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『蒼穹の昴』全4巻 浅田次郎

2006-07-20 23:59:00 | 本のこと
中国清朝末期、貧乏な家に生まれた少年・春児(チュンル)と
その幼馴染で才能に恵まれまっすぐにのぼっていく文秀(ウエンシウ)
それぞれの志をもちながらも歴史の波にのまれ相容れないところへ
立ってしまう二人と中国の運命。

浅田次郎さん作品は『壬生義士伝』についで2作目
また泣けちゃう話なのかなと思って読み始めたんだけど
とにかく読むのに時間がかかった。
だって漢字は読めないわ意味わかんないわなんだもん。
字をおっかけるのでせいいっぱいって感じ。
それでも春児のひたむきさとか春児の妹玲玲と文秀の関係とか
ところどころ泣きそうになってしまったけど。
最後の方で幼少の毛沢東がでてきたのとかおもしろかった。
文章を書くだけでなく、ものすごい量の情報を自分にとりこんで
物語にかえていく作家さんって、やっぱり尊敬しちゃうな。

やっと次の本に進める~

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