『小さな恋のメロディ』(1971年)
1年遅れの「50周年特別上映・舞台挨拶」に行って参りました
この情報を facebook で知ったとき、果たしてどのくらいの人が関心を寄せるのかと思いましたが、
ネットで受付が開始されるや、まるで椅子取りゲームで音楽が鳴り止んだときのように、瞬く間に【満席御礼】
久々にスリリングな時間を味わって、無事に予約が取れました
1971年(昭和46年)といえば、私は札幌の中学生。
同級生と二人で観に行き、ジャック・ワイルドのファンになった彼女が「もう一度見たい」と言うので、
ビデオなど無かった時代、翌週再び映画館に足を運んだものです。
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当時のパンフレットとレコード
上映後の舞台挨拶は、当初メロディを演じたトレイシー・ハイドさん一人の予定でしたが、
マーク・レスターさんが花束を持ってサプライズで登場し、場内から歓声が上がりました
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「ロケ現場にビー・ジーズが来てくれたけれど、その当時は彼等の偉大さが分からなかったわ」
トレイシーが子役あるあるのもったいないエピソードを語れば、
「僕はもともとビー・ジーズのファンで、初めて買ったレコードが『マサチューセッツ』だったよ」
と、マーク。
映画のラストシーンでトロッコを漕いだ二人が、長年に亘って連れ添ったような息の合った様子に、
まるで映画の続きを観ているような錯覚をしてしまいました。
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トレイシーの笑顔と美しさに、その人生を垣間見る思いがしました。
すっかり貫禄のついたマークは、目元に美少年の面影が残っていましたよ。
会場には、仕事や家庭で一区切りをつけたと思しき当時の少年少女たち。
半世紀の間には、世界にも日本にも、そして個人にも実にいろいろな出来事があったけれど、
こんなふうに願ってもいなかった時間を過ごせるなんて、お互いに頑張ってきてよかったねと、
なんだか同窓会のような雰囲気で、ひととき十代に戻った気分でした。
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劇場近くの喫茶店「茶亭 羽當」(ちゃてい はとう)
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コーヒーとかぼちゃのプリンを味わいながら余韻に浸りました
お読みくださいましてありがとうございます。
すっかり様変わりした 銀座線の渋谷駅 に、
お手数ですがクリックをよろしくお願いいたします。
(乗り場が分からず駅の回りを一周しちゃいました)
1年遅れの「50周年特別上映・舞台挨拶」に行って参りました
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この情報を facebook で知ったとき、果たしてどのくらいの人が関心を寄せるのかと思いましたが、
ネットで受付が開始されるや、まるで椅子取りゲームで音楽が鳴り止んだときのように、瞬く間に【満席御礼】
久々にスリリングな時間を味わって、無事に予約が取れました
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1971年(昭和46年)といえば、私は札幌の中学生。
同級生と二人で観に行き、ジャック・ワイルドのファンになった彼女が「もう一度見たい」と言うので、
ビデオなど無かった時代、翌週再び映画館に足を運んだものです。
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当時のパンフレットとレコード
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上映後の舞台挨拶は、当初メロディを演じたトレイシー・ハイドさん一人の予定でしたが、
マーク・レスターさんが花束を持ってサプライズで登場し、場内から歓声が上がりました
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「ロケ現場にビー・ジーズが来てくれたけれど、その当時は彼等の偉大さが分からなかったわ」
トレイシーが子役あるあるのもったいないエピソードを語れば、
「僕はもともとビー・ジーズのファンで、初めて買ったレコードが『マサチューセッツ』だったよ」
と、マーク。
映画のラストシーンでトロッコを漕いだ二人が、長年に亘って連れ添ったような息の合った様子に、
まるで映画の続きを観ているような錯覚をしてしまいました。
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トレイシーの笑顔と美しさに、その人生を垣間見る思いがしました。
すっかり貫禄のついたマークは、目元に美少年の面影が残っていましたよ。
会場には、仕事や家庭で一区切りをつけたと思しき当時の少年少女たち。
半世紀の間には、世界にも日本にも、そして個人にも実にいろいろな出来事があったけれど、
こんなふうに願ってもいなかった時間を過ごせるなんて、お互いに頑張ってきてよかったねと、
なんだか同窓会のような雰囲気で、ひととき十代に戻った気分でした。
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劇場近くの喫茶店「茶亭 羽當」(ちゃてい はとう)
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コーヒーとかぼちゃのプリンを味わいながら余韻に浸りました
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お読みくださいましてありがとうございます。
すっかり様変わりした 銀座線の渋谷駅 に、
お手数ですがクリックをよろしくお願いいたします。
(乗り場が分からず駅の回りを一周しちゃいました)
Julietさんと私...今なら私が自分勝手に「«ほぼ»???同世代?」などと、くくれたとしても...
