花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

家内と林道めぐりで見た花

2020年07月30日 20時23分21秒 | 自然観察

コオニユリとアゲハチョウ1


コオニユリとアゲハチョウ2 前回見たときに無かった赤いテープが
まいてあった。


コオニユリとアゲハチョウ3


キツリフネ1 これは普通のツリフネソウと違って尻尾を巻かない特徴が有る


キツリフネ2 赤い斑点を入れて撮影

家内が山の空気が吸いたいと言うので、筑波山の林道を一巡りした
酒寄新田線ではコオニユリにアゲハチョウが来ていて、家内がスマホで
撮影するというのですが、メカオンチなのでいちいち手ほどき、イライラ
おかげで私が撮影中に蝶に逃げられた。
上曽峠の関東ふれあいの道の広場で一休みしたら、ちょうどそこにキツリフネ
が咲いていた。
カメラを出していたら、通りかかった3人の婦人の一人が「鳥ですか?」と聞く
「いやツリフネソウが咲いているので」と答えたが、興味が無かったらしい。
見向きもせずに過ぎ去った。



正体不明の植物

2020年07月24日 22時43分30秒 | 自然観察

林道の土手の上に生えていた正体不明の植物


同上

数年前にも同じ場所で見た気がしますが、細い棒状のキノコの様な植物が
群生していました。
私の手持ちの古い茨城のキノコ図鑑には載っていませんでした。


黒いアゲハチョウの仲間がお休み中でした


マムシグサかテンナンショウの実が珍しく綺麗でした。


白雲蘭のアップ

夕方、空き地の草刈りをしていたら、熱中症気味になりダウン寸前でした。
危ない危ない、経口補水液と冷やし甘酒で難を逃れました。




林道散策すればハクウンラン

2020年07月13日 18時17分24秒 | 自然観察
重く垂れ込めた雨雲が、筑波山の上空を覆っていたが、所々に青空が見えた。
風返し峠の有料駐車場に車を止めて、久しぶりに林道を歩いた。
誰かがマーキングした野草には、赤いテープがつけてある。
「あの人のグループだな」と、心当たりの顔を浮かべて微笑んだ。
まだ花の無いサラシナショウマやアケボノソウはもちろんのこと
オカトラノオまでマーキングしてある。
自分の好きな花しか撮らない私と違って、植物愛好家は幅が広いなー
と感心するのだ。

どこかでソウシチョウの様な鳴き声がかすかに聞こえるのみで、鳥の鳴き声は
ほとんどしない。
東筑波ハイキングコースの合流点まで行って、引き返してきた。
それでも蒸し暑さでシャツはびしょ濡れだった。


林道に咲いていたハクウンラン、ラン科チドリソウ亜科ハクウンラン属
和名は朝鮮半島の白雲山で中井猛之進が初めて採集したことにちなむ


ハクウンラン
「根が退化して菌への依存度が高い」とランハンドブックに書いてあるので
菌の無いところでは育たない。


ハクウンラン、分布は、本州、四国、九州


吸密中1


吸密中2




空き地の花にナナフシ

2020年07月07日 23時22分06秒 | 自然観察

空き地に植えた花の葉に来ていた「ナナフシ」
ナナフシには、何種類もあるらしいが、筆者は見分けが出来ない。
我が家の周辺には、多いのか、時には玄関の扉に止まっていたりする。

いま我が家の玄関に止まっているのは、1cmに満たないようなカタツムリ
の仲間が、なぜか集団で来ている。
虫に好かれても困るよなー。


筑波山のタシロラン

2020年07月07日 18時54分30秒 | 自然観察
タシロランは多年草では無いので、毎年同じ場所に咲く訳では無い。
それでも前年花が咲いた場所付近に出る確率は高い。
なので昨年咲いていた筑波山の登山道へ下見に行った。
タシロランのタネは、1000分の1グラムと超軽量なので、風が
強ければ、かなり遠くに飛ばされる可能性もある。
しかし近くに落ちたタネもあるはずだ。

昨年群生していた場所には、一株も無かったが、まだこれから出る可能性もある
付近を丹念に探すと、ようやく芽出しを始めたばかりのタシロランを見つけた
芽出しを始めたばかりの茎は、下向きに曲がり、蕾もまとめて穂状になって
下を向いている。
少し大きめの蕾には、赤い斑点の模様も見える

