花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

立山竜胆のロゼット

2014年05月30日 06時58分16秒 | 日記

これは先日、駒止湿原で撮影した立山竜胆の花
注目は根生葉がロゼット状になっていること(ピンボケだかロゼット状に
広がっているのが判ると思う)
花友のKさんが教えてくれたのに、ピンボケでごめん。
もしかして、沼原でリンドウの判定で右往左往したブログを見て
教えてくれたのかな。(笑)


木道脇で見つけた黒い実、もしかするとハイイヌツゲかな
ハイイヌツゲは大量の積雪のため、樹幹は、横にはってのびると
田島町教育委員会発行の駒止湿原植物図鑑に書いてある。
しかし、はっきり判らないので同定はしない。


豪雪の証か、ねじ曲がって立つ駒止湿原の木


水中花になっている水芭蕉、文字通り水芭蕉と言えそうだが
かなり苦しそうではある。


一面の水芭蕉が咲く湿原もある駒止湿原


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昆虫の色が、気候と密接に関連している事が判った」と
ヨーロッパの研究グループが発表していますね

ネイチャー・コミュニケーションズ

昆虫が、活動するためには、太陽で体を温めておかなければならず
そのために、寒い地方では熱を吸収しやすく保温効果のある暗い色

逆に暖かい地方では、暑くなりすぎないように明るい色をしている
と考えて、1988年と2006年のチョウとトンボの色別分布を
比較したところ、明るい色の昆虫が北に分布を広げている事が判った
といいます。

つまりこれは、地球温暖化の影響で、本来、暗い色の昆虫の分布
地域に、明るい色の昆虫が移動したのか、それとも色が変化したのか
気になる話ですね。




国指定天然記念物・駒止湿原を歩く

2014年05月28日 21時47分37秒 | アウトドアー

駒止湿原に咲く双苞水芭蕉

駒止湿原(こまどしつげん)は、駒止峠の北に広がる湿原で
昭和村と南会津町にまたがるブナ林に囲まれた自然豊かな
場所にある。
標高は1000メートルから1200メートルで、冬には
3~4メートルの積雪があり、半年ほど雪に閉ざされます。

駒止峠は、あまりにも坂が急なため、馬が一度では登れず
休み休み登ったので、その名がついたと聞いている。

昭和時代には、抑留者を迎えに、この峠を超えて、新潟の
港に向かおうとしたご婦人が、乗せてもらった郵便局の
雪上車が吹雪で道を失い、川に転落してしまったため
亡くなるという悲劇の歴史も秘めている。


途中でお会いした女性二人に、モデルをお願いして
とった湿原の写真

今回はいつもの花友と、そのお父さんも同行して総勢4人の
駒止湿原の花の山旅
私は双苞水芭蕉を見るのが初めてだったが、他の3人は
以前に来ているので、何の花がどこに有るか判っていた。


国指定の天然記念物になっている駒止湿原の説明版


駒止湿原の案内図、南会津町の方から入ると最初の大谷地湿原は
一方通行の木道なので、戻る事ができないので注意。
戻る場合は、途中に有る農道に出て戻ります。
残りの二つの湿原は、往復できます。

コースの案内は、以前のブログに蝦夷竜胆を見に行った時に
書いているので、今回は省略して花の写真のみにします。


双苞水芭蕉の群落


リュウキンカと水芭蕉


リュウキンカの群落


立金花、水芭蕉、コバイケイソウの群落
(途中でお会いしたガイドの方に聞いたら、ここにはバイケイソウが
無いというので)


珍しいショウジョウバカマのシロバナも有ったが遠すぎて


こちらは普通のショウジョウバカマ


こちらはつぼみから花まで、まるで生態の見本


ショウジョウバカマとタテヤマリンドウ


タテヤマリンドウのシロバナ


立山竜胆の花2


林の中のタムシバの花


花群落


形がおもしろい花


もう終わりに近いイワナシの花、私の大好きな花だ


ワタスゲの花


ワタスゲの群落


ワタスゲの説明板


一面のワタスゲ群落


ヒメイチゲの群落


ヒメイチゲの花


タムシバの花


クロサンショウウオの卵、雪の重みで水に浸っていた木が
雪が溶けて跳ね上がり、クロサンショウウオの卵のうがぶら下がっていた


上に同じくクロサンショウウオのぶら下がり
帰りに通る農道の小池に有った。ふ化するのは5月下旬
から6月上旬だそうである。


ウスバサイシンの花、正面から撮影した写真が、色飛びした
ので、こんな写真でごめんなさい。


小さい水たまりごとに咲く水芭蕉の一家

おしまい。

現在、草刈り作業中につき、くたびれ果ててブログがかけません
ごめんなさい。




駒止湿原の双苞ミズバショウ

2014年05月25日 21時44分14秒 | アウトドアー

福島県南会津町にある駒止湿原には、仏焔苞が二つある水芭蕉が咲く
双苞ミズバショウと呼ばれるこの花は、突然変異でできたと言われている。
上の写真の左は、普通のミズバショウ、右が双苞ミズバショウと呼ばれる
仏焔苞が2枚あるミズバショウ

