花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

竜ヶ崎市・般若院のしだれ桜が満開

2015年03月30日 21時32分03秒 | アウトドアー












竜ヶ崎市・般若院のしだれ桜が満開になりました。
例年のように竜ヶ崎市の市役所に車を止めて、受付で地図をもらい
般若院までのんびり歩いていきました。

今日は天気も良かったので、たくさんの花見客が来てました。
ボランティアなのか、ガイドの方が桜の見所を説明していました。
曰く、この桜を見るには、もっともよく見える場所が三ヶ所ある
ここと、あそこと、、、、。、。、

最初、そのまま写真を載せたのですが、墓とか人物が写っていたので
トリミングして掲載しました。







鍋足山に咲く花たち・その2

2015年03月29日 21時17分26秒 | アウトドアー

ショウジョウバカマ1


ショウジョウバカマの全身


ショウジョウバカマを上から撮影
この花は、開花の始まりは柱頭が飛び出し雌性期で始まり
開花後は雄性期となるそうである。


鍋足山の山頂の下には、至る所にダンコウバイの黄色の花が
咲いていた。


ダンコウバイの花、クスノキ科クロモジ属
小さい花が数花ずつまとまって枝先につく、花びらは6枚あります。


ミツマタの花を背面から撮影、あっりゃ虫がついていました。
ジンチョウゲ科ミツマタ属
中国原産で室町時代に日本に渡来した。
谷沿いの道には、ミツマタが群生していた。
枝が必ず三本に分かれて出るのでこの名前がついた


鍋足山・山頂にはほこらが有った。
手前の絶壁の上には、東展望台と呼ばれるところがあり
周りの風景が見渡せる。
登山道は樹林帯の中なので展望は無いが、足下の花が
励ましてくれる。


私が登山口に使った大石コースの登山口手前にある
小中の大石の説明板


常陸太田市の市指定天然記念物の小中の大石


路肩のスペースに車を止めて、大石集落の家で作業している
婦人に登山口を尋ねたら、折からトラックから板材を降ろしていた
主人らしい人が、わざわざ仕事を中断して説明に来てくれた。
鍋足山に登るのか?
というので、そうだと答えると、一人か?という。
どうも一人で登るのが心配だったのだろうか。
一人だというと、見通しの良い場所まで出てきて、あの家の前の
ガードレールに沿って舗装道路を歩いていくと、右に登山口の
案内が出ているから判るよという。

親切に感謝してお礼を言って、教わった道を歩き出した。
日差しはカンカンだし、静かな川沿いの道をあるいて、何気なく
ガードレールの下を見ると、どうもアズマイチゲと思われる大輪の
白い花が土手下に咲いていた。

やがて天然記念物の小中の大石があり、遠くの林の縁には黄色い
ダンコウバイがひときわ明るい。

小川の対岸にはショウジョウバカマが群生して満開だったが、後で
登山道にも点々と咲いているのが判った。

足下にはカキドオシが群れて咲き、小川のそばにはミツマタが花を
つけていた。

カキドオシの花

やがて右に「鍋足山入口」という案内がたっていた。
「普通登山口」とか書くだろうがとつぶやきながら、何となく可笑しい
さっそく入り口から山に入ったのだった。(笑)

足下に点々と咲くショウジョウバカマを眺めながら、樹林帯の急登を
ジグザグに登っていく。
あまりの暑さにジャンパーをザックにしまい込んだが、汗だらけだった。
二段目の急登を上り詰めると、予期せぬイワウチワの花が咲いていた。
最初は白で、次はピンクだった。
右の斜面をのぞくと、あちらこちらにイワウチワの花が有った。

やがて幾分緩やかな道になり、丁字路の分岐についた。
面白いのは、そこに「分岐休憩所」のプレートが建てられていた。
というわけで、私もそこで昼食をとることにした。
都合良く木の切り株が有ったので、そこに腰掛けてコンビニで
仕入れたハムカツのパンを食べた。
コーラとコーヒーを飲んでいると、山頂方面から単独の男性が降りて来た

