・・・いや、バンドの話じゃなくってね。
といいつつ、最初はそこから始めましょうか。
先日の「美女100選」には漏れたが、「SEKAI NO OWARI」のピアノ担当SAORIちゃんも悪くないなぁと。
やや暗い感じがそそるというか、こういう子はエッチのときは意外と積極的になるものだ。
なんの話だ?
まぁいいや。
彼らのバンド名は一見「後ろ向き」だが、そんなことはなく「前向き」な意味をこめているのだそうだ。
世界の終わりといえば、連想するものはふたつ。
ひとつが、村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』。
もうひとつが、終末論。
未来は明るいものではなく、絶望的な暗さが支配している―なぜか物語の世界には、そういうものが多い。
「なぜか」ってことはないのか、そのほうが物語としては動き出し易いから。
その暗い世界のなかで、主人公たちがどう生きていくかっていうのがテーマになるわけだし。
そこできょうは、終末観「濃厚」な映画の10傑を展開してみよう。
あなたの想像する50年後は、どんな世界ですか―。
ん、自分?
そうだなぁ、、、ヒトがどうなっているかは分からんが、少なくとも、いまの3~4度は気温が上昇していることはたしかだろうねぇ。
※広義の意味における「終末」とする
※※意外とベタなセレクトとなったが、つまりクラシックというのは「やっぱり」すごいということ、なのだろう
(1)『ブレードランナー』(82)
映像表現としては見事だが、この世界に生きるひとびとが、ちっとも幸福に見えないのが気になる。
(2)『クラッシュ』(96)
オスカー受賞作ではなく、クローネンバーグのほうね。
自動車事故の衝撃でしか性的快楽を得られなくなった「イタい」ひとたちを描く。
性交描写が「すべて」後背位というのも奇妙だった。
(3)『マッドマックス』(2015)
オリジナルではなく、現在公開中のバージョンを敢えて。
やり過ぎ感が極まっているが、中途半端に不幸なら、ここまで狂った世界のほうが「ひょっとすると」生き易いのかも。
(4)『12モンキーズ』(95)
SFだが、「あり得なくもない」と思わせる物語の力強さがある。
(5)『風の谷のナウシカ』(84)
「最終戦争」後の世界を描く。
腐海の放つ瘴気毒こそ、終末の象徴だ。
(6)『博士の異常な愛情』(64)
世界の終わりかたとしては、これが最もリアリティがある。
(7)『ターミネーター2』(91)
ヒトが原因で起こる世界の危機を、ヒトが造ったロボットが救う。
キャメロンもスピルバーグも、核の部分では同じ考えの持ち主だと思った。
(8)『アイ・アム・レジェンド』(2007)
主人公と、ワンちゃんだけの世界。
生き残るっていうのは、寂しいことなのだよ。
(9)『ブラインドネス』(2008)
視界が失われたことによる混乱を描く。
綻びが散見される映画だが、その恐怖だけは伝わってくる。
(10)『ウォーリー』(2008)
登場するヒトが、みんな極度の肥満体になっているところがゾッとする。
でもほんとうに、そうなる可能性が大きいよね。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『Silent Siren』
といいつつ、最初はそこから始めましょうか。
先日の「美女100選」には漏れたが、「SEKAI NO OWARI」のピアノ担当SAORIちゃんも悪くないなぁと。
やや暗い感じがそそるというか、こういう子はエッチのときは意外と積極的になるものだ。
なんの話だ?
まぁいいや。
彼らのバンド名は一見「後ろ向き」だが、そんなことはなく「前向き」な意味をこめているのだそうだ。
世界の終わりといえば、連想するものはふたつ。
ひとつが、村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』。
もうひとつが、終末論。
未来は明るいものではなく、絶望的な暗さが支配している―なぜか物語の世界には、そういうものが多い。
「なぜか」ってことはないのか、そのほうが物語としては動き出し易いから。
その暗い世界のなかで、主人公たちがどう生きていくかっていうのがテーマになるわけだし。
そこできょうは、終末観「濃厚」な映画の10傑を展開してみよう。
あなたの想像する50年後は、どんな世界ですか―。
ん、自分?
そうだなぁ、、、ヒトがどうなっているかは分からんが、少なくとも、いまの3~4度は気温が上昇していることはたしかだろうねぇ。
※広義の意味における「終末」とする
※※意外とベタなセレクトとなったが、つまりクラシックというのは「やっぱり」すごいということ、なのだろう
(1)『ブレードランナー』(82)
映像表現としては見事だが、この世界に生きるひとびとが、ちっとも幸福に見えないのが気になる。
(2)『クラッシュ』(96)
オスカー受賞作ではなく、クローネンバーグのほうね。
自動車事故の衝撃でしか性的快楽を得られなくなった「イタい」ひとたちを描く。
性交描写が「すべて」後背位というのも奇妙だった。
(3)『マッドマックス』(2015)
オリジナルではなく、現在公開中のバージョンを敢えて。
やり過ぎ感が極まっているが、中途半端に不幸なら、ここまで狂った世界のほうが「ひょっとすると」生き易いのかも。
(4)『12モンキーズ』(95)
SFだが、「あり得なくもない」と思わせる物語の力強さがある。
(5)『風の谷のナウシカ』(84)
「最終戦争」後の世界を描く。
腐海の放つ瘴気毒こそ、終末の象徴だ。
(6)『博士の異常な愛情』(64)
世界の終わりかたとしては、これが最もリアリティがある。
(7)『ターミネーター2』(91)
ヒトが原因で起こる世界の危機を、ヒトが造ったロボットが救う。
キャメロンもスピルバーグも、核の部分では同じ考えの持ち主だと思った。
(8)『アイ・アム・レジェンド』(2007)
主人公と、ワンちゃんだけの世界。
生き残るっていうのは、寂しいことなのだよ。
(9)『ブラインドネス』(2008)
視界が失われたことによる混乱を描く。
綻びが散見される映画だが、その恐怖だけは伝わってくる。
(10)『ウォーリー』(2008)
登場するヒトが、みんな極度の肥満体になっているところがゾッとする。
でもほんとうに、そうなる可能性が大きいよね。
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明日のコラムは・・・
『Silent Siren』