先日NHK-BSで放送された「さわやか自然百景」でも白馬山麓の湿原に
この双苞ミズバショウが咲き、この花は全国でも2~3カ所にしか
自生地が無いと紹介されていた貴重な花である。


双苞ミズバショウ


少しピンボケだが、ショウジョウバカマのシロバナも咲いていた。
遠い場所に咲いているので、望遠が無いと撮影は難しい。


どこかで見たボケジイが駒止湿原で喜んでます。


毎度の事ながら、今夜もなでしこジャパンの試合が始まるので
本日はここまで、ごめん
詳しくは後日ね。

ひたち海浜公園の放射線濃度が高く除染決定

2014年05月24日 16時41分30秒 | 日記

ひたち海浜公園噴水広場

国土交通省が、ひたち海浜公園の放射線濃度を測定したところ、広場や林の中など
3ヶ所で、除洗の目安としている0.23マイクロシーベルトを超えて、最高で
0.70マイクロシーベルトを計測したという。

23日のNHKニュースの報道

国土交通省関東整備局記者発表資料

ひたち海浜公園は、今までもたびたび高濃度を計測していて、若い人は
近づくなと言うブログを書いている人もいたほどだ

毎年、夏にはロックフェスティバルも開かれる場所なので、除染するなら
直ちに着手してほしものだ。

最近、原発の再稼働が取りざたされるなど、3年も過ぎるとその恐ろしさも
風化して、何となく過ぎていく日々が続く
こればかりは、風化させてはならない問題だと思う


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新たに国民の祝日に「山の日」が決まり年間の祝日は16日となる

2016年から8月11日を「山の日」として新たに国民の祝日にする法案が23日
参議院本会議で与野党の賛成多数で可決され、成立した。
年間の祝日は16日になる。(ニュース記事引用)

以前のブログでも取り上げたが、日本山岳会などの山岳団体が、山の記念日を
もうけるように働きかけていた。

山の日については、昨年の12月28日付けのブログでも書いているので
午年の山」をご覧ください。


会津のベニバナヤマシャクヤク、盗掘を防ぐために、道の駅「しもごう」で
販売している会津ベニバナヤマシャクヤク、数年前に購入して庭に植えたら
今年も咲いた。
盗掘などやめて、こういうのを買おうね。


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昨日、ようやくブックママークを設定してブログの左袖にいれた。
以前のブログにも掲載していない、新しいものとして「つくば新聞
を追加して入れてあります。
ここを読むと、つくば通になれますよ。おすすめです。









ジャケツイバラ咲く林道

2014年05月23日 21時37分25秒 | アウトドアー

筑波山の林道この時期に見られるジャケツイバラ(蛇結イバラ)
つるになる木で「蛇のように絡み、茎にとげがあるから名付けられたという
イバラという名前がついているが、バラ科でなくマメ科のジャケツイバラ亜科
に分類される。


マメ科の植物だが、花は蝶形花にならず、上の内側に旗弁と
呼ばれる小さい花弁が有る。


花を裏から見る


突き出たおしべがユーモラスだ
葉は2回羽状複葉で小葉には黄色の点々がある。


筑波山の薬王院の付近の山肌は、周りの山腹の色とは違って
よく目立っている。もしかするとあれはスダジイの花の色かな




那須の沼原から鬼が面山へ

2014年05月19日 18時01分30秒 | アウトドアー

18日に歩いたコース図

昨年、沼原から深山ダムに行くコースを歩くつもりでいたが、コースが
笹の藪に覆われて、あまりにもひどいので断念した。

5月18日、思いがけず山に行っても良いという許可が出たので、事前の
下調べもせず、那須の山に行くことにした。
ところが、板室ICで降りて那須に近づいたら、小雨模様になった。

雨の中を山に登るのはいやなので、沼原に行くことにした。
これは後で気がついた事だが、那須は八幡のツツジで混んでいたから
結果的にはオーライだったのだが。

沼原につくと、10数台の車が止まっていた。
到着する頃には雨が上がっていたが、身震いするような冷たい風が吹いていた。
防寒着の代わりに雨合羽を着込んで支度していたら、調整池のベンチの方から
美人の娘さんを連れた一家(たぶん)がやってきて「つくばの方ですか、私たちも
つくばなんですよ。」と娘さんが話しかけてきた。