互いに花情報を交換して、私は右の山頂方面へ歩き出した。
程なく「やぶこうじ台」と書かれた地名板を過ぎると、岩山らしい道になり
右に笹原、手前方向に大中宿の案内板がある分岐に出る。

そこを直進するとデコボコした岩のむき出しの道になり、薄い表土のため
風で倒れた大木が目立つようになる。
左右にダンコウバイの黄色い花を眺めながら、見上げるような岩山を
登っていくと東展望台と書かれた絶壁の上に出る。
しばらく絶景に見とれてたたずんだ。
崖下に先ほどのダンコウバイが見下ろせた。
そこから少し登ると、そこが鍋足山の山頂だった。
おしまい


尚、私はここから左の猪の鼻峠方面に下って笹原登山口に抜けた。
ハッチメ滝を通るコースは、谷底をあるくアドベンチャーコース
だった。












鍋足山に咲く花たち

2015年03月28日 23時03分19秒 | アウトドアー

スハマソウ、キンポウゲ科ミスミソウ属、花弁状の萼片が6~10個
雄しべ雌しべは多数、雄しべの柱頭は短い


葉は根生し、長柄があり、葉身は3浅裂し、基部は心形、光沢は無い
全縁。葉の先端があまりとがらない事でミスミソウと幕別するが
中間形が有って判断が難しい (山と渓谷の「山の花」から引用)
花色は多彩だが、太平洋側には白色が多い。






イワウチワも咲いていた




イワウチワの蕾の色が可憐

明日は自治会の会議なので、本日はここまでゴメン

鍋足山の紹介や簡単なトレッキングコースの案内図は
常陸太田市観光物産協会のこちらのページからダウンロード
出来ます。

ただし絵図面なので等高線などは表示されておりませんし
分岐点の表示も一部違っていましたのでご注意ください。
肝心な事は、入山口や下山口の名前を覚えておくことです。
そうすれば、案内板の示す地名がどの方面なのか判ります。



AFC U-23選手権2016予選・本日第一戦

2015年03月27日 01時16分55秒 | スポーツ・トレッキング

筑波山のキクザキイチゲ

リオデジャネイロオリンピック・アジア1次予選のAFC U-23選手権2016予選が
本日(27日)第一戦を迎える。
対戦相手は、U-22マカオ代表で放送は「BSフジ」で生中継される。

放送時間は、午後16時58分から19時00分までの予定

尚、第二戦と第三戦は、地デジの「フジテレビ」で放送されるので注意が必要だ
フジテレビのオフィシャルサイトはこちら

念のため放送予定を書いておきます

第一戦 3月27日(金曜日) BSフジで 16時58分~19時00分
U-22日本代表 VS U-22マカオ代表 キックオフ17時00分

第二戦 3月29日(日曜日) フジテレビ 21時00分~23時14分
u-22日本代表 VS U-22ベトナム代表 キックオフ21時15分

第三戦 3月31日(火曜日) フジテレビ 21時30分~23時48分
U-22日本代表 VS U-22マレーシア代表 キックオフ21時45分

試合が行われるのはマレーシアで、43チームが10グループに分かれて
戦い、各グループの1位10チームと、2位の上位5チームが来年の1月
に開催されるAFC U-23選手権2016へ出場
この大会はオリンピックのアジア地区最終予選を兼ねており、上位3チーム
が同年8月にリオデジャネイロで開催される第31回オリンピック競技大会
への出場権を手にします。

近年、各国ともサッカーに力を注いでおり、上位3チームに勝ち残るのは
至難のわざ、サッカーでは格下でも勝てる要素が有るだけに油断は禁物
攻守に連動した全員サッカーが求められている。

そういえば、今夜はキリンチャレンジカップも有るから、サッカーづけ
の夜になりそうですね。

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おすすめのテレビ番組

TBSテレビが3月23日から5夜に渡って放送中の「ものづくり日本の奇跡」
その最終回の第5夜は、日本発祥で世界中にヒットした魚群探知機の発明
のルーツが明かされる。
放送は3月28日土曜日夜9時からです。

