途切れ途切れにやってて、何だか申し訳ないです。11【立つ( )がない】…立場がない。自分の立脚点を持てない。→「○」とは、川の流れが浅くて、歩いて渡れる所です!12【流れに( )さす】……時流に乗る。大勢に同調する。誤って「時流に逆らう」という意味に用いることがある。 →漱石の『草枕』に「情に○さ . . . 本文を読む
最近の朝日新聞で、兵庫県の加西市のゼロ戦の飛行場だったところで、紫電改の実物大の模型を公開しているという記事を見ました。第一・第三日曜ということだから、今週末、加西市に行けば見られるのかなと、ふと思いました。少しだけ行きたかった。 わざわざ加西市に行かなくても、中部圏でもいろんなところで見られると思います。もう形もだいたいイメージできてしまう。だから、本当なら、わざわざ見に行かなくてもいいと思う . . . 本文を読む
中国の歴史とことばで触れた人たちなんですけど、『徒然草』で兼好さんも書いてるから、つれづれなる人々というところにも書いておきます。 唐土(もろこし)に許由(きょゆう)といひける人は、さらに、身にしたがへる貯(たくわ)へもなくて、水をも手して捧(ささ)げて飲みけるを見て、なりひさこといふ物を人の得させたりければ、ある時、木の枝にかけたりけるが、風に吹かれて鳴りけるを、かしかましとて捨てつ。また手に . . . 本文を読む
とても静かな日々が続いています。とても淡々と過ぎて行っている感じがする。 ずっと空は梅雨曇り、もしくは雨、時々カミナリ。洗濯物は乾かないし、汗臭い毎日をどう過ごしたらいいのかわからないまま、とりあえず毎日だけを、そんなに工夫もしないで、食べ過ぎず、飲み過ぎず、運動もせず、読書も進まず、何がやりたいのか、自分で自分が分からなくなりつつ、次の道も探りつつ、模索はしてますけど、先は見えない感じです。 . . . 本文を読む
かなり昔、春秋時代の呉の国のことばを取り上げました。まだまだ抜け落ちているところはあるものの、とりあえず通っておこうと、そのまま越の国に行きました。 今、昔の原稿をまとめて再構成しようとし始めたところなんですが、その前に相変らず、あちらこちらに手を出すので、「許由巣父(きょゆうそうほ)」……世の中から超然として生きていく隠者。この二人の隠者がいたところが、「箕山(きざ . . . 本文を読む
たまたま「徒然草」をめくっていたら、こんなエピソードを見つけました。前に読んだ時は、ことばを探していましたので、変な話なんかは通り過ごしていたのかもしれません。 今改めて読んでみて、今の目で見れば確かにひどいんですけど、今もそんなに変わらないなと、本当に兼好さんじゃないけれど、「あやしうこそものぐるほしけれ」という気分になってきます。 お坊さんだから殺生しないというわけではないし、警察官だから犯 . . . 本文を読む
たぶん、小学校の四年生くらいの時、刷り込まれたから(?)、ボクはスティーブ・マックイーンさんが大好きでした。 「パピヨン」の不屈の脱走劇を図る主人公には、もう限りなく尊敬してしまいました(あまりに深い執念で、根性なしの自分には無理だなとは思ったけれど)。豪華キャストの「大脱走」、あの映画でリチャード・アッテンボローさんのしたたかさも知ったけれど、それ以上にカッコイイのはマックイーンさんで、穴掘っ . . . 本文を読む
中学の頃、たまたま藤村の詩に出会い、何度も何度もノートに書きつけていました。その詩句をかみしめたかったみたいです。どうしてそんなことをしていたのか、それがアイデンティティごっこの始まりだったんでしょうか。それとも、ただの文学趣味だったのか。 「小諸なる古城のほとり」は後で知って、こちらの方が先に気に入り、今も、こちらの方がいい気がする。何がいいって、私のリズムに合う気がします。スンナリと藤村さん . . . 本文を読む
いつものように、日曜は家にこもっていました。テレビをボンヤリ見ていました。BSの「駅ピアノ」という番組をまた見てしまっていた。前にも一部なのか、全部なのか、見たような気がしながら、神戸の西側の山の手の駅のピアノに集まる人々を見ていました。 わりとみんな常連さんばかりみたいで、みんながここでピアノに触れるのを楽しみにしているということでした。 駅にピアノを置くということは、それはおしゃれであり、そ . . . 本文を読む
早く帰ってきたつもりでしたが、パソコン開いてたら、余計な記事とかを見てしまって、もう夕ごはんの時間です。 ついさっき、庭に出てみました。小さくされたアジサイを見たり、次から次と出て来る(といっても、ほんの一粒ずつ)ブルーベリーを眺めたり、裏のおうちにはみ出しているムクゲをどうしようと考えたり、ソワソワとしたお庭の時間がありました。 久しぶりに庭に出てみたんですね。 もちろん、出迎えはたくさんいて . . . 本文を読む
ネツトから、トリュフォー監督と当時の彼女のファニー・アルダンさんの写真を見つけました。もうそれから何十年だったんだろう。アルダンさんは、監督業にも乗り出し、ものすごい迫力の女性になっているようです。 それは仕方のないことだし、今までの経験を生かして、ぜひいい映画を作ってもらいたい。ただ煽るだけとか、ただセンセーショナルなのは要らない。せっかくトリュフォーさんの晩年に付き合ったんだから、そこから得 . . . 本文を読む
紀元前307年、秦の武王さんが急逝したそうです。力持ちの男と力比べをして、失敗して腰の骨を痛めて死んでしまったんだとか……。王様なのに力自慢だったのが災いしたのか。無理しなかったらよかったのに、そんなのあとの祭りですね。 王様はそんなことをしてはいけない。鍛えたければ、一人でやればいいのであって、みんなに自らの力を見せびらかすものではなかった。たまに一瞬だけ、その片鱗 . . . 本文を読む
何だか落ち着かない一日でした。まあ、いつものことなんですけど。 でも、自分たちなりに頑張ろうとはしたんです。でも、途中でお腹が痛くなったり、あまりの湿気と暑さでダウンしたり、なかなかこの梅雨を乗り切るための体力が整っていませんでした。 朝から珍しく散歩もしたんですよ。 通りにクルマはまるで走ってませんでした。あれ、こんなもんだったっけ? と思いつつ道路を渡り、田んぼの中の道を歩いて、適当なところ . . . 本文を読む
小さい頃の写真で、昼寝をしている姿を撮ったものがありました。たぶん、父が子どもの寝姿というのを撮ってみようと思ったんでしょう。昔は写真って、大変なことだったのに、それでも撮ろうという気持ちが動いた。 私は、今みたいに小さく縮こまっているんではなくて、大の字になりたかったんだろうけど、股関節が柔らかだったのか、大の字になるはずの下のはらいの部分が閉じて下で丸を書いていました。アシが仰向けのカエル状 . . . 本文を読む
例によって、思い付きで書きますので、チャランポランのことばかりになると思われます。 だから、最初にコンサイス外国人名事典を写しておきます。 蘇秦 ?~前317、中国、戦国時代の策士。字は季子。洛陽(河南省)の人。張儀とともに鬼谷子に師事。合従策を唱え、連衡策をとる張儀とあわせ諸子百家の中で縦横家と呼ばれた。最初、秦の恵王に説いたが用いられず、のち燕の文侯に用いられ、趙・韓・魏・斉・楚などの東方諸 . . . 本文を読む