車のナンバーに「つくば」と有るので、判ったのだろう。
聞くと、つくばの○○町だという。私もつくばの○○町ですと答えた。
「湿原に行ってきましたか」と尋ねると
「こんなに寒いとは思わなかったので、とても行けないので、これで帰ります。」

私の支度を見て「山に登るんですか?」という。
「那須に登るつもりだったのですが、雨が降ってきたので、ここに来ました。」
と答えると「気をつけて登ってください。」と言う。

若い美人に励まされて、熊出没注意の看板がある沼原への道を下っていった。


沼原湿原の入り口、木道に入ってすぐに深山ダムへの分岐がある


深山ダムへの分岐、左が深山ダムコース、深山ダムまで6キロの表示がある


ダムコースに数輪咲いていた水芭蕉は後ろ姿美人


木道脇の水路に「クロサンショウウオ」の卵と思われるものが
木の枝にくっついていた。
水路に水が無くなったときがあり、サンショウウオの絶滅を心配したが
どうやら無事に残っていたようだ。
写真を撮った時は、サンショウウオの確信は無かったが、検索エンジンで
検索すると、同じ沼原で撮影したサンショウオの写真がたくさん有った
こちらをご覧ください


この写真は昨日も掲載したが、深山ダムコースの木道からの
湿原の眺めは、水が豊富なこの時期がいいかも。


奥に行くと展望デッキと呼ばれるデッキが有る。
このデッキの先から深山ダムのコースが始まる。


展望デッキから湿原と大倉山と流石山方面を見るが、山は雲に覆われていた。


後ろを見ると白笹山もどんよりした雲の下だった。


展望デッキの先にある深山ダムへの道標


去年は笹藪に覆われていたが、今回はきれいに刈り払いされていた。
最初は様子を見て帰るつもりだったが、昨年、断念したコースなので
下調べをかねて、行ける所まで行ってみようと言う気になった。


唐松の新芽や


スミレを見ながらゆるいアップダウンの山道が続く
足下には、マイズルソウの葉が無数に広がっていたが花は無い


裏から見る調整池の土手は、結構高く見える。
この発電用の池は、人工的に作られたもので、その時掘った土は
白笹山の中腹に捨てられて、平らで広い草原状の大地になって
JAふれあいの森と名付けられている。


この道の両側に広がる笹は、背も高く葉も広いので、おそらく
チシマザサと呼ばれる笹であろう。
日光ビジターセンターで昔聞いた話によると、太平洋側の積雪の
少ない地域には、ミヤコザサが生えて、その分布を結ぶ線を
ミヤコザサ線と呼び、それが積雪50センチの線とほぼ一致する
という。
つまりチシマザサは、積雪が50センチを超える多雪地帯の
証明でもある。


古いがしっかりした道標もたっている。


よく見ると小さなワチガイソウも所々に咲いていた。


腐った木の階段道を上っていくと


数少ない叡山スミレの花が笹の陰に咲いていた。


ようやく地図に最初のピークと書いた尾根に登り切った
そこには腐れ果てた道標がたっていた。

向かいの谷から冷たい風が吹きあげていたが、空には青空が
広がり始めていた。
ザックをおろして一休みし、サンドイッチを軽く食べる。
遠くウグイスが鳴いていた。
梢をならす風の音が、まるで遠くの夜汽車の木霊(こだま)の
ように聞こえている。
この日、この山道では、誰にも会うことも無かった。


最新版の山旅地図は、1万2千分の1の地図も使えるようになり
地形もよくわかるようになった。
その1万2千分の1で見る鬼が面山のコース
これも後で気がついたが、山頂の三角点を通らないコースである。
しかも私のGPSの地図には、このコースが載っていなかった。
(予算の都合で、最新版の地図を入れてないので、最新版には
入っているかもしれないが)


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ブレイクタイム

本日21日は、尾瀬の山開きでしたね。
残念ながら私は出かける事ができずネットで見ています

すいすい尾瀬なび

また尾瀬の水芭蕉と残雪の様子はこちら

御池から燧裏林道を歩いて戸隠ショウマを見に行った時を思い出します(6月上旬)

鳩待から三条の滝を巡り尾瀬ヶ原を日帰りで縦断したことも(20数キロを歩いた)


さて明日(22日)はなでしこジャパンの準決勝の日、対戦相手は中国に
決まりました。

放送時間は、午後7時から9時15分まで、テレビ朝日系列と
NHK-BS1で放送されます

この試合で勝って決勝に進んだ場合は、5月25日の22時15分
から、負けた場合の3位決定戦は18時45分からの予定

決勝に行けるように応援するぞ!!

