花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

知人MSさんから室堂で写した花の写真が届きました

2018年07月28日 15時22分49秒 | スポーツ・トレッキング
知人MSさんから、次のようなメールで室堂の花の写真が届きました

黒部アルペンルートと黒部峡谷への一泊二日のバス旅行の途中
室堂で花を見てきました。(室堂は7月19日)

室堂散策路での30分間と室堂ターミナルの駐車場(一部に石垣があり
そこに高山植物が生えている)で迎えのバスを待っている間の30分間の
短い時間でしたが、比較的多くの種類の高山植物を見ることができました。
その一部を添付でお送りいたします。

写真1 ヨツバシオガマ、写真2 ハクサンイチゲ、写真3 チングルマの穂
写真4 チングルマの花、写真5 コバイケイソウ、写真6 イワイチョウ、
写真7 白花タテヤマリンドウ(MSさんが歩いた範囲ではタテヤマリンドウは
見ることができなかったそうです)
写真8 ミヤマアキノキリンソウ、
写真9 シコタンハコベ、写真10 ミヤマオトコヨモギ

写真8~写真10は室堂ターミナルの駐車場で写しました。


写真1、ヨツバシオガマ


写真2、ハクサンイチゲ


写真3、チングルマの穂


写真4、チングルマの花


写真5、コバイケイソウ


写真6、イワイチョウ


写真7、白花タテヤマリンドウ


写真8 ミヤマアキノキリンソウ


写真9、シコタンハコベ
当初、イワツメクサとしておりましたが、MSさんからシコタンハコベの
間違いだったと訂正メールが来ましたので、シコタンハコベに訂正いたしました
そこには(イワツメクサの葉は、松の葉の様に線形である。一方、シコタンハコベの葉は
イワツメクサより幅の広い卵形披針形でる。)と記載されていました。



写真10、ミヤマオトコヨモギ

立山の室堂とか新穂高は、花好きには行きたい場所ですよね
前からあこがれていたのですが、行く機会に恵まれませんでした。
MSさんは、そんな私に室堂の花の写真を送ってくれました。
短時間にこんなに写真を撮ったMSさん、さすがですね。
MSさんに感謝!! またお願いしますね。

筑波山のイホワタバコ、ソバナ、ソウシシヨウニンジン、トンボソウ

2018年07月26日 23時56分01秒 | スポーツ・トレッキング

イワタバコの花と葉


イワタバコの花


イワタバコの群落


ソバナ


ソバナ2


ソバナ3


ソバナ4


昆虫付きソバナ


ソウシシヨウニンジン、ウコギ科トチバニンジン属


ソウシシヨウニンジンの全身


トンボソウ


トンボソウの花の付き方


花の横顔


花の正面 誰かに似ているような(笑)



タマガワホトトギス


コバギボウシ


ウバユリ


ウバユリ2


ウバユリ3
男体山の神社前の崖の下に咲いていて、誰も気が付かない
望遠でかろうじて撮影した

今度の日曜日は、台風に直撃されそうなので、その前に撮影しようと
男体山の周りの自然研究路と広根場林道を歩いて、何とか花の撮影をした
下山するときは、暑さで頭がボーッとしていた。
西日の中でせみ時雨がどこまでも追いかけてくる。

そう言えば、以前のブログで「ヒグラシは漢字嫌いで 仮名仮名(カナカナ)と
と川柳を作ったら花友に褒められたなー(笑)

ソウシシヨウニンジンについては、東京大学大学院理学系研究科附属植物園のこちらのページ
ご覧ください。

27日、空き地の草花に水まき中に心臓の調子が悪くなり、夏祭りの実行委員会に
かろうじて参加しましたが、途中で帰宅して休養していたので本日の写真は
7月17日に撮影した「ソウシシヨウニンジンの未熟時期の青い実」と実に残っている
花柱が2本の証拠写真


ソウシシヨウニンジンの青い実の時の写真、ソウシシヨウニンジンの全身を撮った
写真と見比べてみると、同じ株であることが判ります


トチバニンジンと共通で、花柱が2本あることが判ります
トチバニンジンの実の付き始めには、Vサインのように花柱が出ていますので
見つけましたら、良く眺めてみてください


筑波山のハクウンラン

2018年07月24日 21時46分36秒 | スポーツ・トレッキング

筑波山の登山道に咲くハクウンランが開花


ハクウンランの蕾、


ハクウンランの全身、筑波山にはオオハクウンランが無いという
事を知人を通じて専門家に聞いているので、ハクウンランとしている


ハクウンラン2


ハクウンラン3 根が退化して菌への栄養依存度が高いと言われている


ハクウンラン4
ハクウンランの名前は、朝鮮半島の白雲山で中井猛之進が
初めて採集したことに因むという


コオニユリ、これは先日載せたオニユリと同じ林道に咲いていた


コオニユリ、ムカゴはつかない。


アオフタバランは咲き始め、



狸の様なものが繁みの中を悠然と歩いているし、山鳥の様なものが
道を右往左往していた。早朝の筑波山は動物の天国だ。
しかし猪には会いたくないので、熊鈴を鳴らして歩いた。

朝から気温がぐんぐん上がり、熱中症を予防するために、途中の
水場跡でタオルを濡らして首に巻いた。
さすがに湧水は冷たい。これはおすすめだ。

帰りに男の川でタオルを濡らしてみたが、生ぬるいので効果なし。
湧水は水温の変化が無く冷たいまま湧いてくるので効果絶大
どうせ汗で濡れるから、ぬれタオルを首に巻いても問題なし(笑)


異常高温で動けず

2018年07月23日 21時55分39秒 | スポーツ・トレッキング
異常な高温で、熱中症で死者が出るという事態なので、なかなか
遠くの山には行けない。
しかも犠牲者の多くが高齢者だというので、私にもプレッシャーがかかり
うかつには出かけられない。

しかも自治会の夏祭りの協力者に、いつの間にか選任されて日曜日はつぶれた


沼田新田酒寄線で、草の上に倒れて咲いていたオニユリ


オニユリの証拠は、葉腋のムカゴ、このムカゴからも発芽する


同じく沼田新田酒寄線の路上に咲いていたツリガネニンジン


蓮の花を見にいったら燧ケ池はヒシで覆いつくされていた

毎年6センチずつ日本に近づくハワイ

2018年07月21日 11時06分44秒 | スポーツ・トレッキング
皆さんハワイ諸島が毎年6センチずつ日本に近づいているのをご存じですか
そんな馬鹿なとお思いでしょうが、本当の話ですよ。
ハワイの乗った太平洋プレートが西に移動して大陸プレートの下に沈み込んで
いるので、こんな現象が起きるんですね。
それが大災害を引き起こす地震の原因でもあるのですが

つくば市に有る「地図と測量の科学館」で、7月25日から企画展「山を知る」が
開催されます

主な展示の内容
■山と三角点
■地図に描かれた特徴的な山
■伊能忠敬が仰いだ山々
■山で役立つさまざまな地図
■山の火災(火山を知る)

と書かれていますので、興味のあるかたは、国土地理院のHPをご覧ください

先ほど紹介したハワイの話は、「地図と測量の科学館の紹介ムービー」の中で
見ることができますよ

夏休みに、お子さんやお孫さんと一緒に「地図と測量の科学館」にお出かけください


ヤマユリの群生 つくば市高崎の森


猛暑でお休み中でしょうか


あら、裏は白いのね







蜜泥棒なのかコクランに蟻

2018年07月20日 00時59分13秒 | スポーツ・トレッキング
今年、筑波山で最も遅い開花となったと思われるコクランを撮影
しに行ったら、アリがコクランの花に来ていた。
見ていると、唇弁の凹んだ溝のあたりをなめているように見える
はて? あの辺りに蜜腺が有ったかな


アリが花に来ていた


撮影の邪魔と思って一度はよけたが














アリに邪魔されてしまったが、これも生態写真と考えれば貴重かも
しれないと思いなおした


コクランの株の様子、左下の根もとに注目
この花は、地中にあまり根を張らず、たいていは落ち葉の間に
根を伸ばしている。
うかつにさわると抜けて枯らしてしまうので注意が必要だ
大事な私のモデルだから来年も咲いてほしい。


