古書店が建ち並ぶ、千代田区 神田神保町。
幕臣 神保長治(じんぼう ながはる)の屋敷があったことに由来する地名です。
世界最大規模の書店・古書店街は、本好きの人々にとって聖地とも言える場所でしょう。
そんな神保町の路地を入った所に「神保町シアター」はあります。
ここは古き良き時代の映画を中心に上映する小さな劇場![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0167.gif)
およそ1ヶ月毎にテーマが変わり、『公開65周年 君の名は』『生誕110年 小津安二郎監督』など桁が違います。
観客も昭和のお生まれと思しき方ばかりで、あら、私、平均年齢を下げているかしら![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
開館時間を待って列に並びながらスマホを弄るような無粋な輩は、この映画館には似合いません。
申し合わせたように、皆さん文庫本を手にそれぞれの時間、それぞれの世界に浸っておいでです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0070.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/eb/8eb5626f37f722e266f8dc2915e7ef8f.jpg)
『映画で銀ぶら 銀幕の銀座』(6月11日~7月8日)
『銀座の恋の物語』『有楽町で逢いましょう』など、銀座を舞台にした16作品を上映![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0058.gif)
終了間近に知った私は、『二人の銀座』(昭和42年公開 主演:山内賢・和泉雅子)を観て参りました。
ストーリーは取り立ててご説明するほどのものではありませんが、音楽と仲間と恋と夢といった物語。
日比谷公園からチラッと見えた帝国ホテルが昔の建物で、それだけでも見に来た甲斐がありました。
若い二人が颯爽と歩く銀座通りには、見覚えのあるお店が次々と映り、しばし昭和にタイムスリップ。
鑑賞後は余韻に浸りつつ、喫茶「さぼうる」(昭和30年)へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/54/241e47d918af96ff0c1898909a6d6bed.jpg)
『なないろのクリームソーダ』はメニューではなくて、このお店をモデルにした絵本なんですよ。
実際のクリームソーダも七色![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hawaii_rainbow.gif)
同名の主題歌『二人の銀座』をご記憶の方もいらっしゃるでしょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
せっかくなので、歌詞に合わせて今の銀座を歩いてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/49/68ca1ce163eb6cb044e62548a48b7756.jpg)
みゆき通り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/b9/12a7eb089875262203a5a357c3f267a7.jpg)
みゆき通りとすずらん通りの交差点
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/4e/db4a0605efa17b7c266d8cd4222e3c8f.jpg)
ペーヴメントに寄り添う影が・・・
寄り添う相手もいませんし、影と本にゃんが同じ色という秘書にゃんこです。
上映中止を余儀なくされた時期があり、昨今の感染者増を見ると不安は募りますが、
本や映画が授けてくれる文化に影響が及ばないよう祈るのみです。
お読みくださいましてありがとうございます。
創業67年 赤電話の似合う さぼうる に
お手数をお掛けしますが応援クリックをお願いいたします。
幕臣 神保長治(じんぼう ながはる)の屋敷があったことに由来する地名です。
世界最大規模の書店・古書店街は、本好きの人々にとって聖地とも言える場所でしょう。
そんな神保町の路地を入った所に「神保町シアター」はあります。
ここは古き良き時代の映画を中心に上映する小さな劇場
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0167.gif)
およそ1ヶ月毎にテーマが変わり、『公開65周年 君の名は』『生誕110年 小津安二郎監督』など桁が違います。
観客も昭和のお生まれと思しき方ばかりで、あら、私、平均年齢を下げているかしら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
開館時間を待って列に並びながらスマホを弄るような無粋な輩は、この映画館には似合いません。
申し合わせたように、皆さん文庫本を手にそれぞれの時間、それぞれの世界に浸っておいでです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0070.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/eb/8eb5626f37f722e266f8dc2915e7ef8f.jpg)
『映画で銀ぶら 銀幕の銀座』(6月11日~7月8日)
『銀座の恋の物語』『有楽町で逢いましょう』など、銀座を舞台にした16作品を上映
