beatitude

好きなことだらけさ…

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

2013年05月29日 | 映画 洋画


最愛の父を失った悲しみから逃れられない少年オスカーは、
父が遺した一本の鍵にメッセージが込められていると信じ、ニューヨーク中の鍵穴を探す旅に出る──

大切な人を失った悲しみ──誰にでもいつか必ず訪れるそのことに、人はあまりにも無防備だ。
覚悟した別れでも受け入れがたいのに、ましてそれが突然で理不尽な別離だとしたら──。

オスカーと父は、親子であると同時に親友だった。
父は少しばかり繊細で生きることに不器用なオスカーを、
その個性を壊さずに導いてくれる頼もしい師でもあった。そんな二人を優しく見守る母。
ところが──9.11が最愛の父を奪ってしまう。
オスカーは父が遺した一本の鍵に、最後のメッセージが込められていると信じ、鍵穴を探す旅に出る。
鍵の入ってい
た封筒に書かれた文字に従い、ニューヨーク中の“ブラック氏”を訪ね歩くオスカー。
やがて謎の老人が同行者となり、いつしかオスカーの辿った軌跡は、
人と人をつなぐ大きく温かい輪になっていく。
ついにオスカーは、鍵の真実とめぐり会うのだが──。
(公式サイトより)

 WOWOWで録画してたのを観賞。
劇場公開時、予告だけはさんざん観てて、
長ったらしいタイトルでどんな映画だろうと思って見ましたが、
最後サンドラ・ブロックに泣けました。
父親を突然失い、それでも自分なりに(鍵を頼りに)
なんとかしようともがき続けるオスカー少年を演じたトーマス・ホーンも凄かったです。
アスペルガー症候群らしいという診断を受けた少年の役でしたが、
彼の言動はまさにそれでしょう。
その彼を全力で受け止めようとする母親に、
押し付けるのではないその愛の大きさに涙が出ました。
二人とも最愛の人を失ってるのですから。
母親たるもの、自分の子ならどんなでも、文句ばっかり言ってないで
ちゃんと受け止めてあげないとダメだなと反省もしましたw


マックス・フォン・シドーが最高でしたね。