日々の暮らし*『お探し物は図書室まで』(著者:青山 美智子)

2022-10-22 | 本が好き
 図書館といえば「本を貸し出してくれる所」で、私など週に2回は返却かたがた借りに行っていますが、

実は「レファレンスサービス」もまた図書館の役割であることを、恥ずかしながら最近知ったしだいです。

「レファレンス」とは「参考・参照」であり、図書館においては「調べもの相談」といったところでしょうか。

もちろん、個人のプライバシーに関わる調査や骨董品の鑑定、学校の宿題を手伝ってもらうなどは ですが、

興味を持って調べたい事柄を膨大な数の書籍から探す際に、的確なアドバイスがあれば助かります。

そのようなときの心強い味方が、調べ物のエキスパートである「図書館司書」

何年も前になりますが、東京の自治体から依頼されて「お箸」についてレクチャーすることになったとき、

司書さんにご相談していたらもっと効率よく準備ができたのではと、今になって思います。


 さて、今日お薦めする本は、司書さんのアドバイスを受ける図書館利用者たちの物語。


『お探し物は図書室まで』(著者:青山 美智子)
タラヨウの葉っぱについてお伝えしたときの『猫のお告げは樹の下で』と同じ方の作品です。
この本に登場する司書さんは本を探すだけでなく、その人に必要なことを羊毛フェルトに託して手渡します。


 私が本を読むのは基本的に自宅ですが、家に居るとあれこれ用事を思い出して落ち着かないことも。

その点、喫茶店は読書に専念できるので魅力的ですが、周囲が騒がしいのは困りモノ。

で、見つけました。お客様が皆さん読書に集中していて、コーヒーの美味しいお店


黒澤文庫(日本橋高島屋 新館)
仙台の青山文庫、秋田の赤居文庫に次ぐ文庫カフェが東京初出店。



内装が見渡す限り「昭和」なんです。
秘書にゃんこは平成生まれなのに、なぜかしっくり。



テーマは「本と珈琲とインクの匂い」
日本橋に行く機会があれば再訪したいお店です


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