車を避けて、私は何度も草叢に入った。
筑波山口まで下って、バスの時刻表を見ると、20分ほど待つと「つくば駅」
行きが来る。
しかし下り坂歩きで膝が痛かった。
ストックを持ってこなかったのが失敗だったなーと思っていた
来るときは、乗客も少なかったが、帰りは通勤通学の帰りなのか途中から
大勢の乗客が乗ってきた
万博液に着いて、自転車置き場を探したのはねご愛敬である。
自宅まであともう少しと言うところで、雨が降り出した
家内が心配して風呂を焚いていてくれたので、ずぶぬれの身体を温めた
これで懲りたかと思うだろうか、今度はいつ行こうかと考えているから
しょうも無い山好きである。
四季の道に倒木
倒木で壊れた柵
振り返ってみた倒木
四季の道の入り口付近
前は車の中に、ノコギリやナタが入っていた
森作りのボランティアに参加していたからである
倒木も何度かそれで片付けている。
まさか自転車では持って歩けないのが残念だ