甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

樺太、サハリン

2024年09月19日 09時36分48秒 | 空を見上げて
 1902年生まれの女優の岡田嘉子さんは、恋人である演出家の杉本良吉さんと南樺太、当時の日本領土から国境を越えてソ連に歩いて渡ったといいます。それも1937年12月末で、雪原を歩き、国境を越え、翌年にはソ連の領内に入ったということでした。二人で必死の思いで憧れのソ連に来てみれば、二人は別々にさせられ、ずっと拘束されることになります。 そこまでして日本という国を出なければならなかったのは、それなりに . . . 本文を読む

ゆとりの夜

2024年09月18日 23時00分02秒 | 草にうずもれて
明日、予定がなくて少しのんびり阪神タイガースが、頑張る中日を確実に突き放していくのを見てしまいました。勝負ごとって、こんなことがあります。ものすごく個々は頑張っているのに、ズルズルとやられた感覚がないままにやられる。阪神と中日、そんなにチーム力は変わらないのに、順位などは大きな差になるみたいです。阪神はいつの間にか首位を狙えるところまできました。2年めの余裕でしょうか? 私はもうひと . . . 本文を読む

踏み切り満月

2024年09月17日 20時30分15秒 | 空を見上げて
 昨日も、夕食後に奥さんと散歩してみたら、少しだけ左側が欠けているような気がしました。正確なところはわかりません。私の気分ではそうでした。 今夜、上がって来るところは見ました。東の町からひょこっと出てきた感じで、円いとか、明るいとかよりも、もう月が出てしまう時間なのか、というのが驚きでした。早く帰らなきゃいけない気持ちになりました。 そんなに必死こいて働くわけにもいかず、ほどほどのところまだやった . . . 本文を読む

お仕事したいです!

2024年09月16日 16時12分42秒 | ザンネン日記・身辺雑記
9月も半分過ぎました。まだ暑いです。だからというわけで(暑さで簡単にへこたれてしまいます。負けじ魂なんて、あるのか、ないのか?)、まともなことはできていません。16時にやっと法師蝉が鳴きはじめました。と喜んだら、すぐ止めてしまった。セミもすぐに鳴いてるどころじゃないんだよ! と思ったみたい。それくらい台風からの南風でカラカラになっています。何ごとも落ち着いてできない日々です。それなのに、日陰で何か . . . 本文を読む

サンパツしてもらう!

2024年09月15日 19時07分46秒 | ザンネン日記・身辺雑記
 大河ドラマの「光る君へ」を見てると、少しだけ京都に行きたくなります。まるで京都の町では平安絵巻が広がっているんじゃないの? みたいな空想が湧いてきます。でも、大抵は東京のスタジオで撮ってるんだろうし、今日の吉野の金峯山寺からその山上までをロケで撮ってたけれど、実際はどこのお山だったんだろう。今でもあんなぬかるみ、泥沼、あったりする道はあるんだろうか? きっとどこかにはあるんですね。それを探してき . . . 本文を読む

現実追認・事後承諾の日々

2024年09月14日 20時00分41秒 | 私たちの社会・世界
 自民党と立憲民主の総裁の選挙は、あと二週間もあるそうです。私たちはどっちにしても、誰が選ばれても、何も変わらないのに、延々とあの人たちの動向・発言・主張を聞かされることになります。時間の無駄だから聞かない、見ないというのが大事です。 たぶん、誰が何を言おうと、大抵のことは忘れてしまうでしょうし、そんなに実があるような気がしません。あの人たちも、新しい状況になれば、「すべては従来通りにやってしまえ . . . 本文を読む

南から来る風

2024年09月13日 22時51分53秒 | 空を見上げて
 お風呂から上がって、二階に上がってみたら、南の空の低いところからゆるい光線が投げかけられていました。八日だろうか、九日なのかな、あともう少しで満月という月が出ていました。 でも、何だか低いところにあります。お隣りの屋根の上に上がれば、手が届きそうなくらいです。そんな、お隣りに上がるくらいなら、自分ちの屋根に上がればいいんだけど、自分ちの家の屋根というのはイメージできません。屋根にもう二十何年守ら . . . 本文を読む

混沌を生きる徳川期の人びと

2024年09月12日 19時32分56秒 | 本読んであれこれ
 もう何年もかけて渡辺京二さんの『逝きし世の面影』(2005 平凡社)というのを読んでいます。今やっと470ページで、あと120ページくらいあります。年末までには読み終わるでしょうか。それとも、まだまだかかるのか? それはまあ、私の根気にかかっています。おもしろいのです。けれども、すぐに他の本へ手を出して、しばらく忘れてしまうから、どんどん時間が過ぎてしまう。本を買ってから、もう12年が経過してい . . . 本文を読む

木はたぶん見ていた

2024年09月11日 19時47分09秒 | 草にうずもれて
 彼女の実家にポツンと咲いていたサルスベリ。たぶん、ブログに載せたはずなんだけど、簡単には見つかりません。彼女の家は住民がいない状態だけど、ご近所の方々のおかげで、彼女の庭や木々などは誰かが住んでいるようにしてもらっている。それでも、彼女にしてみたら、心を痛める状態には違いないけれど、木というのは象徴的な存在で、彼女の過去を今につなげる数少ない存在です。 桜もあったということだけれど、桜は毛虫やら . . . 本文を読む

うみのなかまたち

2024年09月10日 21時20分02秒 | 海と水辺と船と
 わたしは、タコサブロウといいます。わたしを見つけてくれたこどもさんがいて、鳥羽駅から国道を渡る陸橋の上にたまたま飾られています。 わたしは、めだつキャラなんですけど、となりのイソギンチャクくんには大きさとインパクトで負けていますね。それにしても、このオレンジのこは、イソギンチャクなんだろうか? イソギンチャクで遊ぶニモくんなんだろうか? わからないですね。イソギンチャクくん、どうなってますか?  . . . 本文を読む

鳥羽から津の古本市へ

2024年09月09日 19時51分59秒 | 古本探しの旅
 18きっぷは明日までなので、今日で最終回にしようと鳥羽に出てみました。 写真でどれくらいすごい太陽光線か、少し伝わるかなあと思いますが、どこにも行けないので、もう諦めてすぐに快速みえで津に向かいました。 津駅から津の中心市街地にある松菱百貨店までバスで移動しました。230円なんだけど、イコカも使えるらしいんですけど、なかなか使い慣れなくて、500円玉を両替してチャリンと払いました。普段から大阪に . . . 本文を読む

彦根の山の湯(古本屋さん)へ

2024年09月08日 22時02分28秒 | 古本探しの旅
 ここへ来てバタバタと18キップを使っています。この夏は買うのをやめようと思ったのに、ついついクセで買ってしまって、締め切り間際で慌てなくてはいけなくなっています。今回はパスした方が良かった。でも、買ってしまったのだから、明日もチョコッとどこかへ出かけて、すぐに帰ってきますよ。 1回目は、奈良経由で大阪まで。2回目は名松線で伊勢奥津まで。3回目は敦賀まで行きました。そして、今回は彦根までの往復。ほ . . . 本文を読む

マンチェスター et おおさか

2024年09月07日 19時45分06秒 | わたしと大阪
 小学校の頃だったか、大阪は「東洋のマンチェスター」と呼ばれて発展しています。なんていうのを習ったと思います。マンチェスターがどこにあるのかも知らないし、サッカーのチームが二つもあるのも知らないし、どこの国かもわかってなかったのです。ただ西洋にそんな町があるなんていうのを丸暗記させられていた。残念ながらテストには出なかったと思うけど、ちゃんと憶えてなかったなあ。 うちの実家の近くには、日本最初だっ . . . 本文を読む

フレップ・トリップ 北原白秋

2024年09月06日 20時48分01秒 | 古本探しの旅
 近ごろずっと、レスピーギのローマ三部作を聴いています。CDの最初が「噴水」です。四分近くあるのにちっとも聞こえてこなくて、「あれ、故障かな?」と思うのですが、第1曲の「夜明けのジュリアの谷の噴水」はずっと聞こえてこない感じです。これでコンサートだったら、どうなるんだろう。「ボレロ」なら、ずっとリズムを刻んでるからお客は少しずつ曲に合わせて心を開いていけばいいんだけど、この噴水は突然第2曲で鳴りだ . . . 本文を読む

自虐しないこと、ありのままであること、受け入れること

2024年09月05日 06時10分30秒 | 本読んであれこれ
 香川の友人に教えられて、岩波新書の『「むなしさ」の味わい方』(2024)という本を読みました。もっとたくさん付箋をつけなきゃいけなかったのに、それもしないままに最後まで読みました。 私は、小説はほとんど読まないオッサンです。テレビのドラマも一切見ない。どういう訳か大河ドラマの『光る君へ』は見ているけど、あれはまあ、平安時代の勉強みたいなものでしょうか。どれだけ平安時代の雰囲気が出せているのか、そ . . . 本文を読む