甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

2024年という年の区切り

2024年12月30日 17時36分14秒 | 空を見上げて
 あとしばらくしたら、2025年がやって来ます。どんな年になるのか、想像もつきません。何ごともなければ、私はだらしなく過ごすことでしょう。そういう惰性で流れていくよりも、もっと積極的な生き方がしたいのです。 たとえば、ずっと旅をし続けるとか、1日ずっと畑仕事の日々とか、ムチャクチャがんばる日々を送れたらいいのに、気持ちと体は一致しなくて、どんなに気持ちがあったとしても、体はすぐにサボりたくなるでし . . . 本文を読む

空想18きっぷ 岡山・高松

2024年12月30日 16時52分50秒 | 四国へ海を越えて
 今まで愛用してきた青春18きっぷが、連続3日間か5日間の使用ということになりました。一度旅に出たら、次の日はグッタリする私ですから、連続して旅をし続けるというのは大変だなと思っていました。JRさんもオジイ除けのために対策を考えたんですね。そのアイデアはいいと思います。というのか、現状に合わせた変更なのだなという気がします。 今までの18きっぷは、最初にその日の日付を入れてもらって、大きな駅ではそ . . . 本文を読む

内藤濯さんの数学の試験

2024年12月29日 22時56分19秒 | 本読んであれこれ
 昨日と今日、二夜続けてテレ東系列のバス旅番組を見ました。二日で八時間の枠があったけれど、かなり真剣に見てしまいました。千葉県の佐倉市あたりから青森県の竜飛岬まで800kmほどをバスでつなげるというものでした。いつも同じパターンなのに、いつもボンヤリと見てしまったりします。たぶん、若い人は見ないのだと思われます。ただバスに乗っているか、歩いているかのシーンしかないわけだから、ずっと同じだし、何が面 . . . 本文を読む

若いこと、老いること  徒然36

2024年12月28日 22時31分42秒 | つれづれ草の抜き書き
 年末になりました。あと三日しかないなんて、何だか圧迫感があります。四日目には新しい年だなんて、何だかイヤなんですけど、それは仕方がないんですね。まあ、『徒然草』でも読んでみますか……。第172段です。 若き時は、血気(けっき)うちにあまり、心、物に動きて情欲多し。身を危ぶめてくだけやすきこと、珠を走らしむるに似たり。 若いときは、血の気が多く、心はいろんな事柄ごとに動 . . . 本文を読む

二音のなまえ

2024年12月27日 20時03分07秒 | 私たちの社会・世界
 たとえば、「あ」の組み合わせを考えてみましょう。 あい、あお、あか、あき、あこ、あさ、あす、あつ、あぬ(ん)、あの あっ、「あのちゃん」も、あ音のお名前でしたね。続けてみましょう。 あみ、あむ、あめ、あも、あや、あゆ、あよ 「あよ」なんて、そんな名前は聞いたことないですけど、可能性の問題ですから、「あし」「あに」「あね」「あほ」なども名前にできないことはないですけど、他のものとつながってしまうの . . . 本文を読む

金沢の仲間たち

2024年12月26日 21時32分08秒 | きたぐにへの旅
 11月の初めに、昔の仲間たちが金沢に集まりました。本当はふたり仲間がいるんですが、ひとりはつむじを曲げて、「みんなに会わない。」「行方不明ということです。」なんて、とても残念なコメントを残し、私たちを拒否したことになりました。 どうしてなのかなあ。そんなに会いたくない何かがあったんですね。私は、わかってるつもりで、せっかくみんなが集まったら、彼も折れてくれて、会いに来てくれるのではないかと思って . . . 本文を読む

教科書名短編 人間の情景 2016

2024年12月25日 21時19分11秒 | 本と文学と人と
 先日、大阪に行ったとき、近所のブックオフで百何十円くらいで買ってきた本でした。 中央公論から出ています。企画としては面白いと思います。埋もれた作品が、中学高校の教科書などで取り上げられていたようです。今はどうなっているんだろう。今なら、村上春樹さんも古くて、江国香織さんも古いですね。知らない作家さんたちの作品が取り上げられていて、そういうのを子どもたちは読んでいくんでしようね。 古典も切り捨てら . . . 本文を読む

川辺さんの語る「肉体と命」

2024年12月24日 21時27分07秒 | 本読んであれこれ
 森まゆみさんが、志賀町付近にあった漁協の組合長だった川辺茂さんから聞いた話を借りてきました。すべて『いで湯暮らし』(2013年 集英社文庫)からの引用です。 1969年でしたか、私が44歳のとき、高校2年になったばかりの次男をなくしました。風邪気味だったんで、風邪薬をのませたんですが、ピリン系の薬が体に合わなかったんですわ。病院に運んだときは手遅れだった。 そんなことが起こるなんて、何だか信じら . . . 本文を読む

