Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

Silent Siren

2015-08-04 05:51:15 | コラム
バンド名から連想する映画を挙げていくシリーズの、きょうは第二弾。

読者モデルの女子たちが組んだバンド「Silent Siren」は、まぁ想像に難くないが批判されることも多い。

歌唱力はアレだしパフォーマンスも「…」だし、ということなのだろうが、ラジオ局NACK5の取材をしていた関係で、自分は、好きでもないが嫌いにもなれない。

バンドとして、という意味ね。
女子としてなら、4人とも大好きだ。

とくに、あいにゃん(山内あいな・ベース担当、トップ画像の左)がね。

バンド名の由来は「サイレンとサイレント、が、正反対のことば」というのが面白かったことから、、、らしい。


サイレンといえば、パトカーか救急車のそれだ。

自分は中からも外からも聞いたことがあるが、同じ音でも随分とちがうように聞こえるところが不思議だなぁと。

靭帯をやってしまったとき、痛みはあるが意識ははっきりしているので、隊員のひとに話しかけてみた。

「けっこう大きな音のはずなのに、車内には響いてこないんですね」
「あぁ、そうかもしれません」
「なんか面白いですね」
「毎日聞いていると、あまり疑問には思わなくなりますけど」
「・・・あの、うるさいですか、自分(笑う)」
「そんなことないですよ、それで落ち着くのであれば、どんどん話しかけてください」

・・・落ち着きたかったのかなぁ、自分。


以下、個人的に印象に残る「映画のなかのサイレン音」。


※広義の意味におけるサイレンとした


(1)『ダイハード』(88)

妻ホリーの同僚で、犯人グループに殺されてしまうエリスが、大挙してやってきたパトカーのサイレンを聞いてヒトコト。

「あの音も、悪くないねぇ」

それは、そのとおり。

(2)『救命士』(99)



眠れない救命士が鳴らすサイレンは、過剰なほどにけたたましい。

(3)『テルマ&ルイーズ』(91)



女ふたりを追うのは、軍隊レベルの警官隊たちだ。

(4)『ヤッターマン』(2009)

上位3つに比べれば、なんて穏やかなサイレンだろう。

(5)『キャノンボール』(81)

清々しいサイレン。




(6)『セブン』(95)

異様な映像美ばかりが注目されたが、音作りも素晴らしい。

とくにサイレンと、ヘリコプターの音。

(7)『眠らない街 新宿鮫』(93)

この映画で聞くサイレンこそ、我々が日常で触れるサイレン。

(8)『プロジェクトA』(83)

海軍警備隊たちが吹く、笛。

(9)『太陽を盗んだ男』(79)

日本のパトカー、大集結!! みたいな。

(10)『火垂るの墓』(88)

空襲警報。

最も聞きたくないサイレンだろう、たぶん。
『ダイハード』のエリスだって、それに異を唱えないはずである。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『The Rolling Stones』

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする