おすもうさんは、本人がどう思ってるかは知りませんが、とても神聖な存在です。というべきか、おすもうさんそのものがすべての方角・時間・空気をつなぐ存在なのだと思われます。 赤ふさ・白ふさ・黒ふさ・青ふさ、これらは四神とのつながりでした。朱雀・白虎・玄武・青龍、あの神様たちに守られていました。 土俵は、円い天空・方形の大地・土盛りは須弥山を表わしていたと言います。そんな何もかもに祝福されている存在でし . . . 本文を読む
昨日(28日)、四天王寺の古本市に行きました。本は3冊、絵ハガキ3セット。そのうちの「中禅寺湖」というセットは、ふつうの8枚セット、白黒写真に色が施してあって、まあまあの仕上がりです。そんなに古いものではなくて、60年代から70年代のものだったでしょう。 猪熊弦一郎さんがその見開きのところにコメントを書いておられました。 私の印象 僕は塩原の絵を描いてくれとたのまれて去年出かけたんだが、塩原 . . . 本文を読む
絵はがき3つ、それから、本3冊、とても暑くてダウンして帰りました。なんてことでしょう。また明日、家に帰って報告します! 2015年の1月、長谷寺の参道の新聞屋さん、もう今はありませんでした。看板もすべて取り外し、お店も空っぽになっていました。 そもそも町はどれだけ人をそこにとどめておけるか、そういうところに追いつめられています。大阪から寄り道して長谷寺にお参りしてきました。 初めてお参りしたのは、 . . . 本文を読む
オラがムササビだったら、そりゃもう飛びまくりますよ。あっちこっち浮遊して、いろんな木たちをめぐりたいな。すごい木のところもあるだろうな。こんないい匂いのする木があるんだ、なんて感心する時もあるぞ、たぶん。浮遊するのは楽しいぞ。正式には滑るように落下してるだけかもしれないけど、移動してるんだし、空中を移動してるんだから、オラの特技といってもいいよな。飛んでるんだよ。楽しいんだよ。でも、闇雲に飛んでる . . . 本文を読む
今朝のニュースで、札幌冬季オリンピック70m級ジャンプで金銀銅の3つのメダルを独占したジャンパーのひとり、笠谷幸雄さんが亡くなったのを知りました。少し心はうずいたのです。どうにもできなかったけれど。 札幌から50年以上経過して、日本は、また懲りずにオリンピック云々を言っていたけれど、本当に「国家的行事」は政府やその取り巻きの利権業者たちの儲けのための狩場であって、一般の人々のものではなくなりまし . . . 本文を読む
2011年の6月某日の野坂昭如さんちのネコの話です。 わが家に二匹の猫がいる。オスとメスのきょうだい。オスの方をアルという。アルコールのアルである。メスはニコ。こっちはニコチンのニコ。ぼくの戒めのため、ぼくが命名。結構気に入っている。 ということだそうです。ネコのこの話にキュンとしたので写してみますね。 アルは弟、ややマザコン風。妻のそばを離れない。妻が出かけると、挨拶程度にぼくの部屋をのぞき、 . . . 本文を読む
MLBには大谷くんがいなくなったアメリカンリーグに、ミネソタ・ツインズという球団があります。ツインズというチーム名は、ミネアポリスとセントポールという二つの町にまたがってチームが存在するということでこの名前があります。二つの町はツインシティと呼ばれて、共存共栄してきたからセットの町としてお互いに認め合っているようです。実際の球場はどっちにあるのか、調べてないけど、二つの町が隣接して存在するという . . . 本文を読む
大阪から三重に引っ越したのは三十何年ほど前のことだった。実家の近くに数年ほど住んだアパートがあって、今もあるのだけれど、引っ越してしばらくの頃は、大阪に行く度に、何となくそのアパートを見に行きたくなった。 違う人が住んで、その人の生活は日々動いている。ご近所だった人たちも相変わらず住んでいて、ご挨拶したり、その後のことを話したり、名残りというのか、とにかく現在の話をすることで何とか心を落ち着かせ . . . 本文を読む
サイエンスライターで作家の田中真知さん(男性)がこんなことを書いておられました。 ありのままの世界とはどのようにイメージできるのか。それは生まれたばかりの赤ん坊や、先天的に目の見えなかった人が手術で目の機能を回復して、初めて目でものを見たときに感じる世界に似ているかもしれない。 脳神経科医のオリヴァー・サックスは、そんな患者が初めて自分の目で世界を見たときのことを書いている。そのとき患者は 「何 . . . 本文を読む
あれ、裏金問題、どうなったんだっけ? もう解決して、再発防止策が考えられているというところですか。だから、メディアでは「これは終わったこと」として取り上げない協定ができているようです。あと一週間ほどは衆議院の補欠選挙が三つもあるから、政治がらみのニュースは選挙結果を左右することになるから、なるべくスルーする、そう決まったんですね。いやはや、与党のメディア支配は進んでいますね(まあ、与党さんは今回 . . . 本文を読む
何度も同じイメージの世界を行ったり来たりしています。ちっとも新しい世界に行けてなくて、ものすごくマンネリです。 そんなことだから、冬用タイヤも換えてなくて、夏日になる時だってあるのに、黄砂だって飛ぶのに、ずっと家に閉じこもり、何もできてないんだ。 ただ、電話したり、書類の手続きしたり、片づけしたり、苦手なことをするだけなのに、やってないことがいっぱいあるぞ。 だから、お休みの日だって、穏やかにの . . . 本文を読む
どれだけアナログルマチみたいなのが私の写真にあるかですね。 古い形式の、そこが何とも言えない魅力の、少し田舎くさい、お洒落ではない街を切り取った写真展がありました(津市の久居というところで見ました)。そこで四枚の絵ハガキをもらってきて、それを二枚に集約してみました。 カキ肉エキスの海女さんみたいな人、インパクトのあるノボリです。町はそれなりに古くさいんだろうか。 一斗缶を積み重ねて物入れにしてい . . . 本文を読む
うちに生えていた雑草みたいなのを撮りました。名前がわからなかったけど、調べてみたら、「かたばみ」というらしい。何度も奥さんに聞かされても、何度も忘れてしまう。しばらくしたら、また忘れるでしょう。 とにかくきれいに咲いていました。黄色は珍しいと思ったけれど、実はあちらこちらにあるのかもしれないし、何年も前からいるのかもしれない。 確かピンク色のかたばみは、広くあちらこちらに咲いているようです。強く . . . 本文を読む
一太郎というワープロソフトを使い始めたのは、もう20年くらい前のことでした。まあ、かなり長いキャリアとは言えますね。私のワープロ人生の中でも最長かもしれない。だから、それなりに大事なものとして見ていました。 でも、お仕事で使うパソコンには「一太郎」は入れてもらえなくなって、仕方なしに「word」を使うことにしました。本当にイヤでイヤでたまらない、どうしてそんなことになるんだよ! と、恨みがましい . . . 本文を読む
18キップで1日だけ、雨の名松線往復の旅に出たことがありました。 せっかくのサクラの時期ではありますが、あいにくの雨の日しか電車に乗れませんでした。 でも、一両だけのワンマンカーはお客がいっぱいで、ボックス席はすべて埋まっていました。まあ、二人で乗っているのはご夫婦くらいで、たいていはオッサンがひとりポツンとボックス席を占めています。 みんなオタクなんだから、「どんな写真撮れたの?」「どこに行く . . . 本文を読む