Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

smileじゃ、勝てそうもない

2015-10-22 05:48:15 | コラム
大晦日に久し振りの大型格闘技イベントが開催されることが決定―たいへんに喜ばしいことだが、率直にいって「RIZIN」というネーミングが気に入らない。

「風神雷神」の「雷神」をかけているのかな、気持ちは分かるけど古臭い。
同じ古さでも「戦極」は「らしさ全開」で振り切り、格好良かったのだが。

「PRIDE」の響きが完璧だったというのはあったろう、あれを超えろとまではいわないが「RIZIN」は「ない!」んじゃないかな~。
誰かが「RIZAP」と間違うといっていたが、あぁなるほどと思ったしね。

本気で五輪競技を目指している米国は、それゆえに「UFC」という物語性を感じさせないネーミングを採用した。
さすがだと思う。

じゃあどうすればいいのか。
と問われてもパッとは出てこないが。

日本はいろんな面でガラパゴス化の傾向にあるというが、
今大会は六角形や八角形のケージではなく四角いリング、5分3ラウンドではなく10分5分5分の変則的ルールでおこなわれるという。
ちょっと過去にこだわり過ぎのような気がする、世界標準がケージ/5分3ラウンドになっているのにね~。

「UFC」への対抗心が明らかで、しかし「非UFC」との協力関係で開催されるのであれば、諸外国のファイターたちにとっては、ケージ/5分3ラウンドのほうが戦い易いのでは? とも思う。

まぁ、やってみなければ分からない面もあるだろう。
いちどきりの開催ではなく、ここからスタートする「継続的なイベント」らしいから。


大会名について書いたので、ついで、、、ではないが、リングネームについて。

今大会でMMAデビューを飾るRENAは、ネーミングという点において成功している。



現代にマッチしているというか。

顔つきも、RENAっぽい? し。


いまとなっては「ビミョー」と感じてしまうのが、桜井゜マッハ゜速人、山本゜KID゜徳郁だろう。

ファンのあいだでは、マッハ・KIDで通じるメジャー選手である。

常々いっていることだが、彼らは強いから「いまでも、ぎりぎり」ダサく映らないが、弱かったら改名しなきゃいけないくらい「ビミョー」なんだと思う。

魔裟斗なんて「ビミョー」どころか「完全にアウト!」だし。

それを考えると、アソコがでかいという理由で「ディック」と冠したディック・ミネはほんとうにすごい。
いまでもハイセンスと感じられるのだもの!!


自分だってね。
まだ骨折もせず半月板も正常で靭帯が生きていたころ、一生懸命に練習して「アマチュアデビューするか?」と師匠に声をかけられたことがあったんだよ。

そのときにはやっぱり、リングネームを真剣に考えたものである。

友人たちは声をそろえて「スマイルがいい」という。

いつもニコニコ(ヘラヘラ?)しているから。

『ピンポン』じゃないんだから!!




牧野゜スマイル゜光永

ダサッ!
弱そう!!

ダメだ、英語にしてみよう。

牧野゜smile゜光永

・・・・・。

やっぱり勝てそうもない。
ゴングが鳴ってすぐにストレートを喰らい、失神負けだろう。


―かように、ネーミングというのは難しいものなのである。





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明日のコラムは・・・

『映画だ祭りだ忙しいぜ!!』
コメント (2)
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