毎月来るカメラの月刊誌をみていたら、構図について特集があった。
その中で、少し悩みが溶けた気がした、一文。
写真家 高梨 豊氏 の構図についての覚書
物事と言う言葉がありますが、写真家には「コト」を写す写真家と、「モノ」を写す写真家の二通りがあります。モノよりの作家の場合、構図を重点的に考えて作品を作り上げることができますが、コトを写す場合には構図がすべてとは言い切れません。
私が写真を撮る際に重視するのは、構図よりも被写体に何が起こっているかという「コト」です。そのため、画面に余分な物が入っていたり、安定性を欠いた構図になる場合も多々ああります。もちろん、シャッターを切るときは4隅まできちんと見てから撮りますが、たとえ余分なものが入っていたとしても、私がとらえたい「コトが移っていればそれでよしとしてしまうのです。
高梨豊氏 1935年生まれ
1964 日本写真評論家協会賞新人賞受賞
2012 第30回土門拳賞受賞
私は、山野の名も無い花を写してきましたが、仲間と出掛けると、無機質な町や、建物を写そうと誘われます。余り都会には親しみを感じませんので、硬質の面白くない写真しか撮れません、なんとか心に残るシャッタチャンスが無いかと思いましたが、そういうセンスがないことに気がつきました。
やはり下を向いて今までどおり、野原の花をとることにしました。
好きだと思えば、そういう気持ちが少しでも感じられるものが写したいと思ったのです。
花の持つ心が写せないかと思っていました。
一年に一度の花の季節、体力と気力を充実させて、「コト」の中の「モノ」、その心、風情、環境、四季折々の花の心が写せれば幸せです。
好きなら何度も季節を待っています。
そしていつか光や構図がすぐにレンズの眼の中に見えてくるようになるまでカメラをもっていたいと思っています。
その中で、少し悩みが溶けた気がした、一文。
写真家 高梨 豊氏 の構図についての覚書
物事と言う言葉がありますが、写真家には「コト」を写す写真家と、「モノ」を写す写真家の二通りがあります。モノよりの作家の場合、構図を重点的に考えて作品を作り上げることができますが、コトを写す場合には構図がすべてとは言い切れません。
私が写真を撮る際に重視するのは、構図よりも被写体に何が起こっているかという「コト」です。そのため、画面に余分な物が入っていたり、安定性を欠いた構図になる場合も多々ああります。もちろん、シャッターを切るときは4隅まできちんと見てから撮りますが、たとえ余分なものが入っていたとしても、私がとらえたい「コトが移っていればそれでよしとしてしまうのです。
高梨豊氏 1935年生まれ
1964 日本写真評論家協会賞新人賞受賞
2012 第30回土門拳賞受賞
私は、山野の名も無い花を写してきましたが、仲間と出掛けると、無機質な町や、建物を写そうと誘われます。余り都会には親しみを感じませんので、硬質の面白くない写真しか撮れません、なんとか心に残るシャッタチャンスが無いかと思いましたが、そういうセンスがないことに気がつきました。
やはり下を向いて今までどおり、野原の花をとることにしました。
好きだと思えば、そういう気持ちが少しでも感じられるものが写したいと思ったのです。
花の持つ心が写せないかと思っていました。
一年に一度の花の季節、体力と気力を充実させて、「コト」の中の「モノ」、その心、風情、環境、四季折々の花の心が写せれば幸せです。
好きなら何度も季節を待っています。
そしていつか光や構図がすぐにレンズの眼の中に見えてくるようになるまでカメラをもっていたいと思っています。
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