Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(135)

2015-08-29 05:36:21 | コラム
ぐりーんべ「れー」→「れー」ざーびーむ(レーザービーム)

♪ ストレイト、ドキドキする 視線はまるでレーザービーム

こころをシュワりと突き刺すの、虹色のラブビーム ♪

Perfume『レーザービーム』より

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レーザーと聞いてすぐに想起するのは、手術における技術。
医療について明るくないのでよく分からないが、現代はレーザーメスとかを用いてサクサク? 切っちゃうわけでしょう皮膚を。

そういえば『フェイス/オフ』(97)で、ジョン・トラボルタの顔面をレーザーで切り取る(!!)シーンがあったっけ。

それから、イチローのレーザービーム。
捕殺、と表現してもいいかな。

新庄くんも得意だったが、イチローのそれには敵わない。




自分なんか草野球でキャッチャーをやることが多いのだが、こんなスピードで二塁まで投げられないし、そういえば盗塁を刺した記憶さえないのだった。

まぁ、体型で選ばれただけ、、、だからね。


映画の世界でレーザーといえば、やっぱりSFの世界である。

誰もが想起するであろう作品は、冬に新作が控えている『スターウォーズ』(76~)のシリーズ。

ライトセーバーのことね。
この名称に落ち着くまでは、ライトサーベルなどとも呼ばれていた。



誰もが使いこなせるわけではない、いやその前に、持つだけでも資格の要る武器のようで、あれを持つというだけで位が上、、、ということなのだ。

ハン・ソロ「爺さん、あんたなかなかの使い手だそうじゃねぇか。最近じゃあんなチャンバラは見かけなくなった」


ライトセーバー以外でいうと、ミサイル「の、ようなもの」も広義の意味で捉えればレーザービームといえそう。



レーザービームを背景に散りばめた―という表現は適切ではないが、そんな感想を抱いたのが『トロン:レガシー』(2010)である。

目に楽しい映画だが、なんか無駄に疲れたな。




いずれにしても。
自分のような「昭和脳」のままのオッサンにとっては、近未来的。SF的。
ではあるものの、じつはすでに多くの分野で実用化されていて、「平成脳」にとっては、それほど珍しくないこと―なのかもしれない。

そういえば。

「なにを見ても」「なにに触れても」驚かない、感情を動かされない平成生まれのアンちゃんに会った。

彼は自分のことを「クールでしょ」みたいな感じで表現していたのだが、いやいや、それをクールと呼ぶのであれば、自分はクールにならなくていいや、と正直思ったよ。


ダサくてもいい、新しいものに触れたときは、いっつも大袈裟に驚く・慄くオッサンであろう・・・そう決意した初秋である。





あすのしりとりは・・・
れーざーびー「む」→「む」かでにんげん。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(136)』

コメント (1)
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