そうだ忘れてはならない番組がもう一つ有りました。

日本百名山を一筆書きで登るという「グレートトラバース」が24日の
放送ですよ。番組宣伝を見ましたが、絶景の連続です。

詳しくはこちらのコラムをご覧ください




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最初のピークと書いた尾根から振り返ってみる調整池


近くにはしっかりした道標も立っているので迷うことも無い


この尾根道は、ほとんど平坦な道で歩きやすいが、地図では判らない
崩落地も有った。


所々で右下に、たぶん深山ダムと思われる湖が見える


やがて網目状の鉄板を敷いてある尾根に出る。
おそらく、踏み跡から崩落するのを防ぐために敷いて有るのだろう
その編み目からフデリンドウが数輪 花をのぞかせていた。


鉄の編み目から花を出しているフデリンドウ


その先には、なんと片栗の花が残っていて、寒さで閉じていた。
帰りには開いた花をたくさん見ることができた。


崩落した崖をのぞいてみる。


ツクバネソウはまだつぼみである


枯れ木に巨大なキノコがついている


木の肌からすると松肌と呼ばれるシロヤシオの大木がある


左に開けた所では、白笹山と沼原に抜ける車道が見えてくる


尾根道の至る所にヤブレガサと思われるものが開いていた


やがて1300メートル前後の尾根道は終わり、鬼が面山の
手前にある鞍部めがけて急な下りとなる。
この写真の右下に少し下り坂が写っている。


坂を下った鞍部には、残雪が残っていて、ほてった体に気持ちいい


鬼が面山の笹道を登り、三角点のあるピークの手前で
今度は左側の山腹に回り込んで下るようになる


この道標の有るところで引き返す事にした。
地図を見るとダムまではまだまだ距離がある。
準備不足で行動食も少ないし、沼原の湿原も見たいからだ。


道ばたにタケノコが出ていて、その気になるとたくさんあるのが
判る


行くときには開いていなかった片栗が咲いていた


片栗


気温も上がってフデリンドウも次から次へと咲いている


鉄格子の中のフデリンドウも背伸びしていた


ロゼット状の根生葉は無いのでフデリンドウ
こうして頭の中がフデリンドウで一杯だった


沼原名物の立ち枯れの木と白笹山の見える湿原に戻った


水路の中には蛙の卵らしいのも有ったが


なんと言っても多かったのはクロサンショウウオの卵





近くでよく見るとこんな卵の粒も見えた


湿原の中にヒメイチゲも咲いている


座禅草は色変わりしておしまいに近い


木道の向こうには大倉山(左)と流石山(右)の残雪の姿も見えた


沼原の駐車場に戻ると、白笹山の上に青空が広がり
朝の寒さが嘘のようだった。


沼原からの帰りに見た林道の景色


おしまい


なじしこジャパン、延長後半のロスタイムに劇的ゴール
本当は試合終了の笛が吹かれてもおかしくない時間だったが
主審が二枚目のイエローカードを出した中国選手を退場させるのを忘れ
そのまま試合させたため、指摘を受けた主審が改めてレッドカードを出し
試合時間が延びて、日本のコーナーキックができるようになった

コーナーキックをファーサイドに詰めた石清水がヘッドでゴールに落とし
ロスタイム中のロスタイムと言えそうな時間の劇的ゴールを決めた。

さあこれで25日の夜10時の決勝が楽しみになってきたぞ。

あのまま終わっていたら、PK合戦になって、運で試合が決まるという
瀬戸際だったから、なでしこを救った一発だったと言えよう










沼原歩けばリンドウに当たる

2014年05月18日 20時14分43秒 | アウトドアー

展望デッキから沼原湿原と流石山や大倉山を望む
雪解け水なのか、久しぶりに沼原の水路に水があふれていた。
(うわさだが、水路を改修したとも聞いている。)


水が多くて、まるで日本庭園のような沼原湿原


白笹山の円錐形の形がすばらしい


桜が満開だった。


沼原湿原には、びっくりするほどリンドウが咲いていた







訂正、最初リンドウを「フデリンドウ」と書きましたが、葉の形や付き方を
見ると「ハルリンドウ」の方が正しいように思います
生育環境も乾いた草原を好むフデリンドウに対して、湿った環境を好む
ハルリンドウですから、沼原湿原に生えているのはハルリンドウと
言っても良いと思います。
一番確実なのは、根生葉が有るかどうかなのですが、その点の確認が
とれないまま断定したことをお詫びいたします。()

ロゼット状の根生葉が有る場合は→ハルリンドウ、コケリンドウ
根生葉が無い場合は→フデリンドウ
写真を拡大しても根生葉をはっきり確認できる写真が無く、植物
写真としては落第ですね。ごめんなさい。

