中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

海外展開の相談はどこにするか?

2014年09月25日 04時52分02秒 | 中小企業白書(2014年版)を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2014年版)352ページ「第3-4-46図 輸出企業が直面している課題・リスク」をみましたが、今日は354ページ「第3-4-48図 経営課題別の海外展開に関する相談相手」をみます。

下図により、経営課題別に海外展開に関する相談の相手を見ると、営業・販路開拓についてジェトロに相談する企業の割合や、資金調達について政府系金融機関に相談する企業の割合は、ある程度高いことが分かります。

次に、現在は輸出を実施していないが、輸出に関心のある企業が、海外展開について相談している相手を見ると、「取引先・同業企業等」と回答する企業が最も多く、「ジェトロ」、「現地日系企業・現地邦人」、「現地地場企業」と続いていることが分かります。

白書はこの状況について、概して海外展開の相談において、公的な海外展開支援機関の利用率は、あまり高いとはいえない。

一方で、相談相手はいないと回答する企業もそれぞれの経営課題でかなりの割合を占めており、政府としても何らかの対応が必要とされる、とあります。

現場では「あそこは何もしらない!してくれない!」、「役に立たない!」といった声を聞きますし、私もこういう感想を持った経験が多々あります。

しかし、相談というのは、組織の方向性やその相手の資質や能力に大きく左右されてしまいます。
よって、あくまでも自分で解決する!という意識を持つことが突破に繋がると考えましょう!

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