beatitude

好きなことだらけさ…

『図書館戦争』

2013年05月05日 | 映画 邦画

近未来の日本。各メディアにおける風紀を乱す表現を武力の行使をも厭わず取り締まる
『メディア良化法』が施行された。
それから30年後の正化31年、『メディア良化法』による検閲に対抗し
読書の自由を守るために結成された図書館の自衛組織・図書隊に笠原郁(榮倉奈々)が入隊する。
郁は高校生のときに図書隊隊員に読みたい本と彼女自身を助けてもらったことがあり、
その隊員に憧れていた。
郁の担当教官となった二等図書正・堂上篤(岡田准一)は非常に厳しく、
郁を助けた隊員のことも愚かだと非難する一方、絶妙なタイミングでフォローを入れてくる。
堂上の厳しい指導を経て、郁は女性としては初めて
図書特殊部隊ライブラリータスクフォースに配属されるまでに成長。
堂上や小牧幹久(田中圭)の下、エリート・手塚光(福士蒼汰)や
業務部・柴崎麻子(栗山千明)といった同期の仲間に囲まれ過酷な訓練と図書館業務をこなしていく。
そんな中、郁はなぜか優しく助けてくれた憧れの隊員とは真逆であるはずの堂上のことを意識しはじめる。
ある日、小田原にある情報歴史図書館が閉館されることになる。
情報歴史図書館が有するすべての資料は関東図書隊に移管されることになったが、
その中には『メディア良化法』に関する報道資料が含まれていた。
それは『メディア良化法』成立の裏側に触れていると言われており、
メディア良化委員会はその報道資料を狙っているため、
移管の日には図書隊とメディア良化委員会との衝突が避けられないことが決定的だった。
本来タスクフォースは危険な前線に立つべきであるものの、
郁は図書基地司令・仁科巌(石坂浩二)の護衛にまわることになる。
戦闘配備から外されたことにショックを隠せない郁に、堂上は何も言わないでいた。
全面対決がはじまるそのとき、堂上の耳に、思いもよらぬ事件が起こったことが入ってくる……。
(Movie Walkerより)

 戦闘シーンに特化して上手くまとめたなぁという感想かな。
思ったよりも面白かったです。

水曜日じゃなかったので地元の映画館でポイント使って観賞。
一緒に行った下の娘の分は払わされました

原作本は「図書館戦争」「図書館内乱」「図書館危機」「図書館革命」、
スピンオフの「別冊 図書館戦争I、II」の2冊も読み、
ノイタミナのアニメも見てました。
TVアニメのデキにかな~り不服で、劇場版アニメは観なかったはずです。
実写化の話を聞いた時は正直、またやるのか!!と思いました。
笠原が榮倉奈々と知ってさらに凹んだw
榮倉奈々、苦手です
他のキャストはベストなのに榮倉奈々だけは他にいなかったのかよーと叫びたくなった。
でも蓋を開けてみれば、まあいいかといったところw
若手で他に笠原やれる女優思いつかないしね。

手塚、柴崎、小牧の話はまったく登場せず、玄田と折口の話も特に無し。
スッキリと堂上と笠原に焦点を当て、見せ場を戦闘に持って行ったのは大正解か。
アニメよりも格段にいい仕上がりになってました。
ただやはり激烈戦闘シーンの印象が凄くて原作の読後感とはかなり違いますね。
それはそれで映画なんだからいいんだろうな。
主人公は笠原のはずなんだけど、堂上の見せ場が多かったなぁ。
岡田君すっかりアクション映画俳優、V6とは思えないw

一緒に行った下の娘は福士君目当てだったらしい。
正確スナイパーの手塚だったからあんまり動きがなくて残念がってました。
 (そういえば、手塚が高所恐怖症だという話も出てなかったなぁ)
自分は橋本じゅんさんが出る度に芝居がかってて吹きそうになってました。
(じゅんさん顔デカイよ!!)

児玉清さんの写真にちょっと驚き、検閲で没収される本の中に
何気に有川浩さんの別の著書が混じってたと思ったんですがどうかな?