長崎県で電気店を営んでいた吉野兄弟が、戦後間もない闇市で見つけた機械
それは戦時中に海軍が開発した「音響測探機」当時闇市には軍の放出品が
出回っていた。
反対する弟を振り切って兄が購入したその機械が、後に世界中にヒットした
魚群探知機のルーツだった。
まるでかってNHKで放送した「地上の星」のようだが、失敗を重ねながらも
諦めなかった兄弟と、その実験にただ一人協力した五島列島の漁師の物語である。

古河市の花桃が見頃だというが、行きたいなー。





春の妖精が咲き始めた筑波山

2015年03月25日 22時08分37秒 | アウトドアー

まだ数株だけだが、咲き始めた青紫色系のキクザキイチゲ


同じく青紫系のキクザキイチゲ、もっとも私の好きな青紫系の花
もちろん白色のキクザキイチゲも筑波山にはある。
しかし、青紫系のキクザキイチゲは、筑波山ならではの花であると
思っている。


午後で日がかげってしまったが、カタクリも数株咲いていた。




やっと蕾をつけだしたエンレイソウ


中には開き始めたエンレイソウも有った。


至る所に咲いていたユリワサビ


キブシもたくさん花をつけ始めているが、まだ蕾が多い


ようやく探し出した二輪草の出始めの蕾

撮影の帰り、林道を車で走っていたら、3人グループに
出会った。
中の一人がMさんだったのでびっくり。
土浦の病院の予約が有ったので、そのまま別れたけれど
Mさんもびっくりしていたようだ。
筑波山は狭い?

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昨日は、水戸の会議に出席する家内を送って、水戸に行った
ついでに、待ち時間を利用して偕楽園の様子を見に行き、併せて
六地蔵寺のしだれ桜の様子も見てきた。


「ようちょう橋」の近くの「ようちょう梅林」、上の本園には行かず、もっぱら
下の梅林で撮影、梅祭りは31日までだがピークは過ぎている




偕楽橋の上から田鶴鳴梅林方面を俯瞰

「ようちょう」を漢字で書くと「窈窕」


水戸市六反田の六地蔵寺のしだれ桜は、ようやく数輪咲いた状態


たいていは、こんな蕾の状態

付け加えると、竜ヶ崎市の般若院のしだれ桜もまだ蕾と
先日、花友からメールが有った。

茨城県のトップをきって見頃を迎える般若院六地蔵寺
しだれ桜、今週後半は暖かさが続くよそうなので、月末には
見頃になるかもしれない。









春の妖精カタクリの花咲いて

2015年03月23日 20時11分49秒 | アウトドアー






先日、東一華の花を撮影した都賀町の大柿で、春の妖精カタクリが
咲き出した。
時期的に早いせいなのか不明だが、例年より花の数は少なめ。
そのかわり、アズマイチゲの花数は凄い。
今年はアズマイチゲの当たり年なのかな。

先日まで咲いていたセツブンソウのところにもアズマイチゲが占領して
咲いているものだから、セツブンソウの看板を見てアズマイチゲを
セツブンソウと思いこんだ人がいた。
「節分草は終わってますよ」と言うとがっかりしていた。

相変わらず弾丸撮影で、短時間で帰らなければならない。
私の自由時間を返せと言いたいのだが、、、、、、、。






絶滅危惧種のヒメアマナも咲いて

2015年03月22日 14時54分17秒 | アウトドアー

暖かい陽気が続き、絶滅危惧種のヒメアマナも咲き出した


茨城県のレッドデータでは絶滅危惧ⅠB類に指定されている
貴重な植物だ。


この花が咲き出すと、いよいよ春本番である。



アマナも咲いていた。


なんと言ってもアマナのこの模様が美しい


花茎が細いので、わずかな風でも揺れる


通りかかった親子に尋ねられたので、貴重な花であること
踏み跡のついている通路以外は、立ち入らないようにして
みんなで守っている旨説明して、花の裏の模様の美しさを
見せると、本当だ美しいですね 初めて見ましたと言う。

小さい女の子が摘んで持っていた花の名前を聞いてきた
これはオオイヌフグリという花で、外来種なんだよといったら
若いお母さんが、外来種なんだと言っている。
後で考えたら、小さい子に外来種なんで判らなかったかも。