草原にいた昆虫


この角度で撮るとなかなか立派である


セミの抜け殻が足元の草に残っていた
下向きで脱皮したのかな


木陰でオオバギボウシが揺れていた

連日の猛暑で、長時間の撮影はできない、狙いの被写体目指して
直行し、ついでに周りの物を撮影して直帰するパターンである。
それでも帰りに梅林の自販機で飲み物を買って暑さをしのいだ。


火星大接近なのに連日の猛暑と曇り空

2018年07月18日 10時19分34秒 | スポーツ・トレッキング

空き地に植えたヤマユリが咲いたと思ったら、連日の猛暑であっという間に
散ってしまった


国立天文台で15年ぶりに火星が大接近すると報じられて
すでに火星の写真を撮った人もいるようなのだが、連日の猛暑と曇り空で
なかなか眺める機会がない。

最大の接近日は、7月31日と言われているので、まだ間はあるのだが
猛暑日が続いて、夜中に目が覚めたりして、寝不足で頭がボーッとしている

西日本の豪雨被災地の人たちの、連日の報道を見ていると、猛暑が続くのに
断水で水が使えないという追い打ちで、見ているだけで胸が痛む。

16日は、森づくりボランティアに参加したが、午前中は何とか耐えたが
午後は途中で熱中症の症状の一つ、頭痛が起きてしまったので、責任者に
断って帰ってきた。
森の近くに住むボランティアの方が、昼にアイスを全員に配ってくれたり
女性の方がキュゥリの浅漬けを回してくれたりしたのが効いたのか、熱中
症も重症にならずに済んだ

私は自宅に帰って、シャワーを浴びて首筋を冷やした。
冷房をかけて少し休んでいたら、いつの間にか寝てしまい。
気が付いたら、玄関前に生協の配達品が積み上げてあった。


連日の猛暑で、筑波山の御幸ヶ原も人影が少ない


完成が2年後と言われる大御堂の工事現場、残っている鐘撞堂で
若い女性が汗をふきふき鐘をついていた。


男体山に咲くヤマユリ


ユキザサの実


ヤマボウシの実


ヒヨドリバナとアサギマダラ


シモツケの残り花


コバギボウシの蕾にノシメトンボ


ツクバネソウの実


トチバニンジンの実、熟すと赤くなる


男体山のキンレイカ、散り始めていた


自然研究路の大岩のイワタバコが数株 咲き始めていた


キハギの花、

猛暑で歩いて登る気がせず、往復ともケーブルカーに乗った
坊主山と自然研究路をゆっくりと歩いた
ソバナは蕾が少しできている。
トチバニンジンを撮影していたら、四阿にいた女性が「何か花が
咲いてました?」と聞かれた。
タマガワホトトギスが、はるか岩の上で一輪咲いていたが、なぜか
花が壊れている
坊主山のお目当ての花が、まだつぼみだった

最近、挨拶しても返事もしない登山者が増えた
この人たち、何が楽しみで山に来ているのかな
まあ考え方は人様々だから、かまわないけれど、ちょっと気になる

私の故郷の山を紹介します

私のふるさと岩手県一関市には、花の百名山の一つ、栗駒山があります
正確にいうと、岩手県、宮城県、秋田県の3県の県境に有るのですが
花だけではなく、秋の紅葉の素晴らしさも全国に知られた山です

一関市の栗駒山紹介
 
そしてもう一つ、私の実家から北に見える、東北随一ともいわれる
花の名山「焼石岳」
ここは、最短で登れると言われている秋田県側の登山口からの紹介
記事を紹介します

森と水の郷あきた 花の百名山シリーズ 焼石岳
ここの紹介記事を見たら、あなたもきっと登りたくなりますよ
ああ私も登りたいわ(笑)









オケラとヒメヒオウギズイセン

2018年07月13日 00時08分55秒 | スポーツ・トレッキング
白滝みちのオケラの数が減ったので、別な場所のオケラの生育を時々見ている
今日も午後から様子を見に行った。

途中の林道に鮮やかな赤色の花が咲いていた。
車を止めて確かめに行ったら、外来種のヒメヒオウギズイセンであった

この花は、1880年以前にフランスにて交配によって作り出された園芸品種
だと「野草の名前」で高橋勝雄さんが書いている。

1890年ごろ、観賞用として渡来し、庭園などに植えられていたが、繁殖力が
強い為、空き地などに捨てられたものが野生化して全国に広まったらしい。

この花の交配親は「ヒオウギズイセン」と「ヒメトウショウブ」であると
書かれているが、両方とも南アフリカの源産だそうである。
そのためか、日当たりの良いところに生えている


ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)


ヒメヒオウギズイセン、ヒオウギに草姿が似ており、葉が少し
小さいので「ヒメ」が付いた。また水仙の様な球根が付くので
水仙の名前もついている。


ヒメヤブラン、


花のしとねで昆虫が愛のささやき(笑)


開花の遅れていたコクランがやっと蕾になった


コクランの蕾、他の場所では花がほぼ終わっている


オケラの蕾1


オケラの蕾2


オケラの蕾 中


オケラの蕾 中2


オケラの蕾




沼ッ原湿原にニッコウキスゲが無く・トキソウとサワランの競演

2018年07月09日 23時13分53秒 | スポーツ・トレッキング

調整池の下側の展望台から沼ッ原を眺めると、ニッコウキスゲが見えない


この時期に、これほどニッコウキスゲの無い沼ッ原は初めてだ

と言っても、満開の時の沼ッ原のニッコウキスゲを知らない人も
いるだろうから、2011年7月10日に私が撮影した沼ッ原のニッコウキスゲの
満開の写真を掲載します。


2011年7月10日に撮影した沼ッ原のニッコウキスゲ

最初の写真もほぼ同じ方向を撮影したものなので、今年の沼ッ原の
ニッコウキスゲが、いかに少ないかわかるであろう。

日光キスゲほどの派手さはないが、この時期に沼ッ原を飾る花は
トキソウとサワランだ
湿原の草に隠れるようにして咲いている様は、見つけた喜びを
感じさせてくれる。


トキソウ


サワラン


ウツボグサ


オトギリソウ


ニガナ


ネバリノギラン


アキノタムラソウ


カラマツソウ


クモキリソウ



コバイケイソウ


コバイケイソウは、頂枝に両性花、下部の側枝に雄花が付くと言われます
雄しべは花被片より長く、この点がバイケイソウとの違いとか
和名はバイケイソウより小型という意味でつけられました。


湿原奥のコバイケイソウ群落を霧が流れる


リンドウ(たぶん春竜胆かな)の果穂、花は日が差すと開くのに、果穂は
雨でタネを流すため、雨の降りそうな天気の時だけ開く

最初に尾瀬でこの果穂を見たとき、新種の花かと思って調べまくった事が有る
果穂の写真が出ていたのは「新・尾瀬の植物図鑑」という偕成社の本である

そこには、こんなことも書いてあった。
タテヤマリンドウは日が差すと開き、夕方に閉じるので、花にあたる光を
手でさえぎると、花は静かに閉じます。試してみてくださいと。


真上から見られなかったのですが、どうやらタネは流し終わったようです
この果穂を見たなら、雨が降ると予想した方がよい。
事実、午後にJAふれあいの森に行って雨に降られた


ミヤマイボタ・落葉低木、今年の枝先に筒型の白い花の円錐花序を作る


ノアザミ


コバノフユイチゴ・別名マルバフユイチゴ
この花については、昨年の9月15日のブログて書いたように、観察会で
お世話になっているKZさんからメールで教えていただいた。

(2017年9月15日のブログ「秋はどこから来るかしら~那須の沼ッ原と
JAふれあいの森」参照)

冬イチゴと言いながら、こんなに早く咲くとは、さすがに那須は違う
ここは日本海側の気候に属し、年平均の気温は10度以下と言われる
積雪は11月から5月まで見られるという

