秘書にゃんこ*郵便局の木

2022-10-07 | 本が好き
 「はがき」を「葉書」と書くということは、紙のなかった昔は葉っぱに文字を書いていたのかしら。

ずいぶん前にそう思ったものの、それっきり忘れていたら、読んだ本が教えてくれました



『猫のお告げは樹の下で』(著者:青山 美智子)
神社に出没するネコさんが、人生に迷った人にタラヨウの葉っぱを1枚授けます。
葉っぱに書かれたお告げはその人にしか見えず、受け止め方やその後の生き方もその人しだい。



タラヨウ(多羅葉)の木
20センチほどの葉っぱの裏に、書くというより針先などで傷をつけて文字を書き残します。


 紙が稀少だった戦国時代に情報のやり取りに用いられたのが「葉書」の語源という説もあり、

1997年(平成9年)に、当時の郵政省がタラヨウを「郵便局の木」と定めました。

多くは静岡以西に分布する常緑樹ですが、シンボルツリーとして東京中央郵便局にも植樹されていて、

タラヨウの葉っぱに所定の料金の切手を貼れば、定形外郵便として郵送することができます



東京駅丸の内南口にある KITTE(東京中央郵便局)


 丸の内で開催されている「ブックフェス」を覗いた後、有楽町方面に歩くと東京国際フォーラム。

広場では、何台ものキッチンカーがランチタイムのビジネスマンを迎えます



帝国ホテルのキッチンカーはこの日が出店初日。
「写真を撮っても構いませんか?」「どうぞ!」と、ホテルで交わすよりカジュアルな雰囲気。
助手席に料理長スヌーピーが座るキッチンカーは、来年の3月まで平日のランチタイムに営業



ミートボールのパオサンド マデラソース(週替わり)にコーヒー、おまけのチョコレート


 この日は夏の日差しと暑さでヘトヘトになりましたが、その後、一気に冬の寒さに見舞われるとは。

明日からの三連休も天候が安定しないようですので、お体の調子を崩されませんように。


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