日々の暮らし*デパートの思い出

2022-10-12 | 本が好き
 日曜日にデパートに連れて行ってもらえると思うと、何日も前からワクワクした昭和の子供です

ちなみに土曜日は「半ドン」といって、少なくとも午前中は学校も会社も休みではありませんでしたし、

祝日も今よりずっと少なくて日曜日と重なろうが振替休日などなく、GWは暦通りの「飛び石連休」でした。



『あのころのデパート』(著者:長野 まゆみ)
大食堂や屋上遊園地など、当時の子供たちに共通する懐かしい思い出話や、
やがて二つのデパートに勤務することになる著者が語るデパート裏話。

 進物用にとお願いしたとき、職人技とも思えるテクニックにしばし見とれることがありませんか?

この本によりますと、店員さんの中には、途中で仮留めをせず最後の一箇所だけテープを貼る方や、

食品やこわれ物など箱を上下に引っくり返すことなく、包装紙をくるりと動かして包む方など

ラッピングの達人がいらっしゃるそうで、ぜひ間近で拝見したいものだと思いました

また、購入した品を自宅に配達してもらう場合、配送伝票の依頼人の欄に「本人」と書きますが、

ベテラン店員さんになりますと、あとで「御」を書き添えて「御本人」とするとか。

接客業の奥の深さを感じつつ、私だったら、そこまでするなら更に「様」を付けて完成させるかも?



銀座三越の屋上
平成の初め頃、遊具で子供たちが遊び、ステージでイベントが開催されたのを覚えています。
和光の時計塔や真珠のミキモトに手が届きそう



日本橋三越の屋上
以前よく立ち寄った英国チェルシーガーデンが、今は日本庭園に。



『にっこり、洋食』(文筆家32名によるエッセイ)
遠い日の大食堂の思い出と重なります


お読みくださいましてありがとうございます。
英国展が開催されていた日本橋三越の ロンドンバス に、
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