beatitude

好きなことだらけさ…

『MUD‐マッド‐』

2014年01月22日 | 映画 洋画

アメリカ南部。14歳のエリス(タイ・シェリダン)は親友のネックボーン(ジェイコブ・ロフランド)とともに、
彼が見つけたミシシッピ川に浮かぶ島の木の上に引っかかっているボートを見に出かける。
胸を躍らせながら木に上りボートの中を見てまわると、そこにはパンや真新しい足跡があり、
自分たち以外にもこのボートを見つけた人がいることに気付く。
二人が川岸に出たところ、ボートにあった足跡の主・マッドという男(マシュー・マコノヒー)と出会う。
マッドの話によると彼はもともとこの辺り出身で、エリスの家の向かいに住む
トム・ブランケンシップ(サム・シェパード)のことも知っている上に、トムのことを暗殺者と言う。
いわくありげな風体のマッドにネックボーンは警戒心を抱くが、エリスの目には魅力的に映っていた。
街では検問が行われていた。
そこでエリスはマッドが殺人の容疑で警察や賞金稼ぎに追われていることを知る。
マッドはボートを隠れ家にして身を隠していた。
そして、幼なじみで最愛の女性ジュニパー(リース・ウィザースプーン)となんとか再会しようとしていた。
まさに初めての恋をしているエリスはマッドに肩入れして、二人の愛のため、彼に協力することにする。
しかしジュニパーは賞金稼ぎや被害者の兄カーヴァー(ポール・スパークス)から常にマークされており、
ジュニパーに近づこうとしたエリスとネックボーンは目をつけられてしまう。
さらにジュニパーの不可解な行動、両親の不和、
初めての失恋などがエリスの価値観を揺るがしていく……。
 (Movie Walkerより)

 マシュー・マコノヒーが出てるってんで観に行きました。
そこそこ面白かったです。
主役のタイ・シェリダンとジェイコブ・ロフランドが良かったかな。

 マッドがなんか怪しい男だと分かってはいるけど、
今の自分が置かれた状況を何とかしたいエリスは
どんどんマッドに肩入れしていくんですよね。
殺人犯だと知っちゃってからも、その理由を聞いてなお惹かれていく。
これは14歳の純粋さでしょうか。
自分には思い至らない大人の事情がいろいろあるらしいのも
分かっちゃいるけどやめられない。
 
サム・シェパードが何気に渋カッコイイ役回りでした。
最後にちょっと笑ったように見えたエリスは
ひとつ成長したってことかな。