中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

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経営余力がある中で廃業を決断している!

2014年09月02日 04時43分26秒 | 中小企業白書(2014年版)を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2014年版)276ページ「第3-3-23図 廃業した組織形態」をみましたが、今日は278ページ「第3-3-26図 廃業時の資産と負債の状況」をみます。

廃業時の資産と負債の状況を下左図から見ると、資産超過、若しくは資産と負債が均衡している者が約8割を占めており、また、廃業時点の経営状況について下右図から見ると、経常黒字の企業が5割弱、経常赤字が1期のみの企業を含めると6割超に達していることが分かります。

このように廃業した企業の多くが、経営余力がある中で廃業を決断していることが分かりますが、これについて白書は、経営者の高齢化や事業の将来性が見通せない中で、経営余力があるうちに事業を閉じておこうという経営者の判断が感じられる、としています。

経営余力があるうちに事業を閉じることができるのも経営者の先見性と思いますが、では、どのようなタイミングで廃業を決断したのでしょうか。明日、見ていきます!

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