小春日和の暖かさに誘われて、銀座和光で開催中の工芸展を鑑賞しました。
昭和27年に始まった 本店中央のショーウィンドウ ディスプレイ
今回のテーマは「惑」(~12月25日)
各々異なる分野で独自の世界観を表現する、気鋭の作家4人による展覧会(~12月8日)
金箔やプラチナ箔を細長い線状や小片に切って文様を施す「截金(きりかね)」
私は、人間国宝である 故 江里佐代子さんの作品を初めて見たときから心酔し、
間近で鑑賞したくて京都迎賓館を訪れたのは、去年の春のことです。
京都迎賓館 藤の間
舞や箏(こと)の演奏、雅楽など、賓客に優雅な日本の伝統文化が披露される舞台。
異国の地で急逝した江里佐代子さん。
お嬢さんである江里朋子さんが「作家4人」のお一人で、
これはぜひ拝見しなくてはと、銀座に馳せ参じた次第です。
師匠や環境に恵まれただけでは継承できるはずのない伝統工芸の技術。
優美で荘厳な作品を堪能して参りました。
いつもの踊り場
円筒形の三愛ビルは跡形もなく、お隣の鳩居堂のレンガ色の壁が見えています。
銀座通りを挟んで向かい側に建つ銀座コアも閉店から久しく、囲いに覆われていました。
『銀座「四宝堂」文房具店』はシリーズ4冊目
文房具にまつわる話が温かく、銀座の路地裏にレトロな建物とポストを探したくなります。
『小さな恋のものがたり』でおなじみの、みつはしちかこさん 御年80と83の作品。
絵はもちろんのこと、手書きの文字を見ただけでみつはしさんと分かるほど見慣れていますが、
大病を患って絵も字も書けなくなり、リハビリを重ねてここまで回復されたとのこと。
今回10冊のうち4冊が高齢の方による作品ですが、来し方行く末に何を思うか、
孤独や不安をどのように受け止めているか、少し先の未来を説いてくれているように思いました。
お読みくださいまして、ありがとうございます。
銀座和光のクリスマスツリー に、
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師走の空は今日も冬晴れです
>初めて見たのは、京都迎賓館だったのですが、その繊細さにうっとり。
ガラスケースに入ったものをロープの外から眺めるのと違い、
京都迎賓館も、そしてこの度の和光も、
顔をくっつけるようにして拝観できるのがありがたいと思いました。
>金やプラチナを細い線に切るなんて~私には神業です。(なんせ、刺繍糸を通すだけで発狂レベルなので)
制作の映像を見ているだけで、思わず息を止めてしまいますよね。
>日本工芸展てほとんど高島屋でやるんですが、期間が短くて。
なかなか行けないです。
来年はどこでどのような催しが行われるのでしょうね。
美術館に博物館、機会を見つけて訪れたいものです。
初めて見たのは、京都迎賓館だったのですが、その繊細さにうっとり。
金やプラチナを細い線に切るなんて~私には神業です。(なんせ、刺繍糸を通すだけで発狂レベルなので)
日本工芸展てほとんど高島屋でやるんですが、期間が短くて。
なかなか行けないです。