花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

葛城の森のナンバンギセル

2021年08月18日 19時18分45秒 | 自然観察
本来ならもっと早めに行かなければならないのですが、なんやかやと遅れてしまい
今頃になって、葛城の森へ「ナンバンギセル」を見に行きました。

ナンバンギセル 別名オモイグサ ハマウツボ科ナンバンギセル属
ススキ サトウキビ ミョウガなどの根に寄生する植物で1年草なので
毎年種から芽を出す。
写真の花は、ススキの原に生えていたので、ススキの根に寄生して
いるのだろう。
茎や葉はほとんど地上に出ない、地下の茎につく葉は赤褐色の鱗片状で
数枚つく。
根元から長い花柄を地上に伸ばして、先に桃紫色で五浅裂した筒状花を
横向きにつける

ナンバンギセル


ナンバンキセル


ナンバンギセル


ナンバンギセル






今年もアサギマダラ

2021年08月17日 21時38分12秒 | 自然観察

筑波山の林道で級蜜するアサギマダラ

今年も渡りをする蝶として有名な「アサギマダラ」に出会いました。
筑波山の林道を歩いていたら、フワフワと優雅に飛ぶアサギマダラに
出会いました。
こんな小さな蝶が 海を越えて渡りをすると言うのには驚かされます。
好みなのかどうかは判りませんが、ヨツバヒヨドリのようなヒヨドリバナで
級蜜する姿をよく見ます。

四季の道などで良く目にする花は 外来種と言われるアカバナユウゲショウ
です

アカバナユウゲショウ


大きな黄色い花を咲かせているのはキクイモのようですが 筑波山のは
イヌキクイモだと誰かが言ってました。


草叢の中にツリガネニンジンが埋もれるように咲いてました


何ユリなのかは判りませんが、白い清楚なユリが咲いてました


この前紹介したキツネノカミソリをアップで撮ると シベが
黄色なのに気づきました。

全くイヤになりますね。コロナ騒ぎはいつまで続くのでしょうか。
花友と賑やかに歩いていた山道を 今は一人で歩いています
山でマスク なんってこったい!!




ツルボと言う花

2021年08月15日 21時45分25秒 | 自然観察

ツルボ スルボとも呼ばれる
ユリ科ツルボ属 別名サンダイガサ(参内傘) 
別名の参内傘は、貴人にさしかける傘をたたんだ形に似ているから


ツルボ
花後 黒い種子の入った袋果が多数出来る
葉は二枚が向き合って根生するが 花時には無いことが多い

昨日はお盆で水戸の方に出かけてきた
昔なら親戚も含めて墓参りに行ったものだが最近は盆棚で拝むだけに
なってしまった。
本来なら、岩手の実家にも行きたい所だが、年齢的にも体力的にも
なかなか難しくなってきた。
子供の頃、高台にあった我が家の周りで、夕方になるとヨタカが鳴いていた
鳴き声をよく早口言葉にされていたけれど、私には似ているとは思えなかった

送り盆で 夕方 ワラを燃やしてご先祖の霊を送り出すとき、遙か彼方の山並みで
送り火が列になって見えるときがあった
誰かがそれを見て「キツネ火だ」と言った
そんな時は 背中がゾクゾクッとした。









四季の道のキツネノカミソリ

2021年08月09日 21時54分04秒 | 自然観察
今年も四季の道に咲くキツネノカミソリを見に行った
これは花時には葉が枯れてないのに、葉っぱが名前の元である。
葉っぱをキツネの使うカミソリに見立てたものである。
何でキツネだったんだろうと思っているが理由は分からない。


四季の道のキツネノカミソリ群落


キツネノカミソリ
ヒガンバナ科ヒガンバナ属 別名はビガンバナと同じで
花時に葉見ず 葉時に花見ず でこの花の特徴を表している


キツネノカミソリ


キツネノカミソリ


キツネノカミソリ


キツネノカミソリ


キツネノカミソリ


キツネノカミソリ

今年も咲いていたが、廻りの雑草に押されて、数が減ったような気もする
人間が手を加えなくとも 自然は少しずつ変化しているのだろう。

ここ数日の暑さに負けて、体調不良が続いている
なんと言っても大腸の一部を切り取ったので消化系が
うまく働かないのが原因だと思う

自宅の周りは、夜になると虫のねにあふれる
たまに家の中で スイチョンと鳴いている奴がいる。
どこから入ったんだ。
この間 首筋でモゾモゾすると思ったら、カマキリの幼虫が
布団に来ていた
勘弁してくれよー 虫のねは好きだが 虫は嫌いだ
玄関の草むらにはなして もう来るんじゃねえぞ と言い聞かせた
なに 人間の言葉は分からねえって (;。;)





 








花友Iさん撮影のイワタバコと野草

2021年08月03日 23時03分48秒 | 自然観察
花友のIさんが、鶏足山からミツマタ群生地に歩き、イワタバコの
大群生地を見たと写真を送ってくれましたので掲載します
iさんのメールには、次のように書かれていました。

「岩煙草の素晴らしい大群生を見て来ました。地元の方が整備し、ここ何年かで沢山
の花が見られるようになったそうです。地道な努力の結果なのですね。感謝です!!
登山道際まで花が咲いていましたので、踏んだりしないように気を付けながら写真を
撮りました。」

以上 Iさんから7日に届いたメール文に変えてほしいと要望が
有りましたので、メール文をコピペしました。


イワタバコ


イワタバコアップ


イワタバコドアップ


イワタバコ群生


イワタバコ大群生


溝ホウズキ


ソウシシヨウニンジン
(トチバニンジンの果実の一部分が黒いのをソウシシヨウニンジンと呼ぶ)

イワタバコの名前は、岩場に生えて葉がタバコの葉に似ている事による
葉は苦く胃腸薬としても使われる
夏によく伸びた葉をとって干し、健胃、整腸に煎じて服用する。



花友Iさん撮影の長野・池ノ平の花

2021年08月02日 22時30分30秒 | 自然観察
花友Iさんから7月24日に行った長野県東御市の湯の丸高原・池ノ平の
花の写真が届きましたので掲載します。順番はそろっていません


白花駒草


梅恵草アップ


梅恵草


青柳草


信濃木苺


棕櫚草(シュロソウ)


穂咲一葉蘭花序


穂咲一葉蘭


白山フウロのお客様は誰?


白玉の木


松虫草


黒豆の木


車軸草 名前は5枚の小葉が掌状に輪生する様子から


紫点雲霧草 (してんくもきりそう) (花に暗紫色の模様が入るので)
長野などの一部に生える地域限定の花でクモキリソウの一種


高嶺苦菜


駒草


丸葉岳蕗


黄花の山オダマキ


リンネソウ群生


伊吹麝香草


コキンレイカ


リンネソウ 
(名前は植物の分類学者リンネを記念してつけられたもの)

(難しい名前には、私が勝手にふりがなつけました(;_;))
Iさんは漢字にこだわりがあるので、私でも読めないのがある(; ;)ホロホロ