読み終えたばかりの本『すべての、白いものたちの』
先日、ノーベル文学賞を受賞した韓国の小説家 ハン・ガン(韓 江)氏の作品です。
表紙の左上に書かれたハングルは「白い」を意味する「ヒン」という言葉で、
同じ「白」でも「ハヤン(真っ白な)」とは違い、作者曰く「生と死の寂しさをこもごも湛えた色」
産着、雪、骨、米など「白いものたち」を綴った、とても読みやすい連作散文詩です
えっと、、ヨン様のマグは「韓国つながり」とでも申しましょうか。
20年ほど前に友人から贈られたのですが、お顔がぐるりとプリントされているため、
どこから飲んでもヨン様に迫られるようで(迫っているのは私ですが)ドキドキします
折しも『冬のソナタ』の映画化が決まり、ドキドキに加えワクワクしています
『すべての、白いものたちの』はご覧の通り紙の白さが5種類あり、
それぞれの作品の中でフォントが変わるなど、内容以外にもこだわりが感じられます。
さて、今日10月27日は「読書の日」
終戦間もない昭和22年(1947年)、「読書によって平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、
書店、図書館、新聞、放送などにより「第1回 読書週間」が開催されました。
当初は1週間のみでしたが、素晴らしい反響があり、
翌年からは11月3日の「文化の日」を中心に2週間の開催となり、全国に広まりました。
大賞に選ばれた今年のイラストに、同じく今年の標語が描かれたポスター
世界の言語の数は、分類の仕方によって5000とも8000とも言われていますが、
その中で文字のある言語は、わずか400ほど。
聞いたことや思ったことが文字にでき、外国の書籍を日本語で読めることに感謝しつつ、
氏の次の作品を読み始めています
お読みくださいまして、ありがとうございます。
今日は「全英黒猫の日」でもあるそうです。
にゃんこと本を読みたくなるような 銀座のレトロな喫茶店 に、
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