Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

流浪の「ネット」民

2014-12-05 00:30:00 | コラム
まずは、動画から。

映画ファンのあいだでは「いまそこ」と略されることの多い米映画、『今そこにある危機』(94)で最も感心したシーン。

この映画ほど、「小道具としてのパソコン」を上手に扱った作品はない―そう思うから。

※簡単にいえば・・・パソコンを用い、主人公と敵が情報を取り合っている





そういえば自分、基本はアナログ人間だったんだ―と、ときどき自嘲する。

いまはスマホ(2台目)×タブレットを「なんとか」使いこなしているが、ケータイそのものを持つのも割と遅いほうだった。

ケータイを持つようになったのは、サントリーのBOSS電2が当選したから。
2000年だから、自分が26歳のときである。

その前年、緊急連絡としてのツールがないために仕事で大恥をかいた。

しかし必要に迫られてケータイは持ったが、パソコンはない。
だからシナリオは手書きで仕上げていた。
まだライターではないから「それで構わなかった」が、パソコンがないことで、なかなかライターになれなかったことも事実。

そんなある日、知人から使わなくなったウィンドウズ98搭載のパソコンをもらった。
動いたのは数日間だけで、すぐにショートした。

ネット文化が浸透する前夜の出来事―。
まだISDNが登場したばかりのころで、それほどネットを重要と考えていたわけではない。
ないけれども、「やってみよう」と思った直後にそれを取り上げられたような気がして、なんだかイライラした。

そうして、パソコンを購入した。

ネット開通後、すぐにブログ(の、ようなもの)に登録し、
日記にしては「語りかけ」が強く、批評にしてはことばが「崩れ過ぎ」なコラムの更新を始めた。

2001年の末の出来事。
それから職務中の事故や帰郷などで数日休むことはあったが、「ほぼ日刊」で更新を続けている。

もう14年、年間350本更新したとして、4900本くらい仕上げたかな。

最初は400字程度だったものが、いまは平均1700字。
それらがすべて、ネット空間に浮遊している―宇宙より無限とはいうけれど、なかなかに汚しているじゃないかと。


簡易ブログの元祖のようなOCNカフェでスタートし、そこが閉鎖するからと過去記事をOCNブログ人に保管、通常ブログをgooで更新するようにした・・・のが、約2年前。

そうしたらば今度は、ブログ人が閉鎖ときたもんだ。
保管されている過去記事はどうしよう? と一瞬思ったが、本ブログはすでに1000を超えている。
よほどの暇人でもないかぎり過去記事は追えないだろう、じゃあパソコンに保存するだけでいいや! と決めて、少しネット上の掃除を展開してみた。


うん、ちょっとだけすっきりしたかな。


書けなくなるまで―つまり死ぬまでブログはやめないと思うので、すぐに過去記事分くらいの文章は仕上げられると思う。

こんな「視覚的に」うるさいヤツでよかったら、これからも仲良くしてくださいな笑

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『怒れる牡牛の物語:最終回』

コメント (2)
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