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0058.gif)
終了間近に知った私は、『二人の銀座』(昭和42年公開 主演:山内賢・和泉雅子)を観て参りました。
ストーリーは取り立ててご説明するほどのものではありませんが、音楽と仲間と恋と夢といった物語。
日比谷公園からチラッと見えた帝国ホテルが昔の建物で、それだけでも見に来た甲斐がありました。
若い二人が颯爽と歩く銀座通りには、見覚えのあるお店が次々と映り、しばし昭和にタイムスリップ。
鑑賞後は余韻に浸りつつ、喫茶「さぼうる」(昭和30年)へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/54/241e47d918af96ff0c1898909a6d6bed.jpg)
『なないろのクリームソーダ』はメニューではなくて、このお店をモデルにした絵本なんですよ。
実際のクリームソーダも七色
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hawaii_rainbow.gif)
同名の主題歌『二人の銀座』をご記憶の方もいらっしゃるでしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
せっかくなので、歌詞に合わせて今の銀座を歩いてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/49/68ca1ce163eb6cb044e62548a48b7756.jpg)
みゆき通り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/b9/12a7eb089875262203a5a357c3f267a7.jpg)
みゆき通りとすずらん通りの交差点
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/4e/db4a0605efa17b7c266d8cd4222e3c8f.jpg)
ペーヴメントに寄り添う影が・・・
寄り添う相手もいませんし、影と本にゃんが同じ色という秘書にゃんこです。
上映中止を余儀なくされた時期があり、昨今の感染者増を見ると不安は募りますが、
本や映画が授けてくれる文化に影響が及ばないよう祈るのみです。
お読みくださいましてありがとうございます。
創業67年 赤電話の似合う さぼうる に
お手数をお掛けしますが応援クリックをお願いいたします。
スマホの代わりに文庫本を読みながら待つのはやはり神保町ならではでしょうか? ほんの少し前までは電車やカフェで本を読んでいる人は多かったですが、そんな光景も見なくなりましたよね。
今日も一日中暑かったですね
>スマホの代わりに文庫本を読みながら待つのはやはり神保町ならではでしょうか?
もともと本が好きで神保町に足を運ぶうちに、映画館を見つけたのかも知れませんね
リアルタイムのニュースや時間つぶしのゲームより、読みかけの小説が気になる御仁が多いとお見受けしました
>ほんの少し前までは電車やカフェで本を読んでいる人は多かったですが、そんな光景も見なくなりましたよね。
電車で前の座席一列ズラ~ッとスマホに興じているのも珍しくありませんものね。
こういう昔の映画館がいいんですよね。
シネコンとは、違う良さがあります。
「二人の銀座」名前は知ってますよ。
山内賢さんは、ご存命なのかしら?和泉雅子さんは、北極の人ですよね。
「ああ、ひめゆりの塔」を見たけれど、可愛いです。
「さぼうる」も憧れ。
原田ひ香さんの「古本食堂」の世界を味わいたいです。
>夢のような時間ですね。
こういう昔の映画館がいいんですよね。
スクリーンの中の俳優さんと同じ青春を過ごした、同世代の観客ばかりとお見受けしました。
>山内賢さんは、ご存命なのかしら?
10年ほど前に亡くなったとき、和泉雅子さんが弔辞を読まれたそうですよ。
>和泉雅子さんは、北極の人ですよね。
南極も北極も到達したそうで、映画で見るお嬢さんらしさから想像もつかない冒険家におなりでした。
実際に銀座で生まれ育ったそうで、映画のラストで二人が銀ブラする場面は溌剌としていました。
>「さぼうる」も憧れ。
原田ひ香さんの「古本食堂」の世界を味わいたいです。
おすしやカレー、ピロシキなど美味しそうな食べ物が盛り沢山でしたね
私は江戸川乱歩が通ったという天ぷら屋さんに入りました。
いいなあ~
憧れる!
私、乱歩ファンで前に東京で資料館行きたかったのですが、閉館日で残念でした。
立教大の中にあったでしょうか?
乱歩は三重県名張の生まれで、名張何度か行ってます。乱歩作品にちなんだ「二銭銅貨」というおせんべいや、「ひやわい」という「幻影城」にかけた和菓子。食べましたよ~
てか、食べることだらけですが。
トーハクの中の「表慶館」は、乱歩作品に出てきてあのらせん階段がいいんですよね。
本当、あちこち回りたいです。
今日もうだるような暑さです
>乱歩の天ぷら屋さんですかあ?
神保町シアターと三省堂の間くらいにある、創業90年を超える「はちまき」というお店です。
乱歩先生を囲んで撮った集合写真が店先に飾ってありますよ。
さすが hirorin さん、乱歩に関しても実に詳しくていらっしゃいます
>トーハクの中の「表慶館」は、乱歩作品に出てきてあのらせん階段がいいんですよね。
そうとは知らず、普通に上り下りしてしまいました
まったく「秘書にゃんこに小判」です
カレーの激戦区であるあの界隈で、例年ですと秋から「神田カレーグランプリ」が開催されます
なんだか『古本食堂』の珊瑚さんや美希喜ちゃんの姿が見えるような気がしませんか?