絲山秋子さんという方を最近知りました。私は、三重の文学を探していているのですが、絲山さんは東京の方でした。けれども、福岡・名古屋でお勤めもされたそうで、その時の体験から、三重のことも書いてみたということなんでしょう。 彼女の愛車は、フィアットだったそうです。イタリア車がよかったそうです。そういう出会いがあったんですね。[今回は引用ばかりで、申し訳ないです。フィアットのHPから借りてきました。] . . . 本文を読む
もう少し雨をもたらしてくれるかなと期待した台風5号は、種子島と屋久島のあたりから東シナ海へ抜けていき、そのまま北西に向かって韓国の西側の海を走って行くでしょうか。 少しだけ影響を受けて、うちのあたりも不安定な天気で、朝5時にはくもりかなと思ってた空は、5時半くらいには激しい雨になりました。 5時に鳴いてたセミたちは鳴いてなくて、雨音の激しさにとうとう起きることにしました。 ふと家の中を見まわすと . . . 本文を読む
特撮友だちがいるんですけど、「TAROMAN」のこと、伝えてませんでしたね。見てるかな。一度訊いてみなくちゃ。それで、感想を聞かせてもらいたいです。 先々週の深夜から始まったNHKの岡本太郎式特撮活劇「TAROMAN」は今日で終わりです。全10回でした。大阪の友人は、実際に中之島美術館に出かけて、岡本太郎展を見てきたそうで、TAROMANの撮影スポットもあったということでした。 岡本太郎さんの作 . . . 本文を読む
水上勉さんの『足もとと提灯』(1976、1977)という本も読んでいます。同時進行でいくつかを読んで、どれかおもしろいものが見つかったら、それが最後まで読み切るというパターンを最近はやっています。 何しろ根気がないですし、すぐにイヤになるし、数ページで寝てしまうし、「本を読んでいます」と書くのも恥ずかしいくらいの、「本を開いたらコテッと寝る」、そういう生活です。 だから、瞬間が勝負で、開いたペー . . . 本文を読む
この二月から、いつ終わるのだろう、人々だけが希望だ、とずっと思っていましたけど、そんなに簡単なことではなく、もう五か月が過ぎてしまいました。Pはまだまだやる気ですし、どんな姑息な手段を使ってでも、勝利してみせるというのか、ウクライナ全土を支配下におさめる作戦を続けるのでしょう。 そんなことは許されるはずはないし、ウクライナにはゲリラ戦ができるようなジャングルがないから、反抗するには時間はかかると . . . 本文を読む
あまりに毎日暑すぎて、街道歩きに行ったのは、日曜だったかな。街道もそりゃ暑かったんです。でも、ずっと杉林の中を歩くので、ほとんど光は浴びませんでした。いつもの突発的「珍布(めずらし)峠歩き」だったんです。 歩き始めた時は、ものすごい光で、それだけでヘロヘロになりそうだったのに、集落を抜けて山へと入っていく道のとっかかりにたどり着いた時には、光はありませんでした。逆に夕立ちやスコールに襲われたらど . . . 本文を読む
夕方になりました。少しだけ太陽光線が斜めになりました。でも、外に私は出られていません。 ついさっきまで、書棚から見つけた岡本太郎さんの発言集を読んでいました。 特に、どれというわけではありませんが、TAROさんは言葉においても立ち向かっていました。 有名な「芸術は爆発だ」というのもありますけど、「芸術は破壊だ」ではないのだと改めて思います。 古い概念、古い考え方・発想、そういうものを壊して新しい . . . 本文を読む
今年、MLBをまともに見たことってありませんでした。いや、日本の野球も最初から最後まで楽しみながら見るということもなくなりました。昨日初めて開始から終了までフルに見ることができました。かなり入れ込んでたんですね。 昔のことを言うと、キリがないけれど、昔は試合開始から終了まで、18時から22時くらいまでずっと見ていることができました。それが一つの幸せでもありました。今は、何だか気が散って、すぐにイ . . . 本文を読む
NHKの総合で8:15amより大谷くんの後半戦の最初の試合が中継されました。武田さんと小早川さんの解説、実況は曽根アナウンサー、曽根さんもベテランになってきました。若々しい青年だったのに、いろいろとキャリアを積みましたし、全国を回ってきましたからね。今は東京かな? また、ナゴヤとか、オオサカとか、回ってもらわなくちゃいけない。 大谷くんは、オールスターで初ヒット、登板はしませんでした。どうしてっ . . . 本文を読む
午前中、庭仕事をしました。といっても、いつもの草むしりです。 スギナ、ドクダミ、その他、とにかく歩けるところを確保しなきゃいけないから、それらをとりあえず抜いてみました。 ブルーベリーは今盛りで、毎日数個ずつは収穫できていて、家族は食べないから、私がコツコツと食べていますけど、そのブルーベリーをこの夏も圧迫し続けたアジサイを、邪魔なところだけ切り捨てました。ああ、やっと解放された、トブルーベリー . . . 本文を読む
ふり返ると、去年の冬くらいからモノクロの写真を撮っていませんでした。愛用のカメラは言うことを聞いてくれなくなり、一万円足らずのコダックのカメラを買ったら、マニュアルもついてなくて(なくしたのかなあ? いや、ついてなかった)、もう半年以上モノクロ写真は撮れなくなりました。 別に芸術をめざしているわけではないのです。でも、まわりの何気ない風景をモノクロにすると、不思議な感じがするので、ハッとひらめい . . . 本文を読む
月曜から、深夜にNHKのEテレで「TAROMAN」という五分だけの特撮番組がオンエアされています。今週はあと三回、来週にも五回で、計十回あるそうです。まだ二本しか見ていませんが、なかなかのインパクトで、本格的な特撮風であること(ちゃんとセットも組んでいるようです。CGも少しだけ使っているでしょうか、でも、もっとアナログな感じ)、復活したTAROMANを評論家が最後にコメントする形、テーマ曲があり . . . 本文を読む
澤沢久枝さんの「石川節子」(1991 文春文庫)を読んでいます。やっと半分くらいまで来ました。実はちょうど30年前にこの本を買っています。それから全く手も付けないで、あっという間に30年です。 幸いなことに、澤地さんは今も健在で、それは良かったけれど、私のグータラも底なしです。こんなことでは、あと何百年も人生が必要ですが、残念なことにそんなに人生は続きません。どこかで切り上げられて、すべては中途 . . . 本文を読む
とっかえひっかえ本を取り出してて、一つをずっとしっかり読むということができていません。何だか落ち着かなく本を読んでいます。長い間電車に乗るとか、嫌でもじっとしてないといけない状況なら、もう少し読めるはずなんですけど……。 水上勉さんの『足もとと提灯』という70年代のエッセイ集を取り出してきました。こんなことが書いてありました。 この稿を書いているのは七月十六日。新盆だ . . . 本文を読む
島尾敏雄さんと吉田満さんの『特攻体験と戦後』(1981中公文庫)を読んでいます。本そのものは、2014年に新版が出てその年の夏に買いました。例によって8年間家で熟成させたわけです。新品でピカピカですけど、語られてる言葉は1977年の6月の対話だったようです。 それを今改めて聞かせてもらっています。中央公論社が企画したものらしく、6月6日に、鹿児島県の指宿のはずれの宿でお二人は向き合い、話をするこ . . . 本文を読む