シリーズものもついに最終作
10作も続いていたのね。
ハッピーエンドが好きなわけではないけど、澪には幸せになって欲しいと思いつつ読んでいたなぁ。
澪に幸せになって欲しいというか、澪を取り囲む人たちに澪の作る料理で幸せになって欲しいなぁと。
人が人を思う気持ちがあたたかかったり、せつなかったり。
泣けちゃうこともたびたび。
今作でも、何か事件が起こるんじゃないかとハラハラしちゃったよ。
小松原さまとの刹那の再会
もう二人の道は交わることはないけど、料理の道を進む限りはみえないけれど、つながっているんだなぁと。
せつない。
最後は、とてもいい感じ。
江戸と大坂は、今と違ってはるか遠く。
だからこその気持ちの大きさが伝わる。
終わってしまってさみしいなぁ。
いつかまた続編で会えますように。
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天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫) |
角川春樹事務所 |