私は今日生まれました。何十年も昔です。 母は私がおなかでプカプカしている時に破水したということでした。 「あらまあ、そしたら、お風呂に入って来なきゃ」と、きれい好きの母は思ったそうです。近所の温泉に行ってから、いそいそと病院に向かったそうです。 二十年くらい前には、その病院の跡もあったみたいで、その時は父と母と三人で指宿の町を歩いていて、「あんたはここで生まれたんやで」とかいうのを聞かされたんで . . . 本文を読む
この赤い扉と黒い壁、うちの母の好みの配色ですけど、こうした倉庫が何棟か建っています。 昔は、私立の博物館でしたが、建てた財団が管理しきれなくて、鳥羽市に移管した博物館でした。おそらく、貴重な資料もあるのだと思われます。けれども、たいていは雑然と置かれていて、展示もそんなに変えられなくて、いろいろと古びてはきているはずです。 せっかく珍しい博物館があるのに、建てた側も見る方もうまく利用できていない . . . 本文を読む
★ ルドベキアと今の気分 2013/9/26(木) 午後 11:19 ルドベキア庭一面に広がって朝の空気を吸ってたりする 今年の台風18号の影響で、うちの庭はメチャメチャになりました。ゴーヤはかなり調子が悪くなっていましたし、ヘチマも朝顔もてっぺんのあたりに少しだけ花がついていましたっけ……。 庭の蚊だけは相変わらず元気で、庭に出たらすぐに迎えにきてくれます。そ . . . 本文を読む
山形の酒田市の友だちは、今雨が降っているということでした。金沢も雨だとか。うちは三重県の中南部なので、ものすごい暑さになっています。お昼ですけど、暑いです。だったら、エアコンの部屋に行けばいいわけですが、めんどくさいからそのまま二階でパソコン開いています。暑いです。 そういえば、こんなに暑いのに、セミたちは全くいないようです。何だかただ暑いだけで、少し損した気分です。セミたちがいた頃は、「うるさ . . . 本文を読む
バソコン不調のため、写真だけ貼り付けます。すぐに友人に会わなきゃいけなくて、3本エントツを見て、潮干狩り家族を遠目に見て、それで終わりでした。不完全燃焼だけど、風景にあいさつしたら、すぐ移動しました。友人はヒマなんだよといいつつ何か元気そうでした。彼は帰宅する時、スイカとか買ってたもんな!わたしもスイカ買わなきなぁ。ケチだから、今年食べてないです。★ スマホでこれだけ打てたのも奇跡的でした。今朝は . . . 本文を読む
8月の初めに初めにブックオフで買った「中島らもの 置き土産 明るい悩み 相談室」(2013 朝日文庫)、もうすぐ読み切ってしまいそうで、何だかもったいなくて、少し読んではパタッと閉じることにしています。 もったいぶりながら読んでいる。買いたてのころは、真っ先に広げてみて、数十ページをあっという間に読んで、クスクス笑いながら読んでましたが、今は236ページまで来て、もう後が見えてきて、100ページ . . . 本文を読む
歴史を学ぶ、ということは、現代を自分はどう生きるかを考える、ということでした。 そこから今を生きる私たちの指針をほんの少し見つけられたらいいかな、ということですよね。学べたとしても、それを実際には生かせないのも私たちなんです。理屈と実際が違うというのもよくあることでした。私たちは同じ過ちを何度も繰り返して来たはずです。 「日本の歴史をよみなおす」(1991)という網野善彦先生の本を今ごろ読んでい . . . 本文を読む
この前の土曜日、草むしりをしていたら、小さなオニフスベみたいなのを見つけて、あら、もうそんな季節? とか、のん気に思って、オニフスベは放置して、他の草をむしっていました。 その時の私は、レンギョウ(連翹)が次から次と枯れて、ボッカリと空いたスペースにどんどん広がっているアジサイを植えたらいいけど、穴を掘り、アジサイを掘り起こし、植え替えるという作業は大変だなと、そちらばかり気を取られていました( . . . 本文を読む
また、載せちゃいます! こんなの意味あるんだろうか。ただのヒマツブシだったのか。何かは言いたかったんだろうな。 その何かが、本人もわかってなかったんでしょう。 夜の情景(3)あたりに物音を立てようとする人がいなくなる。不眠症の高校生も、さすがにテレビが終われば自然に眠ってしまう。深夜放送ファンの人々も寝息を立て、工場の群れから時折サイレンがうねってきて、夜勤の労働者たちをふるい立たせる。酔っ払 . . . 本文を読む
アランフェス協奏曲といえば、いろんな人に取り上げられた第2楽章の、しっとりと歌いまくる、人の心に入り込んでいくメロディのところ、あそこしかずっと知りませんでした。 若い頃、少し興味本位に近づいてみたら、何だこの頼りない曲は! と腹立たしくて、それからずっと遠ざかっていたような気がします。 私は、冨田勲さんの「宇宙幻想」(1978)からアランフェスに入った人だったんですね。だから、アランフェスには . . . 本文を読む
ジャック・モリスというピッチャーがいました。借りてきた画像はミネソタ・ツインズ時代(1991)のもので、たったの1年しかここにいなかったから、貴重な1枚なんでしょう。 とはいうものの、ここでも大活躍して、ツインズはワールド・チャンピオンになります。翌年の1992・1993年のシーズンはトロント・ブルージェイズに移籍し、トロントでも二年連続ワールド・チャンピオンに貢献するわけですから、優勝請負人と . . . 本文を読む
1978年から、ずっとソニーのジルパップというラジカセを愛用してました。愛用しすぎて、旅にまで一緒に連れてったんだから、本当に私ってトンチンカンな人でした。 でも、昔はそういう人、たくさんいたような気がします。それほどに音楽と一緒にいたかったのか、それとも、旅先に音楽を鳴らす道具が必要だったのか。 今だったらスマホ一つで何から何までやってくれるというのに、昔は何か一つの用事は一つの道具と決まって . . . 本文を読む
芭蕉さんの旅の目的地の一つ、とうとう松島につきました。本文を読ませてもらって、ああ、こんないいところがあるのかと思ったんですけど、この年になっても、松島の良さって、味わったことないですね。 うちの奥さんというフィルターを通して松島を見るということが多くて、私だけで、ただ純粋に松島に行きたいということがなかった、ということもありますか。 彼女は、松島からクルマだったら2時間くらいのところに生まれ育 . . . 本文を読む
世の中の人と同じように、フェルメールさんが好きになりました。 とはいっても、まだ20年そこそこで、ただ好きなだけで、なぜ好きなのか、本当に好きなのか、真価は問われていると思います。 ずっと昔は、フェルメールという画家がいたというのも知りませんでした。 ある程度オッサンになって、突然に出会い、ムチャクチャ好きになったつもりですけど、まあ、私のことですから、甘っちょろい愛ですね。 とはいえ、フェルメ . . . 本文を読む
干刈あがたさんは1943年生まれ。うちのオカンと4つしか年は違いません。加藤登紀子さんも同い年だそうで、一度あがたさん原作のドラマに出たら、なんと原作は知り合いの奥さんだと知ってから、電話ががかって来たとか、そんなことも書いてありました。 うちのオカンくらいの女性なんですね。でも、二十何年前に亡くなっておられます。ああ、あがたさん、私はうかつにも知らんぷりをしていました。本当に申し訳ないです。 . . . 本文を読む