ノウルシの花が咲き始めていたし、土手には菜の花が一面だった。
民家の門には、ハクモクレンの花が満開だった。

訂正
最初、ヒメアマナをキバノアマナと書きましたが、筆者の思い違いでした
ヒメアマナは、ユリ科キバナノアマナ属なので、いつの間にかキバナノアマナと
思いこんでしまいました。
ここに謹んで訂正いたします。
以前のブログでは、正しくヒメアマナと書いていたのですが、ボケ老人を
お許しください。ああ恥ずかしい。





森ボラの日にちなんで懐かしい写真発見

2015年03月21日 19時54分35秒 | ボランティア

昆虫病原菌におかされて死んだトンボ、撮影は2008年10月25日

記念すべき第一回 筑波山麓水源の森づくり に参加したとき、草刈り
していた参加者の一人が発見した昆虫病原菌におかされて死んだトンボ
誰か詳しい人がいて、舌をかみそうな学名を言っていたが、全部忘れた(笑)


このトンボのように、病原菌に冒されると植物にしがみついたまま
死ぬらしい。
じーっと見ていると、自分の体にもカビが生えてきそうで気持ち悪い


本日の森ボラは、檜の枝打ちと、午後からは植林地内に実生で生えた
木を移植する作業。
参加者のAさんが、関係者から頂いたという南米ペルーさんの果実で
作った缶入りジュースを、箱で持参してみんなに飲ませてくれた。
私は2本も飲んじゃいました。ビタミンCが大量に入っているそうです。
ごちそうさまでした。

本日も陽気がよくなって、ウグイスが啼いてました。
参加者の方が、ヤマガラも啼いていると言っていたが、私は聞き取れず
うーん、やっぱり難聴だなー。

話は変わって、しだれ桜で有名な水戸市六反田の六地蔵寺、ここの法宝蔵には
塙保己一が歴史や文学書などの散逸を防ぐために刊行したと言う「群書類従
に載せられている「神皇正統記」の写本が保管されている。
この写本は、六地蔵寺の三世恵範(えはん)が書いたと伝えられている。
ここには恵範やその弟子たちに寄って書かれた貴重な写本が1000冊も
有ると言うから、凄い寺である。
もうすぐ見頃を迎えるしだれ桜と共に、そのような歴史に思いを巡らすのも
良いものである。

神皇正統記の作者、北畠親房は茨城にも深い関係があり、南北朝時代に
関城や大宝城に立てこもって南朝方の勢力拡大に努めた事もある。






おかしいぞ郵便局・怪しいサンプル送りつけ

2015年03月20日 22時00分14秒 | 日記

我が家に送りつけられた高麗人参のサンプルと封筒

宛名の記載されていない封筒に、高麗人参のサンプルを入れた
郵便物が郵便受けに入っていた。

封筒の表面には、「タウンプラスは、郵便局が地域の皆様に
役立つ情報をお届けするビスです。」とかかれている。

裏には差出人もかかれているが、問題は内容物の安全性である
受取人が事前に注文している訳でもなく、無差別に配布された
とすれば、問われるのはその安全性を誰が保証するのかである。

特に郵便局は、以前は国営で信頼性も高かっただけに、このような
やり方に危惧を感じる。
もしも郵便局の名をかたる偽物だったら、どうなるだろうか。
もしも中毒を起こすような品物だったら、どうするのだろうか

折しも無差別テロの横行する社会である。
郵便局の信頼を利用して、テロに利用されたら、恐ろしい結果に
なるであろう。

商売熱心も良いが、もう少し配慮をするべきだ

一人森ボラで楽しむ自然

2015年03月18日 21時05分03秒 | アウトドアー

森ボラの森で出会った蝶、名前は不明、遊歩道のポールで
一休み中、羽を開くのを待ったが、開かず。
近づいたら逃げられた。


たぶんルリタテハかな、この蝶は成虫で越冬すると言うから
体中が傷だらけ。
最初はカメラを向けると逃げていたが、そのうち私の周りを
飛び回って、目の前の遊歩道に止まった。
近づくと逃げるが、また周りを回って目の前に止まる。
ひょっとして遊ばれている?!

