★ 近ごろ、借り物の写真ばかりです。本人はほとんど家を出ないし、出会いもないし、つまらない毎日を送っています。そして、ニュースはウクライナのこと、そして、テレビに出てくる怪しいオッサン、あいつは生きてる人間か? まさか、ロボットじゃないよね、もっともらしいことを言ってるけど、そして、あいつの理屈は全く分からないけど、私たちはこんな世界に住むことになったんですね。 あいつも、無表情なプーサンも、た . . . 本文を読む
「私はナウシカよ!」 ミチが両手をひろげてピョンと跳びあがった。駅前へと抜けるビルの谷間に、ビルおろしの風が吹きつけ、ミチと私の髪を巻きあげていた。ミチは映画『風の谷のナウシカ』を横浜の映画館で見て以来、大きくなったらナウシカになると言う。ビデオで何回も巻き直し、ジュースも飲まずに見入っている。 世の中はこんな状況ですけど、干刈あがたさんの『ホームパーティー』の四番目をやっと読み進めています。これ . . . 本文を読む
先日、図書館の除籍本をもらいに行きました。 その中に図書出版社の海外旅行選書というシリーズ本で「ロシア民族紀行」というものがありました。 著者は、コリン・サブロンというイギリスの旅行作家でした。原題は「Among The Russians」1983というもので、ロシアの人々の間をクルマ一つで走り抜けていったお話のようです。 すごくぶ厚いから、ウクライナを走った旅の最後のところだけを読みました。 . . . 本文を読む
ロシア軍はウクライナの首都のキエフに進撃しているそうです。 ウクライナの人々は、地下鉄の構内に逃げて爆撃を避けたり、クルマでポーランドに抜け出たり、歩いて脱出したり、じっと息を殺して戦争が通り過ぎるのを待っているようです。 戦争はいつ去っていくのか、私なんかにはわかりません。とにかく、今、戦争はあれだけ警告したにもかかわらず、やって来てしまった。 中国はとてもいいケースだから、世界の情報を分析し . . . 本文を読む
小さい頃、4月や10月、「パットン大戦車軍団」(1970)が番組編成の変わる時期に視聴率を上げるために放映しますということがありました。そう聞けば、何となく胸はときめくし、あれこれ時間を調整してぜひ見なくちゃと胸きめかせていたでしょうか。 深い内容はよくわからないし、「トラ、トラ、トラ」もそんなに好きなわけじゃありませんでした。今もちゃんと見ていません。「ミッドウェー」もそうでした。ハリウッドが . . . 本文を読む
★ 1983年版のキネマ旬報の世界映画作品・記録全集というのをもとにして書いてみます。残念ながら、ネットでお借りして書くということができませんでした。ネットの中には資料がなかった! 作家から映画監督に転じたエディ・ロメロという人がいたそうです。作品そのものは1976年に作られて、日本で見られるようになったのは1982年のアジア映画の祭典で佐藤忠男さんが紹介してくださっていました。 私はリアルの映画 . . . 本文を読む
やってはいけないことを、みんながやるだろうと思ってたことを、とうとうやってしまったようです。欧米の警告は無意味というのか、現状に合っていないというように、ロシア軍はロシア系の人たちの保護という名目でウクライナ東部に治安維持のために入ったそうです。 侵略ではなくて、治安維持だし、ロシア系の人たちを守るためだということです。そもそも、ロシアに言わせれば、ウクライナ東部にはロシア系の自治州というのか、 . . . 本文を読む
聞きかじりなので、ただのメモとして書いておきます。 この赤い火柱みたいなのは、てっきり何かが爆発したものかと思いましたが、そうではなくて、オーロラだったそうです。 太陽のフレアが活発になって、地球にまで飛んで来た時に、たまたま中緯度の日本でも赤いオーロラが観測できたそうで、その時の場面を描いた本があるそうです。 何年か前にそういうのが発見され、2015年にはニュージーランドみたいなところでも紫色 . . . 本文を読む
今日は2月20日の日曜日、北京の冬季オリンピックはやっと閉幕します。しばらくしたら、パラリンピックが開かれますが、ロシアはいつウクライナに攻め込むのか、もう時間の問題ということです。 バイデンさん、早くロシアの言うことも聞いてあげて、配備したミサイルを片づけたらどうなんです。すぐには無理なんだから、とりあえず約束だけして、ロシアも配備された軍隊を退く約束を取り付けたらどうなんだろう。 それができ . . . 本文を読む
孔子さんのお弟子さんの冉有(ぜんゆう)さんと季路(きろ)さんが、魯の国の季氏さんのところでお勤めしていた時の話です。 いつも権力者は自らの権力の拡大を図ります。現状維持で満足する権力者なんていません。世の中は食うか食われるかの流れがありました。弟子たちを教えている孔子先生のところに、二人はやってきます。どうもスカッとする感じではなくて、何だか言い訳に来た感じです。 季氏(きし)、将(まさ)に顓臾 . . . 本文を読む
あんなに「NATOを拡大するな」「私たちは侵略しない」なんて言ってるんだから、欧米の国々も受け入れてあげたらいいのに、ロシアという国は信用されていません。 何事においても、ひみつが一杯だし、よその国や組織がクレームを出しても、そしらぬ顔で「そんなことはない」なんて言うんだから、信用はできないのです。 そして、欧米の国々が手を出さないところにノコノコ出て行くのは、それは中国ともよく似ています。この . . . 本文を読む
うちに近所の図書館で除籍図書になったボロボロの「しろいうさぎとくろいうさぎ」という本をずっと前にもらってきました。 1958年に初版が出て、この本は1983年の51刷なんだそうです。1983年といえば、ついこの間という気もしますが、考えてみれば私は二十代でしたか、それなりに若かったんだ。ということは、もう本そのものも39年くらい経ってるから、除籍図書になったんですね。 よく頑張ったなあ。いろんな . . . 本文を読む
昨日、22時ごろには寝てしまいました。最近は体力的には疲れてないけど、気持ち的に疲れているようです。いや、まあ、私の疲れなんて、つまらないものです。世の中には大変な人がたくさんいるのに、私なんてチャンチャラおかしいけど、夜になると眠くなります。自然に生きてる感じです。 奥さんは、四年に一度の冬季オリンピックだから、盛り上がっているようです。昨日はカーリングを朝の段階で見て、女子フィギュアのショー . . . 本文を読む
私の愛する大阪へ、片思いではないですけど、悲しみを込めてことばを送ろうと思います。母は今もそこで生活しているし、弟たちも頑張ってます。甥っ子はコロナになったというけれど、今はそんなの当たり前です。誰だって簡単にコロナになってしまいます。 年寄りはならない、とか思ってても、なってしまったら重症化するんだから、年寄りはコロナになってはいけない。母は最近「コロ」(コロナ・ウイルス感染のこと)を口にしま . . . 本文を読む
先日書いたタルコフスキーさんの映画に「鏡」ってありました。ビデオに録画もしたのに、なかなか落ち着いて映画を見ようという気になれなくて、VHSのテープはたぶんのびのびになっているでしょう。それさえ確認できないくらいに古くなってしまっているのかも……。 ついこの間という気分だけど、たぶん、ものすごく昔です。ひょっとしたら、DVD録画もあるかもしれない。それさえどこにあるの . . . 本文を読む