10代の頃の数歳差は、思いのほか「大きい」のかもしれませんね。
少し背伸びしてみたい年頃ですから、自分より幼い人たちの恋物語には興味が薄かったような...
でも、大人気だったことは覚えていますよ。
そして...今のお2人を拝見すると...
できることなら、この素敵な大人のお2人で、その後のストーリーを映画で観せていただけたらな、などと思います。
あの有名な「男と女」は、私には大人の遠い世界の映画でしたから、
ヒットしたテーマソングくらいしか記憶になかったのですが、
先日、「その後の『男と女』」を観て...あぁ、そういうお話だったのね...と...
そして...懐かしいパリの街中を、彼が彼女を追うために、早朝に信号無視で走行するシーン(昔の映画の一部)は
街の風景が、あまりにリアルで涙がこぼれそうなほどの気持ちになりました。
ドーヴィルのシーンも心に沁みました。
映画って、そういうものなのですね。
Julietさんが過ごした素敵な時間に乾杯.。.:*・゜そんな気分になりましたよ。
映画を観に行った日は初冬の寒さでしたが、今日は過ごしやすそうです。
>10代の頃の数歳差は、思いのほか「大きい」のかもしれませんね。
おっしゃる通り、1~2歳違いの上級生でさえずいぶん大人に見えたものです。
Passy さんは、畏れ多くも今は「栞組」の同級生でいてくださいます
>少し背伸びしてみたい年頃ですから、自分より幼い人たちの恋物語には興味が薄かったような...
当時は親近感を覚えた登場人物たちでしたが、今回鑑賞してみますと、ほぼ孫の世代。
映画で生徒に手を焼き振り回される先生方より、どうやら私の方が年上です。
>先日、「その後の『男と女』」を観て...あぁ、そういうお話だったのね...と...
昔、『男と女』が公開された頃、同級生があの主題曲を口ずさんでいましたっけ
もちろん映画の意味など分からないままでしょうが。
『男と女 人生最良の日々』はコロナ前に観に行きました
>映画って、そういうものなのですね。
『小さな恋のメロディ』に映っていたロンドンも、思えば半世紀前の街並み。
映画はひととき懐かしいあの頃に私たちを誘ってくれますね。
>Julietさんが過ごした素敵な時間に乾杯.。.:*・゜そんな気分になりましたよ。
ありがとうございます
おかげさまで今日も元気に過ごせそうです。
私はその時、中1かな?
友達と見に行ったかも?はっきりしませんが。オリビアハッセーの「ロミオとジュリエット」は、家庭教師のお姉ちゃんと見に行ったことが思い出されて~
トレイシー・ハイドとマーク・レスターなつかしい。
2人ともあの頃の面影がありますね。
パンフレット大事に保管されてるんですね。私も映画のパンフたくさん持ってたんですが、実家に置いてたら断捨離されてました。
>私はその時、中1かな?
主演の二人は現在63~64歳ですので、まさしく同年代ですよね。
>オリビアハッセーの「ロミオとジュリエット」は、家庭教師のお姉ちゃんと見に行ったことが思い出されて~
私も近所に住んでいたお姉さんと見に行きました
時は流れ、今はオリビアハッセーのインスタをフォローしてコメントしたりしています。
まさかそんな時代が来るとは、夢にも思いませんでした。
>2人ともあの頃の面影がありますね。
既に俳優を退いたマークは整体の仕事をしていて、この日は病院で研修があったそうですが、
トレイシーがひとりで登壇すると知って駆けつけたそうですよ
>私も映画のパンフたくさん持ってたんですが、実家に置いてたら断捨離されてました。
私も何回も引っ越しましたので、ずいぶん減りました。
あの頃は映画館に行かなければ鑑賞できませんでしたから、
余韻に浸るために必ず買っていたように思います。
今と比べますと不便なこともありますが、思い出深い時代ですね。