夏の映画が出揃ったので、偏差値でランキングをつけてみる。
<ランクA ~偏差値70~>
『野火』
大岡昇平の戦争文学を、インディーズの雄・塚本晋也が執念の映画化。
手加減なしの濃密な90分は、空虚な180分の大作以上に疲労困憊になる。
<ランクB ~偏差値60後半~>
『この国の空』
脚本家・荒井晴彦が久し振りにメガホンを持った力作。
戦後70年だからか、今夏は戦争を扱った日本映画が目立つが、兵士であったり市井の民であったり政治家であったりと、主人公が「かぶっていない」ので、それぞれ等しく観る価値がある、、、と思う。
<ランクC ~偏差値60前半~>
『ジュラシック・ワールド』
(少なくとも)スピルバーグが撮った第二弾よりも、出来がいい。
テクノロジーの進化ではなく、サービス精神の過剰さに感心した。
『バケモノの子』
前作には及ばぬが、なんとなく「ポスト宮崎駿」の立場になってしまった細田守という男の覚悟が感じられ、好感が持てる・・・というか、応援したくなってしまうのだ。
<ランクD 偏差値50>
『日本のいちばん長い日』
長さを感じさせない、緩急をつけた演出がよかった。
モックンの昭和天皇も、悪くない。
『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』
トム・クルーズの「ひとりサーカス」を見せられている気分だが、では凡庸かといえば、そんなこともない。
まったくもって、一流のサーカスなのである。
<ランクE 偏差値40>
『進撃の巨人』
公開前から「否」の目立った作品だが、原作と無縁の人間からすれば、まあまあ楽しめた。
大絶賛! というわけにはいかないが、特撮部分におおいに感心。
☆
☆
☆
☆
☆
<ランクF 偏差値30前半>
『HERO』
チンカス。
いや、チンカス以下か。
とりあえず、コンジロームと評しておこう。
つまり性病と同じくらい厄介で、有害な映画であると。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『昔の話だ。いまは我々と同じく、小便するために深夜に目を覚ます。』
<ランクA ~偏差値70~>
『野火』
大岡昇平の戦争文学を、インディーズの雄・塚本晋也が執念の映画化。
手加減なしの濃密な90分は、空虚な180分の大作以上に疲労困憊になる。
<ランクB ~偏差値60後半~>
『この国の空』
脚本家・荒井晴彦が久し振りにメガホンを持った力作。
戦後70年だからか、今夏は戦争を扱った日本映画が目立つが、兵士であったり市井の民であったり政治家であったりと、主人公が「かぶっていない」ので、それぞれ等しく観る価値がある、、、と思う。
<ランクC ~偏差値60前半~>
『ジュラシック・ワールド』
(少なくとも)スピルバーグが撮った第二弾よりも、出来がいい。
テクノロジーの進化ではなく、サービス精神の過剰さに感心した。
『バケモノの子』
前作には及ばぬが、なんとなく「ポスト宮崎駿」の立場になってしまった細田守という男の覚悟が感じられ、好感が持てる・・・というか、応援したくなってしまうのだ。
<ランクD 偏差値50>
『日本のいちばん長い日』
長さを感じさせない、緩急をつけた演出がよかった。
モックンの昭和天皇も、悪くない。
『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』
トム・クルーズの「ひとりサーカス」を見せられている気分だが、では凡庸かといえば、そんなこともない。
まったくもって、一流のサーカスなのである。
<ランクE 偏差値40>
『進撃の巨人』
公開前から「否」の目立った作品だが、原作と無縁の人間からすれば、まあまあ楽しめた。
大絶賛! というわけにはいかないが、特撮部分におおいに感心。
☆
☆
☆
☆
☆
<ランクF 偏差値30前半>
『HERO』
チンカス。
いや、チンカス以下か。
とりあえず、コンジロームと評しておこう。
つまり性病と同じくらい厄介で、有害な映画であると。
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明日のコラムは・・・
『昔の話だ。いまは我々と同じく、小便するために深夜に目を覚ます。』