家庭の事情で、このところ午後しか時間が空かない。
そんなときは、無理せず、森ボラの森に行って、短時間の
一人森ボラをやっている。
先週の一人森ボラの時に、今年のウグイスの初音を聞いた
あのときは、まだ不慣れなのか、ケキョケキョと啼いていた

それが昨日今日と暖かいものだから、ホーケキョと啼くように
なっていた。
春である。
先日は、帰ろうとしたときに、森の中をタヌキのようなものが
歩いていた。
手持ちのコンデジで写真を撮ろうとしたが、不慣れで大失敗
とんでもないボケボケ写真だが、証拠として掲載する。

これじゃなんだかわからないけれど、タヌキ風だった。

液晶を見てのピントあわせは不慣れで参ってしまう。
しかし学園都市のど真ん中にあるこの森で、野生動物にであえる
楽しさが味わえた。
いつぞやは、みんなで森ボラしているとき、ハクビシンが出てきた
話は以前のブログに書いた。

一人森ボラの良いところは、自由に時間を使えることだ。
作業に飽きたらカメラを持って散歩する。


どこにでも生えているオオイヌフグリの接写をしてみた。


シベの部分をトリミングで拡大すると、花粉が
出ているのがわかった。

下の写真は、動画で撮影したものから切り出した写真です

そう立木の空からヘビが顔を出していました。
まだ小さいヘビのようでした。近づいたら空に隠れました。


これは草刈りで見つけたたぶんウサギのフン
周りにいっぱい有りました。





秩父・両神節分草・突然変異コレクション

2015年03月15日 20時50分46秒 | アウトドアー

小鹿野町両神の節分草自生地に咲く突然変異の節分草
今まで全く見たこともないような突然変異だった。
しべが葉っぱのように変化している異形の節分草
葉というより花弁状というほうがいいかも。
自生地の真ん中に咲いていたので、マクロ撮影ができなかった
のが残念 福島の浄土平の桶沼で見た根本シャクナゲを
彷彿とさせるタイプだ。


上の写真の節分草は、この写真のように二株並んで咲いていた
そのうちの右の株をトリミングしたのが上の写真である。

花友からメールが来たのは二日前だった。
秩父の両神の節分草が、まだ見頃が続いているから見に行きませんか
Kさんが運転する車で行くという。
土曜日は私の予定が入っていたので、日曜日しか行けないと断ったら
それじゃ日曜日に行きましょうということになって、はるばると秩父
まで出かけて行った。。

4時間近くかかって秩父についたのは11時ごろだった。
幸い天気予報は一日晴れの見込みで、絶好の花見日和である。

300円の入場料を払って、自生地に入ると、KさんとIさんが例によって
変わり種の節分草を探してくれる。
今年は、なぜか突然変異した花が沢山生えていた。
真っ先に見つけたのが、一本の茎に花が二輪ついている二輪草のような
節分草だった。
後でKさんに聞いたら、10本以上はあったよという。


背中合わせで二輪が咲く節分草、葉っぱも二輪分ついている?


同じく二輪だが、片方がいじけている花

こういった変わり種の節分草は、しべの色がぬけていたり、茎の色が
薄緑だったりするので、よく見てみると実に多彩である。


茎と葉がうす緑いろ、周りに同じような葉が生えていたから
来年はもっと見られるかもしれない。しべにも注目ね




これは奥の株が二輪咲き


ガク片が離れ離れで茎と葉の色にも注目


おまけはアルビノといわれる緑色の座禅草までが生えていた。
これは変わり種の節分草を紹介した女性の方が、わざわざ
教えてくださった。感謝。お礼のつもりだったのかもしれない。

緑色の座禅草をアルビノと解説しているのは、土井信夫さんが
「月山の花」の中で、緑色の座禅草のことを「まれに苞が緑色の
アルビノ(白化型)がある」と書かれているのを採用した。
山と渓谷の「山に咲く花」2003年版では、アオザゼンソウ
かかれている事を付記する。

入口の近くには、アズマイチゲも数株生えていたが、まだつぼみだった。

節分草の解説は、リンクしているブログ「花と低山を目指して」の
3月2日の記事をご覧ください

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補足説明
最初の写真で、根本シャクナゲを彷彿とさせると書いたのは
ネモトシャクナゲと呼ばれるシャクナゲは、ハクサンシャクナゲの
雄しべなどが花弁化し、互いにつながって花弁状になり、八重
咲きになったものである。
ゆえに別名ヤエハクサンシャクナゲと呼ばれる。
なお蛇足で付け加えると、福島の吾妻山がこの花の最初の発見地で
1904年中原源治氏の採集した標本により、牧野富太郎博士が
命名した。
和名の「根本石楠花」は、中原源治氏の師であり、福島師範の教授で
あった根本莞爾氏の名前を記念して名づけられたといいます。
1913年(大正2年今から102年前)国指定の天然記念物
1954年(昭和29年今から61年前)には福島県の県花に選ばれた。
見頃は7月中旬が最も良いという。
分布は吾妻山、安達太良山、鳥海山

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一面雪が降ったような白さ、、、とHPにかかれているように
花の密度が高い


この自生地の周回路は、自生地のほんの一部で、山の斜面全体に
自生地が広がっている。
日本有数の自生地とか言われるのも納得する広さだ。









筑波山梅林は満車なれど

2015年03月12日 00時59分45秒 | アウトドアー








白梅の開花が遅れて、やっと3分咲きから4分咲き程度になりましたが
このところの悪天候に、早く咲いた紅梅が散り始めたりして、2年前の
景色に比べたら、少し寂しいかも。

それでも天気の良い日は、10時頃には梅林の駐車場が満車状態になって
私も梅林の入り口前の道路を越えた空き地に止めさせられました。
ここも一日500円也


家の前の空き地に出来た霜柱、長さは3センチはある立派なもの
今回の低気圧の置きみやげ、朝はかなり冷え込みましたね。11日撮影


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3月7日に行われた「筑波山麓水源の森づくり」に参加したら
セキスイハウスの方々が40人以上も来ていて、びっくり


作業小屋の前で始まりの挨拶


ちらし寿司とお汁を作るまかないの方々もてんてこ舞いでした。
おいしかったです、ごちそうさまでした。

午前はコナラ、クヌギなどの植林作業、午後は原木に穴を開けて
シイタケなどの植菌作業を賑やかに行いました。
時折小雨が混じる天気で、筑波山には雪が降っていたようで
山頂付近は白く見えました。




アズマイチゲが満開の大柿は強風だった

2015年03月10日 21時36分19秒 | アウトドアー

栃木市都賀町大垣のカタクリ山に咲くアズマイチゲ


満開のアズマイチゲが強風になびく


途中の墓地を越すと、下の斜面はアズマイチゲの大群落
アズマイチゲがこれほど群生している場所は滅多にない





しばらく風がやむのを待ったが、やむ気配が無いので
ボケを承知で撮影した。

この群生地の上がカタクリの群生地になっているが
カタクリは、早いものでもまだ蕾が出たばかり。
連休頃には咲き始めて、見頃は下旬か。

しかし今年の開花予想は全く当てにならず、節分草
などは、例年よりかなり早めに咲いて、ピークを
過ぎてしまったので、カタクリも案外早く咲くかも。

ここに初めて行く方は、こちらの「里の駅」を目指すと良い
JAしもつけ都賀 生出宿里の駅
ここにはトイレも有るし、裏の左の山がカタクリの
群生地になっているし、無料の駐車場が有る。
ただし駐車場が狭いので注意

帰りに石岡市八郷のフラワーパークに寄り道して
河津桜を見に行ったら、曇り空になってしまい天気は最悪

フラワーパークの看板には8分咲きと出ていたから
ちょうど見頃と思える。
250本の河津桜が有るという。

茨城県フラワーパークはこちら




先日お伝えした周遊車が走る車道から河津桜と筑波山





そのうち天気のよい日に再撮影に行きたい。

(老婆心で書くと、カタクリやアズマイチゲは、日が差して気温が
上がらないと花が開かないので、早朝はNGで、10時頃から11時
頃が良いかもしれない
。)