尚、沼原湿原には、ハルリンドウの高山型の変種、タテヤマリンドウも
咲くとかかれています「小杉国夫著、那須の花、下野新聞社発行

ただ開花時期が6月と書かれていたので、それならハルリンドウかなとか
悩んだのですが、最終結論としてタテヤマリンドウとする事にしました
参考にしたの南会津の駒止湿原、ここでは5月にタテヤマリンドウが開花すると
書かれているので。 思考の迷走で申し訳ない。

今夜は、これからなでしこジャパンの試合が有るので
本日のブログはここまで



雨の海浜公園で見た花

2014年05月17日 07時08分15秒 | 日記

たぶんホタルカズラ、5月15日撮影


蛍蔓(ホタルカズラ)和名の由来は、花の中の星形の白い筋を
蛍の光に見立てたといわれる。
想像するに、青い花色を夕暮れの空に、星形の筋を蛍の光が
光った瞬間の輝きに見立てたとすれば、和名をつけた人の
感性に敬服するほかない。

名前がはっきりしない花の説明をするのも変だが、花色が
私の大好きな青色だったので掲載する。
ホタルカズラはムラサキ科ムラサキ属だそうである

ここ数日、家族の送り迎えで水戸近辺に出かけている。
いったん帰ってもいいのだが、高速代もガソリンも高い
というわけで、待ち時間を利用してひたち海浜公園に行った。
もちろんシニア料金で入った(自販機にシニア料金券が有る)

入るときは陽が出ていたが、撮影を始めたら雨が降り出し
カメラのカバーは持っていたが、傘を持っていなかったので
ぬれねずみになってしまった。


砂丘ガーデンの建物のひさしに下がっていた花
雨が強くなったので、雨よけに寄ったところで


ピークを過ぎて、痛み始めたネモフィラ、雨降りではなおさら
痛々しい


ツマジロヒナギク、花のふちが白く彩られているのでツマジロ
と呼ぶのかな、別名カルフォルニアデージーと呼ぶアメリカ原産


森林の中でひっそり咲いていたギンラン
数株あったがいずれもピークが過ぎていた。


緑の林に彩りを添えるツツジ





ちょっとだけ草刈りのお手伝い

2014年05月13日 21時32分34秒 | ボランティア

雨上がりの午後、上昇気流で立ち上る筑波山の雲


新緑から深緑へ変わりゆく筑波山


棚田の田植えも始まっていた


棚田の森の木に実が鈴なりについて

家庭の事情で朝から参加できなかった棚田の草刈りに、午後から
ほんの少しだけ手伝いに行った。

責任者のNTさんとHBさんが、区長さんから預かったという田植機で
田植えをしている最中だった。
雨上がりの強烈な日差しに、大粒の汗が流れる。

HBさんに聞いたら、午前中の雨の中で草刈りをやっていたという
草刈りの参加者は帰った後なのか、一人だけがまだ草刈りしていた

まだ刈り残っていた畦と農道の草刈りを手伝うことにした。

棚田の最上部の田は、大手のN不動産系の人たちが手で植えたという
残った田も、後日みんなで手植えするという。

私は腰痛の持病が有るので、中腰でやる田植えができない。
せめて草刈りでがんばろう。




アカギツツジを見たさに赤城山

2014年05月12日 06時00分47秒 | アウトドアー

別名アカギツツジと呼ばれるアカヤシオ、赤城山の篭山にて撮影

アカヤシオの群生地の一つ「赤城山」にちなみ、アカヤシオの
別名をアカギツツジと呼ぶ、というので別名の発祥の地赤城山へ
行って、アカギツツジを見てみたいと出かけていったのだが
先日9日の強風を伴う悪天候で、その時咲いていた
花が全部とばされてしまったという。
とばされる前は、尾根が赤く染まるほど見事だったと地元の
人が教えてくれた。
天候だけは、人間の力でどうにもならないので、これは残念でも
仕方が無い。



逆光に浮かぶアカギツツジ、色飛びするので思い切りマイナス
補正をかけた


赤城山のビューポイントの一つ「覚満淵」を鳥居峠から撮影
何でも以前は湿原だったという。


大沼の近くに立っているご存じ国定忠治の像、浪曲や講談でおなじみの
幕末に実在した博徒の親分である。


鳥居峠にたつ案内板、東海林太郎の碑の案内がある。
まさか「とうかいりん」などと読まないだろうね。
「しょうじたろう」という戦前を代表する歌謡歌手の
第一人者である。

何故ここに碑がたっているかといえば、国定忠治を題材にした
「赤城の子守歌」や「名月赤城山」という赤城山を歌った歌手で
60代以上の人なら、一度は聞いているであろうほど大ヒットした。
「なくなーよしよしーねんねーしなー、、、、、、」
なにー知らないって、じゃこれを聞きなさい

