八月十二日、鳥取の皆生温泉近くのブックオフで買った本、「坂本九ものがたり 六・八・九の九」(1986中央公論で単行本、2017ちくま文庫)を今も読み続けています。 たしか、単行本を買って読んだはずですが、もう処分してしまって、手元にありませんでした。それであらためて文庫本で買い直したようなところでした。 内容は、読んだはずだから、知ってるはずなんだけど、こんな手紙形式でいちいち呼びかけながら、時 . . . 本文を読む
平幕の玉鷲が優勝した。誰も文句がなかったと思う。最高齢で地道に頑張っているし、シンプルにツッパリだけしか持たないというのも、本当に潔いし、変に四つ相撲だなんて、そういう型を持たずにひたむきに攻めていく姿、改めて感心しました。 私に、そういう割り切り方できるでしょうか。 たぶん、いろいろと色気が出て、足技を! 筋力を! うっちゃりのできるバネを! あれこれとないものねだりをするでしょう。 どうして . . . 本文を読む
三連休、どこにも行かないで、最低限の買い物だけして、うちの奥さんは貼り絵をしていました。一つは作ったのだから、もういいではないの? もう十分ではないの? と、私なんかは思いますが、彼女は納得するまでやる人だから、しかも負けじ魂もあるから、各チームがどれだけ絵本などに対する気持ちをポスターにできるか、というコンテストではないけれど、品評会みたいなのに持ち込むため、パンダの模造紙ほどの貼り絵を完成さ . . . 本文を読む
昨日、お相撲は見たんです。高安(3敗)と玉鷲(2敗)の一騎打ちも見たんです。お相撲だから、一騎打ちって、何か変ですね。本割の一番というのでしょうか。とにかく、直接対決です。 高安は、冷静に取ろうとしてがむしゃらさをなくしてしまっていた。ぶちかますのか、それとも組むのか、作戦が見いだせないでいた。玉鷲は迷いはなくて、とにかく突き上げるだけ、突っ張るだけでした。始まったらわりとスンナリ高安はバタリと . . . 本文を読む
内田樹さんと釈徹宗(しゃく・てっしゅう)さんの『聖地巡礼』2013 東京書籍、という本を読みました。大阪と京都と奈良の聖地を、若い人たちとこのお二人でめぐり(巡礼部と称するバスツアー)、あれこれその時の話をまとめた本のようです。 大阪は、聖なるもの・宗教性・霊性をもみ消してしまった町、京都はあちらこちらにそうした場所がひっそりと行かされている町、ちゃんと計算されている。奈良は、田園の中にちゃんと . . . 本文を読む
70年代、まだ世界は冷戦の時代の中を生きていました。共産主義陣営か、それとも資本主義陣営か、どこの国もどちらかに加担していました。第三世界もあったはずですが、日本ではそうした土地の空気は味わえなかったでしょう。 米国が進める世界秩序の中で、日本としてできる限りのことをしていこうと、ささやかな努力の一つとして日本万国博覧会(1970)みたいなものがありました。 世界は、とりあえず見に来てくれる人た . . . 本文を読む
水木しげるさんとラバウルの町を書いていて、引っかかってたのは「ラバウル小唄」でした。 元歌は、「南洋航路」という1940年の歌があったそうです。それを戦後8年と少しして航空隊の兵士たちの映画を作ろうということで、東宝で企画されて、本多猪四郎という人が監督をして1954年の2月に公開されたということでした。池辺良さんとか、三国連太郎さんとか、岡田茉莉子さんとかが出たそうで、ヒットしたのかどうか、そ . . . 本文を読む
まだ21時前なのに、もう眠い感じです。今でも寝てしまえそうで、たいして疲れていないのに、どうしてこんな眠りこけるオジイになったんでしょうね。困ったなあ。 昔、「パパラギ」という本が話題になりました。私もつい何年か前まで、持ってたんだけど、今はもう家にはありません。たぶん、誰かにあげてしまったんだと思います。欲しい人がいたら、それをあげる、というのはシンプルなことです。古本屋に持って行ってお金に替 . . . 本文を読む
昨日の続きを書くつもりで帰ってきました。でも、やはり一日空くとテンションが下がっていました。私の書くものって、それほどにこじつけで、でっち上げで、中身のないものなのか、簡単に書く気がなくなるのはどうしてなんだろう。 そもそも私自身が移り気で、落ち着かない人間だからだと思います。私には信念みたいなのはなくて、ただフラフラ思ったところへ浮遊するだけです。 何人かの方々が期待してくださるというのに、い . . . 本文を読む
水木しげるさんの『ねぼけ人生』(単行本は1982、文庫本は1986)というのを読みました。 確か、マンガで水木さんが左手を負傷して、空を見上げて倒れているシーンを見たことがあったので、それは『水木しげるのラバウル戦記』というマンガ本だったんでしょうか。でも、そんなのを見たこと、借りたこともないので、テレビか何かで水木さんの生涯をふりかえる番組を見た時に、挿入されてた画像だったのかもしれません。 . . . 本文を読む
久しぶりに「自然のことば」です。台風でムシャクシャするから、これでもやってみてくださいませ!* 空欄に、(ア・頭 イ・手 ウ・首 エ・腹)の適当なものを選び、記号で答えなさい。21【( )をひねる】……よく考える。「首」ではありません。→てっきり「首」だと思いましたが、考えるところは他にもありましたね。首は、不信感・疑問を示す時でした。22【 . . . 本文を読む
パソコンが文字をうつことを拒否するので、仕方なくケータイうちです。金曜にワクチンをうってもらって三日不調でした。まぁ、予想された状況で、今もフラフラです。そして、台風です。指宿のうちの家はどうなるんだろう。気がかりです。ハイ、これで終わりです。おもしろいこと書けないね。残念です。★ 朝になりました。このパソコンも、9年使ってるわけですが、中の文書変換の係の人が変わったのか、変てこな文に変換するよう . . . 本文を読む
昨日の夕方、やっと3回目のワクチンをうってもらいました。夜に寝るときは何ともありませんでした。このまま、何ともなく明日を迎えられたら、それはそれでいいけれど、前日にうってた妻の様子を見ると、翌日の夕方から熱が出たり、寝込んでしまったり、自分もそうなるのかもしれない、そういう怖さを抱えていました。 夜中に三度ほどトイレに行って、少しずつ自分の体がおかしくなるのが感じられました。体の末端からシワシワ . . . 本文を読む
今日は休みです! でも、残念ながら明日は仕事です。それも朝から夕方まで。悲しくなってしまう。拘束されるのが嫌なんだもんなあ。ええい、明日は電車で行こう。それで、せいぜい憂さ晴らししましょう。そういうことに決めました。雨降らないかなあ。また、明日の朝に考えましょう。 五時過ぎに起きて、朝焼けの写真を撮って、その勢いで散歩に出かけました。 秋の草花があれやこれやと目につきました。写真も撮りましたけど . . . 本文を読む
夏の花がもう終わりかけです。 だから、夏の間ずっとハラハラドキドキして見ていた花たちも、「もう、夏が終わるね」と何となく教えてくれている感じです。 はっきりとしたコトバはありません、もちろん。ただ、ずっと頑張って来たけど、この寒いのとものすごく暑いのが交互に来ると疲れるね、という感じの咲き方です。 みんな元気がないのです。一番はルドベキアで、この夏もこの花たちにはひいきしまくりでした。「さあ、こ . . . 本文を読む