2016年2月28日(日)のこと。
東京マラソン沿道応援のあとは浅草へ。
日本映画監督協会劇場
@雷5656会館 ときわホール
創立80年を迎える、日本映画監督協会が
日本映画興行発祥の地・浅草で上映会を開催するっていうイベント
1月に怒髪天の新春ライブで5656会館に行って
そこでこのチラシを見つけて
太一がトークショーだってー
ってことで応募して当たって行ってきた。
『しゃべれどもしゃべれども』
2007年
監督:平山秀幸
脚本:奥寺佐渡子
原作:佐藤多佳子
出演:国分太一/香里奈
16:40上映開始
上映前に、監督協会の根岸吉太郎監督が登場してごあいさつ
この日1本目のプログラムは50年前の作品、2本目は30年前
3本目でやっと10年前まで追いついてきました、
客層が違う、って言ってた。
映画は、公開されたときに映画館で観たけど
忘れてた部分を思い出しながらも
新鮮な気持ちで観られたなー。
子役が上手
この映画の舞台が浅草なのもまた良い。
寄席に落語を聴きに行ってみたいなーって思ったり、
『タイガー&ドラゴン』をまた見たいなーって思ったり。
派手さはないけど、いい映画だなとあらためて思いました。
ラストで拍手が起こるのもいい。
イベントならではの感じ。
そして、舞台に平山秀幸監督と太一、MCに中村義洋監督が登場
太一は中村監督とお揃いの日本映画監督協会の法被を着ての登場
20周年ライブぶりの太一にカンドー
わーい。
『しゃべれどもしゃべれども』の話
太一は、
自分で言うのもなんだけど、いい映画、って言ってた。
自分は役者が本業ではないし、作品ができあがっても
監督と同じ場で作品を観ることができなかった、と。
火炎太鼓のシーンを撮る時は、本番ぎりぎりまで
落語の指導をしてもらった師匠に見てもらってた
指導してもらっているとき、
国分太一の落語ならこれでいいけど、二つ目の三つ葉の落語は
それじゃダメだって言われてヘコんだ、
自分はほめて伸びるタイプなんですよーと。
エキストラのおじいさんにトイレで会ったら、
“ふだんどこでしゃべってるんだ?”って本物の噺家に
間違われてうれしかったこと
平山監督は落語家に左利きはいないというのにこだわって、
太一にも右利きでやってもらって、
太一はおそばを食べるシーンに苦労したって
着物を持ち帰って着慣れるように家でも着たりしてた、
今日も着物でくればよかったですねって。
ラストの水上バスでの三つ葉とさつきのシーン
平山監督は他の人から、なんであのシーンはひきなんだと
言われたとか。
でも、あのシーンは引きの方がだんぜんいいと思う。
その流れで、あそこはちゅーでしょ、
太一も、チューかと思って台本何度も見た、なんて話も。
太一は、今回観て、今の自分はがんばってるのかっていう気持ちになった、
みたいなことも言ってたかな。
最後は、フォトセッション
いやー
太一、よかったよ。
太一がはけた後に、日本映画監督協会の理事の崔洋一監督、
最初に出てきた根岸監督も出てきて4人の監督が並んだ。
なかなか見られない光景だよね。
またいろいろ映画観たくなったな。
終わって外に出ると、まぁ、ふつーに太一の出待ちをしてるファンもいて、
わたしたちもなんとなーく立ち止まって見てたら、
太一さん。
歩いて出ていかれました。
てっきり横づけしてあった車に乗って
びゅーんと行ってしまうと思ってたのでビックリした。
手には梅園の紙袋下げてました。
太一の対応がイイ人過ぎて、めちゃくちゃいい気分になったー。
平山監督のいるところにいいコトあり、とも言う。
いやー。
TOKIOファンになって
こんなことってあるんだなーって幸せ。