ただこの湿原は、周囲の降水にだけ頼っているので、水位の上下が
激しく、降水量によって沼のようになったり、干上がったりするという


調整池の下側の展望デッキに行く木道が新しくなっていた。


展望デッキへの木道、残念なのは工事に伴う作業で、両側のロープの
間の野草が、ほとんどなくなっていた。
本来、木道の役目は植物の保護のために施設するのだが。


咲いていたのは、あたらこちらに数本、まあ見たと言う事で

JAふれあいの森で


JAふれあいの森、予想通りにフランスギクが埋め尽くしていた
晴れていれば、奥に大倉山や流石山が見えるのだが。


白いフランスギクと黄色いニガナやコメツブツメクサが入り混じって咲く
ニガナ以外は外来種なのが残念だが、なかなか美しい


かすむ白笹山を背景に一枚


クジャクチョウが写真を撮らせてくれたけど、睨んでいるわけじゃないよね

ミズチドリは、まだつぼみで4~5本あった
そのうちカセンソウも咲くだろう

八幡の自然研究路付近にツチアケビを見に行ったが、ここも3本とも
腐っていた


ツチアケビ、上は黒ずんで腐っている、かろうじて一つだけ蕾が有った
筑波山でもダメだったが、当てにしていた那須も今年はダメで雨不足が原因かな


八幡のつつじ園の木道を歩くと、アカバナシモツケソウの花が咲きだしていた
シモツケは木だが、こちらは草である

長くなったので、この辺で終了。
カッコウの鳴く沼ッ原は、曇り空でも暑かった
駐車場に戻ると、近畿日本ツーリストのクラブツーリズムの大型バスが1台
凄い団体にすれ違ったと思ったら、これだったのか。
ニッコウキスゲが無かったから、ちょっと気の毒


帰り道、つくば市に入ったら夕焼け空が見えた



筑波山の深峰歩道のバイカツツジ

2018年07月07日 23時16分57秒 | スポーツ・トレッキング
遠くから筑波山を眺めると、中腹以上に雲だか霧だかがかかって山頂が見えない
もしかすると雨が降っているのかなと思ったが、天気予報では午前中は曇りだ

深峰歩道コースの登山口、ユースホステル跡地に着いたら、珍しく1台も車がない
ゆっくりと登山の準備をしたが、汗かきの私としたことがタオルを忘れた

先日の観察会でお会いしたHSさんから、今頃咲く欄の花が無いと聞いたので
心当たりの場所に確かめにいくつもりだった。

空は灰色の雲に覆われてどんよりとしている

後続の車が来て、バタンバタンとドアを開け閉めする音がしたと思ったら
私より先に出発していった。

以前登った時は、水で流された登山道が荒れていて、丸太を埋めた道が
うっとうしいほど歩きにくい道だった。

それがユンボでも押してならしたのか、ほぼ平らな広い道になり、両側に
キャタピラの跡が残っていた。

コゴメウツギの続く登山道を登ると、久しぶりの雨で生えたのか
ギンリョウソウが数本うつむいている

曇り空なのに、ソウシチョウの鳴き声がうるさいほどだ

笹の生えた坂を過ぎて曲がり角に行くと、バイカツツジの白い花が数輪
露に濡れて咲いていた。
露に濡れた花は、輪郭がボケるが、委細構わず撮影した。

ここまで登るだけで、もう汗だくであるしタオルもない
晴れた日に撮り直しに来るなんて気にはなれない


露に濡れたバイカツツジ、雄シベは5本あるが上の二つは短いという
ソバカスのような朱色の模様がかわいい花だ


バイカツツジ


ギンリョウソウ


キャタピラーの跡が残っている深峰歩道コース

御幸ヶ原に着くと、そこはトイレと売店の間である

売店に飛び込んで「タオルがありますか」と聞いたら、おかみさんに
「なに山に登るのにタオルも持ってないの?」と言われてしまった。
結局300円なりのタオルを買って、ようやく汗を拭いた

「休んでいきなさいよ」という声を振り切って、かの場所に行ったが
やはり花は無かった。
梅雨時に雨が少なかったからかもしれない。
少し気落ちして、御幸ヶ原に下り、売店によって「花が無かったよ」と
報告して帰ってきた。


御幸ヶ原のブナの大木が霧に浮かぶ


歩道脇の杭とロープにもコケがついてノキシノブの飾りもついた


私の好きな緑の木(笑)





