祇園の夜の興奮冷めやらぬまま、翌日は兵庫県 芦屋市へと向かいました 
フランク・ロイド・ライト
の私としては、一度は訪れてみたいと願っていたヨドコウ迎賓館。
灘の造り酒屋当主である山邑(やまむら)氏の別邸を、日本に滞在していたライトが設計。
ライトが離日した後、弟子の遠藤新らにより大正13年(1924年)に竣工。
戦後は淀川製鋼所の所有となり、昭和64年(1989年)から「ヨドコウ迎賓館」として一般に公開されています。
ライト建築といえば、「帝国ホテル」(日比谷)、そして「自由学園明日館」(池袋)が思い浮かびますが、
宿泊客や生徒を対象にして設計された建物と異なり、こちらは個人の住宅。
そのためか、遠藤新設計の「加地邸(かちてい)」(葉山)を訪れたときの印象と重なるものがありました。
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ついにやって来ました
門から玄関までワクワクしながら歩きます
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車寄せ
ライト建築の特徴である栃木県産の大谷石を、内装・外装に多用しています。
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玄関
大谷石の水盤に、当初は屋上から雨水が流れてきたそうです。
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2階応接室
大谷石の暖炉に赤々と火が灯れば、身も心も温まったことでしょう。
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3階和室
ライトの設計には無かった畳敷きの和室は、施主の希望で後に取り入れられました。
窓や欄間の青い飾り銅板は、邸内の各所に用いられています。
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4階食堂
天井付近にライトらしい装飾が施されていますが、実用性は無さそうです。
三角形の小窓からは光が射し込み、夜には星空が眺められるようです
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4階食堂から外に出ると、まるで船の上のように細長く見晴らしのよいバルコニー
六甲の山並み、そして市街地や遠く大阪湾を望みます。
芦屋の駅を降りて小高い丘を登れば、斜面に建ち並ぶ邸宅と共にヨドコウ迎賓館は佇んでいます。
実は、亡き母の実家から二駅の街。
もしこの付近に住んでいたら、頻繁に訪れたのだろうか。。それとも関心を持つことなく過ごしたのかしら。
人生に「たられば」は無いと知りつつ、あれこれ想いを抱きながら芦屋を後にしました。
来てよかった
お読みくださいましてありがとうございます。
京都に戻りましたら、
ホテル前の二条城が ウクライナカラー にライトアップされていました。
京都市とウクライナのキーウ市は姉妹都市だそうです。
お手数をお掛けしますが、応援クリックをよろしくお願いいたします。
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フランク・ロイド・ライト
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灘の造り酒屋当主である山邑(やまむら)氏の別邸を、日本に滞在していたライトが設計。
ライトが離日した後、弟子の遠藤新らにより大正13年(1924年)に竣工。
戦後は淀川製鋼所の所有となり、昭和64年(1989年)から「ヨドコウ迎賓館」として一般に公開されています。
ライト建築といえば、「帝国ホテル」(日比谷)、そして「自由学園明日館」(池袋)が思い浮かびますが、
宿泊客や生徒を対象にして設計された建物と異なり、こちらは個人の住宅。
そのためか、遠藤新設計の「加地邸(かちてい)」(葉山)を訪れたときの印象と重なるものがありました。
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ついにやって来ました
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門から玄関までワクワクしながら歩きます
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車寄せ
ライト建築の特徴である栃木県産の大谷石を、内装・外装に多用しています。
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玄関
大谷石の水盤に、当初は屋上から雨水が流れてきたそうです。
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2階応接室
大谷石の暖炉に赤々と火が灯れば、身も心も温まったことでしょう。
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3階和室
ライトの設計には無かった畳敷きの和室は、施主の希望で後に取り入れられました。
窓や欄間の青い飾り銅板は、邸内の各所に用いられています。
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4階食堂
天井付近にライトらしい装飾が施されていますが、実用性は無さそうです。
三角形の小窓からは光が射し込み、夜には星空が眺められるようです
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4階食堂から外に出ると、まるで船の上のように細長く見晴らしのよいバルコニー
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六甲の山並み、そして市街地や遠く大阪湾を望みます。
芦屋の駅を降りて小高い丘を登れば、斜面に建ち並ぶ邸宅と共にヨドコウ迎賓館は佇んでいます。
実は、亡き母の実家から二駅の街。
もしこの付近に住んでいたら、頻繁に訪れたのだろうか。。それとも関心を持つことなく過ごしたのかしら。
人生に「たられば」は無いと知りつつ、あれこれ想いを抱きながら芦屋を後にしました。
来てよかった
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お読みくださいましてありがとうございます。
京都に戻りましたら、
ホテル前の二条城が ウクライナカラー にライトアップされていました。
京都市とウクライナのキーウ市は姉妹都市だそうです。
お手数をお掛けしますが、応援クリックをよろしくお願いいたします。
>Julietさん、ハードスケジュールじゃなかったのですか?
猛暑の中、京都を拠点に滋賀から兵庫まで廻りました~
>姪は、M女に中学から大学まで行ってたので、学校行事で行ったことがあるみたい。
もしや、ただいま見学中止のあの女子大でしょうか
旧 山邑邸で、帝国ホテルの林愛作が夢を語り、遠藤新が図面を引いたという。。
いつのことになるか分かりませんがリストアップしているんです
>あっ、大山崎山荘行かれましたか?
あそこも建築すばらしいです。
美術館になってるし。
山崎は
駅の反対側にアサヒビールがあったとは
>関西って秘かに名建築の宝庫なんですよね。
いやいや、堂々とした宝庫ですよ
でも、いつでも行けると思うと、逆になかなか行かないものなんですよね。
また行きたいなぁ。。関西からは目が離せません
Julietさん、ハードスケジュールじゃなかったのですか?
すごいなあ~
あそこ、近いしとか思って全然行ってないんですよ。
姪は、M女に中学から大学まで行ってたので、学校行事で行ったことがあるみたい。
芦屋は、谷崎潤一郎記念館もあるし、行こうと思えばいつでも行けるけど行ってないという!
あっ、大山崎山荘行かれましたか?
あそこも建築すばらしいです。
美術館になってるし。
関西って秘かに名建築の宝庫なんですよね。