星新一さんの『ボッコちゃん』という作品集の中に、「来訪者」というのがあります。 空から円盤がやって来て、「金色のスマートな服をつけた人物がひとり」地球に到着します。 何にもしゃべらないで、ただ yes なのか、 no なのか、返事みたいなのをしてくれるだけで、それならばというので、いろんな人たちがこの来訪者の前でそれぞれのパフォーマンスを繰り広げます。 とにかく、この宇宙人にうまく取り入って、有 . . . 本文を読む
昨日は、お月さんの後ろに控えていた火星が、とうとう前に出ています。1日経ったんですね。何だか早いな、時間が過ぎてくのが……。 お月さんがゆっくりマイペースで移動しているというのか、火星のならず者どもが、お月さんに総攻撃をして、ズタズタにされたお月さんがフラフラ空を彷徨っているのか。まさかね、そんなことはないと思うんだけどな。 まあ、お月さんはちょっと前まで木星と土星の . . . 本文を読む
寒いのに、夕食後、お月さんを見るため、散歩をしました。十三夜の月でした。樋口一葉が作品を書いている、秋の月です。昨日とそんなに違っては見えないのだけれど、どこか違うんでしょうね。 明後日は満月なんだけど、ハロウィンとも重なるし、何だか不気味ですね。自粛しましょうと呼びかけてはいるけれど、大人は好きなことをしておいて、若い人には自粛させようなんて、見え透いています。 でも、集団で暴れるのはよくない . . . 本文を読む
明日が十三夜、昔の人もよく考えましたね。満月がいいんじゃなくて、十三番目のお月さんでも、いつもと違う情趣ということで、楽しんでたなんて、なかなかセンスがありますね。 私たちは、ついつい十五夜ばかりがすべてだと思ってしまうけれど、同じことばかりで遊ばなくて、いつも違う味わいを探すなんてね。 そう、この外し方に学ばなくちゃ! 私たちは、みんなが定番に慣らされてるから、自分たちも人並みに、みんなが騒ぐ . . . 本文を読む
ボクはイラチ(せっかち?)なところがあって、もう来年の手帳を買ってしまいました。 今から、一か月くらいかけて、必要なデータとか、書きこんでいこうと思います。何が楽しいって、そんなつまらないことをコツコツ書いていくのが楽しいんです。 丁寧に書き込んでいくんですよ。一年使っていると、いろいろなことがあって、乱雑に書き込むときもあるし、汚れる時もあるし、めったにないことなんだけど、お茶がこぼれて紙がペ . . . 本文を読む
昨日、朝の9時から昼の13時半まで4時間半テレビを見ていました。ちっとも疲れなかったし、おもしろいシーソーゲームでした。 結果は、Raysが8-7で逆転サヨナラ勝ちしたんですから、最後の最後にこんなことが起こるのかと、ビックリしたし、人生の機微みたいなのを感じました。 6-7で追い詰められたRaysの9回ウラの攻撃、相手のピッチャーは抑えの切り札、普通ならそのまま試合は終わってしまうところでした . . . 本文を読む
日本時間の午前9時から12時半くらいまで、NHK-BS1で、ワールドシリーズを見てしまいました。第1・2戦は見ていませんでした。一勝一敗だったそうで、第3戦を取るとシリーズの流れをつかめる大事な試合でした。 Raysは、チャーリー・モートンというベテラン36歳のピッチャーが先発ピッチャーでした。去年までで97勝87敗で、長いキャリアの割にはそんなに勝ててないけど、でも、メジャーリーグの中で100 . . . 本文を読む
昨日、早く寝たから、今朝未明、二時ごろ目が覚めました。あれ、寝れないなと思ってたら、奥さんもボクのフトンのとこにやってきたので、二人でNHKのラジオ深夜便を聞いてみました。 そしたら、フォークで70年代前半に活躍したらしい人の曲が流れていました。ものすごく説明口調で、こんな風にして、こんなになって、こんな気分だよ、みたいなのを日記みたいにして歌っていた。 これは歌? それとも浪花節? いや、浪花 . . . 本文を読む
* またまた徒然草の抜き書きをやります。最近、気分はパッとしないですから。いや、別に徒然草は関係ないんです。ただ、今読んでる本のこととか、どこかに行ったら、また書けますよ。とにかく、毎日不勉強で困ってしまうなあ。とにかく、兼好さんの人との関係について書いてるのを見てください! 人として善にほこらず、物と争はざるを徳とす。他に勝ることのあるは、大きなる失なり。 人間として、自分の善行を誇ることなく . . . 本文を読む
二十日の夕方に本屋さんで買ってきて、少しずつ読んで、いまやっと38ページまで来ました。まだまだお話はあるようです。筑摩書房から、今年の7月に出た本なんだそうです。ボクはツイッターで知りました。友香さんのフォロワーになってたんですね! 昨日まで読んだ内容、憶えてるかなと振り返ってみたら、何も憶えていませんでした。 とりあえず、出会った二人みたいな人が、それからそんなに深い関係になるのではなく、それ . . . 本文を読む
秋の夜、自分の部屋で待機待機 どういうわけか、パソコンは具合が悪いらしく、一つ何か指示を出すたびに待たされますし、変換スビードもすごく遅いし、もう諦めて寝ることにします。 まだ21時を少し過ぎただけなんだけど、うっかりしているとすぐに22時、23時になって、ちっとも本も読まないであわてて寝るということになるので、ここはあっさりと寝ることにします。 家に帰ったら、西の空に雲にくるまれた四日か五日の . . . 本文を読む
ボクは中学生の頃、T大に入って、官僚になって、政界入りして、日本を動かしてみよう、などという非現実的なことを考えたことがありました。 バカですね。T大に入れたって、そこから這い上がり、人を押しのけ、自らを磨き、人脈を築き、時には冷淡になり、時にはウソもつき、平気で人を裏切り、いろいろと大変なこと(本人のストレスも大変です)をしなくてはならないのに、そんなことは何も考えないで、ただ政治家になるなん . . . 本文を読む
すべての夢がしぼんでいくのを感じます。 といっても、つまらない、私のこだわりの夢だし、またすぐに違うものが見つかると思うんだけど、この土日も何だかどうだっていいような気分になってしまった。 アメリカンリーグはRaysが勝った。これはどっちでもよかったんです。Astrosでもよかった。でも、ナショナルリーグは本当に久しぶりにあの強いブレーブスが帰ってきたと、二十数年ぶりに期待していました。さっと三 . . . 本文を読む
今年、ヒガンバナはかなり遅れました。今年だけの特別の九月四連休、ほとんどヒガンバナは咲いてなくて、どうしたんだろうと思っていたら、四連休が終わったあたりから咲き始めて、それからしばらくは咲き誇っていました。 ヒガンバナは、花同士は密でもいいけど、人間に押し寄せられる密は、あまり好きではないんでしょう。その姿勢、いいですね! 私は、個人的に好きだからか、ちゃんとヒガンバナに向き合ってもいないのに、 . . . 本文を読む
メモがあったので、芭蕉さんの俳句を取り上げてみます。もうどこかに載せたんだろうか? わかんないですね。16 門松やおもへば一夜三十年 立ち並ぶ門松を見ていると、昨日までの喧騒がうそのようで、まさに大晦日の一夜は三十年にも匹敵するかと思われる。 門松が家ごとに並んでいる。そういう風景があったんですね。そして、自らの人生を振り返っているそうです。短いようで、三十年といえば、それは長い年月です。新年が . . . 本文を読む