ガイドKBさんから那須と東北の花の写真

2018年07月06日 22時58分05秒 | スポーツ・トレッキング
長野のガイドKBさんから那須や東北の花の写真が届きました


ミヤマオダマキ


オノエラン 日本特産の多年草


女峰チドリ 和名は日光の女峰山で発見された事にちなむ


ナンブトラノオ 岩手県の早池峰山の蛇紋岩崩壊地に特産する多年草


ナンブイヌナズナ 北海道の夕張岳、日高山脈、岩手県の早池峰山
等の蛇紋岩池に生える小型の多年草、和名は岩手県(旧南部藩)に産するので


ベニシュスラン 常緑または落葉広葉樹林の林床や岩上に生える
日本のシュスラン属の中では花が大きく、花色や葉の模様にも
変異が大きい。


おそらくヤマユリの変種「クチベニヤマユリ」と思われる


クモラン 短い茎から放射状に出る扁平な根が幾重にも重なりあって
樹皮に張り付く着生蘭 分布は福島県以南、四国、九州、沖縄


後書きメモ

ヤマユリについて
ネットで調べていたら、ヤマユリは発芽から開花まで、平均して18年も
かかるのだそうです。
種が落ちてから発芽まで1年半かかるので、併せて20年の歳月がかかると
書いてありました。
栽培の場合は、種まきしてから開花まで5~6年だそうです。
いかに自然の中で育つのが困難かがわかる話ですね

先日、コクランの撮影に行ったら、林道の脇にヤマユリが咲いてました
あの香りはどこまでも匂いますね

 ユリの香の 夜汽車窓に 乗り出して
       君は京へと 旅だちて
 風のうわさも聞かぬまま
       時は止まりて50年
       香り悲しきユリの花
         







花友Kさんが1日に行った池の平の花写真

2018年07月02日 07時30分35秒 | スポーツ・トレッキング
私が所属するファンクラブの小町山ハイキングに参加していた7月1日
花友IさんとKさんが池の平湿原に行き、花の数の多さにウハウハして
見てきたらしい。
そのうちの一部をKさんが送ってくれたので掲載します。


アヤメが満開で、アヤメめ祭り状態だったという


アヤメ祭り(笑)


テガタチドリ 前回は一株だったテガタチドリがあちこちに咲いていたと


シロバナヘビイチゴが紅い実をつけていたそうです


ハクサンシャクナゲ 今年は当たり年のようだと書いてありました


ハクサンシャクナゲのアップ


イチヨウラン 前回は遠すぎて撮影できなかったと言っていた花
そして本日のメインディッシュ!(笑)と書いてきたから、私の
見逃した場所で見つけたらしい。ちょっと悔しいが さすが隊長!


イチヨウラン


イチヨウラン
これ全部同じ株なんだって、うれしさがにじみ出ているね(笑)
それとも私に見せつけている。〇〇心は魔性だ、コワー(笑)


県北の山でミズチドリの花とイタチに出会う

2018年07月01日 23時19分39秒 | スポーツ・トレッキング
6月28日、はるばると県北の山にミズチドリの花を見に行った
そのとき、偶然にイタチの姿を撮影したので掲載する


伐採で捨てられた丸太の穴から顔を出したイタチ
肉食のどう猛さに似合わず可愛らしい顔だ


盛んに動き回るので手持ちの望遠撮影では、これがやっとであった


狙い的中で、この日はミズチドリがかなり咲いていた


大きな株は、こんなにも花をつけていた


花柄子房と言われる部分がねじれている


ミズチドリのアップ 背萼片と側花弁が兜状になり、側萼片は狭長楕円形で
横に広がる。唇弁は舌状で倒披針形。距は下垂する

他にはノハナショウブやクモキリソウも有ったが、今回は省略


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闘いを放棄したサッカー日本代表に失望

サッカーのW杯、予選リーグ第3戦 ポーランドに1-0で負けているのに
他会場で行われていたセネガルとコロンビアの試合で、1-0でセネガルが
負けていたため、総得失点差,総得点でも並んだ状態となり、わずかに
警告の少なさで上回り、そのまま終われば予選通過ができる状況となりました
途端に日本代表は戦う事をやめ、自陣でボールを回すだけとなり、またポーランドも
積極的にボールを取に来ませんでした。
セネガルが同点に追いつけば、予選敗退が決まる局面なのに、自ら局面の打開を
はからない闘いの放棄。
スポーツで戦いを放棄したら、それはスポーツとは言えません。
全力で戦うからこそ、人は感動するのです。
高いチケットを買って、戦わない試合を見せられた観客から猛烈なブーイングを
浴びせられたのは当然です。
長い10分間、恥ずかしい試合でした。