暑いのに、男子バレーを見ながら、うちの奥さんは私のリクエスト通りにひりょうずの煮ものを作ってくれました。おいしくいただきました。最近はノンアル飲料に凝っているので、二人で飲んで、そんな気分になりました。 もうアルコールなしでもやっていけそうな気がしてきました。私たち日本人のかなりの部分は、アルコール飲んでストレス発散、これぞ大人の楽しみなんて思って来たけれど、アルコール会社の戦略に乗っただけ出会 . . . 本文を読む
孫引きは絶対にいけない! あれほどゼミ担当のK先生に教えていただいたのに、あいかわらず孫引き人生です。だから、ちゃんとした道を切り開けないんだよなあ、まあ仕方ないから、土曜日の新聞(2024.5.11土曜の朝日新聞・原武史先生の連載記事からです!)から孫引きしますね。 戦後のお召列車をとりまく雰囲気が抜き書きされています。 どの駅でも駅員の全部が硬直した気をつけの姿勢をとっていたし、踏切りには黒 . . . 本文を読む
谷川俊太郎さんのデビュー作の『二十億光年の孤独』の詩のなかに、こんなことばがあります。宇宙はひずんでいるそれ故みんなはもとめ合う宇宙はどんどん膨らんでゆくそれ故みんなは不安である これらのことばはどんなイメージだったんでしょうか。19歳の俊太郎さんが、壮大な宇宙世界に思いを馳せてみたのでしょうね。そして、いくら考えても宇宙は遠いし、つかみどころがないし、きりがありませんでした。 でも、その宇宙に . . . 本文を読む
独裁者は、少しずつ大きくなって、気づいた時にはどうにもできなくなることが多いようです。 もうそうなったら止められないから、ずっと監視しなければなりませんが、世界中で監視を怠ってしまって、独裁者の暴走を許した国がたくさんあります。 また、初めは人々に寄り添うような、いい雰囲気を振りまき、人々の警戒心をとかせた後、猛然と権力を一手に握るヤツもいます。ヤツらは、パターンは違っても、次第にみんなの目を盗 . . . 本文を読む
われらのロボットよ、発進せよ! 命令出したいけど、ロボットが戦う相手はどこだ? そうなんだよ。ロボットはいるかもしれない。でも、倒さなきゃいけないのはどこにいるんだ。たくさんいるのは確かだよ。でも、その人たちにも生きる権利はあるし、その人たちを倒すわけにはいないのか。 できれば、たくさんいるのさばっている人たちに、「自制して、みんなや、相手のことを考え、あなたの思いもあるかもしれないけど、その思 . . . 本文を読む
本当なら、具体的な提案、将来性のあるプラン、みんなを励ますことば、直接役に立つ支援、そういうのをどんどんつぎ込んで欲しいし、新年会なんて中止して、政界・財界・官界その他すべての力を結集して、今をどのように乗り越えるのか、見通しがはっきりするようにして欲しいし、今まで用意してきた非常用のものを各地からかき集めて欲しい。それがまずやらなきゃいけないことだろう。 マスコミや、震災泥棒、悪徳業者、いろん . . . 本文を読む
私たちは、ことばを使って日々の生活をしています。でも、私はなるべく省エネで、アウンで、目で合図して、ウンとかスンとか、あまりしゃべってないじゃないの? ハイ、反省します。でも、ちゃんと意味のあることばを話しているつもりなんだけど、どうかな? さて、テレビでも、なるべく意味のある、心のこもった、誰かのことにちゃんと配慮していることばを聞きたいんだけど、もうどんな言葉も意味を持たなくなっています。 . . . 本文を読む
昨夜の23時からEテレで澤地久枝さんに取材した「ミッドウェー」の第一部を見ました。それからもう一度、NHKプラスでパソコンによって見てみました。こんなだったら、最初から夜更かししないで、パソコンで見たらよかったけれど、そういう合理的なことに慣れてないから、単純に無理して土曜の夜は夜更かしでしたね。 ミッドウェー島というのは、どこかフィリピンの東沖くらいのあたりかと思っていました。大岡昇平さんのい . . . 本文を読む
大好きな映画の『誓いの休暇』、もう何年も見ていませんけど、いつでも見れるさ、と思いつつ、なかなかNHKさんがやってくれなくて、そのままになっています。もしやってくれたとしても、今、ブルーレイは壊れているし、どうしたらいいんだろうなあ。 とにかく、大好きなんです。第二次世界大戦でドイツに侵略されているソビエトの若い兵士が主人公です。 戦闘の場面で、たまたま向こうの戦車を大破させることができた。それ . . . 本文を読む
中国がいつでも台湾海峡を越えて、台湾に侵略できることを日々示しています。台湾でも中国軍が攻めてくるという設定のもとでリアルに演習をしているというニュースを聞きました。にわかに世の中は怪しくなっていますが、今の中国に対しては、しっかりとウクライナにおける「ロシアの敗北」を見せてあげなくてはならないと思いました。何しろそれは近代のルールなわけですから。 ロシアは今はミサイル攻撃ばかりだけど、まだまだ . . . 本文を読む
(5月末に書いたのを書き直します! 表紙はその時の設定どおり、ナタリー・ウッドさんです。彼女のルーツは東欧にあるということでしたから) 今もロシアによる戦争は続いています。七ケ月以上が経過しました。マリウポリは完全制覇したということでした。アゾフスターリ製鉄所にこもっていた兵士たちは投降し、ロシア領に連れ去られてしまいました。みんな元気でいるのかどうか……。そんなマリウ . . . 本文を読む
冒頭に地図を借りてきました。左側の色の濃い(高い山もあるんだろうな)大きな島がパプアニューギニア島です。日本の何倍くらいあるんだろう。二倍でしょうか、三倍かな? その東西に流れるライン上に(環太平洋火山帯であり、プレートの縁に当たるんでしょうか?)、ビスマーク諸島というのがあるそうです。縁というか、東に突き出た半島の上に、ニューブリテン島(東西のバナナ型の島)と、その北側にニューアイルランド島と . . . 本文を読む
島尾敏雄さんと吉田満さんの『特攻体験と戦後』(1981中公文庫)を読んでいます。本そのものは、2014年に新版が出てその年の夏に買いました。例によって8年間家で熟成させたわけです。新品でピカピカですけど、語られてる言葉は1977年の6月の対話だったようです。 それを今改めて聞かせてもらっています。中央公論社が企画したものらしく、6月6日に、鹿児島県の指宿のはずれの宿でお二人は向き合い、話をするこ . . . 本文を読む
ドイツとチェコとの間には少し山脈があるようです。全長千キロほどのエルベ川は山側のチェコから流れてきて、山間の町のドレスデンを通り、ハンブルグという町を経て、しばらくしたら北海に流れ出ているようです。 今から77年前に、連合軍兵士たちとソ連軍の兵士たちが橋の上で出くわしたというのが「エルベ川の誓い」というものでした。そこでどんなことが誓われたのかはわからないけれど、世界はそこから東西冷戦の時代へと . . . 本文を読む
昨日からの雨は今は止んでいます。うちの奥さんはチューリップの写真を撮ってきたそうです。初めて植えた種類だったそうで、彼女のイメージとは少し違うものが出てきたようです。でも、それも受け入れて、こんな色だったのかとその意外性を楽しんでいるようです。偉いね、そういう風に私たちは生きていかなきゃね。 今は雨はやんでいるけど、また昼くらいから明日にかけてずっと雨は降るそうです。いよいよ外に出たくなくなるけ . . . 本文を読む