青森空想旅行

2024年12月23日 20時55分03秒 | きたぐにへの旅
 本当は、空想ではなくて、ちゃんと青森に行くはずだったのです。でも、どういうわけか、ズルズルと行かなくなってしまいました。 どうして行かなかったのか? ほんの少しの違いだったと思うのですけど、もう一つ気持ちが盛り上がりませんでした。ザンネンでした。奥さんにサンパツしてもらったら、スキッと青森に行けたでしょうか? わからないですね。まあ、来年の夏には絶対にクルマで行くだろうし、その時の楽しみに取って . . . 本文を読む

日曜の夜、うちのクルマは?

2024年12月22日 17時01分30秒 | 旅の日記
 日曜の夜になりました。まだ少しだけ明るいけれど、すぐに真っ暗になるでしょう。その前に、クルマ屋さんに行ってるうちのクルマを迎えに行かなきゃいけません。半日ぶりの再会です。少し待ち遠しいです。 いろいろと点検してもらわなきゃいけないところはありました。両サイドのミラーがこちらの言うとおりに動かなくなったのも、少しだけ気になっていました。できれば、前から言ってるんだから、直してくれよと思ったのですが . . . 本文を読む

魚は人間の手では作れない 1984

2024年12月21日 17時11分07秒 | 本読んであれこれ
 1984年より前、富来町(とぎまち)というところがあったのだと思われます。石川県の海側の町です。やがてこの町は志賀町(しかまち)と合併します。そして、富来町には西海漁協というのがあって、そこの組合長さんが川辺茂さんという方だったそうです。 2006年に志賀原発が稼働したそうですから、そこへたどり着くまでにいろいろな地方のすったもんだがあったようです。やがてはみんなまるめ込まれて、原発の側に組織さ . . . 本文を読む

ジャスミン、パッションフルーツ、冬の初め

2024年12月20日 11時59分14秒 | 草にうずもれて
(今年の5月ごろに書いたものに、少しだけ付け加えて張り出してみます!) あれ、この花の形、どこかで見たことがありましたね。とにかく、うちの庭で咲いてた花のようです。 ミカンの花! あれは匂いがしましたね。この花とは違う匂いです。私はどちらかというと、ミカンの花が好きです。この頼りない葉っぱ、どこかに寄りかからなきゃいけないのはミカンではありませんでした。 クチナシの花! あれも匂いがしたけれど、私 . . . 本文を読む

道長さんと光る君と

2024年12月19日 19時54分41秒 | 本と文学と人と
 昨日、夜中に目が覚めて、1984年に出たドナルド・キーンさんの『百代の過客』を少しだけ読みました。この本は、日本の日記文学のあれこれを取り上げ、世界的にも珍しい、日本の日記文学を概観する本でした。私の家に最近デビューした本だったのです。ドナルド・キーンさんって、ずっと信用してなかったのに、何だかニセモノみたいに思ってたのに、私なんかよりもずっと本物だし、日本の文学を世界に発信してくれたとても有り . . . 本文を読む

わたしがわたしなら……。

2024年12月18日 20時41分31秒 | わたしたち、家族
 先週、大阪の実家に行き、姪っ子の赤ちゃんに会って来ました。いやぁ、ビックリしました。かわいいのは当たり前なんですけど、それを口に出して言えないのが私であって(どうしてなんだよ!)、ただ、もう泣けそうなしあわせ感をヒシヒシと味わっていました。どんな美辞麗句も意味はないし、ひたすら面倒を見る。ずっとそばにいる。それが私の赤ちゃんへの接し方でしたか。もっと大人の接し方ができればいいのになあ。そんなこと . . . 本文を読む

サブロウ逝く、ものがたりは続く

2024年12月17日 22時04分25秒 | だいたい映画、ときどきテレビ
 土日に大阪の実家に行っていました。「光る君へ」の最終回は大阪で見ました。母は全く興味ないから、私ひとりでシンミリ見ていました。 道長さんが亡くなるのは1027年と決まっているので、そこを動かすことはできないし、もっと病に苦しんだという話を聞いたことがありますが、ドラマの中では穏やかに倫子さん(黒木華さん)に最期を見送ってもらう形になりました。ちゃんと平安貴族として阿弥陀さまとつながるひもで結んで . . . 本文を読む