あまりたいした旅のできていない私ですけど、孔子さんの旅を通じて再び自分を奮い立たせて、あちらこちら旅に出たいと思っています。今年の夏の18キップはどうなるかな。みんなちゃんと感染対策してもらって、どこの都道府県もみんな一日にひとけたということにならないかな。 あまり期待しないで、静かに待ちましょう。つまらない国家的なイベントはないだろうし、普通に半年ほど過ごせば、11月にはカタールでサッカーのワ . . . 本文を読む
テレビだと思うんですけど、孔子さんのことを考えました。たぶん、NHKの中国を空から取材する番組でした。 中国との関係は、今はこんなですから、昔みたいに取材班が現地を歩き回るということはなくなりました。昔の番組は、中国はこんなに遅れている、という上から目線で、おかしな風俗を取り上げてみよう的な心があったんではないか、と今さらながら思います。 中国の人々の根幹は全く変わらず、相変わらず過剰で、サービ . . . 本文を読む
先生、ボクの書いた詩みたいなものでした。片付けをしていて、突然袋の中から出てきました。恐ろしいことです。何が入っているんだか、タカラ物(お金になるもの)は絶対にないんですけど、怖いものはたくさんあるようです。 「田園」交響曲四階の音楽室で音楽の先生が、「えーっと、ベートーベンはね……」なのだそうだ。まあとりあえず鳴らされた第六番『田園』。すると、ベートーベンは陽気 . . . 本文を読む
このピンボケ写真は、窓辺の紙ねんどで作られたねこを撮ったものです。 今使っているカメラは、まだそんなに慣れてなくて、行き当たりばったりで撮ってますから、あとで気づいてみるとピンボケになってたりすることがあります。 でも、何だか本物のネコたちが遊んでいる一瞬をとらえたような一枚に見えてきませんか。 言い訳みたいなこと書いてるけど、そう見えなくもないかなと思います(私だけかもしれないけど)。 草花を . . . 本文を読む
今の時期、いろんな花が咲くようです。そりゃ、花だって時期が来れば咲きますけど、みんな白い花をつけて、 「さあ、これから暑くなりますよ。気を付けてください。水分補給もしなきゃダメですよ。もちろん、花にも水やりを忘れてはいけません。 何だか心がポッカリしてる時があれば、立ち止まって花でも見なさい。混雑の中に割り込んで、いろんなバラをあれやこれやと写真撮るだけなんて、そんなのはやめてください。何にもな . . . 本文を読む
この2番目の鳥居は、すでに重要文化財だったそうです(2010)。そして、この5月の20日の新聞で見たのですが、吉野神宮全体も重要文化財に指定されることになった、ということでした。 三重県の鳥羽の方の、菅島という灯台も、近代の建造物としては文化財に指定されたというし、吉野神宮もいよいよそうした歴史的な建物の仲間入りをした、ということもあって、前々から行ってみたいと思っていた吉野神宮に来ていました。 . . . 本文を読む
近鉄で吉野までは何度か行ったことがありました。3回か4回くらいです。北の方からやっと吉野川河畔に出た電車は、吉野川の右岸をずっと遡っていきます。大和上市という駅を出たら、鉄橋を渡って、吉野川左岸に行きます。まるで覚悟を決めた電車が、猛然と対岸に飛び込むような感じです。 橋を渡ったら、吉野神宮、次の駅が吉野、ですから、対岸に駅は2つだけです。それくらい平地がない、と言えばいいんでしょうか。そもそも . . . 本文を読む
新しいカテゴリーを作りました。題して「神様のおられるところへ」というものです。 私の旅の目的は、人に会うこと、山を見ること、電車を見ること、本を探すこと、お酒を飲むこと、神社仏閣にお参りすることなどでした。 それらのカテゴリーは作ったつもりでおりましたが、食べ物やお酒、人との出会い、山を登ること、そういうことは最近サッパリでした。 お寺や神社にもあまり行っていません。それでも、最近のテーマは、江 . . . 本文を読む
NHKのBSでやってた「地球が静止する日」(1951フォックス)を録画して見ました。 とても静かな映画です。そして、のちの作品に強い影響も与えた作品だと思われます。 1950年代には、「禁断の惑星」やら、テレビのスタートレックシリーズやら、宇宙をテーマに割とシンプルで、少しだけチープな映画が作られていたようです。というか、次から次とSFにチャレンジしていたというべきでしょうか。 円盤がワシントン . . . 本文を読む
こちらは晴れていますが、最近は晴れてもスカッと晴れるのではなくて、何かモヤがかかったような天気です。 モヤモヤしたまんまの空です。地震のニュースを見ていたら、東海村はくもりのようでした。お昼過ぎなのに、薄暗い空になっていました。雨でも降りそうでした。 いわき市は、NHK支局前の交差点のところは晴れているみたいだった。クルマはそんなに走っていませんでした。何しろ、日曜のお昼ですから、本来であれば、 . . . 本文を読む
そういう本を今さらながら読みました。1959年に出た本で、1977年までに25刷まで来ています。相当に売れた本であるようです。(77年の7月30日に天王寺の旭屋書店でお買い上げだったそうです。夏休みに読むつもりだったのかなあ?) 1959年といえば、昭和34年に当たり、昭和はあと30年ほど続くわけだから、完全な昭和史ではありません。 だから、内容的には、敗戦後の日本がどのようにして世界に復帰した . . . 本文を読む
二十年ほど前、仕事で鹿児島に来ていた。前の日に飛行機でたどり着いて、せっかくだからと市内を歩いた。博物館やら西郷さんの墓地やらを初めて自分の足で歩いた。 鹿児島の西郷さんは軍服姿。上野の西郷さんよりも硬質な感じがした。でも、まわりにはたくさんの花壇があって、鹿児島の人が西郷さんを花で飾っている気持ちを少しだけ受け止められた。いくら西郷さんを慕っても、西郷さんはどこまでも大きくそびえるだけで、私た . . . 本文を読む
光が斜めから差してくる公園、新緑の季節は、木々を新しくしていた。小さな女の子はひとりでブランコを揺すっていた。足を規則的に動かして勢いをつけながら、いつまでも座ったままであてどなく揺れていた。女の子の他には誰も見えなかった。友だちと来たわけではなかったのか。ただブランコに乗りたかったのか。私は、西日に目を射られながらも、暮れていく今日という日に、自分でケリをつけようとしていた。といっても、駅まで行 . . . 本文を読む
考えてみれば、ウクライナでは独裁主義の嵐が吹き荒れているんですね。嵐が吹いてくるのを聞き耳を立てていると、聞こえてくるじゃないですか! お前たち、貧乏くさいことばかり言いやがって、そんなことだから、大国に攻められたりするのだ。自由主義社会なんて、みんなバラバラで、自分のところの利益しか考えていないさ。よその国が困っていたとしても、基本は知らんぷりだ。そういう薄情な社会なのだ。自分の国の利益に関わ . . . 本文を読む
哲学者の小林敏明さん(20年以上ライプチッヒで研究活動をしているそうです)が、2022年の5月16日の朝日新聞で語っておられました。インタビューを記者が再構成した記事のようです。 今、ドイツでは人々はウクライナ支援に悩みつつ傾いているということでした。その時に、過去のドイツのしてきたトラウマと人々は向き合っているということでした。同じ地平線の上で行われている戦争なので、リアルなんですけど、その戦 . . . 本文を読む