東海林太郎 赤城の子守唄


おーいアカギツツジはどうしたんだよって、だから「風と共に去りぬ」なの
ああ苦しい(笑)

ガイドをしてくださった方にお礼申し上げます。


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なでしこジャパンを応援しよう

サッカー女子ワールドカップの出場権をかけて、5月14日から
ベトナムでアジアカップが開催されます


出場8チームのうち上位5チームがワールドカップの出場権を得ます

なでしこは、予選でオーストラリア、地元ベトナム、ヨルダンと同じ
グループに入りました

試合日程と放送予定は次の通りです

NHK-BS1
5月14日(水) 午後9:00~午後9:50 
試合直前情報を現地ベトナムからライブ

NHK-BS1
5月14日(水) 午後10:00~午前0:15
日本 対 オーストラリア

NHK-BS1
5月16日(金) 午後10:00~午前0:15
日本 対 ベトナム

NHK-BS1
5月18日(日) 午後8:00~午後11:15
日本 対 ヨルダン


今回は、FIFAの国際試合の日程日に入っていないため、海外所属の
主要メンバーも招集できない事情と、一日おきの試合という
厳しさが有ります。

予選を突破して出場権を得られるようになでしこを応援しましょう!!

詳しくは日本サッカー協会のホームページをご覧ください

なおBSが見られない方は、テレビ朝日系列でも放送がありますので
そちらでご覧ください。



高原山の尚仁沢湧水と花

2014年05月10日 08時01分01秒 | アウトドアー

高原山・県民の森付近で咲くシロヤシオ・5月4日撮影

8日のブログで書いた日光・月山に登った後、時間も有ったので
日塩有料道路経由で高原山の尚仁沢湧水にシロバナエンレイソウを
見に行った。

湧水にいくだけなら、63号線を通っていくのが近いのだが、馬鹿な
カーナビに「山の駅たかはら(矢板市下伊佐野991-3)」を入れた
ものだから、塩原経由で案内されたのだ。

後で調べたらパイオニアのカーナビには、尚仁沢湧水も登録されていた
から、馬鹿なのは自分かもしれないが(笑)

実は八方ヶ原のツツジを一度はみてみたいと思っていたので、学校平に
ある「山の駅たかはら」に寄って、様子をみる目的も有った。


学校平の駐車場と奥に見える建物が「山の駅たかはら」

那須塩原から学校平に抜ける道筋には、昭和33年に自然研究路として
第一号に整備された「那須塩原自然研究路」があり、「ヨシ沼」とか
「大沼」の案内板も出ていた。

そのうちの一つ「大沼」に立ち寄ってみたが、めぼしい花はまだ咲いて
なかった。
水芭蕉の群生地も有ったので、その時期なら良かったかもしれないが
木道を一周すると、奥に湖がありズミの木が立ち並んでいた。
ズミもまだ固いつぼみだったし、わずかにキクザキイチゲがそっぽを
向いて咲いているのみだった。

案内看板には、モリアオガエルの産卵が5月下旬から6月上旬にかけて
みられると出ていた。(水芭蕉は4月中旬から下旬)
ヨシ沼はワタスゲが見られるという。
近くには新湯富士(あらゆふじ)という寄生火山があり1184メートルの
山を越えて新湯温泉神社(あらゆおんせんじんじゃ)に抜ける自然研究路が
あり、原生林にはアスナロ、トチノキ、ミズナラなどの木々と数々の
山草が有ると説明されている。

新湯富士に登りたい誘惑に駆られたが、時間がないし時期も悪い、潔く
あきらめて尚仁沢湧水に向かった。

県民の森付近で見たツツジの花盛り

県民の森の駐車場に近づくと、さすがに連休中ということも有り、車と
家族ずれでにぎわっていた。
ここはパスして尚仁沢に向かうと、こんなに遠かったかなと思うほど
道は上り下りして曲がりくねっている。


尚仁沢湧水の案内板

ようやく尚仁沢湧水の駐車場に到着すると、かろうじて数台の空きある
状態で、何とか駐車できたのだった。
時計を見ると午後2時過ぎである。
空を見ると、だんだん雲が広がりだしていた。
やばいかなと思ったが、カメラと三脚と飲み物だけをナップザックに
つめて、雨具やその他は車においた(普段は車上荒らしが多いので注意)

案内板には「駐車場からは徒歩で」とか書いてあるが、徒歩以外には無い
だろうとか、皮肉を言ってみる(笑)
タチツボなどのスミレが無数に咲く舗装道路を歩いて、ダムの脇の四阿に
出ると、シロヤシオの花が見事だった