以下の写真は、小雨模様だったので、防水機能のついたコンパクトデジカメで
撮影したので、多少ピントがずれています。
液晶でピントを合わせるのが苦手で(涙)










日曜日に自治会の草刈りに参加し、その後自宅周辺の草刈りまでしたのが
間違いで、午後に熱中症の症状になり、不整脈の症状まで出てしまった
不整脈の薬を飲んで、そのまま寝ていたら、昨日の明け方、どうにもならない
不快さで、学園病院の緊急外来へ受診に行った。
血液検査には異常が無いので、脱水症と熱中症が原因かも知れないと
点滴で栄養補給された。
点滴が半分ほど進むと、ほとんど不快さが無くなった。
なんか、去年も同じような事をしているので、性懲りも無く同じような事を
している爺さんと思われたかも知れない。 やれやれ。
「自分の体調を考えて仕事をしてくださいね」と若い看護婦さんに笑いながら言われた
判っているんだけれどね。



謎のウバユリ

2020年07月04日 13時35分12秒 | 自然観察
昨日のブログに載せた湿原に行く林道には、謎のウバユリがある
そもそも「ウバユリ」には、ウバユリとオオウバユリとが図鑑に出ている
しかし、最近この二つは分けないで「ウバユリ」として扱う所も出てきた。
花の数の違いだけで、大きな違いが無いので、それも一理あるのだが
私の様な素人には、それでは困るのだ。
遺伝子分類が進んだ現在、分類上はっきりさせて貰いたいものだ。

林道の脇にあるウバユリ、花は8月頃に咲くと思われる

実はこの林道で、サギソウを見に来た頃、花の数が10個以上ついていた
ウバユリを見ている。
もちろん、花が6語くらいのウバユリもあった。
茨城県でも福島県に近いこの辺は、東北の気候に近いと思われる。
なので寒い地方を好むオオウバユリがあってもおかしくは無いと私は思う
しかし、茨城県の植生調査にはオオウバユリの記載が無い。
なので以前はやむなく「ウバユリ」として紹介した経緯がある。
石川県などでは、ウバユリとオオウバユリを分けずに「ウバユリ」として
分類しているから、ウバユリと記載してもおかしくは無いのだが
私の中では、未だに釈然としていない。


林道の様子
最初に来た頃は、まだ伐採が始まっていなかったので、林道には数多くの
野草が咲いていた。
しかし数年前に伐採が始まり、林道が整備されて野草は激減した。
林道はそのためにあるのだから、文句は言えないが、残念ではあった


林道に行く県道にはホタルブクロの群落が普通にある




茨城県北部の湿地に咲く花

2020年07月04日 07時14分48秒 | 自然観察

湿地に咲くミズチドリとノハナショウブ


ミズチドリ


ノハナショウブ


ミズチドリのアップ


ミズチドリの花と苞葉


木道下のモウセンゴケ


モウセンゴケのアップ


緑色のモウセンゴケも有った


イチヤクソウ


イチヤクソウのアップ


クモキリソウ


クモキリソウのアップ


クモキリソウの葉、珍しく痛みの無い綺麗な葉だった


ミズゴケと思われるもの、茨城では見られる場所が少ない


花穂にトンボ


一株有ったキツリフネ


林道の傍らにはクモキリソウの群落もあった


林道の奥で杉の伐採中で、途中に集積所もあり
大型のトラックが通るので、すれ違い困難なので手前に駐車した
キャタピラの跡がぬかるんで歩くのが大変だった。



花友Iさん撮影のオオバノトンボソウ

2020年07月03日 20時48分14秒 | 自然観察
花友Iさんが、市内の森の公園で撮影したオオバノトンボソウの写真を
メールで送ってくれましたので掲載します。


オオバノトンボソウ、ラン科チドリソウ亜科ツレサギソウ属
地生欄、花期6~7月、分布 岩手県以南の本州、四国。九州、伊豆諸島
花は5~20個を下向きにつける。
花は淡黄緑色。背萼片は長さ4~5mm、側花弁と兜状になる。
側萼片は長さ6~7mm、後ろに反る。唇弁は長さ5~7mm、先端は
後ろに反る。距は長さ12~18mm、斜め下に伸びる
関東では、最も普通に見られるツレサギソウ属の種である










======================================================