Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(107)

2014-12-24 00:10:00 | コラム
きょうはクリスマスイヴなので、柄じゃあないが、たまにはいいでしょう、クリスマスのことを書こう。

クリスマスを描いた映画といえば、挙げ切れないくらいに沢山ある。
たぶん、大晦日や元旦を描いた映画より多いだろう。
現実社会では大晦日や元旦のほうが劇的なのだけれども、クリスマスはロマンチックだからね。

『ダイハード』(88)でもマクレーンがタカギ社長に聞いている、

「日本でもクリスマスを祝う?」と。

それに対しタカギ社長はこう返す、

「日本は柔軟なんですよ」

うん、それに尽きると思う。
現代でも違和感が残る(日本における)ハロウィンだが、あと10年もすれば「かなり」馴染んでいるかもしれないし。


いつもの繰り返しになるが、ここ20年、、、いや、生まれてからずっと、自分にとってのクリスマスはチキンを喰らう日であって、教会に行く日でもなければ、素敵なデートを楽しむ日でもない。

チキンチキンチキンチキンチキンチキンチキンチキンチキンチキンチキンチキンチキン、
一口だけケーキ、
チキンチキンチキンチキンチキンチキンチキンチキン、
一口だけケーキ、
チキンチキンチキンチキンチキンチキン、最後にケーキ…みたいな感じ。

そんな自分でも、若きフリーターだったころはアルバイトのシフトに「24日だけ×印」をつけていたものだ。
25日は無問題、でも24日は「予定がなくても休みたい」―そんな、フツーの若者だったわけですよ。

見栄です、見栄。

いまはそういう歳じゃないからね、あぁそうですよ、キチン馬鹿喰いしてシコッて寝るだけですよ―と、初対面のひとにだっていえるようになった。

時代的にも10年くらい前と比べると、みんなそれほど気にしなくなったようにも思う。
そりゃ企業はいろいろ売りたいから煽るが、はしゃぐのは子どもたちくらいなんじゃないか。

恋人たちにとっては、現代でも素敵なイベントであることに変わりはないが。
背景が整っているものねぇ、冬とイルミネーションと、ときどき雪と。

♪ 日本じゃ真冬のクリスマス、オーストラリアじゃ真夏のクリスマス ♪
(ももクロ、『サンタさん』より)


というわけで。
今回の初体験シリーズは、クリスマスに「初めて女子と過ごしたとき」のエピソードを綴ってみる。


まずは、いつものとおり映画から。

以下、思いつくままクリスマスの映画を―。


『ラブ・アクチュアリー』(2003)
『三十四丁目の奇蹟』(47)
『3人のゴースト』(88)
『スモーク』(95)
『戦場のメリークリスマス』(83)
『クリスマス・キャロル』(70)
『ホーム・アローン』(90)
『素晴らしき哉、人生!』(46)
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(93)
『あなたが寝てる間に…』(95)
『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』(89)
『バッド・サンタ』(2003)
『グレムリン』(84)
『クリスマス・ストーリー』(2008)
『大停電の夜に』(2005)
『サンタが殺しにやってくる』(80)
『恋におちて』(84)
『スマイル 聖夜の奇跡』(2007)
『ホワイト・クリスマス』(54)
『サンタクローズ』(94)


・・・そして、もちろん『ダイハード』。

まだまだあるけどね、このくらいでいいか。


ちなみに高校2年生のころ、ダサダサだった自分は他校に通うヤンキー女子高生に惚れて、通学中に恋文を渡した。
自分がバイトしていた映画館『清流』で上映中の『ダイハード2』(90)に誘ったのだが、まぁ予想通り振られた。

だからこれは初体験シリーズのエピソードではなく、単なる前フリである。

それから4年後の21歳のとき、初めて女子とクリスマスを過ごすことになった―。

つづく。





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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(108)』

コメント (2)
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