小さなダムの脇に咲くシロヤシオ

湧水はここから800メートルの山道歩きとなるが、花有り清流有りの
楽しいコースである。
白い飛沫をあげる清流に新緑の若葉、ウグイスなどの小鳥もさえずる道
ほかの鳥に卵を預けて育てさせるというツツドリがのどかに鳴いている


つり橋から眺める清流は、緑を写している。シロヤシオが花を添えている

吊り橋を渡ると渓流沿いの道になり、せせらぎを聞きながら歩く道である


ギンリョウソウの芽だしが有った


ラショウモンカズラが咲き出していた。
渡辺綱(わたなべのつな)が羅生門で切った鬼の腕に、花の姿がにているので
名付けられたという花である。
小さい花アブのような昆虫が吸密中であった。


お目当てのシロバナエンレイソウも咲き残っていた。
ピークを過ぎたせいか、シベの色が白ぽくなって、花弁の白に紛れて
輪廓がわかりにくい写真となった。
白い3枚の花弁と緑の3枚の萼がある
普通のエンレイソウは花弁が退化して萼が3枚しか無いのに対して
この花には花弁があるからおもしろい。


水源地に近づくと、こけむした石の間を流れる水がきれいだ


湧水の湧き出し口にたつ案内板


尚仁沢湧水の湧き出し口、力強くわき出して盛り上がっている


そばに立つ説明版
尚仁沢の由来が、山岳仏教が盛んな頃、この山に登る信者たちが、ここの沢で
身を清めた精進に由来するとかかれている、奈良時代から続く信仰の山である。


行く時には気がつかなかったヤマブキソウの花が河岸に咲いていた
ひとむらのその花は、この清流にふさわしい花であった。


分岐で山際のルートを戻ると、そこにもヤマブキソウが咲いていた


ヤマブキソウが点々と咲いている


鮮やかな色のフデリンドウが咲いている


こちらは控えめで清楚なフデリンドウだ


ちょっとピンボケだが一輪のみ咲きかけていたマイズルソウ

駐車場に戻ると、数台の車が残っているだけだった。

おしまい。

(寝ぼけて書いているので、誤字、脱字、誤変換が有ると思いますが
お許しくださいね。)


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昨日(9日)は、午後から大荒れの天気で、雷が連続してひょう(雹)が降った
草の間に見える白い点々がひょうの粒、車の屋根に当たってすごい音がした


神郡の細草の棚田から見る筑波山、これから天気は一変した
雷が怖いので草刈りを早々にやめて逃げ帰った。

本日は自宅周辺の草刈り予定

明日は赤城山の花を見に行く予定なので、晴れてほしいな。

茨城の人におすすめの番組

NHK-BSプレミアム 5月14日水曜日 午前7時から10分間

ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅 で茨城県常陸太田市が放送されます

放送日の曜日に誤りがありました、土曜日と書きましたが水曜日が
正しい曜日です。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

















パソコンの再インストール中につき日光・月山の花

2014年05月08日 09時03分19秒 | アウトドアー

日光・月山のアカヤシオ・5月4日撮影


同上


月山の脇にある栗山ダム駐車場から日光・女峰山
左の中腹に六方沢橋が小さく見える
霧降高原は、ツツジが咲き始めていたが、六方沢橋付近は
日陰に残雪が残っており、八潮ツツジはつぼみのようだった。
おそらく今頃は、霧降高原のツツジは見頃を迎えている事だろう。


栗山ダム駐車場から月山に向かう林道の分岐から見る
月山のアカヤシオの群落、当たり年だと山肌が赤く見えるほど
数が多いが、今年はそこそこの咲き具合かな


日光・月山の山頂から女峰山を見る、ここまで来ると
左肩に日光・男体山が少しだけ見える
反対側の高原山は、かすんで見えていた。


鎖場コースから見る栗山ダム、現在補修工事中で水が無い


鎖場コースから見る今市ダム・見飽きることのない新緑の景色


鎖場コースのアカヤシオ


同上


菊咲一華(きくざきいちげ)


ヒメイチゲ


ヒメイチゲの群落


フデリンドウ


藤菫(ふじすみれ)


フジスミレの横顔
この菫は、栃木と群馬の接する日光と足尾の山地にのみ生育する
地域限定の菫で、学名上はフジスミレが母種でヒナスミレがその
変種となっている。(山と渓谷の日本のスミレから一部引用)

最初、このスミレの名前が判らなかったが、こつなぎさんとファンクラブの
HSさんから教えていただきました。お二人に感謝いたします。


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使っているパソコンがXPとWin8のデュアルブートだったが、XPの
サポートが打ち切られたし、不具合も出てきたのでXPのパーティションを
削除して、Win8一本にするつもりだったが、どこで間違えたのか
バックアップに使っていたUSBHDDが読めなくなり、色々試してみたが
回復せず、パーティション・ウイザードというソフトでパーティションを
削除して、新規に再インストールをしてみた。

ところが今度は、DVDドライブが認識されなくなり、OSの入ったDYDでは
インストールできるのに、OSをインストールした後では認識できない
という、不可解な現象で、インストールを何度も繰り返した。

最後の手段として、DVD-ROMドライブの接続するSATAのコネクターの
さす場所を変えてみた。

これでやっとDVDドライブが認識されるようになったので、新規に
再インストールをすることにした。
バックアップしていた有料ソフトやメールが読めないので、当分悩みは
続く。

と言うことで、当分の間、メールの受信ができませんし、悪質メール
拒否のため、登録差出人以外のメールはサーバーで拒否されますので
ここのコメント欄に連絡を入れてください。
ただし、そのコメントは非公開にいたしますので、ご安心ください。







癌と闘いながら歩いた田中好子さんの涙

2014年05月02日 22時22分48秒 | 日記

早苗田と美しき筑波山、中央が男体山、右奥に小さく女体山
左の峰のピークは坊主山、筑波山が最も美しい時期


黒い針葉樹林帯が緑の落葉樹林帯に鳥形の模様を描く筑波山


麦畑から見る筑波山、緑の湖に浮かぶ姿も美しい


先日紹介したテレビ番組の「オセアニアトレッキング紀行」を
ご覧になりましたか。
ニュージーランドの「世界一美しい散歩道」と呼ばれる「ミル
フォードトラック」
全長54キロのコースを4日間かけて歩きます。

自然にダメージを与えないために、1日に入山出来る人は48人に
制限されていると言います。
年間1万人が訪れる人気のコースで、2割が日本人だとか。凄いね。

そのコースを日本人ガイドと歩いた女優の田中好子さん。
元キャンデーズのメンバーで「スーちゃん」の愛称で知られています。
私は特にファンという訳ではなかったのですが、山を歩いたと聞くと
山中間の様な親しみを感じてしまいます。

樹齢600年のブナにさわって「パワーを感じる」と言っていた
田中さん、まさか50代で癌で亡くなるとは。
ロビンという小鳥(コマドリの仲間)が田中さんの足下に寄って来ます。
目をくりくりさせて喜ぶ田中さん。
落差580メートルの滝の水しぶきに入り、歓声を上げる田中さん

標高1073メートルの峠越えで、ここが森林限界と教えられて
私も限界」と言って笑わせる田中さん

そして「人間って、頑張れば何でも出来るのね」とつぶやきます
峠の上で涙ぐんだ田中さんは、何を思っていたのでしょうか。

このルートは、元々はゴールドラッシュの港へのルートとして
作られたそうですが、港の建設が中止になって、後(のち)にトレッキング
コースに使われるようになったとか。

見事4日間で歩き通した田中さん、思わず大粒の涙があふれます
忘れないうちにもう一度来たい。」
これは私にとって最高の宝物」と言った田中さん

後で田中さんの略歴を調べて驚きました。
実は田中さん、このときすでに癌との戦いの最中だったのです。

あの夏目雅子さんの実兄と1991年に結婚しましたが、翌年には
乳がんが見つかり、早期発見で回復しました。

しかし、その後も再発と治療を密かに行っていたというのです。
(記憶違いでなければ19年間も癌と闘っていた事になります。)

このミルフォードトラックの番組が最初に放送されたのが2000年
ですから、癌との戦いを繰り広げていた時期と重なります。

残念な事に2010年に十二指腸潰瘍になり、治療のために絶食
したりしたのが原因で、体力の低下と、免疫力の低下を招き
翌2011年2月 ガン細胞の急激な増殖をおこし、他の臓器にも
転移して、2011年4月に逝去されました。
満55歳だったそうです。

心からご冥福をお祈りいたします。


たった一輪咲き始めていたキンラン





Internet Explorerの重大な脆弱性

2014年05月02日 00時38分06秒 | 日記
困ったことにInternet Explorerに重大な脆弱性が見つかったと
言うが、いまだに更新プログラムが出ていない。

他のブラウザを使えば良いのだが、不慣れなものは使いにくいので
マイクロソフトが提供している回避策 EMET5 を使うことにした

こちらのマイクロソフトの記事を参考にした

EMET5についてはこちらを参照

同じくAdobe、Flash Player にも脆弱性が見つかって、バージョンアップを
呼びかけている。
インストールしている人は、直ちにバージョンアップした方が良い

危険性についてはこちらのサイト記事を参照

トレンドマイクロ社のブログ記事

追記、5月2日 先日ご一緒した「こつなぎ」さんより、更新プログラムが
発表されたと連絡を頂きました。こつなぎさんに感謝!!

これによりIEは元通り使用出来るようになりました。